すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

破綻した核燃料サイクル計画と危険なプルトニウム利用

2018年07月31日 | 地震・原発

台風12号のため一日延期された昨夜の第50回記念“おうみ祭り”の「糸魚川大花火大会」は、8時スタートでスポンサーが減少しているのか9時15分前にあっという間に終了です。

文月7月もあっという間に今日で終わり、夏休みの孫たちもそれぞれがお弁当持参をしたりの部活動で、汗びっしょりになって元気に帰宅でこの一年間の成長に目を細めます。

このところの私といえば猛暑で集中力が低下し、キッチンでは調味料を間違えたり、歯科医院の予約日を間違えたりと失敗ばかりの連日です。

猛暑の平成最後の夏に、作家の落合恵子さんさんが「アベ政治を許さない」と、前のめりで暴走する現政権を厳しく言及です。

多くの社会問題を抱えながら、いつも友人らとの会話で「絶対に許すことができないのは戦争への道と原発再稼働だわね」と・・・、これもすべて未来を選べない孫たちのためと歩んできましたが、この先どうなることでしょうか。

政府の原子力委員会は本日、プルトニウムの利用に関する基本方針を15年ぶりに改定し、日本が国内外に保管している計約47トンのプルトニウムを今後、削減していくことを決めましたが賛否両論です。日本のプルトニウム保有量は原発6000発分に値し、東京新聞が【経済Q&A】で分かりやすく解説です。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2018070402000203.html

いのち軽視のアベ政権で日本はどこへ向かおうとしているのか、“ワハハ、おほほ”と毎日を過ごすだけでなく、大人たちは少し頭を冷やして考えねばならず、憤りを超えて悲しくなる7月の終わりです。


台風一過のフェーン現象と防衛政策と

2018年07月29日 | 日々思うこと

 台風12号は日本列島を東から西へと進み、九州から南下という異例の進路です。台風進路と共に昨日、西日本へ出発したお寺の若さんが、高松の四国教務所へタオルを届けてくださったとのことで一安心です。

ところで北陸地方は台風による被害がなかったものの、昨夜から強い南風が中部山脈を越えてフェーン現象です。連日の猛暑で庭の水遣りもあまり効果なく、亡父が大事にしていた大きな植木鉢のツツジなどは管理不足でとうとう枯れてしまいました。

小さな鉢は涼しい木陰に移動で、正月に赤い実を付けるヤブコウジは白い花がいっぱいです。

そして上越市大潟では今日の昼前に38.3度を記録し、糸魚川市でも午後3時には36度以上です。新潟気象台の熱中症指数は「危険」で、今日明日とも「涼しい室内で」と呼びかけていますが、室内もエアコンなしでは過ごせずフル稼働で、リビングは28度の設定温度でも30度以下にならない暑さです。

沖縄県の翁長知事は27日に県庁で臨時会見を開き、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について、前知事の埋め立て承認の撤回を表明です。沖縄基地問題についても書き込まねばと気になっていたものの、西日本の豪雨災害などでスルーの日が続きました。日本国内の基地が集中する暑い沖縄を思うとこの猛暑はまだ序の口で、もうしばらく絶えねばならないようです。

日刊ゲンダイで外交評論家の孫崎享さんが「少しも役立たない装備品 米国に貢ぐだけの日本の防衛政策」と、かの田母神俊雄・元航空幕僚長の発言を取り上げていました。イージス・アショアについての見解も元幕僚長だけに説得力があり、アメリカから無駄な買い物をしているように受け止める昨今です。https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/233304/1


台風12号の進路とイベント変更

2018年07月27日 | 日々思うこと

今日は気温が上昇しないうちに早めに外出し、所用を済ませて急いで戻って、部活動で学校から帰った孫たちの昼食準備です。どうも暑さのためか思考力が低下し車を運転しながらヒヤッとすることも多く、体調も優れないことで午後からの遠出を取りやめることにしました。

