まだ続いている新聞の切り抜き。
ブログと同じで、気ままにやってみよう、かと、
なんやかやで2冊目も終わりそう。
これといった基準もなく、自分が気になる内容の記事を切り抜く。
気ままに、とはいってもやっぱり傾向がでる。
歳を重ねるということや、生き方のこととか、
家族のことや人間関係のこと・・・。
そして、戦争のこと。
結局そういう内容の切り抜き記事が多くなっている。
それにしても、読んで、泣いてしまうことがなんと多いことだろう。
涙腺が壊れてるんじゃなかろうかと、我がことながら驚く。
一般の方のコラムや経験談、様々な人生の出来事を
ただ読んでいるだけで、涙が溢れてくる。
なので、新聞を読むのは一人のとき、と決めている。
特に戦争についての体験談や人生の変遷を読むと、
言葉の持つ重さや辛さ、切なさが心の中に広がってくる。
そして、涙を流すことで、心にふっと降りてくるものが
共有、共感に近く、気持ちに寄り添い、折り合いが得られるかも、
と手前勝手に思ったりしている。
・・・涙が鎮魂になることはないんだろうけど。
理不尽なことばかりの、戦争という暴力。
様々な人の人生に、苦しく辛い爪痕を残して、決して消えない。
許し難い悪の所業だと思う。
平和にどっぷりと浸かって、平和ボケになってしまっては、
戦禍の犠牲になった方々の尊い命に申し訳が立たない。
そこには正気を保って居続けたいな、と思う。
新聞の切り抜きで、何かの役に立つということはないけど、
せめて自分の矜持として、しばらく続けていきたいなと思っている。
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