横尾忠則さんの言葉です
「脳の考えは、自我的なものです。身体は脳とちがってもっと正直です。身体はウソはつかないですが、脳はいくらでもウソをつく。今は脳社会。脳が問題を起こしたりする。そうじゃなくて、身体が、身体自体を脳に置き換えてしまった方がいいんです。ぼくはそれを「肉体の脳化現象」と呼んでいます。肉体を脳化してしまう。身体は考えはしません、感じるだけなんです。」
感じることの尊さを現代に投げかけているんだと思う。
俺はパントマイムが好きなので、なんでもパントマイムに置き換えて考えます。
「身体も嘘をつくんです」でも、この「嘘」は脳とは違う「嘘」だと思ってる。
拙い身体表現だから「嘘」に見えてしまうということです。
本当に感じることができていれば身体は嘘をつかない。
でも、感じている風に演じていては「嘘」になる。
ここだよね、面白いのは。
ルールの中で「感じ切る」力が必要なのさ。
そうすると自由に表現の世界を羽ばたける。
やっぱ、おもしろいじゃん!
パントマイムww
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一