家の前の青海シーサイドパークでは明日からの“おうみ祭り”の準備で、出店の彩りのテントが張られています。気になる台風12号の進路は未定ながらも、29日予定の花火大会が延期されました。以下、市HPから掲載です。

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7月28日(土曜日)、29日(日曜日)に開催を予定しておりました「第50回記念おうみ祭り」につきましては、台風12号の接近が予想されるため、下記のとおり予定を変更して実施します。
7月30日(月曜日) 会場:青海シーサイドパーク
 「糸魚川大花火大会」
  20時00分 開始 ※天候によっては31日(火曜日)に順延

台風12号の進路予報では西日本豪雨から3週間目の被災地をまた直撃で、明日からボランティアの受け入れを停止する自治体が多いようです。氾濫した河川などの応急復旧工事も間に合っていない所が多く、激甚災害だけに政治の力が必要で政府の素早い対応を願います。

ご近所の今年のゴーヤは雨が少ないことで成長が止まってしまったようで、黄色い花も少なめで陽ざしを遮る効果も低いようです。そんなことで昨年の元気なゴーヤを貼り付けました。

福島原発事故から7年も経過すると、溶け落ちて冷え固まった核燃料(燃料デブリ)のことも忘れられてしまうようです。燃料デブリとMOX燃料の輸送と稲田防衛大臣


イージス・アショア2基予算と小中学校のエアコン設置

2018年07月25日 | 日々思うこと

2週間前、イージス・アショア2基約1600億円と書き込みましたが、23日夜のTV番組で総額6000億円以上になることを取り上げておりビックリです。防衛省の試算では、米国から購入するミサイル発射システムや最新鋭レーダー、デッキハウス(建物)などの主要装置に加え、イージス・アショア自体の防護対策や弾薬庫など関連施設も必要となるため、当初の想定以上に費用が膨れあがるというから驚くばかりです。

昨日の小中学校のエアコン設置率についての追記です。文科省がまとめた新潟県における29年4月1日現在の設置状況の資料をキャッチです。これによると、湯沢町・聖篭町・刈羽村の100%に続き、出雲崎町や前年度0%であった白根市が100%となっています。

どうも自治体の財政力だけではなさそうで、トップリーダーの考えによるところも大きいことが伝わってきます。予算付けの優先順位として、学校でのエアコンは子どもたちには贅沢で暑さ寒さに耐えるといった教育方針の方にも問題があるようです。

昨夜、下の孫に教室の暑さをたずねると「扇風機はイミない!(効果がない)」と返ってきました。ついこの間まで叫ばれていた糸魚川市の“子育て日本一”ですが、ユネスコ世界ジオパークに押されて、人が大切にされるきめ細かな施策が希薄になってしまうようでは悲しい限りですね。

何よりも国が災害並みの猛暑と位置づけ、命に関わることですからブロック塀と同様に犠牲者が出てからでは遅すぎと受け止めています。そんなことで、西日本豪雨被災地支援とオスプレイなどへの突出する防衛費、そして公立小中学校のエアコン設置率をチェックするのもよい機会かもしれません。

ところで広島市災害支援センターでのタオル募集停止後もタオルが届けられるなど、玄関先での仕分けが続きました。そんな中で、青海地域の真宗大谷派宝光寺の若さん(息子さん)が近日中に西日本被災地を訪れることになり、新品タオルに限り大きなダンボール一箱を今朝、友人のIさんが取りに来てお寺へ届けてくれました。

真宗大谷派の支援ネットワークは、1995年1月の阪神・淡路大震災の頃から見上げるものがあり、こうして直接届けられることに感謝し暑さも吹っ飛ぶ一日の終わりです。


命を脅かす熱中症と小中学校のエアコン設置率

2018年07月24日 | 日々思うこと

終わりが見えない日本列島の猛暑の中で、熱中症で搬送された人が2万2千人を超え65人が命を失っています。気象庁は「命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」と表明です。長引く猛暑は高齢者だけでなく子どもたちにも負担が大きく、厳重な警戒が必要ですが気になるのは小中学校のエアコン設置率です。

