年末年始

シンガの休みは１２月３０日から１月２日まで、３日が仕事初めです。というわけで、本日は、挨拶まわりと事務整理。客先の生産状況も年末からフル生産。急遽納期のものがあったり、ガス供給系のバルブでリークが出たりと波乱の幕開け。気を引き締めて行くつもりです。

さて、４日間の休みのうち３日は、ゴルフをしました。初打ちは、ポーレシア、２日は、ラグーナ。２回とも１００切れず。ガッカリです。でも、天気には、恵まれ、雨に遭いませんでした。だいたいこの時期は、雨に降られることが多いのですが・・・

こっちの正月の過ごし方は、家庭をもっている日本人は、日本と同じように過すのでしょうが、単身赴任者や独身の人でゴルフを趣味にしている人は、ゴルフをしますね～。４日連荘で行った人も数名いました。日本のテレビは、ＮＨＫワールドしか映らないので、テレビ漬けには、なりません。でも、しっかり、紅白を見て、ＤＪオズマには、閉口しましたが・・・

そんな訳で、読書もしました。横山秀夫著「クライマーズ・ハイ」を読みました。年末に紀伊国屋に行ったら、文庫本の平積みコーナーに・・・この本探していたのです。以前ＮＨＫでドラマ化されて、２回程放送したのでしょうか、２回とも後編を見損なっていたのです。

一気に読みました。面白かったです。新聞業界の人間模様、記者、編集者、販売局、上司、幹部、社長・・・組織の中の人間模様が凝縮しています。凄まじいです。これを御巣鷹山の事故を交えながら展開させます。主人公の育った環境、家庭、親子、友人関係も交錯させながら・・・

会社あるいは、組織、社会の中では、多かれ少なかれ、意見の衝突があったり、権力に翻弄されたりします。しかし、この地方新聞社の編集模様、この凄まじさ、自分の意見主張を戦わせる様が凄かった・・・私だったら、勤まりません。鬱病発症または、過労死です・・・こんな世界もあるんだなと感心した次第です。

まだまだ、我々の業界なんて仕事のやり方・取り組み方が甘いんだなと思いました。

私的には、この本、９０点・・・お勧めです。著者の作品「半落ち」も以前読みましたがこの作品の方が断然上だと思います。

今のシンガの天気は、