すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

国も地方も“お任せ民主主義”からの脱却へ

2018年09月30日 | 日々思うこと

9月も終わりの日曜日、台風を気にしながら午後から市内焼山温泉での6区梅谷守後援会の交流懇親会へと車を走らせました。6月の知事選に挑戦した池田ちかこさんや選対本部長だった菊田まきこ衆院議員が来られるというので出席をすることにしました。

第一部は時局講演として、菊田まきこ衆院議員や上越市選出の秋山みえこ県議、池田ちかこ前県議が登壇し、先の選挙やアベ政権を取り巻く政局、花角知事の県議会の様子などを話されました。また梅谷守十日町後援会として、十日町市の太田ゆうこ議員らも応援に駆けつけ力強い声を聞くことができました。

太田ゆうこ市議は現在6期目で、20数年前に市議初挑戦というので、私は電車を乗り換えて応援に出かけました。当日は悪天候で、集会が終わっての夜の帰りの電車が大幅に遅れ、深夜に帰宅したことを思い出しました。

梅谷守さんも昨年の衆院選での惜敗もあり、これからの日本のあり方を明確に訴えました。やっぱり“選挙は熱伝導”で熱くならなきゃ勝てず、また議員(政治家)を選ぶということの責任と“お任せ民主主義”では国も地方もよりよくならないことを感じるひと時です。

第二部の懇親会では、和気あいあいの交流で会話が盛り上がりました。マイカーで出かけたことで台風接近を気にしながら少し早めに帰途に着きました。

ところで26日の国連総会でのアベ首相の演説の中で、「自由貿易体制は、アジア諸国を順次離陸させ、各国に中産階級を育てました。背後には、1980年代以降、日本からこれら諸国に向かった大規模な直接投資がありました」と、背後をセイゴと誤読し、SNSでは「セイゴ首相」と呼ばれているようですね。

そういえばアベさん、昨年1月の参院本会議でも「云云(うんぬん)」を「デンデン」と答弁したことがあり、ルビをふるべきだったのかもしれません。(笑) 経済学者で慶応義塾大学金子勝名誉教授は「“うんこ漢字ドリル”で漢字テストを課すことをお勧めします」と・・・。問題はアベ首相の単なる無教養ではなく、「それは違う」と間違いを指摘してくれる人が周りに一人もいないということではないでしょうか。

そして今回の国連総会でのアベ首相、国民軽視で“アメリカのための政治”を明確にしたことがいくつかあります。先ず、農産物を売り渡す関税撤廃と、自動車を守る関税維持、 安保法制により高額な軍事兵器買って、財源不足は消費税アップと福祉切り捨であることがみえてきました。

そんなことで漢字も正しく読めない総理大臣に外交させている日本は何とも“不思議な国”ですが、それでも自民党支持率が下がらない国民性を憂いてしまう9月最後の一日です。


台風24号と沖縄基地と老朽原発

2018年09月29日 | 地震・原発

明日の投開票日を控えた沖縄県知事選挙、大型で強い台風24号の接近で早くも期日前投票が締め切られる地域が出たり、県庁前の街路樹が根こそぎ倒れる映像に驚くばかりです。

8月に亡くなった翁長知事の遺志を引き継ぎ、基地のない沖縄を訴える玉城デニー候補、米軍基地を沖縄に押し付けてきた国民の一人として見てみぬふりはできず何としても当選してほしいものです。宮崎駿さんも広い視野で未来を見つめたメッセージです。

台風24号の進路も明日には西日本に上陸し日本列島を縦断で、気象庁は厳重注意を呼びかけています。今日は早めに庭の鉢物などの移動を行い、万一の停電にも備えて台風対策です。

ところで茨城県東海村の東海第2原発は40年前の1978年11月に操業開始した老朽原発で、東京都心から120キロの地点にある首都圏で唯一の原発です。

原子力規制委員会は26日、この老朽原発に再稼働に必要な新規制基準の「適合」を正式決定です。東日本大震災で被災した原発としては初めての「適合判断」で、これで適合した原発は計8原発15基になります。