文科省の学校環境衛生基準では、「教室等の温度は17℃以上、28℃以下であることが望ましい」と今年3月末に通知を出していることを知りました。(これまでは10℃以上30℃以下)となると、この猛暑でクーラーなしでの28℃以下は無理なことです。昨年4月の文科省調査によると、新潟県の公立小中学校の普通教室には12.9%の設置率で全国42番目でした。

それでは糸魚川市の小中学校はと、市教育委員会こども教育課へ電話を入れると、先ず「どういう立場で?、問い合せの目的は?」と聞かれるのでビックリです。設置率を把握していないようで数分後に教育次長からの電話で、市内小学校では22%中学校はそれ以下ということで調査中、当然ながら古い学校ほど普及しておらず、これから順次設置の方向ということです。

今年のような猛暑が今後も続く可能性があり、命にかかわる問題ですから格差があってはならず、何としてもクーラー設置を急がなければなりません。ちなみに全国公立小中学校の場合、1998年は3.7%にすぎなかったのが、2017年の調査では49.6%にまで上昇です。温暖化が進むこの20年の間に、普通教室のエアコン設置率は大幅に高まっており、設置率がもっとも高いのは東京都です。

午後の外出からの帰り道に、国道8号姫川大橋の信号から堤防沿いの道路へ右折です。東京発電(株)の放水口から、干上がって水量の少ない姫川本流に向かってのスゴイ水流で、雨が恋しいだけに“もったいない”思いで撮りました。

また猛暑が連日続く中で魚沼市は、消雪パイプを利用した“打ち水”を試験的に始めたそうです。体感温度を下げるだけでなく、土ぼこりの抑制などを狙っており“打ち水”により涼感が漂っていることでしょう。

暑い教室で扇風機だけで猛暑をしのいだ孫たちも今日は終業式で、明日から長い夏休みに入ります。今年の夏休みは私にとって例年よりも忙しく、ブログも隔日の書き込みになりそうですが、その前に熱中症にならないようにと・・・。


絵本「憲法くん」と高校生平和大使

2018年07月22日 | 日々思うこと

昨土曜日は、前日の酷暑の中の上京もあって休息日にして身体を休めることにしました。隣りの孫たちは朝からのサッカー練習を終えて、昼過ぎにやって来ての“お手伝い”です。茶の間の電気カーペットと3帖分の上敷きが、今年は梅雨が明けてもそのままになっており気になっていました。年を重ねるごとに体力が伴わず、孫たちの協力でやっと片付けることができました。

孫たちはしばらく畳の上での休憩で、2時半過ぎに書道塾への送迎です。車の中で上の孫に「6年後には18才だね」と言うと「大人だよ」と・・・、選挙権があることが分かっているようです。

先日の小千谷市での母親大会、記念講演の松元ヒロさんの著書『憲法くん』(講談社 1400円+税 2016年発行)を孫たちへのプレゼントとして注文してあり昨日届きました。赤い帯には「いまこそ、読みたい。井上ひさし、立川談、永六輔が絶賛した著者の、話題のひとり芝居が絵本に。」と・・・。

絵は武田美穂さんで、本文「こんにちわ、憲法くんです。」から始まり、「みなさんのおかげで、わたし、70歳になりました。むかしの70歳とはちがって、ごらんのとおりの元気です。」と・・・。最後のページには日本国憲法が記載されており、この国の明るい未来を子どもたちと一緒になって考えていきたい“小学生から大人まで”のお薦めの絵本です。

今年の国連高校生平和大使の一人に長岡高校2年生の佐藤倫花さんが選ばれました。全国から20名という“狭き門”ですが、佐藤さんは昨年、ホノルル真珠湾攻撃の犠牲者追悼式にも参加されたそうで、3年連続で新潟県からとあって嬉しいですね。

