すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

五輪延長の判断と三権分立の崩壊と

2020年03月23日 | 日々思うこと

三連休も過ぎ東京の桜は早くも満開で、花見客で賑わう公園は新型コロナウイルスの影響で例年とは大きく異なる映像が伝わってきます。

本日の参院予算委員会で、アベ首相は五輪延長の判断について「規模は縮小せずに延長も検討に・・・」とはじめて明らかにしましたが、世界の放送権などが絡む利権もあり容易ではないよう、さて“スポーツと平和の祭典”のオリンピックの理念はどこへ・・・。

ところで森友問題で死を持って訴えた財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん、公文書改ざんを命じたのは当時の佐川理財局長で、誰もその指示には逆らえなかったという遺書(メモ)が公開され、多くの国民の心に響きましたが、本日の麻生財務大臣は再調査しないことを明言し首相も同じ考えであることで耳を疑いました。

さらに午後からの質疑で福島みずほ議員の黒川検事長の定年延長問題について、森まさこ法務大臣といえば後席の官僚のメモを待って答弁する姿勢に怒り心頭のみずほ議員でしたが、この国に三権分立が存在するのかと驚きました。怖いのは国策不捜査で問題を解決しようとするアベ政権で、民主主義が段々崩れていることが伝わってきます。


一斉休校、新学期から一部解除と待ち望む桜の開花と

2020年03月20日 | 日々思うこと

昨日は気温が上昇しポカポカ陽気で、夜8時の糸魚川アメダスは日中の気温を超える20度でビックリです。一夜明け今日は春分の日、三連休の朝から低気圧の影響で強風が吹き続ける大荒れの天気です。

昨日の隣りの孫たちの庭の桜は今年も蕾がいっぱいで、少しづつ膨らんで開花が楽しみです。

アベ首相は本日、首相官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、全国の小中高校などの一斉休校について「専門家会議の分析・提言を踏まえ、新学期を迎える学校の再開に向けて、具体的な方針を文部科学省で取りまとめてほしい」と指示し、4月の新学期から一斉休校の要請を一部解除する方針です。

また萩生田文科大臣も、記者団に「来週の早いうちに(学校)再開に向けたガイドラインを示したい」とも述べています。例年なら卒業式を終えて春休みに入る学校ですが、早くガイドラインが示されないと教育現場も困惑ではないでしょうか。エネルギーの塊のような孫たちも、普段どおりに通学できることを待ち望んでいる昨今です。


能生徳合の桜と「首相は保守を名乗るべきではない」と

2020年03月17日 | 日々思うこと

昨日からの冷え込みは朝方まで続き、南よりの風で日中には13度を超す気温で、桜の開花が待ち焦がれます。臨時休校から2週間が過ぎて生活リズムに大きな変化の孫たちで、今日は下の孫の2回目の家庭訪問で先生は家の中に入らず玄関先でお話しをして帰るそうで懸命な選択です。

新型コロナウイルスのことを書き出すと気持ちが落ち込んでしまいますが、毎春に出かけている能生地域徳合の枝垂桜の里の河津桜は今が満開のようです。しかし例年の枝垂桜と里の菜の花を巡るハイキングなどの催し物は中止ということです。桜たちはいつもと変わらず花を咲かせども訪れる人が少ないことは残念ですね。

そんなことで昨年の写真を眺めていますが、この茅葺の“櫻の宿”はどこから撮っても絵になる風景です。下の写真は古民家ギャラリー景徳庵から西方向に見える残雪の能生鉾ヶ岳(1,316m)です。持ち主の大越さんは東京在住で一年を通して何度か故郷に戻り実家を開放されており、今年10回で最終回ということで寂しい限りです。

15日(日)上越タイムス「ひろば」投稿欄に、臨時休校に伴う児童クラブについて『子どもと保護者を孤立させない体制づくり』が掲載されました。当日、私は気づかず翌日の新聞休刊日に下の孫から教えてもらいました。

ところで首相主催「桜を見る会」の問題は新型コロナウイルスで吹っ飛んでしまったようです。東京工業大学中島岳志教授毎日新聞で「安倍首相は保守を名乗るべきではない」と語っています。https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200316/k00/00m/010/260000c?cx_fm=mailyu&cx_ml=article