また東京電力は昨29日、福島第1原発の汚染水を浄化した後にタンクで保管している水の約8割に当たる75万トンで、トリチウム以外の放射性物質の濃度が排水の法令基準値を超過しているとの調査結果を公表です。原発推進の人たちはこの汚染水を海洋へ放出するという計画ですが、その先の環境への影響を考える洞察力がないのかと受け止めてしまいます。

そして原発と基地は同じ問題でもあり、国の政策が大きく問われていることは言うまでもありませんが、目先の利権だけに目を向けては明るい安全な未来がないことを痛感する台風前夜です。


“国難突破”からの一年と核兵器廃絶への道のり

2018年09月28日 | 日々思うこと

昨年の秋、アベ首相は「国難突破」を掲げて衆院を解散しました。あれから丁度一年、本当に国難突破ができたのか、今回の国連総会での演説やトランプ大統領との会談を見聞きするにつけ、首相の存在そのものが“国難”であることを感じ、いったい誰のための政治なのかと呆れるばかりです。

糸魚川市議会9月定例会が昨日閉会し、注目の「核兵器禁止条約の意見書」の請願が、またしても採択されず残念に受け止めています。これは先ず所管の総務文教常任委員会で審査され、6月定例会では自民党議員らは北朝鮮の脅威を持ち出して継続審査となっていました。

市議会ただ一人の女性議員は自民党会派とはいえ、いのちや平和、核兵器廃絶への認識も低いようで情けなくなってしまいます。こちらも誰のために議員バッチを着けて仕事をしているのか、そのパフォーマンスに市民から厳しい声が聞こえます。

昨日は上越市へ出かけ、友人Fさんより23日の信州岩波講座の前川喜平さんの“生きることと学ぶこと一個人の尊厳から考える”の報告に聞き入りました。“時の人”前川喜平さんとあって、会場は県内外の参加者で埋め尽くされたそうです。また友人とは15日に逝ってしまった樹木希林さんの生き方と閉じ方に話しが集中し、あっという間に時間が経過です。

今日は朝から雨も上がっての爽やかな晴天で、マイカーの車検日なので外出なしで、午前中はデスクワークで午後からはホームセンターで求めたビオラの苗などの植え付け作業です。そういえば一年前の10月、衆院選で駆け回っていた間に突然、市内のお気に入りの苗屋さんが閉店になってしまいました。品揃えもよく良心的なお店で一週間に一度は足を運んでいただけに、この一年は鉢植えのお花が少なくなって寂しい思いでした。

野鳥が庭の隅にマユミの種を運び年々大きな木になって、今年はたわわに実をつけており秋の深まりと共に赤くなっていくことでしょう。

超大型の台風24号が沖縄奄美に接近し“嵐の県知事選”です。30日(日)には西日本に上陸し列島を縦断するおそれがあり、新潟県へ直撃の進路で被害なきように、どなた様もお気をつけてお過ごしください。


「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」と国のトップの危うさ

2018年09月26日 | 日々思うこと

秋も深まり昨夜の気温は16度まで下がる10月下旬の肌寒さです。日中には20度を超えたもののドンより雲で、蚊に刺されながらの庭の草取りです。

行きつけのスーパーイチコの店頭には先日の新米「こしいぶき」に変わって早くもハロウイン飾りです。新米コシヒカリもそろそろでですが、ハロウインの方が売れゆきがよいのでしょうか。

お店でこの季節にしかお目見えしない「マコモタケ」、糸魚川地域の減反の田んぼで栽培されており、これは“根知ちゃんまいろの会”のものです。お味は竹の子とトウモロコシを合わせたような淡白で、レシピも備えてあり緑色の皮をむいて生でサラダにと明記です。私はいつも斜め薄切りにして豚肉と炒めてキンピラ風の味付けでご飯が進みます。

