すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

バラの花たちと海外から送り返されるプラスチックごみ

2019年05月31日 | 日々思うこと

昨日は術後とあって、しばらく静かに運転も控えていることで、上越の娘が来て市内あちこちでの所用を済ませることができ大助かりです。暮らしが不自由になって、これまでのありがたさを感じる5月の終わりです。

隣りの駐車場横の細長い花壇は海からの強い風にさらされているものの、お日さまがよく当たることでバラには適している環境のようで、京成園芸のハイランドなど3種類のバラを植えています。

写真の手前は下向き加減のピエール・ドゥ・ロンサールで、つるバラに仕立てることができますが高さを抑えて楽しんでいます。バラは日当たりと肥料と剪定が不可欠といわれるように、限られた狭い場所ですが秋にはクン炭をすき込んで健康な土をと心がけています。

八久保郵便局へ行くと「夜間警戒強化中」の入口に、珍しく5種類ほどのバラの鉢が置いてありました。何でも前局長のUさんがご自宅から持ってきてくださったそうで、バラがご縁で来客も楽しんでいます。

環境保護と平和を願う市民の立場で活動する「国際環境NGOグリーンピースジャパン」では“マイボトル給水機でペットボトルを減らそう”キャンペーンを行っています。今、海外から送り返される日本のプラスチックごみが問題になっています。一人の力は弱いけど無力ではありません。ご協力、よろしくお願いいたしますhttps://act.greenpeace.org/page/36478/petition/1?ea.url.id=3183729&forwarded=true


白内障手術と「さくら にじいろ応援団」記者会見

2019年05月29日 | 日々思うこと

昨日は白内障の手術日で、眼科医院が手配した車で糸魚川を8時に出発、高速道を走り上越市内の本院へ9時前に到着です。待合室にはすでに大勢の患者さんでいっぱいで、私はいろんな検査と診察を受けて午後からの手術になりました。

白内障の手術は簡単と言われるもの、40年ほど前の出産以来の入院とあって緊張感でいっぱいです。手術室に入っていたのは30分ほどだったでしょうか、院長による手術は10分ほどで終了し「無事に終わりましたよ」の声にホッとし、個室に戻りました。

ところが何もすることがなく持参した新聞も読みにくく、テレビで川崎市で起きた小学生を巻き込む悲惨な殺傷事件に耳を傾ける時間が過ぎます。平穏な毎日と、当たり前と思う健康な身体に感謝の思いで早めの就寝です。

一夜明けて、朝8時前に院長の診察を受けたり諸々の検査を済ませて、9時半には病院の車で帰途に着きました。同乗者は糸魚川の人ばかりで知り合いも多く、おしゃべりをしているうちに玄関横付けで11時に無事に帰宅です。今回は、車の運転免許の更新がなければ手術は不要と診断されたものの、もう少し運転を続けたいとの思いでの手術でした。

25日からブログがフェースブックへ投稿できずに困っていましたが、トランプ帰国に合わせていつのまにか回復しているのでビックリです。「お友達」も同様で、フェースブック情報は米国がすべて管理しているとはいえ、オカシナことがあるものですね。アドバイスをいただきました皆さま、ありがとうございました。

昨日、県庁で行われた「さくら にじいろ応援団」の記者会見の様子も届いており、参院選もいよいよ始動です。

ところで来月にはもう片方の目の手術が控えていますが、回復を待ちながら参院選へ向けてまた動き回りたいと思います。 


5月の異常な暑さとトランプ大統領来日フィーバーと

2019年05月27日 | 日々思うこと

このところの好天続きで県内には「乾燥注意報」が発令中で、昨日の糸魚川市能生では30.1度を記録です。全国的に上位10位が北海道というのも異例で、沖縄よりも暑い異常な気候に驚くばかりです。

隣りの駐車場の幅40センチほどの細長い花壇のバラが一斉に咲き出しています。こちらも驚くことに、昨年は白かったピエール・ドゥ・ロンサール、薄桃色のつるバラと接近しすぎてか、今年は本来のピンク色に戻っています。

接近しすぎといえば、国賓として来日のトランプ大統領と日本側の厚遇ぶり、接待する首相も公私混同の如くで、さらにメディアの伝え方にも異常さを感じてしまいます。米紙ワシントン・ポスト(電子版)では。「大統領は、ほぼ観光客として1日を過ごした」と皮肉っています。

