昨日、シンガポール日本商工会議所のセミナーが日本人会館であり聴講してきた。
テーマは、「ビジネスモデル構築競争時代の企業戦略と人材開発」、講師は、日立総合経営研修所 関島社長。
関島社長は、日立の人事、総務畑から海外関連会社の副社長を経て現職。久しぶりに研修を受けたので、刺激になり感動しました。やはり色々な意味で、学習すること、多くの人と交流すること、広範囲で見ること、聞く事が人生を豊かにすることでも必要です。
世界のエグゼクティブは、良く勉強しているそうです。自分に投資して、もっと良い生活が出来るようにと、貪欲に取り組んでいるそうです。それに比して、日本は、まだまだ勉強が足りないそうです。
例として、70年代からのベストセラーになった世界のビジネス書を10冊程揚げて、この本を読んだ事がある人と会場に向けて問われましたが、100名近くいる聴衆の内に数冊読んだ人が数名程度でした。これが、アメリカなどでは、このようなセミナーを開くと、ほとんどの人が読んでいるそうです。
研修される側の基礎レベルもこのように違うそうです。世の中が変化するのは、不変の事実です。そのスピードが年々速くなっているのも事実です。多くの日本の企業人にとって、大きな会社に入れば、永久雇用で勤めあげられ、可も無く不可も無く人生を過ごせた時代は、過ぎました。
日立に入ったのに、会社の合弁等で三菱、NEC、リコー、ムラタとの合弁会社に出向になる事も現実に起こっています。
例えで面白い事を言っていましたが、野球をやりに入ったのに、野球人気がすたれて、今日からサッカーをやりなさいということが、ビジネスの中で、多くの企業でかなりのスピードで起きています。
企業の人材採用、育成でも野球部員をとったのに、サッカーをやらせなければななない事態が往々に発生して来ています。従業員としては、野球をしに入ったのだから、会社を替えて野球を続けるか、否応無しにサッカーに転ずるかです。
その時に個人の資質、能力が問われる訳です。その道に長けていれば、野球が無くならないかぎり、引き手あまたで、暮らしていけるでしょう。しかし多くの人は、サッカーをやらされる訳で、それに適応出来なければ、止めていかざるを得ません。
世の中、このような意味でだんだん厳しくなって来ているようです。さて、そこで野球でもサッカーでもこなせる優秀な人材をどう育てるか? 両方に共通している資質は、基礎体力、頭脳、運動神経、精神力などです。
それを育成するには、学習、勉強、練習、鍛錬、実戦訓練などしか無いそうです。今の社会は、鍛錬する場が無くなったそうです。家庭も学校も会社も厳しく無くなったからです。どこかで、厳しいところが無いと自分を鍛錬出来ません。今は、自分で気付いて鍛錬して行かなければならない世の中になったという事です。
私も学生の頃にこの事に気付いていたら、もっと勉強していただろうな、と思います。その当時は、何故勉強するのか、なんで勉強しなくては、ならないのか、強制されれば、反抗する年頃です。そんな訳で勉強なんてするわけが有りませんでした。
また、こんな風に、その意味を教えてくれる先生にもあった事が無かったと思います。先生という職業は、学校を出て教師になる人が大部分なので、一般社会がどうなっているかが、判らない先生が多いのも事実です。
ほぼ永久雇用を約束され、給料の安定が計られていれば、今、社会がどんな人材を必要としているかに疎いのも無理からぬ事と思います。
人間社会は、みんなが安心して平和に暮らせる社会を望んでいるはずです。その一員としての役割が、我々一人一人に望まれている事と思います。その役割を必要とされる事、こなして行くことがやりがいで有り、人生の一部であると思います。
そんな訳で、結局は、自分を磨いて、つぶしの効く人材になっていれば、食いっぱぐれが無く、良い人生を送れるようであります。年をとると、体力的にも頭脳的にも衰えてきます。また、保守的にもなってきて、変化にも付いて行けなくなります。
マクロ的に言えば、生物が今あるのは、環境に適応したからです。環境変化に付いて行けなければ滅んで行くしかないのでしょう。
なんだか、自分でも良くわからないことを書いてしまいましたが、ちょっとセミナーが刺激になりました。
要は、日々是勉強。止まっている事は、世の中が進んでいるのだから、後退している事です。少しは、色々な面で勉強しよ~と。積極的に異業種交流してみるとか、セミナーを自分のお金で受講するとか・・・出来るかな? それに、気付いた事には、自分を誉めましょう。後は、実戦できるかが問題です・・・