また佐藤さんは先日、長岡市長を表敬訪問しており、磯田市長は「長岡でも空襲で多くの人が亡くなった。市民としても、命の大切さを伝えてきてほしい」と期待です。

今日も午前中から気温30度を超え、上の孫は朝から上越市柿崎区へサッカー試合です。昼過ぎに上越の娘家族がやって来て、3時過ぎに能生地区の話題のかき氷屋さんへ寄ってから帰ると・・・。夕方6時の気温は31度で、日没後に庭の草木への水やりで、夜になっても気温が下がらない熱帯夜です。

明日は二十四節気の“大暑”で、何だか文字を見ているだけで汗が出そうですが、熱中症になって娘たちに迷惑をかけないようにと心がける昨今です。皆さまもどうぞご自愛ください。 


酷暑の都心と“売国・亡国”の国会閉幕

2018年07月20日 | 日々思うこと

今日は月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会役員会で上京です。朝から気温上昇の中を北陸新幹線糸魚川駅に向かい、改札口を出た辺りから私を呼ぶような声がして、そのままホームに上がる手前でまた「せいこさ~ん」と・・・。

久しぶりに会う友人で、はくたか号座席指定の私は自由席に移動し長野駅までしばし“おしゃべり”です。彼女は仕事を通して関西新潟県人会のことにも詳しく、自民党寄りだけに先の知事選のことなど私が知りえない情報の政治談議であっという間に長野駅到着で、少しでも早く東京駅に到着したいことで、かがやき号に乗り換えです。

会議の九段下までは猛暑の地上を歩くよりも地下鉄を利用ですが、やはり暑さは拭えず酷暑の都心です。5時に会議を終えて今日はかがやき号の座席指定が取れず急いで東京駅へ、ここも体温を超える異常な暑さです。駅構内で国産米にこだわる「米八」のうなぎとちりめん梅のおこわを求めて、はくたか号に乗車でホッと一息です。

ところが暗くなった上越妙高駅手前で、先を走るかがやき号の急停車のため、30分以上も遅れて糸魚川駅にやっと到着です。こんなことは珍しく、炎天下の線路も暑さで異変でしょうか、何が起こるかわかりません。

9時過ぎに帰宅し遅い夕食で、今日一日のニュースに耳を傾けると、都心の永田町では事実上の国会が閉幕で、トンでもないことが進んでいます。

衆院本会議では立憲民主党の枝野代表が行ったアベ内閣に対する不信任決議案の趣旨弁明は2時間43分に及び、昭和47年以降の最長記録だそうです。また枝野代表は、ごくごく当たり前の指摘と意見しか述べていませんが、そうした当たり前がアベ政権には通用しないのです。

そして10時からNHKではアベ首相の会見で、言葉巧みでこんな悪質極まりない総理大臣は過去に存在せず、怒り心頭でビールがまずくなるのでチャンネル切り替えです。32日間延長した国会中には西日本を中心とする記録的な豪雨災害もあり、国民から遊離した法案の進め方は“売国・亡国”国会として歴史に残ることでしょう。そんなことで私もヒートアップの酷暑の一日でした。

LITER http://lite-ra.com/2018/07/post-4138.html


豪雨被災地支援よりもカジノ法案優先の国会と

2018年07月19日 | 日々思うこと

本日の参院内閣委員会でカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案が可決され、明日の参院本会議で可決、成立する見通しです。野党から提出の住宅再建支援を300万円から500万円に増額する「被災者生活再建支援法改正案」は審議さえ行われず、西日本豪雨災害の混乱を利用するような進め方です。

森ゆうこ参院議員も本日、「カジノ法案が成立したら、カジノ設置のために予算がつくだろう。法律とはそういうものだ。カジノより被災者を助けて!!」と、被災地の一日も早い復旧への願いが伝わってきます。

糸魚川市民も一年半前の駅北大火での“恩返し”で何ができないかと思っている人たちも多く、市HPを開くと日本赤十字社での義援金受け付けだけの掲載です。そんなことで午後から、市ボランティア協会の事務局を置く社会福祉協議会(ビーチホールまがたま)へ出かけましたが、こちらも“他人事”のようで特段の取り組みはありません。