写真の木立ベコニアは耐寒性が低いことで年中、玄関の風除室に置いていますが、ここ3年ほど花が見られず今年久しぶりに咲き出しました。

25日からブログの書き込みがフェースブックへ投稿できず困っています。どうも私だけでなさそうで、今朝になって回復した「お友達」もいますが、気まぐれなfbに手こずっている状態です。


熱中症警戒の運動会日和

2019年05月25日 | 日々思うこと

今日は早朝から20度を超す暑さの中で、下の孫の小学校のスポーツフェスティバル(体育祭)です。雲ひとつない青空で太陽が上るにつけ、ジリジリとした真夏のようになり私は日傘片手で観戦です。

いつもと違う光景は、校庭の東側に白いテントが数ヵ所設置されており、競技中の児童たちの給水タイムの他に、このテントを利用して5分間の休憩タイムが何度か試みられていたことで、市青海事務所の協力で張られたそうです。す。

お楽しみは松の木の木陰でファミリーでいただく昼食で、おにぎりやサンドイッチ、お稲荷さんなど、食べきれないほどが並びました。午後から気温はさらに上昇で30度に近くになり、私も熱中症対策で家に戻って少し休憩し、孫の競技に合わせてまた出かけました。

ところで小学校は海に近いことで、防風林として植樹された松の木は今では見上げる大きさに成長し、市内の他の小学校ではなかなか見られない贅沢な木陰です。そして昨夕から“場所取り”が学校から許可されていたそうです。

気が付けば黒姫山の山頂近くにほんの少しの残雪で、季節の変わり目を感じます。スポーツフェスティバルは午後3時頃には無事に終了し帰宅です。夕方のローカルニュースでは、県内の多くの小学校では熱中症を警戒しながらの運動会で、ミストシャワーも用意されて行われたという暑く熱い一日でした。

そして一年前の今頃は新潟県知事戦で熱く燃えていました。ウソで塗り固められた原発政策と国会


幕張メッセ武器見本市と戦争への準備

2019年05月23日 | 日々思うこと

昨日同様に今日も風がなく穏やかで、強風にも負けなかった季節の花たちに癒されるひと時です。裏庭の出窓の下の日陰の所で、今年も山野草に分類される紫蘭(シラン)が咲き出して、そのたくましさに目を細めます。

21日開催の糸魚川市議会臨時議会では、任期後半の正副議長や各委員会委員長らが選任され、会派による“コップの中の嵐”のようで、このところの国会運営と合わせてウンザリしてしまいます。

またアベ政権の下で衆参同日選挙も浮上している中、自民党憲法草案を深読みすると、これまでの憲法第1条「象徴天皇」が「元首」として位置づけられていることに危うさが伝わってきます。さらに自民党草案には緊急事態条項が盛り込まれており、かってのナチスヒトラー政権が進んだ道と重ねてしまいます。

ドイツの近現代史が専門の東京大学石田勇治教授は、昨年1月の参議院議員会館内での講演で「うり二つの自民改憲案」と指摘し、「ワイマール憲法の緊急事態条項を背景にヒトラー政権が誕生し、ナチス独裁を敷くために乱用されたのも緊急事態条項だった」と・・・。

緊急事態条項は、緊急時に権力を大統領や首相へ集中させ、国民の権利を制限する仕組みで、ワイマール憲法には「大統領緊急令」として規定されることから、石田教授は自民党改憲草案を厳しく批判しています。大多数の国民の気づかないところで戦争への法整備が進められていることは確かです。

写真は隣りの境との日中の太陽がほとんど当たらない花壇に、4年ほど前に植えたエゴノキ、あっという間に背丈を超える程に成長し釣り鐘状の可憐な白い花がいっぱいで、その強靭さに驚くばかりです。

また強靭さといえば、来月から国際的な武器の見本市が千葉県の県有施設の幕張メッセで開催されようとしており、日本での開催は3回目の異例さで、果たして武器見本市は防衛のためなのでしょうか。米国からステルス戦闘機F35の購入は決算済み42機と合わせて147機のバク買いで、ちなみに1機116億円というお値段で、学校へのエアコンが4000教室設置、特別擁護老人ホーム900人分建設です。それでも自民党支持率が一向に下がらず、この国の行くへを案じてしまいます。

