杉森神社の物語(令和編)東広島市河内町~癒しの風景

田舎で0から宮司をやってみたかったんです。好んで信じて楽しみながら奉仕をしています。

12月の日記5・6

2019-12-06 17:59:59 | 神職・宮司なるためのコーナー

12月5日

月内に行われる書道教室やらキャリア授業の作品作り

その間、氏子さんが垂れ下がった箇所の枝打ちをしてくださいました。感謝感謝

12月6日

神社庁で研修会

講義の中でキャッシュレスの神社の実態について知りました。なんとお賽銭に替わってカードで「支払」を受ける神社がすでに増加傾向のようです。驚愕の事実です。この発想が小生は理解できません。

カードの「支払」は賽銭箱の脇で行われていますが、それは神前へのお供えではなく、金融機関に直通で振り込まれる「支払」又は「参拝手数料」といえるのではないでしょうか。

最近は、限定守り、授与品とは思えない商品販売等、企業が行うヒット商品を生み出すための「商品開発」と「販売戦略」と同じように人々の「購買」心を煽るような手段を行ってもどこからもお咎めがない状態になっているみたいです。(※本来授与品は、「買う」ものではなく「受ける」もので、授与品の取扱については神社本庁はたびたび注意喚起の通知を神職に向けて行っています)

さて、貨幣の奉納は古き時代より行われていました。お金以外には、お米やお酒など私たちが飲食していく様々な物もお供えされます。

では、野菜を奉納したいといって回転寿司のようにタッチパネルで野菜を選んでカードで「支払」ったとして、それは神前にお供えされると思われますか?皆様が祈願をされるときの初穂料は当社では神前にお供えしていますが、受付で預かり神前にはお供えされない神社があります。これでは神さまへのお供えではなく、神主への「祈願手数料」となりますね。それと同じようにタッチパネルで食べ物をお供えしようとしても神主が受けて神前にお供えせずに食べるか、または野菜代として金融機関に参拝者の「気持ち」だけが「支払」されることになるでしょう。

神社界も少子化により人々が神社に足を向けることが減少しており、さらには神主も子育てにお金(通常、大学卒まで一人2200万円がかかるそうです。年100万、月8万3千、日で3千円という計算)が必要であるため、あらゆる手段をもって収入増を図っている状態です。

神主同志は、自分が預かっている神社以外の神社のやり方に対して注意することを避けています。特に、神社本庁に所属していない神社に対しては、何も言えません・・・・。

こんなブログ内容に苦虫を噛みつぶす方もいらっしゃるでしょうね。

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平成23年宮司就任時から令和元年5月31日までの物語

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※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。

 

12月30日 午前10時 歳末祭並びに大祓

 1月 1日 午前8時 歳旦祭

 1月 3日 午前9時 元始祭

 1月 7日 昭和天皇祭遙拝

  1月15日 午前9時 古札焼納祭


 

 

 

 

 

コメント
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