「瀬戸内国際芸術祭」も秋の部の最終日が迫ってきたので、行ってきました。
塩飽本島を後回しにして高見島に向かいました。
屋島のようにテッペンがフラットです。
港にもゆっくり動くオブジェがありました。
看板には島の成り立ちや植生が書いてありました。
中塚家の立派な石垣です。
山下茜里作の「Re:mind」です。
畳の下に目があるような感じの紅い床と、外に見える瀬戸内の青い海や空がいい感じでした。
家人はきっとここからそんな風景を楽しんでいたんでしょう。
水栓の下の「水撥ね防止の瓦?」がおしゃれです。
こんな感性は大切ですね。
こんな場所で暮らしていて磨かれた感性から出たのかな?
島は何処へ行くにも坂道です。まるで尾道を小型化したような感じです。
鉄羅佑作の「通りぬけた家」です。
大雨や台風の時は大変そうです。
鈴木健太郎作の「かたちつくられるもの」です。
天井にまで作品がありました。
人形を絶たせてカメラを構えている人も居ました。
「大聖寺」では山門を「すもうとり」が支えていました。
中島伽耶子作の「うつりかわりの家」です。
アチコチから入ってくる日の光が幻想的な雰囲気を作っていました。
プリズム効果なのかアチコチに光の輪ができていました。
屋根には陽の光を取り入れるためか?アクリルのような小さな物が沢山立っていました。
藤野裕美子作の「過日の同居」です。
土間には大きな「イモ蔵」がありました。自分の背丈くらいもありました。
階段の横には昔踏み台として使ったことのある椅子?のようなものが有りました。
竹腰耕平作の「高見島の木」です。
家の中まで水を求めて根を延ばしていたようですね。
村田のぞみ作の「まなうらの景色」です。
ステンレスの針金が沢山繋がれていて何とも幻想的な空間を感じさせてくれました。
学校の上には、360年前に積まれたという「六社通りの石垣」が続いています。
これだけの石を運んできて、積んだのは島総出だったのかもしれませんね。
グルーッと廻って港へ帰ってきました。
港では、キリンが手を振って迎えたり、送ってくれたりしました。
さて戻って本島を廻ることに・・・