「幕張メッセで武器見本市を開催しないでください」キャンペーンにご賛同くださいますようお願いいたします。https://www.change.org/p/


うち越さくらさんの上越入りと強風のバラたち

2019年05月21日 | 日々思うこと

19日付け書き込み「うち越さくらさんの『私にとっての憲法』と」、goo日別ランキング「2019.05.20(月)1753876PV |530UU 」にックリです。一日のアクセスが530人とは、3年前の参院選の森ゆうこさんの時を上回る勢いです。一人でも多くの方から読んでいただき、うち越さくらさんを知ってくださることを嬉しく受け止めています。 

今日のうち越さくらさんは午前中から初めての上越入りで、午後からは市民連合・上越のメンバーと初顔合わせです。私は残念ながら出かけることができませんでしたが、事務局からの素早い報告です。

ところで昨日は早朝からの風速10メートルを超える強い南風で、庭のバラの鉢は引っくり返り、隣りの駐車場横の花壇のバラも支柱が不十分のため折れたり倒れたりと大打撃です。

そんな中“遠方より友来る”で、上越のFさんが糸魚川市内のKさん宅へ所用で来ることになり、私の所まで足を延ばすことになりました。急に共通の知人でもあるHさんが「庭のバラが見ごろなので、みんなで見に来て」とお誘いがあり、お昼近くに3人で伺いました。

Hさんのお家は青海駅近くで、丹精込めたバラは10種類を超え、色彩りのバラたちに目を細めるひと時です。黒姫山が直ぐ近くで、リビングからお庭を眺めお茶をいただきながら、あっという間に時間が過ぎて写真を撮るのもすっかり忘れてしまいました。

帰り際にお土産にと、紙コップのオアシスに3種類のバラを挿しての花を愛でるお人柄が伝わってきました。また昨日の糸魚川の最高気温は30.5度の真夏日でしたが、深夜から朝方には待望の恵みの雨です。

そして上越のFさんは、すでに岩波の『私にとっての憲法』を読んでいたことを知りさすが趣味読書です。さあ、7月21日投開票の参院選に向けて自然界と同様に、さくら陣営にも厳しい強風雨が吹きまくることでしょうが、「さくら にじいろ応援団」として、しっかりと支えてゆきたいと嵐が去り雨降って地固まるの思いです。


参院選、うち越さくらさんの「私にとっての憲法」と

2019年05月19日 | 日々思うこと

昨土曜日の早朝から隣りの孫たちはサッカーや学校の体育祭で、西に東へと出発です。今日は朝から気温上昇で糸魚川アメダスの最高気温が23.8度、上越市では28度を超える夏日になり、孫たちも今日は外出を控えてのんびりで、私もEvery Sundayです。

先日、満杯の冷凍庫の断捨離をすると、赤飯やチマキ、コーヒーまでが出てきて、1年や2年前のものでなさそうでビックリです。風味のなくなった赤飯を毎日庭に撒くとスズメたちがどんどん集まって来て賑やかです。

参院選新潟選挙区のうち越さくらさんは、他のいくつかの選挙区からのオファーもあったそうですが、新潟県での出馬を決意してくださってとても嬉しく思います。うち越さくらさんは今、新潟市中央区に居住され新潟で弁護士事務所開業し、新潟弁護士会所属になります。

岩波書店から出版の多くの方々の短文で構成の『私にとっての憲法』で、さくらさんは「飾っておくものでなく、差別を解消するツールとして」と述べています

『私が憲法に出会ったのは、中学生のときだったと思う。感動して何度も繰り返し読み、「暗唱」できる域に達していた。中でも「お気に入り」の条文は、前文、一一条、一二条、九七条。崇高な理念に打ち震え、現在のそして将来の国民の基本的人権の保持のために「不断の努力」に励まねばと堅く決意し、基本的人権が享受できるのも、人々が闘ってきたその歴史があるからだっ、私もその歴史に貢献したい、と拳を握りしめる……。我ながら、うっとうしい(笑)。 