ところでニューヨークの国連総会に出席しているアベ首相、その演説に耳を傾けると、自由貿易体制を強化し日本とアメリカがお互いの利益になる関係を続けると強調です。トランプ大統領といえば国際社会への呼びかけというよりも、11月の中間選挙を意識しての自画自賛の自国主義で、似たもの同志の国のトップの危うさが伝わってきます。

今日26日は国連の「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」ですが、世界で唯一の被爆国の首相は見て見ぬふりのようです。そんな中で24日、都内のキャンパスでの核兵器の廃絶を考えるシンポジウムで、吉永小百合さんが唯一の被爆国である日本も「核兵器禁止条約」に賛同すべきだと訴えていました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180924/k10011642521000.html


『買い物は投票なんだ EARTHおじさんが教えてくれたこと』

2018年09月24日 | 日々思うこと

 

今日は昨日に続き、隣りの孫たちはサッカーの試合で朝から出かけ、静かな振り替え休日です。ネットで注文の『買い物は投票なんだ EARTHおじさんが教えてくれたこと』(発行 三五館シンシャ 1200円+税)が届きました。

「少しだけ立ちどまって考えてほしいんだ。この星に住むすべての生きものは 水や土や空気をいっしょにつかって生きている。自然の恵みは人間だけのものではない。」と・・・。藤原ひろのぶさん(文)と上越市在住、長澤ほう(法生)こと長澤美穂ちゃん(絵)による年代を超えてホッとするお薦めの絵本です。

お彼岸の中日の昨日はお天気に恵まれ、午後から美山公園での“糸魚川クラフトフェア”へ出かけました。会場は84のブースで賑わい、前日の雨で足元が少しぬかるんでいたものの周囲の林と青空に癒されました。帰り道に一の宮の扉To Vi LLaに寄って、お手製のチーズケーキとコーヒーをいただくひと時です。

その後は行きつけのお店で仏壇にとおはぎを求め、姫川桜堤周辺の田んぼを回ってみると、すでに稲刈りは終りコンバインの“わだち”をみると、この連休に刈り取られたようです。当地域は二毛作でないので、来春の田植えまでしばらくは休耕田です。

ところで一年前の秋分の日は、長野県信濃町での恒例の黒姫高原クラフト祭りへ、曇り空の中を上越の娘家族と出かけていたことを綴っていました。そしてこの一年、アメリカ第一主義と追随するアベ政権に変わりなく、6月のトランプ大統領と北朝鮮金正恩労働党委員長との初会談は歴史上大きな変化です。アメリカ第一主義と黒姫高原クラフト祭り

昨夜のTBS情熱大陸「“神”と呼ばれるスーパーボランティア尾畠春夫さんが被災地に行く理由、秘めた想い初告白」を視聴です。政治家にはない見上げる精神にリスペクトでした。https://www.dailymotion.com/video/x6u46c6

さて今宵は中秋の名月十五夜、昨夜まん丸に見えたお月さまはどうも雲隠れのご様子の三連休の終わりです。


種子法廃止、国民のいのち丸投げの食料政策

2018年09月22日 | 日々思うこと

三連休の土曜日は朝方からの雨も降り止み、昼頃には雲の合い間から青空が見え、捗らなかった近郊の稲刈りも一気に進むことでしょう。

明日は早いものでもう秋分の日、“祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日”として1948年に法律で祝日の日に制定され、昼と夜の長さが等しくなる日といわれる季節の変わり目です。

庭の隅の一日花のムクゲの木も猛暑と水不足に耐えながら、可憐な花を弛まず咲かせ夏の終わりを告げています。

今年の夏は7月の西日本豪雨に続く、台風21号の被害、そして北海道で最大震度7の地震発生と、日本列島は度重なる自然災害に襲われてきました。国の激甚災害地に指定されたからといっても被災者に直接支援されることは少なく、東日本大震災をみれば明瞭です。