「緊急事態宣言」の危うさと桜の開花宣言

2020年03月14日 | 日々思うこと

昨13日、参院本会議で新型コロナウイルス感染症を対象とする改正特措法が、自民公明両党や立憲民主、国民民主、日本維新の会、社民の野党各党などの賛成多数で可決成立です。

これに先立ち12日の衆院本会議で行われた特別措置法改正案の採決で、立憲民主党の山尾志桜里議員ら2人が、同党などの野党統一会派の方針に反対でした。山尾議員は採決後、記者団に「法案は私権の制限が強い。民主主義の基盤を傷つけるような状態を作ることができる」と反対理由を説明です。

また同党の阿部知子議員は、森まさこ法務大臣の一連の失言問題が解決していないことを理由に欠席、社民党の福嶋みずほ議員も欠席でした。

この改正により、新型コロナウイルス感染症の全国的かつ急速なまん延で、国民生活・経済に甚大な影響を及ぼすなどした場合、首相が地域を示して「緊急事態宣言」が可能になり、対象地域の都道府県知事は不要不急の外出自粛や学校、興行施設の使用制限などを要請・指示できるという、戦前を重ねると何ともキナ臭く危うい法改正であることが伝わってきます。

重苦しいニュースが多い中で本日、気象庁は雨の中を東京・靖国神社にある桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表です。平年より12日早く、昨年より7日早い開花で、統計開始以来最も早い開花日となり、これで桜前線も日本列島を一気に北上することでしょう。(写真は本日のウエザーニュースより借用) 

このところブログに向き合うエネルギーも消滅で、今日は冬に戻ったような寒さで一年前の書き込みを読み返しています。上越市の樹下美術館の15日開館が延期となりました。 寒の戻りのホワイトデーと樹下美術館の春の開館


新型コロナ国会の政治不信と「がんばろう糸魚川!」の市民力

2020年03月04日 | 日々思うこと

昨日の参院予算委員会での共産党小池晃議員と首相のやり取りを聞きながら頭が混乱しそうです。PCR検査体制について前日の首相答弁に期待をしていたら、一夜明けどうも今までの検査体制とあまり変わらないようなので驚いています。

アベ首相は小池議員へ「今すぐにやるとは言っていない」と耳を疑う発言です。すかさず小池議員「ほとんどの国民はPCR検査出来るようになったと思っていますよ!」と発しても、首相は他人事のような表情でこれで「全責任は私・・・」とは危うい政権です。

2日付けリテラLITERAでは、安倍首相は国会で「専門家の意見を聞いてない」、加藤厚労相は小中高生の感染者数を答えられず、休校要請はやっぱりパフォーマンスと・・・。こんなことでは誰もが政治不信に陥ってしまうのではないでしょうか。 

 (写真はオーナーfbから借用)

デマに振り回され買占めに走る映像を流し続けるメデイアですが、糸魚川駅前のビルでカフエや炭火焼き鳥店を経営する若きオーナーが手持ちのトイレットペーパーを“散財”です。

「日本の力を信じてお店の在庫を 糸魚川在住でストックのない方に(1家族5個)無料で差し上げます。もちろん店で飲食しなくても大丈夫です。 炭火焼鳥103は去年の12月に製紙工場から 半年分のトイレットペーパーを買いました。 計算するとあと3ヶ月分ありますので、2ヶ月分が無くなるまで無料配布させてもらいます。パニックを起さないようにするには未来を信じる勇気が必要です。」と、見上げるまでの行動力に万感の拍手です。 

また市内小中高校は臨時休校に入り、3日から14小学校すべてで放課後児童クラブがスタートです。朝8時から6時までの対応で昼食も用意され(利用料とも無料)、教育委員会の素早い取り組みで「がんばろう糸魚川!」です。