  その後、司法試験受験生として、憲法訴訟を学ぶようになり、「違憲性を真正面から問いかけても勝ち目はそうはない?」と気づいたが、憲法の理念を現場で活用することもできるはず、と楽観的であった。各憲法訴訟を遂行した弁護団の血のにじむような労力を想像することはできなかった。弁護士になって一〇年を過ぎた頃、ようやく憲法訴訟を遂行することになる。夫婦別姓訴訟である。  
 結婚もしたい。でも自分の姓でもいたいーー。選択的夫婦別姓制度であれば、同姓にしたいカップルは同姓に、自分の姓のままでいたいカップルは別姓になることができる。後者にまで、「同姓にしろ。いやなら結婚を諦めろ」という民法七五〇条は、あまりに不寛容である。  
 民法七五〇条は「夫の氏」ではなく「夫又は妻の氏」としているが、多くの女性たちは、女性である自分の方が改姓しなければならないと感じている。なぜ?「「結婚」は夫の家に入るもの」といった家意識がまだ根強いのだ。男女の賃金格差を背景に、経済的に夫に依存することが目に見えていると、「自分の姓のままでいたい」と言うのを遠慮してしまう。個々のカップルの「選択」の背景には、長年の家制度による差別意識も残存している。実際、毎年婚姻する夫婦の一〇〇%近くが夫の氏を「選択」する。それぞれの夫婦で話し合った結果、たまたまこうなっている? そんなわけがない。だいたい、真摯な話しあいなどしないで、なんとなく決めてしまうカップルがほとんどではないだろうか、「姓を同じくせよ」という民法� �五〇条の要求が女性への差別を露呈させるがゆえの結果なのである。家族は「個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない」とする憲法二四条が、そんな差別を是認するわけがない。   国家賠償責任を問う訴訟を提起した。  
 どれだけ時間をかけただろう。膨大な文献を読み解き、研究者に意見を聴き、弁護団内で、裁判官を説得しきる論理をどうしたら展開できるか、検討を重ね、書面にする。自分の姓のままで結婚できない苦しみを綴った陳述書を多数集め、提出もした。  
 憲法訴訟は、法廷の中の主張だけでなく、世論のバックアップが必要だ。世論を動かすには、運動を盛り立てなければならない。支援者、マスコミ対応、議員対応、どれも懇切丁寧に応じた。特に大法廷に回付されてからは、体がいくつあっても足りない忙しさだったが、ひたすら感謝して取材を受け続けた。原告たちも、よく取材等に応じてくれた。長年選択的夫婦別姓実現を希求してきた女性たちも支えてくれた。盛り上がる機運の中で、私たちの「不断の努力」でいよいよ! と高揚した。二〇一五年一二月一六日の最高裁大法廷判決前までは。  
 大法廷判決の問題点はここでは書かない(「別姓訴訟を支える会」のウェブページ中の弁護団声明「最高裁判決を受けて」、榊原富士子団長の「大法廷判決について」をご一読いただきたい)が、一九九五年の婚外子相続分差別規定を合憲とした最高裁大法廷決定の一八年後、二〇一三年に違憲判断が下されたように、いずれこの不合理な判断は変更されるだろう。    一五人の裁判官のうち五人は、民法七五〇条は憲法二四条に反する、と判断してくれた。  
 ところが、この二四条を変えてしまおうという論者がいる。たとえば、日本会議政策委員の百地章日本大学教授は、選択的夫婦別姓に反対するとともに、憲法が「親、子、孫と続く家族共同体の大切さがないがしろにされている」と個人の尊重よりも縦のつながりを重視し、単位としての家族を尊重することと、家族内で「助け合わなければならない」とする一項を二四条に新設したり、「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し」から「のみ」を省いたりしてしまう自民党改憲案を高く評価する(毎日新聞、二〇一六年七月九日付け朝刊)。  
 女性を個人として尊重せず、差別した家制度へ回帰する志向が、選択的夫婦別姓を阻止し、二四条改憲を目指している。そんなこと許すまじ。二〇一六年、「二四条変えさせないキャンペーン」を立ちあげ、私は呼びかけ人の一人となった。  
 ただ一人国家賠償も認めてくださった山浦善樹最高裁元裁判官は、判決が読み上げられた瞬間に失望の表情を浮かべた原告や弁護団に、法壇の上から声をかけたい衝動にかられた、という。「あなたは多くの人を勇気づけましたよ」と(朝日新聞デジタル二〇一六年一一月二四日、市川美亜子記者)。この記事を読み、山浦元裁判官だけでなく、多くの人から、ねぎらわれたような気持になった。訴訟を通じて、憲法は高尚な建て前として飾っておくものではなく、現実にある差別や人権問題を解消するツールとして活かせる、と実感した。そして、憲法を大切にしたいと考えているたくさんの人と出会い、孤立していない、ということも知り、勇気づけられた。絶望しないで、憲法を活かして闘い続けたい。』と・・・。    