そして国の防衛費は5兆円を突破し、隣国の脅威に怯えて米国から高い武器を買うより、各都道府県に災害で必要な重機の設置や被災者支援など、今は災害対策を優先すべきはずです。ところが政府が災害対応にかける予算は軍事費と比較するとほんのわずかです。

そんな中で、フェースブック「お友達」の津南のOさんが書き込んでいたこの現状を、「国民の生命財産を守る」と言っているアベ首相はどう捉えているのでしょうか。

 

さらに半世紀以上、日本の主要作物である米・麦・大豆の安定供給を支えてきた種子法(主要農作物種子法)が今年4月に廃止されました。“食べものはいのちのもと”、国民のいのち丸投げの食料政策で「安心安全の国づくり」とは言いがたく、明るい未来とはほど遠い国になってしまいます。https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-173-18-09-g744


アベ3選の「新しい国造り」は“戦争ができる国!”

2018年09月21日 | 日々思うこと

昨日、自民党総裁選で予想通りアベ首相の連続3選で幕を閉じました。国会議員8割の票を固める強い力で、一方の石破元幹事長は党員票で45%獲得し善戦です。

記者会見のアベ首相、冒頭では「6年間の実績の上にさらに3年間、この誇りある自民党を率いて国家国民のため強力なリーダーシップを発揮せよ、と力強く背中を押してもらった」と・・・。憲法改正については、「70年以上一度も実現してこなかった憲法改正に挑戦し、平成のその先の時代に向かい、新しい国造りに挑む」と意欲的です。

この人の言う「新しい国造り」とは紛れもなく、“戦争のできる国”であることを見逃してはなりません。19年度防衛費概算要求では、過去最大の5兆3千億円超で調整です。

さらに社会保障が目的であった消費税、いつの間にか道を逸れてしまいました。消費税を8%に引き上げた04年のアベ政権、政府広報では「消費税率の引上げ分は、全額、社会保障の充実と安定化に使われます」と大々的に謳っていました。同年12月の衆院選でも自民党公約でしたが、全く守られていなかったということを忘れてはなりません。

来年秋には消費税10%に引き上げとなり、それでもアベリーダーシップを強く支持する自民党ですが、国民とのかい離は選挙で埋めるしかない平成最後の悲しい秋です。


家のメンテナンスと腸内免疫システム

2018年09月20日 | 本・雑誌・映画

今日は朝から曇り空で、夕方頃には雨が降ったり止んだりの一日です。先日、3年に一度の市ガス整備点検の人が回って来て、お風呂場の勝手口辺りの外に出ている白ガス管が腐食していることを指摘されました。ガス漏れになったら大変と出入りの設備業者に直ぐ連絡をしたところ、18日に来てもらい取り替え工事完了で一件落着です。

ところが一部、外の水道管が塩害もあって錆びているので、ついでに取り替えた方がよいと言うことになり、悪戦苦闘で本日午前中にやっと完了です。我が家は築45年(昭和48年建築)ですから、このようにあちこちが痛んできても不思議ではありませんが、人間の身体でいうとガス水道管は家の血管のようでもありメンテナンスを怠ると大変な事態です。

そんなことで食欲の秋は読書の秋でもあり、月刊『食べもの通信』9月号では“人体最大の免疫システム 腸で決まる心身の健康”特集です。腸は第2の脳ともいわれ、腸内環境を整える食べ方がいかに大事かと発信です。

また『プレジデントFamily』最新刊・秋号では「 東大生192人 頭のいい子の本棚」特集で、小学生時代の愛読書ランキングで、松元ヒロさん著『憲法くん』もあり嬉しくなりました。 https://www.president.co.jp/family/blog/diary/2285/2488/


戦争法強行採決から3年“私たちは忘れない!”