社会福祉協議会トップは元市職員の“天下り”ですから、今回の豪雨災害への支援について市民団体や市当局と相談があってもよいのではと・・・。勿論、日赤などの義援金もその一つですが、例えば被災地への「ふるさと納税」(返礼なし)の受け付け窓口代行や、また関西糸魚川会(新潟県人会)などとも相談するなど、知恵を絞っての素早いアクションを多くの市民が願っていることをキャッチしてほしいものです。

ちなみに3年前の豪雨災害の茨城県境町から始まった「ふるさと納税」受け付け代行は現在全国20自治体に広がっています。“がんばろう糸魚川!”

今日は朝から里山もボンヤリかすんだ天気ですが、それでも気温上昇の猛暑です。ビーチホールまがたまのロビーから望む日本海の水平線もボンヤリで、糸魚川ユネスコ世界ジオパークの登り旗や、8月4日の夏祭りポスターが目に留まりました。

国の文化審議会世界文化遺産部会は本日、2020年の世界文化遺産登録を目指す佐渡市の「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」の推薦を見送りです。15年から4年連続とあって地元では残念な思いでしょうが、登録されずとも佐渡の魅力には変わりなく遺産は守られていくことでしょう。

糸魚川ジオパーク ロゴマーク


尋常でないアベ政権と猛暑続きと

2018年07月18日 | 地震・原発

一ヶ月前の大阪北部地震に続く、西日本を中心とする豪雨災害、そして連日の猛暑は被災地にさらなる打撃で尋常ではありません。尋常でないといえば今国会、自民党などが提出した参院議員定数を6増する改正公職選挙法が、本日午後の衆院本会議で与党の賛成多数で可決・成立です。

来夏の参院選から適用され、小泉元首相は自民党が提案した参院定数を6増やす公職選挙法改正案について、「何であんな変なのを出したのか。参院のお手盛りだ」と・・・。

母親大会原発分科会の追記ですが、アベ首相は2020年の東京五輪まで福島第一原発の汚染土だけでなく、汚染水の撤去を検討していることを知りました。2012年以降の汚染水タンクの総数は約680基89万5千トンに及び、そのうち組み立て型タンク69基が耐用年数の目安5年を超えているそうで、五輪招致に「アンダーコントロール」とうそぶく首相ですから海洋放出へと一気に進むことでしょう。

問題は汚染水タンクの中身で、大半が放射性物質トリチウムを含んだ水で、現時点だと効率的に大量のトリチウムを除去する技術はないそうです。日本周辺の海だけでなく世界中に広がることを考えると、東京五輪は罪なことかも知れません。

今日も日中の暑い時間はできるだけ身体を動かさず、夕方から近くのファミリー菜園で一仕事です。ジャガイモ収穫後の場所を私が小千谷市へ行っている日に、根知のジジが来て耕運機で耕してくれたので大助かりです。一ヶ月前にオクラの種をポットに蒔き少し大きくなった苗を植えました。低温では育ちにくくいオクラは、この暑さでどんどん大きくなり食卓に上がるのが楽しみです。

家からバケツで水を2回運び、一仕事終えて日没後のお隣の畑のヒマワリをフラッシュで撮りました。そんなことでしばらくは水運びが続き、被災地の水不足とを重ねる汗だくの終日です。


もう原子力発電所はいらない!

2018年07月17日 | 地震・原発

今日は昼前に室温が30度を超え、午後3時の糸魚川市の気温は33度でジッとしていても暑く、連休明けに予定していた広島災害支援センターへタオルを送る段取りです。“虫の知らせ”でしょうか、気になって同サイトを開くと「タオル募集停止のお知らせ」があり、膨大な量のタオルが倉庫にストックと記載されており、集まった特大ダンボール2箱分は我が家でしばらく保管です。