断捨離が進まぬ仕事部屋に昨年の『通販生活』がありました。世襲の国会議員が増えて戦争を知らない世代が多くなっていますが、うち越さくらさんは“いのちの実印”を預けることができる素晴らしい候補者であることを実感です。

同じ女性弁護士でも、福井1区選出の自民党稲田朋美衆議院議員の「戦争は人間の霊感進化にとって最高の宗教行事で、国民の生活が大事だという政治は間違っている。血を流す覚悟を・・・」とは大違いですね。そんなことで7月の参院選に向けて、また忙しくなりそうなEvery Sundayです。


参院選新潟選挙区「さくら にじいろ応援団」

2019年05月17日 | 日々思うこと

穏やかな日が続き、朝から造園屋さんが松の木の選定です。庭の松の木は昭和48年の新築当初、父親の「高田五八連隊」の戦友でもあった上越市の英香園さんが植えた黒松が確か1本でした。その後、父親が実生でこつこつ育てたものが庭の隅々に数本、どんどん大きくなり維持管理が大変なことで少しづつ減らして今は大小2本が残るのみです。

ところで参院新潟選挙区から出馬決意の打越さく良さんは、これまで弁護士としてDV被害者や虐待を受けた子どもの救済に取り組み、「医学部入試における女性差別対策弁護団」共同代表、選択的夫婦別姓訴訟を支える会の副団長、憲法24条(家族関係における個人の尊厳と両性の平等)を守る運動に力を注いできました。

そして、苦しんでいる人を救うためには制度や法律を改めなければならないと立候補を決意です。下の写真は、日本初のセクハラ訴訟裁判の角田由紀子弁護士とご一緒で、さくらさんの頼もしさを嬉しく思いながら今回「さくら にじいろ応援団」に賛同し、呼びかけ人になりました。

「さくら」とは「うち越さくらさん」のことで、「にじいろ」とは「多様性と夢と希望」で、参院選に向けてゆるやかな女性たちのネットワークで作る“勝手連”です。

今日は父親の祥月命日で、昼近くに市内の弟がお参りに来てくれました。23年前のあの日に戻ることができたらとトラウマの歳月でもありましたが、今こうして生かされていることに感謝の思いです。午後からは白内障手術前の家族説明があり、隣りの娘には仕事を休んで同行してもらい、何だかあわただしい一日です。

去る14日タイムス1面記事『偶然に驚きと感謝の念 生前法名 「令和(りょうわ)」13年前授かる 糸魚川市青海の渋木レイ子さん』、宗派が違えど、ご住職とも長年のお付き合いだけに嬉しくなり、ご本人へ直ぐに電話を入れました。http://digital.j-times.jp/Contents/20190514/a3090c84-f7cb-4ab6-affb-05c27b8fd293?fbclid=IwAR3BVxvLVp8P7bWZ6udkfVscIdlcOkny9Dx6GSAeMrh0kj4BAK0DCQ24M80


憲法9条改悪「うかうかしてはいられません」

2019年05月15日 | 日々思うこと

皐月5月も早や半ば、昨日午後には久しぶりの恵みの雨で庭の木々や畑の野菜たちが喜んでいるようです。新緑が眩しく、座敷の出窓から見る隣りの桜の木葉で青空が隠れるほどになりました。手前はマメ科の高木広葉樹の槐(えんじゅ)で樹齢46年の古木で、こちらは少し元気がありません。

1947年5月3日に施行され恒久平和を謳ってきた日本国憲法、今年で最後になるのでは言われている5月3日の憲法記念日でした。アベ政権下で日本会議を中心とする改憲派のただならぬ動きに憲法学者らは警鐘で、日本を代表する憲法学者の樋口陽一さんは今、憲法が直面する課題について朝日デジタルで「いまの改憲論はフェイク」と危惧しております。

「今ある自衛隊の存在を書き加えるだけなら大きな変更ではないのではないかという意見も聞きます。書き加えるという行為の持つ法的な意味について理解が足りないと感じますね。基本的な法原則の一つに『後(のち)の法は先の法を破る』があります。ある法規範にそれまでと違うことを書き加えたら、前からあるルールは失効するか意味を変えるという原則です」と・・・。

さらに「憲法9条の条文は削らないまま単純に自衛隊の存在を書き足したら、場合によっては残った現在の条項は失効する恐れがあるのです。戦争放棄をうたった1項と、戦力不保持を定めた2項です」、「軍備拡大への歯止めがなくなり、あらゆる戦争を遂行できることになりかねません。そういう認識をきちんと共有しないまま提起されている今回の改憲論は『政治的な主張』と呼べるレベルのものではありません。フェイク(虚偽)です」と主張です。