2018年09月19日 | 日々思うこと

今日は夕方5時30分から大規模スタンディング「9・19 怒りの市民行動!」で、市内中央大通り線の両サイドに並びました。夕暮れの中でそれぞれが思いのプラカードを掲げ、3年前の戦争法強行採決に「私たちは忘れない!」の思いです。

18日追記:樹木希林ドキュメンタリーの旅シリーズ第5回、希林さんは鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪れゲストの青木理さんと対談し、太平洋戦争当時、長野県南安曇郡穂高町出身で慶應義塾大学の学生だった上原良司さんのことを語っています。学徒兵が特攻隊員として戦死していく過程で、死を賭けて戦後の私たちに訴えたメッセージを検証です。

戦没した日本の学徒兵の遺書集『きけわだつみのこえ』を私がはじめて読んだのは二十歳を過ぎた頃で、この本を貸してくれたのが3つ年下で在日のT子さんでした。特攻隊員の声を綴った『きけわだつみのこえ』の強烈な印象を、今こうして50年も引きずりながら生きています。希林さんのように“自分を使い切った”と思える生き方は容易ではありませんが、最終目標にしての今日この頃です。


総裁選逆切れのアベさんと嘘のなかった樹木希林さん

2018年09月18日 | 日々思うこと

17日夜のTBSニュース23、自民党総裁選の二人の候補者が登場です。番組で星キャスターに加計学園問題で理事長とゴルフを重ねていることについて問われたアベ首相、「ゴルフに偏見をもっている。スポーツですよ」と・・・。どうもこの首相はまともなコミュニケーションが出来ない人であることが情けないほど伝わってきます。

「許認可権持ってる行政官が業者と接待ゴルフをしたら談合になるのでは」という話をしているのに、アベ首相は「ゴルフではなくテニスや将棋ならよいのか?」とムキになっての反論です。対する石破さんといえば「許認可権持ってる期間はやりません」ときっぱりです。

もはや政策論争以前の「まともに人の話が聞けるかどうか」という低レベルなことが争点になりつつある総裁選です。こんな人を神輿にしている圧倒的多数の自民党も問題ではないのかと痛感です。

14日付けのLITERAも痛烈です。安倍首が総裁選討論会で嘘と逆ギレ連発

そんな中で、味のある女性を演じ続けてきた樹木希林さんが去る15日、75歳の人生を閉じました。05年に乳がんの手術を受け、その後全身にがんがあると公表していた希林さんでしたが、たくさんの言葉を残し、その行動にも目を見張ります。

【強すぎる。樹木希林の名言】から、


1 やったことがほんのわずかだもの

  やり残したことばっかりでしょう。

  きっと ひとりの人間が 生まれてから死ぬまでの間

 本当にたわいもない人生だから 大仰には考えない


2 靴下でもシャツでも 最後は掃除道具として 最後まで使い切る

  人間も、十分生きて 自分を使い切ったと 思えることが

  人間冥利に尽きるということだと思う

  自分の最後だけは きちんとシンプルに 始末することが最終目標

東海テレビ戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅『父の国 母の国』から続くシリーズも圧巻です。http://tokai-tv.com/sengo70nen/#page2


樹下美術館と「信州岩波講座2018」

2018年09月17日 | 日々思うこと

昨日、柏崎原発集会の帰り道にFさんお勧めの上越市頚城区の樹下美術館へ立ち寄り、しばしのコーヒータイムです。樹下美術館は個人の美術館で、上越ゆかりの作家斉藤三郎氏の陶磁器や倉石隆氏の絵画を常設し、ずっと前から一度訪れてみたいと思っていただけにやっと念願が叶いました。

こじんまりとした素敵な美術館で、お庭も手入れが行き届き芝生がきれいです。窓際のカウンター席に座りホットサンドを注文で、コーヒーカップも選べることで私は迷わずマイセンに・・・。何だか日頃のご褒美のような至福のひと時で、閉店時間をすっかり忘れて話しが弾みました。

友人は須坂市での「信州岩波講座2018」に、電車を乗り換えて通っていることで、私はこの講座を知らなかったのでその内容に聞き入りました。岩波講座は須坂市や須坂商工会議所も力を入れており、今年は20回記念「今、くにのかたちは」で、高校生編の講座もあります。また松本市でも信州岩波講座が開催されており、「さすが長野県!」を感じるひと時でした。

https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/imagefiles/160070/files/20180607170659.pdf