夕方、根知谷産の雨飾ブルーベリーを孫たちのじじが届けてくれました。今年初めての入荷で、赤紫蘇ジュースで使ったホーローの大鍋を出してのジャム作りで、とは言っても鍋に入れて全体の30%程の粗糖を加えて煮詰めるだけですから簡単そのものです。煮沸消毒済みの保存瓶に入れて孫たちへも分配で、あっという間になくなってしまいます。

昨日の小千谷市での母親大会分科会、講師の柏崎市の持田市議は「原発はいらない」柏崎再生への展望をテーマに、先ず日本の原発の現状について、原子力規制委員会も司法(裁判所)も主体性に欠けていることを指摘です。

東京電力については、教訓を生かしておらず原発を動かす資格がないとし、6月の知事選挙での花角氏の脱原発公約にも言及です。知事として公約違反ならば住民投票もあり得るとまで話され、世界最大の原発を抱える新潟県民としては当然のことと受け止めました。

次に、電力供給の転換で地域が再生できることをデータを基に、IRENA(アイリーナ)の試算で、日本でも再生可能エネルギー普及により経済効果が大きく、GDPの上昇で世界トップになりえることを紹介です。驚くことにドイツではフランスに電力を売るまでに進んでいることも知りました。

また、国会史上初の野党4党による「原発ゼロ基本法案」について、“原発ゼロ”こそ現実的な選択で、原発推進に固執することこそ非現実的で、事故が起きれば国家消滅の危機で原発エネルギーはベストミックスにあらずと主張です。原子力発電こそハイコスト・ハイリクスで、事故処理に50兆円との試算もあり、使用済み核燃料の処理処分はまったく見通しがないことで、“もう原発はいらないこと!”を再認識の分科会でした。

おりしも環境省の福島第一原発事故による膨大な除染土を、全国の農地造成に再利用という方針が気になっています。最終的に厚さ50センチ以上の別の土で覆い、そこに花などを植え農地は想定していないとは言うものの、日本中へ放射性物質の拡散に他ならず、これでよいのかと疑問を拭えることはありません。

一年前のブログ、2007年の中越沖地震は東京電力柏崎刈羽原発を直撃していたことも忘れてはなりません。中越沖地震から10年の新潟県議会と原発と


笑いは希望を生む「平和憲法」を広げて

2018年07月16日 | 日々思うこと

三連休の今日は朝7時に糸魚川市役所前を大型バスで、『第64回新潟県母親大会』へ出発で、上越の参加者と合流して会場の小千谷市へと向かいました。

午前中は10時から分科会で、私は友人Fさんと『世界最大級の原発を持つ県民として』に参加で、講師は柏崎市議の持田繁義さんです。持田さんのお話しは2016年、上越市で開催された『新潟県母親大会』分科会で地域産業振興と原発について伺ったことがありましたが、今日はその後の新たな情報もあり、貴重な分科会です。(詳しくは明日にでも)

午後1時30分からの全体会の記念講演は市民会館大ホールで、開場前から並んでいた友人のお陰で前から5列目の正面席に座ることができました。

オープニングは地元魚沼神社の太々神楽(だいだいかぐら)で、舞台には伝統芸能保存会の中高生らによる笛と太鼓合わせて総勢10数人が登場です。続いて巫女姿の神舞で、ステージはお若い人たちばかりとあって、より神聖さが伝わってきます。

記念講演は『笑いは希望を生む「平和憲法」を広げて』と、パントマイマーお笑いの松元ヒロさんです。前評判どおりの松元ヒロさんは、政治風刺でアベ政権を鋭くコントにし会場は笑いが絶えません。

13日に閣議決定した西日本豪雨災害被災地への予備費20億円と軍事費を引き合いに素早い時事問題への突っ込みです。また日本国憲法の誕生や軍隊を捨てたコスタリカにも触れるなど、単なるいま時の“お笑いの世界”でないことが伝わってきます。

月刊『食べもの通信』5月号のインタビューページでも松元ヒロさんを取り上げており、“笑いは理不尽な社会に抵抗する手段”と「笑いに思想(哲学)が必要で、難しいテーマでも笑いを交えると共感が広がる」と掲載です。

あっという間に時間が過ぎて、気温34度の炎天下の小千谷市民会館を後に一路上越市へと向かいました。折りしも今日は“海の日”で、穏やかな日本海と沈みゆく夕日を見ながら7時に無事帰宅の有意義な一日でした。


被災地支援は敏速に!愛媛県野村ダム放流被害は人災!?