今日のシンガは、久々にジリジリと暑いです。
テーマは、「ビジネスモデル構築競争時代の企業戦略と人材開発」、講師は、日立総合経営研修所 関島社長。
関島社長は、日立の人事、総務畑から海外関連会社の副社長を経て現職。久しぶりに研修を受けたので、刺激になり感動しました。やはり色々な意味で、学習すること、多くの人と交流すること、広範囲で見ること、聞く事が人生を豊かにすることでも必要です。
世界のエグゼクティブは、良く勉強しているそうです。自分に投資して、もっと良い生活が出来るようにと、貪欲に取り組んでいるそうです。それに比して、日本は、まだまだ勉強が足りないそうです。
例として、70年代からのベストセラーになった世界のビジネス書を10冊程揚げて、この本を読んだ事がある人と会場に向けて問われましたが、100名近くいる聴衆の内に数冊読んだ人が数名程度でした。これが、アメリカなどでは、このようなセミナーを開くと、ほとんどの人が読んでいるそうです。
研修される側の基礎レベルもこのように違うそうです。世の中が変化するのは、不変の事実です。そのスピードが年々速くなっているのも事実です。多くの日本の企業人にとって、大きな会社に入れば、永久雇用で勤めあげられ、可も無く不可も無く人生を過ごせた時代は、過ぎました。
日立に入ったのに、会社の合弁等で三菱、NEC、リコー、ムラタとの合弁会社に出向になる事も現実に起こっています。
例えで面白い事を言っていましたが、野球をやりに入ったのに、野球人気がすたれて、今日からサッカーをやりなさいということが、ビジネスの中で、多くの企業でかなりのスピードで起きています。
企業の人材採用、育成でも野球部員をとったのに、サッカーをやらせなければななない事態が往々に発生して来ています。従業員としては、野球をしに入ったのだから、会社を替えて野球を続けるか、否応無しにサッカーに転ずるかです。
その時に個人の資質、能力が問われる訳です。その道に長けていれば、野球が無くならないかぎり、引き手あまたで、暮らしていけるでしょう。しかし多くの人は、サッカーをやらされる訳で、それに適応出来なければ、止めていかざるを得ません。
世の中、このような意味でだんだん厳しくなって来ているようです。さて、そこで野球でもサッカーでもこなせる優秀な人材をどう育てるか? 両方に共通している資質は、基礎体力、頭脳、運動神経、精神力などです。
それを育成するには、学習、勉強、練習、鍛錬、実戦訓練などしか無いそうです。今の社会は、鍛錬する場が無くなったそうです。家庭も学校も会社も厳しく無くなったからです。どこかで、厳しいところが無いと自分を鍛錬出来ません。今は、自分で気付いて鍛錬して行かなければならない世の中になったという事です。
私も学生の頃にこの事に気付いていたら、もっと勉強していただろうな、と思います。その当時は、何故勉強するのか、なんで勉強しなくては、ならないのか、強制されれば、反抗する年頃です。そんな訳で勉強なんてするわけが有りませんでした。
また、こんな風に、その意味を教えてくれる先生にもあった事が無かったと思います。先生という職業は、学校を出て教師になる人が大部分なので、一般社会がどうなっているかが、判らない先生が多いのも事実です。
ほぼ永久雇用を約束され、給料の安定が計られていれば、今、社会がどんな人材を必要としているかに疎いのも無理からぬ事と思います。
人間社会は、みんなが安心して平和に暮らせる社会を望んでいるはずです。その一員としての役割が、我々一人一人に望まれている事と思います。その役割を必要とされる事、こなして行くことがやりがいで有り、人生の一部であると思います。
そんな訳で、結局は、自分を磨いて、つぶしの効く人材になっていれば、食いっぱぐれが無く、良い人生を送れるようであります。年をとると、体力的にも頭脳的にも衰えてきます。また、保守的にもなってきて、変化にも付いて行けなくなります。
マクロ的に言えば、生物が今あるのは、環境に適応したからです。環境変化に付いて行けなければ滅んで行くしかないのでしょう。
なんだか、自分でも良くわからないことを書いてしまいましたが、ちょっとセミナーが刺激になりました。
要は、日々是勉強。止まっている事は、世の中が進んでいるのだから、後退している事です。少しは、色々な面で勉強しよ~と。積極的に異業種交流してみるとか、セミナーを自分のお金で受講するとか・・・出来るかな? それに、気付いた事には、自分を誉めましょう。後は、実戦できるかが問題です・・・
今日のシンガは、久々にジリジリと暑いです。