危険な原発はもういらない!!柏崎大集会

2018年09月16日 | 地震・原発

16日は小雨の中を高速道を走り、「なくそテ原発柏崎大集会」へと急ぎました。途中で上越の友人Fさんが同乗し柏崎ICまでは順調でしたが、そこから会場の柏崎市文化会館アルフォーレへは初めてではないのに一つ道を間違えて大失態です。

大ホールの1000席は県内外、首都圏からの参加者らで埋め尽くされ、私は原発ポスターやシールの販売スタッフでしたのでホワイエで、講師の城南信用金庫相談役の吉原毅さんのお話しに耳を傾けました。

吉原さんは自然エネルギー推進連盟の会長でもあり、福島第一原発事故後の安全神話の崩壊や、世界が自然エネルギーへと大きく舵を切っている現状を平易な言葉で話されました。

「世界最大規模の柏崎刈羽原発で大きな事故が起きたら、柏崎や新潟県だけでなく日本が壊滅する」として、原発をゼロにして経済を再生させる道を語りました。著書は『原発ゼロで日本経済は再生する』(角川学芸出版)など多数です。

最後に参加者全員でプラカード「なくそテ原発」を掲げで、市内のデモ行進で盛り上がりました。

一つ道を間違えては大変なことで、吉原毅さんをwikipediaで検索すると改めてスゴい方であることが伝わってきます。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E5%8E%9F%E6%AF%85


“平和への種まき”と食料自給率と

2018年09月15日 | 日々思うこと

三連休はどうやら雨模様のようで、昼頃に雨が止んだものの稲刈りを前にした近郊の農家は大変です。朝から隣りの“アッシー”で、途中で行きつけのスーパーイチコに立ち寄ると、天候の異変でトマトなどの野菜の高騰です。また“敬老の日”を前にしてか、駐車場も店内も大混雑です。

お年寄りを敬う祝日ですが戦後73年、戦争を体験した人も年々少なくなって今を生きることができる私たちが語り継がねばと思います。そんな中で、吉永小百合さんが沖縄と未来まで続く平和を語っており、同世代の私も“平和への種まき”を続けてゆかねばと思います。

先ずは健康寿命を延ばしてと日頃から気をつけ、できることは何でもやっていますが無理をしないことも大切と感じるようになりました。そうそう、昨日の「サラダ油ランプ」の写真のべに花油ですが、今はオリーブ油(バージンオイル)に切り替えており、以前に使っていた残りです。また日本で使用されているトランス脂肪酸のことも気になり、マーガリンも今は使わずオリーブオイルの食卓です。

そんな中で今日、上の孫が塾のテーマで資料を基に日本の食料自給率についての感想文を書いているので驚きながら、日本の低さとイギリス・フランスなど先進国の自給率(カロリーベース)の高さ、戦争になれば食料が武器にもなることなどを話しました。孫は耳を傾けながら、オーストラリアの200%を超える自給率を持ち出すのでビックリで、“平和への種まき”とともに食料の大切さを伝えるひと時でした。


自民党総裁選と「サラダ油ランプ」などに再挑戦

2018年09月14日 | 日々思うこと

今日は朝から湿度上昇のむし暑い中、NHKで記者クラブ主催の自民党総裁選の二人の討論会に耳を傾けました。憲法改正について、アベ首相は「戦後一度も行われなかった改憲に挑戦する」と、まるでチャレンジャー気どりで9条改正に意欲的です。そもそも憲法とは国家権力を縛るもので、時の政権が都合が悪くなったから改正するとは何たる認識かと呆れるばかりです。

経済政策について、首相はこれまでの成果を挙げ「地方経済が良くなっているのは間違いない」と強調し、「国難とも呼ぶべき少子高齢化に立ち向かう」と訴えです。石破氏は「大企業がどんなにも儲かろうが、地方の農林水産業や中小企業に波及するわけではない」とアベノミクスの批判を展開です。