糸魚川市HP「学校の臨時休校に伴う児童クラブの開設」 https://www.city.itoigawa.lg.jp/


弥生3月、新型コロナウイルスへの政府の危機意識

2020年03月02日 | 日々思うこと

新型コロナウイルスで明け暮れの2月、体調不良が続き“一日一生”の思いで過ごしながら弥生3月を迎えることができました。

今日は南よりの強風で気温は上昇、9時過ぎからNHK国会中継参院予算委員会に耳を傾けました。27日のアベ首相の「休校要請」から思わぬことが伝わってきます。萩生田文科大臣は本日の予算委員会で、全国一斉休校の要請について当日知ったことを明らかにしました。「判断に充分な時間がなかった」という首相ですが政府間の当事者意識が共有されておらず、これでは場当たり的な対応と言われても仕方がないようです。

そんなことで全国一斉休校要請は教育現場だけでなく社会全体に及び、上越タイムス紙では上越三市の地域イベントの中止と延期で紙面満載で、孫たちの塾やピアノ教室やサッカー教室もお休みです。

そして店頭の棚からトイレットペーパーなどの紙商品がなくなっていますが、業界団体は国内生産が98%で供給は十分であるとしています。多少の買い置きはともかく、デマと分かっても買い占める国民性を悲しく受け止めています。

写真は28日にアップの河津桜の枝の下方の花をグラスに入れて、その可憐さを楽しんでいます。

ところでWHOは感染拡大防ぐため有効という全国一斉休校について、家庭内は無防備であると指摘です。さらにクルーズ船対応の失敗を告白した神戸大学の岩田教授は「科学より政治」の悪い例と述べています。今の段階で断定的なことは言えませんが、政府全体の危機意識が問われているのは確かなようです。https://mainichi.jp/articles/20200229/k00/00m/040/192000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article


新型コロナ感染予防への全国学校一斉「休校要請」と河津桜と

2020年02月28日 | 日々思うこと

このところ三寒四温を繰り返しながら春に向かっていますが、ここ数日は0度近い気温で冬が戻ってきたような寒さです。

昨夕、新型コロナウイルスへの感染予防として、全国の小中高・特別支援学校は来週2日から春休みまで臨時休校というアベ首相の異例の発表に驚きです。唐突ともいえる官邸主導の要請で、教育現場の大混乱と共働き家庭での不安も計り知れません。

午後2時過ぎからの萩生田文科大臣の会見に耳を傾けると、「子どもたちの健康と安全」と述べていますが、では就学前の保育所や幼稚園児はどうなるのか、放課後児童クラブ(学童保育)も地域格差が大きい中で具体策が示されません。

さらに文科大臣は「設置は地方自治体である」と“逃げ道”を作っていては、感染者が出ていない地方自治体の教育現場は困惑ではないでしょうか。何はともあれPCR検査難民が生じないよう、またマスクやアルコール消毒液の増産もしっかり進めてほしいものです。

写真は河津桜で、何年か前に友人J子さんの息子さんが市内で介護施設を開設した時に河津桜の苗木をお祝いに差し上げました。その後、春の施設前を通ることもなく昨夕、「今年も一足早く咲きました」と添えられた枝が届き、思わぬプレゼントに目を細め河津桜のエネルギーを嬉しく思うひと時です。

今夕、感染が広がる北海道の鈴木知事の「緊急事態宣言」があり、道民へ不要不急の外出を控えるなどの理解と協力を呼び掛けています。さて隣りの孫たちといえば、市立小学校では3日(火)から、県立中等学校は2日(月)から春休みまで休校に入ります。“隣りのばば”としても気になるところで、一日も早い終息を願うばかりです。

goから届いた一年前の書き込みで、今年は閏年で何だか一日が儲けもの・・・。 如月2月の終わりの世界の“非核化”


厚労省の新型コロナ対策の「基本基本方針」と検査実施数の少なさ

2020年02月26日 | 日々思うこと

昨日の厚労省発表の新型コロナ感染症対策の「基本方針」を聞き、これといった治療薬がないだけに国民への“自助努力”が中心で、政府はこの一大事に何を具体的に進めていくのか、保険適用もはっきり回答のない方針に消化不良です。

夜のNEWS23では、何故検査できないのか? 韓国の検査実施数は2月25日まで4万件で、日本は「ダイヤモンド・プリンセス」とチャーター便を除き1000件にも満たない低さです。厚労省の当初の一日3800件の検査数はどうしたのか、さらに実際は各自治体から報告された数値を集計できていないというから呆れてしまいます。

