この映画を観たのは3回目であろうか。
前の沢村一樹(かずきじゃなくて、いっきなんだね)主演のドラマを観ている時に脳裏に浮かんだ。
このドラマより医療現場が詳細鮮明で生々しく、そして感動的だった。
どちらとも素晴らしい外科医の物語。
だが、悪徳医師が出てくるのは同じである。
この映画は順天堂大学医学部の医療チームが監修に完全協力しているため、
見る者をその世界に引き込む臨場感溢れるものとなっている。
映画の最初の方に前小渕官房長官のあの『平成』の字がテレビで流れる。
その頃の話である。
偶然であろうか?
平成の次の元号は昨日見たばかりである。
当時はまだタブーとされていた脳死肝移植が映画のメイン。
食道静脈瘤破裂の人に肝臓を移植する。
「肝臓ってこんなに大きかったの」
「門脈ってこんなに太かったの」
私たちの腹の中にある、多くの血がめぐっている臓器に再度感動する。
酒の飲みすぎは止めて、肝臓を大切にしましょう。
子供たちが合唱するテーマ音楽が耳から離れない。