またこれまで「国民に丁寧に・・・」と繰り返してきたアベ首相、森友学園・加計学園などを巡る公文書問題では「国民に理解されていない」と、まるで理解していない国民に問題があるかの如しです。己の失敗を成果と認識し、一連の財務省改革は麻生財務大臣(副総裁)と一緒でなければと強調する辺りから政治の私物化を感じ、反省と責任のない政権は同じ繰り返しで一段とヒドくなっていくことが伝わるひと時です。

毎日新聞13日付け社説「安倍政治を問う アベノミクス 勘定を回されるのは誰だ」https://mainichi.jp/articles/20180913/ddm/005/070/136000c

イマイチだった「サラダ油ランプ」も、このまま終わってはと再挑戦です。課題の芯に綿棒の先を切ってみたり、タコ糸や麻ヒモを用いたりと結局、テイュシュペーパーを太目のこよりにしてみました。さらに芯を支えるアルミホイルは銅線に変えて、瓶の大きさに合わせてクルクルと・・・、これは安定性もあり成功です。

またネットで検索してみるといろんな方法がありましたが、我が家ではロウソクを使うことにし、電池と共にロウソク立てのお皿も用意し停電に備えようと思います。

先日の久しぶりの人参ケーキは失敗ながらも、上の孫だけが「美味しい」と、娘からは「カタイ」と不評です。そんなことで今日は昔のレシピを思い出しながら再挑戦です。人参ジュースを使っていることで少し食感が異なりますが、まずまずの出来栄えです。ところがベーキングパウダーが少なかったのか、膨らみがなくBP缶をよくみると10数年以上前の賞味期限切れです。

何事も“失敗は成功のもと”と言われるものの、政治の世界では取り返しのつかない場合もあり、自民党員ではないものの総裁は一国の総理大臣ともなりえるだけに関心を高める3連休前の週末です。


翁長知事の志を継ぐ玉城さんと停電時の灯りの工夫

2018年09月13日 | 日々思うこと

今日も朝から穏やかな小春日和です。北海道地震から一週間が過ぎて、日々の暮らしや農業・酪農にも影響が出ています。道内全域が停電する前代未聞のブラックアウトで、北海道電力の初動対応や主力の苫東厚真火力発電所に大きく依存してきたことも問われ出しています。

先日、ネットで沖縄の“翁長知事の志を継ぐ”という素敵なポスターにお目にかかりました。「イデオロギーよりもアイデンティティー」と訴えていた翁長さんの後継者の玉城デニーさんです。

昨夜、ネットでも話題の「サラダ油でランタン」に挑戦です。アルミホイルとティッシュペーパーで短時間で完成し、部屋を暗くして灯してみると嫌な臭いもなくやさしい灯りです。気をよくしていたら、いつの間にか芯が燃え尽きてしまい、どうも芯にもっと工夫が必要です。また瓶の大きさに合わせたアルミホイルの長さカットも考慮で、停電時には一個ではとても足りず何よりも余震などによる火の扱いが要注意です。

<停電対策に「サラダ油ランプ」 3分で製作、火は長持ち:朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASKCN4JX2KCNUEHF005.html

苦心の末に、仏壇用のロウソクを備えて置くのが一番ではないかとの結論です。長さ10センチほどのロウソクの燃焼時間が1時間と表示されており、少し長めのロウソク1箱を備えているだけでも安心で、転倒には注意を・・・。また懐中電灯の灯りの工夫として、水を入れたペットボトルへ照らしたり上に置いたり、ランタンの傍に鏡を置くことで反射し明るさが倍増です。

“備えあれば憂いなし”で、いつもバックに小さな懐中電灯を入れていますが、使わないことに超したことがありません。そんなことで今日は車庫に置いてある備蓄飲料水の賞味期限のチェックや、娘の“アッシー”をしながら沖縄に思いを寄せる一日です。