エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

千の風になって

2020-10-24 07:06:42 | 日記
久々に 叔父の “お墓” を 参拝して来ました。 お墓がある 室蘭墓地(望洋台霊園)に立ち 風に吹かれると、ある曲を思い出しました。「千の風になって」   ♪  私のお墓の前で 泣かないでください~ そこに私はいません~ 眠ってなんかいません 千の風に~ 千の風になって~ あの大きな空を~ 吹きわたっています~ ♪   2001年 「新井 満」が、アメリカ合衆国発祥の歌詞を 日本語に訳したもので「秋川 雅史」 が歌い大ヒットした名曲です。 

◎「秋川 雅史」

宗教・宗派によって、故人を弔う形は様々です。 お墓に花をたむけ 手を合わすのも、話し掛けるのも 自由だと思います。 ほんの一時、故人を思い出すだけで供養になる筈です。「そこに私はいません~」それは分かっています。 何の思惑もなく「もう一度 会いたい」と願うだけで、供養になると思います!

市営・室蘭墓地は、日本屈指の眺望を誇ります。 墓地に適した土地が 市街地に無かった為、室蘭岳の中腹に追い遣られた事実もありますが、とにかく眺めは抜群です。 室蘭市街・噴火湾・駒ヶ岳 を見渡せ、日当たりも良く静かです。 出来れば私も、“望洋台霊園” に 自分の墓を建てたいと思いました。 ただし 希望者が多く、墓地の抽選倍率が高い様です。

 ◎ 眺望を誇る「望洋台霊園」
 

子供には 怖い話ですが、土葬 に関する思い出があります。
私が 5歳(60年以上前)の頃で、記憶は薄れています。 母方の実家は、洞爺湖から近い土地で農業を営んでいます。 明治20年代、曾祖父(元・津軽藩の下級武士) が、青森県から開拓者として北海道に遣って来たのが、農業の始まりだった様です。 刀から鍬へ、大変な苦労だったと思います。 開墾と言う重労働が仇になって、若くして亡くなっていますので、私は “遺影” でしか知りません。 その曾祖父は、洞爺湖を見渡せる 村の共同墓地に埋葬されていました。 当時 土葬だったので、町役場から墓の移転を指示された様です。 親戚が集まり、墓堀が行われました。 偶々 私も同行していいたのが不運でした。 子供として、恐ろしい体験をしました。 墓を掘り起こすと、棺桶(樽)が朽ち果て、曾祖父の “骸骨” が丸見えでした。 その骨を、焚火で焼いたのですから、幼い私には衝撃の出来事でした!(トラウマ?) 

世界には、土葬が多い様です。 欧米各国では、“新型コロナ” で亡くなった方々を、墓地に穴を掘って埋めています。 宗教上の慣習でしょうが、火葬しないで “ウイルス” もろとも、埋めてしまうのは “如何なもの” でしょうか? “病原菌” が 何年 生き続けるか分かりませんが、墓地全体が伝染病の “巣窟” になる可能性があります!

◎ 国によって 埋葬の方法が違う。


千の風になって あの大空を~ 吹きわたっています~ ♪ とても良い曲だと思います。 いずれ 私も、千の風になって “大空” を 自由気ままに漂いたいものです!