戦争体験者の仲代達矢さんの「うかうかしていられません」の言葉が、どれほどの人たちに届くでしょうか。国民投票の危うさも伝わり、フェイクを見抜く学習力と行動が求められている令和元年皐月5月です。


歳を重ねる「母の日」に・・・

2019年05月13日 | 日々思うこと

昨日の高田世界観での映画『誰がために憲法はあるのか』で、朗読劇の舞台に立つ女優さんらを見ながら1985年の初演以来、歳を重ねるということはこういうことなのかと感じました。

渡辺美佐子さん(86)に限らず、初めてお会いした頃の日色ともゑさん(77)や山口果林さん(71)らの女優さんは今、人生の年輪を感じさせる年代になり、朗読劇「夏の雲は忘れない」を2019年でピリオドということを知り寂しく思います。そういう私もあの頃の燃えるエネルギーが消滅の一途で、何とかこの映画の上演会だけでも糸魚川市内でできないかと思案中です。

ところで今年の「母の日」の娘たちからのプレゼントは鉢植えのお花で、隣りの娘は深紅の四季咲きクレマチスで、上越の娘からは少し早めにイングリッシュラベンダーが届きました。冬越しを上手にすると春に花が咲く植物は嬉しいですね。

そんなことで、どんなプレゼントでも嬉しいものですが、亡き母が60代の頃だったかブラウスをプレゼントすると「地味すぎ」とご立腹であったことを思い出します。(笑)そしていつも「歳をとると何よりも優しさが一番のプレゼント・・・」と言っていたことを忘れることがなく、もっともっとやさしく接するべきであったと「親孝行、したい時に親は無し」の「母の日」でした。

そして父親が残した庭の白いツツジは、いつの間にか“三種混合”になっています。ハチなどの昆虫の仕業でしょうか、遺伝子組み換えではない自然にお任せですが、また来年もと花が終わったら忘れずに“お礼肥”と剪定です。

連休後も天候に恵まれ庭仕事が捗りますが、上越地域全体に「乾燥注意報」が出ており、明日は久しぶりにお湿りがありそうな気配です。gooから一年前のブログが届き、県知事選を思い出す一日の終わりです。県知事選への池田ちかこさんの決意の言葉


高田世界館と原爆朗読劇と

2019年05月12日 | 日々思うこと

日曜早朝は町内の側溝一斉清掃があり、一段落をしてから隣りの娘はプリウスで孫のサッカーリーグ(U-11)で上越市頚城区へ出発で、私も今日は上越市高田世界館へ珍しく電車で出かけることにしました。

先ずはバスで糸魚川駅へ(260円)、バス停で同乗のご近所のご夫婦から「まあ珍しいわね」と声を掛けられましたが、本当に何年ぶりでしょうか。糸魚川駅10時発トキめき鉄道で直江津経由新井行きに乗車(840円)、この4月から遠距離通学で直江津まで通う上の孫に思いを寄せるひと時です。

先ず座席に座って最初にシートベルトはどこかと探し、途中でスピードの出しすぎではないのかと案じる我が脳細胞に笑ってしまいます。また車窓からの風景は、いつも車で走る国道8号からとは違って新鮮で、子どものようにキョロキョロです。

11時過ぎに高田駅に無事に到着、少し歩いて高田世界館の直ぐお隣りのカフェ「世界ノトナリ」で時間調整です。一度入ってみたかったお店で、古い町屋を喫茶店にリフォームした落ち着いた雰囲気です。

少し早いランチは美味しそうな香りのキーマーカレーとコーヒーのセットを注文です。(900円)ドライカレーは私も時どき作っているので材料のカットなど、手作り感あふれるカレーに感心しきりです。スープは季節の筍入りのアオサの卵とじで身体に優しいお味です。

お隣りの高田世界館は、1911年(明治44年)に芝居小屋として建てられ、2011年に国の登録有形文化財に登録された歴史ある建物で、現在はNPO街なか映画館再生委員会で運営です。

さて本日の目的の映画『誰がために憲法はある』は(シニア1,100円)、松元ヒロさんの一人芝居「憲法くん」を基に、再び戦争の悲劇を起さないために渡辺美佐子さんが崇高な日本国憲法を語り、ベテラン女優さんらによる原爆朗読劇も取り上げられています。「平和は日常のごく当たり前のことができること」、「平和の仕事は休んではならない」と、憲法前文など胸に響く言葉が続きます。