番組で医療ガバナンス理事長上昌広医師は「異様な少なさだ、遺伝子から調べるPCRは簡単な検査で一日万の単位で検査できるが、厚労省は国立感染症研究所と国立国際医療センター中心で行っている。民間検査機関もプロでしっかりしているのでなぜ海外キットや日本の民間会社に委託等をしないのか、余程やりたくないんだろう、何か特殊な事情がある」 と衝撃の発言です。

このところTV報道番組にあって、アベ政権に遠慮してか都合の悪いことは報じぬ中でのNews23でしたが、“森友、加計・桜”に続き何かと隠ぺい体質のアベ政権でPCR検査実施数までも少なく見せようとしているその背景を考えてしまいます。

そんな中で、20日書き込みの神戸大学教授の岩田健太郎医師について、感染症の専門家として医療界で高い評価を受けつつも、ご本人のまったく「歯に衣を着せない」「忖度しない」態度などから、いろいろと批判めいた評価をネット民などから受けていますが、必見の書き込みを知りました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、岩田先生、高山先生 https://note.com/sheemer/n/n0e89fc0bd0d5?fbclid=IwAR3mDZN0WPok3L8TWJBYzzQBfgiidXd7TSuAz-ABpA7WVKoFz0nHrT6Y9A8


新型コロナウイルスへの厚生労働省の対応

2020年02月24日 | 日々思うこと

新型コロナウイルスのことが続きます。集団感染が確認されたクルーズ船で、厚生労働省の職員の多くが、船内での業務を終えた後、ウイルス検査を受けずに職場に復帰していたことが分かり、22日までに乗船した職員を検査することを厚生労働省は決めました。

一方で、乗客にもっとも近いところで活動した医師や看護師は症状がなければ検査の対象から外す方針で、感染症のプロであっても感染する可能性は否定できず、医療関係者も含め検査するよう見直すべきではないでしょうか。

また、厚労省が新型コロナの最新検査法を導入しないというので驚きです。これは「スイスの製薬会社『ロシュ』が開発した遺伝子検査キットで、喉の粘膜をとればいいだけの簡単なものもすでに実用化されていますが、しかし日本政府はなぜか頑なに導入していません。

その理由は、厚労省が検査方法を独自開発するために予算をつけ、公共事業にしたからで、最初からロシュの検査キットを使っていれば、クルーズ船の感染拡大をもう少し抑えられたかもしれないという、ナビタスクリニック理事長の久住英二さんも、厚労省の“不手際”を指摘です。 https://www.news-postseven.com/archives/20200221_1543357.html

そういえばワクチンに関しても、国内のワクチンメーカーは厚労省の天下り先なので日本で作ろうとしており、なぜ海外のメーカーと協力体制をとらないのか国民の健康を省みないため、あらゆる対応が後手に回っている点も気になる三連休の終わりです。


新型コロナ対応の日本災害医学会の抗議声明と記録的な桜の開花予報

2020年02月22日 | 日々思うこと

今日から三連休、とは言っても私は毎日が「every Sunday」ですが、隣りの孫たち家族が休日とあって何だか嬉しいものです。そして朝から西南西の風速10メートル近い強風が吹く悪天候です。

“汚れた桜”の国会審議もお休みで、首相主催の「桜を見る会」は中止されても新宿御苑の桜には罪がなく今年もきれいに咲いてほしいものです。ところで新型肺炎対応の医師や看護師らが職場で“バイ菌扱い”という、いわれのない差別的扱いの悲しいニュースが伝わって来ました。日本災害医学会ではこうした行為を見過ごすことはできないとして、「もはや人権問題ととらえるべき事態であり、強く抗議するとともに改善を求めたい」と抗議声明です。

昨日、洗面所から青空と隣りの庭の桜の木を撮ると、枝先が少し膨らんでいるようにも感じました。日本気象協会は今年のソメイヨシノの開花は平年よりも早く記録的な速さであることを発表で、一ヶ月先には開花なので元気が出てきます。