2018年07月15日 | 日々思うこと

豪雨災害による死者は200人を超え、日を追うごとに甚大な被害が明らかになっています。政府は13日の閣議で、西日本を中心とする記録的な豪雨の被災地に、水や食料、エアコンなどを届ける費用として、今年度予算の予備費からおよそ20億円を決めました。

予備費では被災地へ水や食料、避難所に設置するエアコンや仮設のトイレなどを調達するそうですが、広範囲な豪雨被災地にはとても充分とはいえません。また被災地は今、記録的な猛暑が続き、復旧作業にも支障が出てボランティアの人たちも熱中症の疑いで救急搬送です。

私も今日は友人たちから集まったタオルはできるだけ早くにと、特大のダンボール1箱分を広島市の佐川急便営業所留めで送りましたが、通常“中二日”で届くところ日数は約束できないと・・・。

方、暑さのためか疲れて少し横になっていたら、玄関に大量のタオルが置いてありビックリです。行動力のある人に声をかけると、また何人かの人たちにも声をかけてくださるので大助かりで感謝の思いです。そんなことで災害支援は敏速が肝心で、準備ができた箱から送らねばなりません。

ところで国土交通省が管理する愛媛県西予市の野村ダムの異常洪水時防災操作の事前伝達の認識の食い違いが、肱川(宇和川)の氾濫につながり男女5人が死亡し約650戸が浸水です。広範囲に水害を広げたダムの放流問題を夕方の民放TV局で取り上げており、人災ではとの声もありました。そして石井国土交通大臣といえば、西日本の豪雨災害よりもカジノ法案の審議に集中ですから、こちらも呆れてしまいます。

また13日、同県宇和島市を訪れたアベ首相は「今後もできることは全てやる。先手先手で対応していくという考え方のもとに被災者の皆さまが一日も早く、安心して暮らせる、そういう生活を取り戻すことができるように県、府、そして市町村と力をあわせて取り組む」と・・・。 

豪雨の後、濁った水を蓄えた野村ダム=愛媛県西予市で2018年7月12日、

そんなことで、TVニュースの画像から伝わるアベ首相の本気度にいささか首を傾げることも多く、ジャーナリストの田中龍作さんが“ヤラセ被災地訪問”を鋭い視線で書き込んでいます。http://tanakaryusaku.jp/2018/07/00018489


自衛隊、コンビニ優先の物資支援

2018年07月14日 | 日々思うこと

昨夜、首相官邸のタイムラインで驚きました。被災地への初動の遅れについては何の説明もなく、この場に及んでのこのアピールです。

 @kantei 7月12日

【SNS更新】「本日、生活に欠かせない飲料水やカップ麺などを、自衛隊が各店舗まで直接運ぶ、緊急輸送を実施しています。――この緊急事態に際し、官民一体となって、物資不足の解消、生活への不安の解消に取り組んでまいります。」

 

写真は自衛隊が広島県呉市の各店舗まで直接運ぶ緊急輸送です。生活道路が寸断され孤立している住民がどうやってコンビにへ行けるのでしょうか。

   @kantei 7月13日

【SNS更新】「広島県呉市内の同じコンビニの今日の朝7時と昨日の朝7時の食品棚の写真です。自衛隊による緊急輸送など、昨日の官民一体となった物流強化によって、おにぎりや弁当については、欠品なく商品を提供できるようになるなど、物資供給は大きく改善しました。」

森ゆうこ参院議員も昨日のTwitter驚いています。
「政府が自衛隊に輸送させた“支援物資”は、すべてを流され体ひとつで避難所にたどり着いた人たちのところではなく、コンビニの店頭に並べられました。自分のお友達には手厚く補助金を出す首相は、ひとりひとりの国民(被災者)にはとことん援助を渋るつもりのようです。」と・・・。
 
