“2月は逃げる月、3月は去る月”と言われるように如月2月もあっという間に過ぎてゆき、今朝は強雨風でまた雪も降り出す寒い日です。先週末の金・土曜と続けて上越市へ出かけ、翌日曜には市内での「新婦人新春の集い」で“笑いヨガ”を初体験です。その後は能生谷「えほん」まで陶芸作品を取りに出かけるなど、あわただしく時間が過ぎてゆきました。
県道246号沿いの能生谷の“うさぎのぬいぐるみ”が飾られている辺りは、例年よりも小雪で山肌も見えて春が近いことが伝わってきます。
春が遠いのは100万人を超えるシリア難民で、日曜夜のNHKスペシャル「難民大移動 危機と闘う日本人」は、人道支援に奔走するUNHCR・国連難民高等弁務官事務所の日本人女性職員らを取り上げた番組でした。90年代に緒方貞子さんがトップを務めた国連難民高等弁務官、その緒方さんに憧れてこの機関に入った日本人職員らがシリアの事態改善に走り回っていることを知りました。
『食べもの通信』2月号は花粉症と増え続ける食品添加物の特集です。またS・アレクシェビッチ著の2015年のノーベル文学賞受賞の『チェルノブイリの祈り 未来の物語』は、黒岩たかひろMLでも取り上げられていた“お薦めの一冊”です。(岩波現代文庫 1040円+税)
チェルノブイリや福島を教訓にしないアベ政権や経済優先の電力会社がおぞましくなるばかりですが 、UNHCRの彼女たちの命がけの活動を誇りに感じる如月2月の終わりです。