そういえば毎年300万人が訪れるという都内目黒川の桜の蕾もほころび始めているそうですが、残念なことに“目黒川さくら祭り”が新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、さらに各方面にも影響が出そうな気配です。

gooから届いた一年前のブログで、孫たちの小学校での“祖父母感謝の会”のことを書き込んでおり、あっという間の一年でした。改めて記憶ではすっかり忘れていることも備忘録として残っているのはいいものですね。 再び「死者の立憲主義」と北海道地震と原発


ウソがまかり通る国会と川柳「「頭からよりも口から腐る」

2020年02月20日 | 日々思うこと

このところ疑惑の桜国会で窮地に追い込まれたアベ内閣、早速ANAホテルを呼びつけたようでその素早い圧力に驚くばかりです。衆院予算委員会で首相の答弁を「否定」し、根拠を見事に崩壊させた「ANAインターコンチネンタルホテル東京」でしたが、18日夜突如、雲行きが怪しくなってきました。

忖度なしの外資系がとうとうアベ自民の口封じ込めの可能性で、時の権力者はウソも平気でここまで来ると誰のための政治なのかと首を傾げてしまいます。

そういえば昨年11月の朝日川柳で「政治家はウソを重ねてのし上がる」という句がありましたが、あれから3か月後の国会を詠んだ「頭からよりも口から腐りそう」などの秀作揃いです。国民もアンテナを高くしてウソを見抜く力をつけねば、未来はどんどん腐りきった国になってしまいそうで、前川喜平さんの昨日の“つぶやき”です。

ところでクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内の新型コロナウイルス対策の状況について、乗船した神戸大教授岩田健太郎医師の告発に耳を傾けていたら、厚生労働省副大臣は岩田教授を「侵入者」扱いですからビックリです。そんな中で小泉環境大臣ら3閣僚がコロナ対策会議より私的会合優先ですから、いい加減な内閣であることが伝わってきます。「AERA」 https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2020021900088_4

「日刊ゲンダイ」 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269288?fbclid=IwAR3cNgYmv1z6XK5sr6Z1iW5JOg8CjZBXD0ymE70RD2LmG30bevgJ3-yabbo


国会“汚れた桜”と新型コロナと「フェアトレードバナナ」

2020年02月18日 | 日々思うこと

一昨日、新潟気象台は北陸地方に“春一番”を発表でしたが、今日は冬に戻ったような寒さです。2月18日は母の祥月命日で、22年前は長野五輪で賑わう凍てつく寒さであったことを思い出します。

ところで昨日の国会衆院予算委員会、辻元清美議員への首相のヤジが「謝罪」されました。ニュース番組からはその一部しか伝わりませんが、生中継を視聴していると「謝罪」は何だかカタチだけで、「桜を見る会」前夜祭での一連のホテルの領収書明細書などについて、首相の矛盾点が次々と露呈です。

また新型コロナウイルスもとうとう「市中感染」で不安が募り、国民生活のあらゆる分野で大きな影響が出始めています。収束が見えない新型コロナですが、もっと世界に広がってほしいものに「フェアトレードバナナ」があります。

写真はコープ生協で求めた園地指定のペルー産有機栽培バナナで、「小さなアクションが世界を変えます」と、産地と適正な価格で継続的に、売り上げの一部を産地に還元し、生産者の生活課以前と自立に役立てていることが明記されています。

疑惑の“汚れたままの桜”で春を迎えるのか、強かな一国のリーダーに振り回される国会ですが、一年前のブログからも伝わる冬に戻ったような寒い一日です。 アベ首相の自衛官募集発言とノーベル賞と


陶雛と書棚の本の“飛ぶ力”

2020年02月16日 | 日々思うこと

週末は時どき小雨で気温はそれほど低くないので断捨離が少し進みます。一昨日アップの木目込み雛に続いて、20数年前に東京の建築の友からいただいたお気に入りの焼き物のお雛様です。大切なものは何十年経っても忘れることはなく、品のある素朴な陶雛にいつも贈り主「日々好日・いちよう」さんを重ねています。

gooから届いた一年前のブログでは、深夜から降り積もった雪にビックリで、「家の周辺では30センチほどの積雪で、除雪車も町内に出動で、駐車場の除雪が大変でとうとう車を出せずに外出を取りやめです。この程度の雪で豪雪地帯の人たちには笑われそうですが海沿いでは一晩に30センチは大雪です」と書き込んでいました。