そんな中で豪雨が明けた8日、道路が寸断され断水した愛媛県宇和島市吉田町へ、生活用水を水槽に積んだ漁船が突然現れ、トイレにも困っていた住民に“恵みの水”を届けたというニュースメールです。漁師のお名前は「オカザキ」さんとしか分からず、住民は感謝を募らせているそうです。
 
広域で甚大な災害被災地への支援は、何を優先するかが問われています。自衛隊によるコンビニへの緊急輸送も必要でしょうが、先ずは被災者への直接支援ではないのかと、今回の政府対応に悲しくさえなりました。
また日本赤十字社や各県などでも義援金の募集がスタートですが、敏速に被災者へ対応していく方法が一番ではと考えます。

西日本豪雨被災地と中越「7.13水害」と

2018年07月13日 | 日々思うこと

今日は西日本を襲った記録的豪雨による「大雨特別警報」が発表されてから一週間になります。広島県など少なくとも6県12市町の1691世帯2800人余りが依然として孤立状態に陥って、孤立した住民が最も多かったのは広島県呉市ということです。

被災者の避難所に学校の体育館などが使われていますが、時間の経過と共にプライバシーのない体育館では限度もあり、何とか旅館やホテルなどの借り上げができないものでしょうか。また災害現場では救助犬も活躍ですが、人も犬も猛暑で大変な様子が伝わってきます。

おりしも14年前の2004年の今日は、新潟・福島豪雨で長岡市や見附市など広範囲で浸水被害が発生しました。広大な越後平野が浸水したため、避難所となった施設までが浸水し避難者が孤立し、三条市では堤防の決壊による被害が五十嵐川の左岸側に集中して「人災では」との批判もありました。

この年は糸魚川市との合併一年前で、旧青海町の光徳寺の若きご住職の呼びかけで急きょ、寺のワゴン車に支援物資を満杯に積んで届けたことを思い出しますが、備忘録もなくどこの場所へどう行ったのか記憶も曖昧です。

同年の10月23日、大地を震撼させた中越地震が発生し、この時も同様でしたが、阪神淡路大震災を機に立ち上がった災害ボランティア団体の「中越元気村」の大テントが小千谷市内に設置され支援物資を届け、ご住職のお母さんの実家のある旧川口町へ立ち寄ったことは確かな記憶です。

時どき通る道沿いに梅雨明けと共にカンナの綺麗な花が咲き出しました。カンナの由来は、仏教の最高の位“仏陀”が生んだ花とも言われているそうで、品種改良でしょうか珍しい色合いで、風で道端に倒れても暑さに負けない力強さが伝わってきます。

今日は午後から気温上昇の中を歯科医院へ・・・、治療を終えてから広島災害支援センターに送るタオルの収集で、あっという間に夕方です。“災害は忘れた頃にやって来る”「7.13水害」を教訓に、西日本の豪雨被災地へもできる限りの助け合いをと思う一日の終わりです。

『自然災害大国の避難が「体育館生活」であることへの大きな違和感』http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56477


災害支援、タオルの募集開始!

2018年07月12日 | 日々思うこと

西日本各地を襲った豪雨被害の全体像はつかめませんが、被災地ではボランティアや物資は受け入れ先の承諾を得てからと言われていますが、できるところから支援をしたいと思いネットを駆使しています。

そんな中で本日、広島県広島市の「災害支援リサイクルセンター」ではタオルに限り募集開始をしたことを知り、週明けにまとめて送る予定です。たくさんでなくともよいので、糸魚川市内でご協力できる方は一緒に送りますので、ご連絡をお願いいたします。

(ゆうパック送付先)

広島県 広島市中区国泰寺町1丁目4−1
広島中央郵便局留め
災害支援リサイクルセンター宛

災害支援リサイクルセンターホームページ
recycling-center.net