映画を見終えて友人Fさんが迎えに来てくれ、山麓線のバラの花いっぱいのカフェ「びんのかけら」へ直行し、コーヒーとタルトタタンのセットを注文(750円)、映画のことなど話しが尽きず、おかかトッピングの和風ピザ1枚(650円)を追加です。

ところで地人会による「ヒロシマ・ナガサキ朗読劇」との出会いは、Fさんがおやこ劇場の事務局だった20年ほど前に上越文化会館で公演し、まだ高校生だった下の娘と出かけたのがご縁でした。その後の2000年、合併前の青海きららホールで朗読劇を公演することになり、私は実行委員会形式で事務局を担当し、5年後の2005年の公演へと続きました。

2008年に事情があって地人会を離れた女優さんらが「朗読劇 夏の雲は忘れない」を結成され、急な公演呼びかけで合併後の市内ビーチホールまがたまでの開催に至りました。そんな訳で小さなまちで原爆朗読劇はこれまで3回公演で、今でも女優さんらとのお付き合いがあり、大きな地震や糸魚川駅前大火の時など岩本多代さん大原ますみさんらからお見舞いの電話など、そのご縁を嬉しく思います。

そんな昔話しでFさんと話しが盛り上がったものの、お互いの記憶があいまいな点も多く記録の大切さを感じながら、今日はあえてお財布から出た金額を記載です。そうそう、この後は国道8号近くの書店駐車場まで送ってもらい、サッカーを終えた娘たちと合流し、マイカープリウスの後部席でゆったりと帰宅の「母の日」でした。


参院選新潟選挙区、打越さく良さん出馬会見に拍手!

2019年05月11日 | 日々思うこと

昨日は午後から9条の会糸魚川の世話人会があり、「安倍9条改憲NO!」署名の糸魚川7000筆目標まであと一歩で、あきらめずにみんなの力で達成できることを確信です。

11日は朝から風もなく穏やかで、ガーデニングは鉢物の植え替えなどでキリのない作業にあっという間に夕方です。ローカルニュースで、参院選新潟選挙区で打越さく良さんの出馬会見の様子が流れているのでテレビの前へ急ぎました。

打越さく良さん(51)は北海道出身の弁護士で、新潟県には縁もゆかりもないとの声が多い中で、無所属で立候補することを正式に表明です。記者会見で「弁護士として理不尽な思いをしてきた人と共に戦って不平等や格差を解消することに努めてきた。政治的にはまだ未熟だが日増しに私の内に、みなぎるものが強くなっている。ぜひ参議院選挙を勝ち抜き、新潟県のために尽くしたい、その意気込みでいっぱい」と述べ、思わず胸が熱くなって拍手です。

「ともに、さく。」の横断幕は市民連合で作成し、写真は佐々木寛代表からお借りしました。右下の「本気の“原発ゼロ”に向き合う」もいいですね。

新潟出身でなくとも「うち越」のお名前に縁があり、何よりも原発ゼロに本気で向き合い、再生可能エネルギーによる新しい社会像へ、格差と差別のない社会へと、「そん度」もない候補者へ大きな期待で野党共闘で必ず勝利を、私もともに頑張っていきたいと思います。


「令和とは麗しき平和」と語る中西進さんと市民行動

2019年05月09日 | 日々思うこと

昨日は20度を超す暑さでしたが風が強い一日で、白内障の手術前に内科医の診断書が必要ということで市内の開業医院へ、心電図を撮ったりとあわただしく時間が過ぎてゆきました。

幼い子どもたちが犠牲になる交通事故のニュースに胸が痛みます。上越の娘は私を心配するあまり「事故ってからでは遅い!」と免許返納を繰り返しており悩める昨今です。そんな気分がブルーのときに癒しのスポット、姫川右岸の桜づつみ周辺を走りました。

「子どもの日」にはまだ水が張られたままの田んぼは、すでに田植えが終わって水面には頚城連山を映していました。里山は新緑で日本百名山の新潟焼山や雨飾山の2,000メートル級の頂きはまだ真っ白、この雪解け水が美味しいお米栽培に欠かせず自然の恵みに感謝です。