一昨日の本の処分について、上越のM子さんは義理の妹さんと古民家で「ブックカフェ」を計画していることが分かり、私の終焉を待たずにできるだけ早く移動するようにしたいと思います。

シンガー・ソングライターの加藤登紀子さんは去る1日、NGO「ペシャワール会」現地代表、中村哲さんの死を悼む「しのぶ会」で「歌は誰の所へも飛ぶ力がある」と語っていました。そんなことで私も書棚の本の“飛ぶ力”を嬉しく思います。


国会中断と断捨離とお雛さま

2020年02月14日 | 日々思うこと

昨日午後の糸魚川アメダスは17度を超える4月の気温で、国会衆院予算委員会は立憲民主党の辻元清美議員に対して、総理の閣僚席からの「意味のない質問だよ」ヤジで混乱し、空転となり中断です。国のトップたる総理は、同じ考え同じ方向の人たちだけに耳を傾けるならこれはもう国会審議ではなく、「ご飯論法」に明け暮れでは民主主義の崩壊ではないでしょうか。

ところで人生の終わりが近づき身の回りを整理整頓で、議会関連の書類はかなり処分したもののまだ少し残っています。8年間ほど保存していた大量の年賀状にも取り掛かり、資源回収にも回せず燃えるゴミとして処分しましたが、これを保存してどうするつもりなのかとしばしの自問自答でした。

先日、Eテレで「中高年からの終活」を進めていましたが、できるだけ早くもっと元気な時にと後悔先に立たずです。断捨離一つとっても思い入れが多いものほど進まず、とうとうここまで来てしまい気合を入れてやらなくてはなりません。

書棚を見渡せば蔵書というほどの本ではありませんが古いものから最近のものまで、さてどうしょうと悩んで来ましたが、上越の友人M子さんが私が逝った後すべて(?)引き取ってくれることになり、今日はFさんとご一緒に下見に来ていただきました。2017年春に山奥の自宅を火災で失い、一年後に市街地から少し離れた所に古民家を求められました。昨年1月15日に訪れていたこともあり、家の様子も分かっているだけにホッと一息です。

たくさんの不用物の片付けも一つひとつですが、我が人生は何だかゴミの中で暮らしていたような思いの断捨離です。でもお雛さまだけは別格で古くなっても大事な一品で、今年は暖かいこともあって早めに飾りました。

7日の衆院予算委員会で医師である立憲民主党の阿部知子議員の新型コロナについての質疑で、アベ首相の「感染症対策のため加計学園に獣医学部・・・」のウソが明らかになりましたが、本日のLITERAは『安倍政権の酷すぎる新型コロナ対応!「金がかかる」と民間検査キットを導入せず、国内感染の広がりを隠蔽』です。 

https://lite-ra.com/2020/02/post-5256.html 


国会「ご飯論法」答弁とアベ内閣と

2020年02月12日 | 日々思うこと

昨夜のTBSNEWS23で「ご飯論法」という言葉をはじめて知りました。番組では「ご飯論法」の名付け親でもある法政大学上西充子教授をゲストに、国会答弁で話題の「ご飯論法」について、朝食に「朝ごはんを食べましたか?」と聞かれ、パンを食べていてもお米のご飯は食べていません」と答える手法で、「桜を見る会」に隠される「パン」を見抜くにはという内容でなるほど・・・。

今日は11時過ぎから衆院予算委員会質疑を「「ご飯論法」を意識しながらの視聴で、“”敵もさすが”でこの「ご飯論法」をうまく使っての答弁で、アベ内閣のお粗末さがより伝わってきます。

(写真はTBSから借用)

今日は昨夜からの冷え込みも日中には青空で12度を超える春を思わせる温かさです。下の写真は一年前のもので、「お花のないこの季節、外に出ている鉢物は雪に覆われており、玄関の風除室に取り込んだ鉢花が元気です。春になったら気合を入れてガーデニングをと思う昨今で、やりたいことがいっぱいです」と・・・。

毎日新聞「政治プレミアム」で藤井裕久元財務大臣が『ルーズでルールを守らない安倍政治「良いこと」は何もやっていない』と厳しく指摘です。

https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200210/pol/00m/010/004000c?fm=mnm