人は誰しも気持ちが落ち込む時があります。昨日までの気力はどこへ行ったのだろうというくらい、180°違う今日の自分がいることがあります。
特別に何かこれといった理由があるわけでもないのに、気持ちが沈んでしまうことがあります。「こんなに気が滅入るのはどうして・・・。」とか「こんな状態から抜け出せなくなるんじゃないか。」とプラス思考になれない自分を責めたりします。
このような状態が続くとますます苦しくなり辛くなります。このような思考パターンの人は、「責任は全て自分にある。」とか「自分は駄目な人間だ。」と思い込んでしまいがちです。
でも、ちょっと思い出してみて下さい。学生のころテストの点数が悪かった時に「あんなに勉強したのに・・・。」と努力したわりには結果が伴わず、ひどく落ち込んだことはありませんか?運動会の時、始めはトップだったのに途中で転んでビリになり落ち込んだことはなかったですか?この他にもまだまだ落ち込んだ経験はたくさんあると思います。
そんなことを貴方は現実に乗り越えてきているのです。なにを今になって自分否定をしているのですか。幼少期から現在までの色々な体験が貴方自身を支えているのです。そのことに気がついて下さい。
落ち込む状態は貴方だけの特別なことではないのです。多くの人が経験しているのです。このような心の状態は永遠に続くものではないのです。時が貴方を楽にしてくれます。その時を迎えるためにも、気楽にリラックスして過ごすのです。そうすれば、自然とその時はやってきます。
そもそも人間には、自然治癒力というものが備わっています。滅入ったり投げやりになったり悲観したりせず、自分の自然治癒力を信じて下さい。
今現在、本当に自分の言いたいこと・思っていることを周りの人を気にして又は周りの人に遠慮して、その気持ちを押さえ込んで生活している人がいると思います。
確かに人のことを思って、言葉を選ぶのは当然のことですが、たまにはそんなこと考えず思いっきり発散することも大切だと思うのです。毎日毎日自ら心にブレーキをかけて暮らしていると必ずといっていいほど歪みがでます。
その歪みは人によって、身体的にでる人・精神的にでる人と様々です。どちらにしても、原因は心の叫びですから、修正するのには時間がかかります。例えば、暴飲暴食をして胃が痛ければ、それを慎むことで回復しますが、心のストレスでの胃痛は元々の原因を取り除かねば、一旦は治っても再度繰り返します。
ましてや、精神的ストレスは様々な病状を発症します。ここ数年増えているのが、うつ状態の患者さんです。一番辛いのは周囲の人間には分かりにくく本人だけが苦しむことです。一見すると健康そうに見えますが、実際のところはそうではないということが、家族であっても理解できないのです。その無理解が病状回復を遅らせる要因の一つでもあるのです。
また、本人も自分の状態を打ち明けづらく、病院に行く事にためらう人が多いです。私は、どんな病気でもそれと向き合い戦い続ければ、何らかの良い結果がでるものと思うのです。その為にも、周りの人(家族など)の協力が必要だと思います。
精神的病気の予備軍はかなり多いと思います。乱暴な方法かも知れませんが、自分の心にブレーキをかけるのは必ずしも良い結果になるとは限りません。素直に自分の気持ちを吐き出すことも自分を守る手段だと思います。
周囲の人全員に好かれなくても、素直な気持ち(叫び)を受け止めてくれる人が一人でもいれば良いと思うのです。親・兄弟姉妹・友人・同僚などきっと理解してくれる人がいると思うのです。
昨夜、何か体調が優れず胸のあたりが苦しかったので、ソファに横になっていました。嫁が「血圧が上がっているんじゃないの?」と言うので、測ってみると最高値176の最低値101でした。
「これじゃ、こうなるのも当たり前だよ。」と嫁が言うので、「気のせい、気のせい。」と強気で答えました。私には秘技(内緒・・・です。)があるのです。30分ほど気合を入れて自己暗示をかけて再度血圧を計測しました。
すると、最高値135の最低値80と下がっていたので一安心しました。でも、体のだるさが今ひとつだったので、昨夜はいつもより早めに寝ることにしました。
そして今朝、再度計測すると最高値126の最低値74となり、体もかなり軽くなったのですが、大事をとり一日様子をみてました。
私の場合、体調が悪くて病院に行っても、検査結果が正常なので病院は必要ないのです。自力で調整する方が副作用もなく自分に合っているのです。病院に行くと何故か輪をかけて体調が悪くなる特異な体質です・・・。
でも、皆さんは私の真似はしないで下さい。私のようなのは稀ですから体調が優れない時は、躊躇せず病院に行って検査を受けて下さい。