今日は日中の気温が20度を超し、我が家のツツジも一気に咲き出して今が見ごろですが、父親が大事にしていたいくつかの鉢植えのツツジは昨夏の猛暑で全滅し後悔しきりです。

ところで新元号令和の考案者と見られている万葉集研究の第一人者の中西進さん(89)が4日、富山県主催の講演会で「令和とは麗しき平和」と語っていたことが伝わってきました。会場となった富山市大手町の国際会議場には、地元の政財界関係者や中高生ら約800が集まったそうです。

中西さんは令和に込められた意味を独特の表現で解説され、「真珠のような輝きがこれからの平和の輝きでなければいけない。単なる平和ではなく、麗しき平和を重ねていく時代が来たのではないか」と・・・。さらに元号は一つの時代に対するおしゃれであり、文化・国の理想を掲げるもので、国民の倫理コードである」と指摘です。

そして令和の「令」には秩序をもった麗しい美しさの意味があり、「和」については604年に制定された十七条憲法の「和をもって貴しとせよ」の精神が込められていると・・・。著書『憲法について いま私が考えること』(角川学芸出版)刊行会見でも平和を語っていた中西進さん、自ら憲法9条を守るために市民団体などでつくる「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の賛同者に名を連ねていることも知りました。

また上越市の樹下美術館館長ご夫妻も6日に富山市を訪れ、「中西先生にお目に掛かった」とブログに書き込まれておりました。https://www.juca.jp/blog/


「働くパパママ川柳」と教育の無償化の愚

2019年05月07日 | 日々思うこと

長かった連休は遠くへ出かけることもなく、娘たちに手伝ってもらい裏の庭周辺の整理整頓や衣類の衣替えなどで大助かりです。6日は夏のような暑さで、前日泊まった上越の娘たちはそのまま富山市へ・・・、ところが夕方には雷雨の天候異変です。

休み明けの7日は肌寒く寒暖差の激しい中で、金融機関などへ出かけると思ったほど混みあっておらず通常業務のようです。青海駅前を背にし海岸へ少し進み、国道8号沿いの“竹のからかい記念広場”から残雪の黒姫山を懐かしく撮りました。

昔この辺りに私が生まれた家があり、昭和40年代後半に駅前道路の拡張で今の須沢地区へ移転でしたが、この石灰岩の無尽蔵の山を毎日近くに見ながら育った懐かしい所です。

10連休に書き残したことがいっぱいで、その一つが「オリックス 働くパパママ川柳」特集の結果発表です。「10連休 預け先無し 金も無し」(みんママ 36歳 長崎県)今年の長い連休が終わりホッとしている人たちが多いことでしょう。

https://www.asahi.com/ads/orix-senryu/vol3/result.html

このところのアベ政権の「義務教育と幼児無償化」の掛け声も気になっている一つです。もともと義務教育は憲法26条で保障されていることで先ずは守ることで、今それを憲法改正の糸口にしている政権の危うさが伝わってきます。

参考のサイトです「教育の無償化と憲法改正  憲法ネット103」https://kenponet103.com/archives/299


令和元年、いのちのバトンタッチの「子どもの日」

2019年05月05日 | 日々思うこと

10連休の後半「子どもの日」は高田世界映画館へ『誰がために憲法はある』を見に行く予定でしたが、急に上越の娘たちが泊りがけでやって来ることになり今日は子ども孫を優先に予定を変更です。映画は松元ヒロさんの一人芝居「憲法くん」を基に、女優の渡辺美佐子さんが語る“憲法の心”で、幸い17日まで延長されることになりました。

夕食は隣りの娘家族も一緒に“こどもの日バージョン”の食事会で、先ずは茶の間のコタツの片付けです。たかが長方形の電気コタツの収納ですが、悲しいかな年々力が衰えていることを痛感です。

上の布絵は富山県出身の梅原麦子さんの作品「五箇山」で、布絵ならではの立体感で鯉のぼりと茅葺の家から温もりが伝わってきます。

夕食は手巻き寿司にすることにし、買い出しの帰り道に姫川桜づつみを回ると、水が張られた田んぼに頚城の山々が映るこの時季ならではの光景です。

そして食事会では孫たちのマシンガントークで大人たちは大笑い・・・、賑やかな時間が過ぎて白内障ショックが続いていただけに幸せなひと時でした。子どもたちの元気な声が聞こえることが持続可能な地域の原点でもあり、“いのちのバトンタッチ”を感じる令和元年の「子どもの日」です。