デジカメ日記

日々、目に触れたものをデジカメで捉えて行きます。

「ペンを剣に代えて」大石政則日記

2007年08月31日 14時32分48秒 | その他地域



[ペンを剣に代えて・特攻学徒兵海軍少尉大石政則日記]
本のご紹介をさせていただきます。
この本は、私の父のいとこの日記です。
東大在学中、海軍入隊から特攻隊で出撃前夜まで
平常心を保ちながら日記をつけておりました。
62年もたってさまざまな人たちの情熱が結集され
本の発行にいたりました。
この本の中には、ほんの少々私も登場します。
上記タイトルにリンクしています。
よろしかったら読んで見てください。
こちらは新聞記事です。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まさよ)
2007-09-01 09:50:52
新聞記事を読んで居たら涙が出てきました。
前日の、その方の気持ちを分る事は、今の自分にはきっと想像を絶することだと思います。

私自身は見聞きする中でしか戦争を知らないのですが
父と、母が、それぞれ両親に連れられて、ひきあげてきました。
かたほうは祖父が満州で鉄道員をしていたそうです。

何年も年月が過ぎても、語り部のような人が伝えて行くことは大切なんじゃないかと思います。
本読んでみたいのですが、近刊となっているので、ちょっと時間を置いて調べたいと思います。
教えてくださってありがとうございます。

それに小さい頃のさくらさんも気になりました。
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Unknown (源じいちゃん)
2007-09-01 23:51:05
特攻隊なんて誰が考えたのでしょうか・・・

今も爆弾を身に付けて自爆テロを繰り返している人達が可哀想です、そう指導している人は自分では何もしないのです、いつの世も変わりませんね。

早くそんな愚かな世界が無くなることを祈るのみです。
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Unknown (himeno)
2007-09-02 00:55:29

さくら先生。
発刊おめでとうございます。
私もよませていただきます。

先日、出口のない海、途中からみました。
むごいはなしで・・・こんな役を演じた役者さんたちは二度と前と同じじぶんには戻れないだろうなって、そんなみょうなことをおもった。

朝青龍のことともからみますが、日本て、とてもとても息苦しい国だとおもうときがある。日本しか知らないのに、そう思う。
ここ数日、横光利一や岡本太郎や高浜虚子が「洋行」、渡欧、船で一ヶ月かけてパリへ渡ったことって、なんだったんだろうって、そんなとりとめもないことをおもっていた。機械文明で出し抜かれた欧米に嫉妬しつつも、貪欲に吸収して、その過程で、あちらさんすべてを敵にまわして、なぜ、戦わねばならなかったのだろう。
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皆様 (さくら)
2007-09-02 10:25:55
皆様暖かいコメントありがとうございました。

戦争や特攻隊の話は、一面から見る事ができない事と思います。
そういう時代があってその連続の上に今がある・・・としか申し上げられません。
これを機会に、今生きてる世界からではなく、当時はどんな時代背景であったか等から興味を持っていただければありがたいです。

ただ、62年も前につけていた日記が、62年もたって様々な人の心を動かしたのは確かです。



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Unknown (とんぼ)
2007-09-02 19:29:31
行きたくて行ったわけではなかった、
やりたくてやったわけではなかった、
殺したくて殺したわけではなかった、
殺されたくて殺されたわけではなかった、
そういう人たちの、尊い命と人生の上に、
今と言うときがある、と思うのです。
振り込めサギで老人をだましたり、
ネットで集まって人を殺したり、
かのたくさんのかたがたに、申し開きのできない
そんな国にはしたくはないのに…。
美しい国ってなんだ?と思います。
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とんぼさん (さくら)
2007-09-04 11:48:30
とんぼさんの言葉に尽きると私も思っています。
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「ペンを剣に代えて」読ませていただきました (縄文人)
2007-09-09 15:26:29
大石正則様の「ペンを剣に代えて」謹んで読ませていただきました。
優れた叡智により希望に満ちた前途有意の東大学生
大石様の、昭和20年4月28日特攻出撃の朝、桜花の枝をかざした晴れやかな遺影に接し、97艦攻を操縦し沖縄上空で、長符10秒を打電し突撃されたことを知りました。
大石様の強靭な勇気と、国を憂い父母、家族を愛する心情をお察し申し上げ、涙が止まりませんでした。
心からご慰霊申し上げます。

さくらさんのお父上様が戦死されたことを知り、
御母上様、さくらさん、ご家族のお悲しみ、お苦しみは如何ばかりのことでありましたかとご推察申し上げます。
心からご慰霊申し上げます。


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縄文人さん (さくら)
2007-09-10 09:54:32
本をお読みいただいたそうで厚くお礼申し上げます。

このように真摯な気持ちでお読み頂き、本人はじめ編集者、協力者も本望だと思います。

どうもありがとうございました。
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Unknown (himeno)
2007-09-13 18:04:52
ゆっくりよんでおります。
いろいろかんじます。
ことばが豊かです。からだという字を、当時の人は骨が豊かと書いてました。ほんとに気骨の文体です。入隊してすぐのころの日記に、自分の学生気分のあまさを恥じた箇所がありますが、それを、「むしろ野蛮なりとはいえ、殴打などの処置あれば、一新すべき現状なりと思考せらる。」と、自ら体罰を望むことを書いておられるのを読み、ぐっときました。
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himenoさん (さくら)
2007-09-18 13:43:19
himenoさんありがとう。
あれのソースはすべて漢字で書かれていてとっても読めないそうです。
他の方からよく文字や言葉を知ってるなぁと言う感想をいただきました。
言葉の豊かなhimenoさんには興味ある部分が多いかも知れませんね。
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