昨日曜日は雨降りの中を上越から下の娘家族がやって来ました。パートナーはトンボ帰りで孫と娘は久しぶりのお泊りで、上の娘たちは土曜日から京都方面への家族旅行です。そして今日は太陽も顔を出しての暖かさで、昼過ぎに孫と娘を上越まで送って行きました。
気温の上昇と春雨を繰り返しながら街なかの桜もほころび始め、日当たりのよい所ではすでに開花です。市内ではセメント工場からの温かさで、いち早く咲き始める上刈地区の国道沿いのソメイヨシノはもう5分咲きです。夕方、上越からの帰り道にシャッターを・・・、明日から消費税アップとあって隣接のガソリンスタンドには車がいっぱいの大忙しでした。
またホームセンターやスーパーで買いだめをする人の多さに驚きながら、これも国民の“ささやかな抵抗”と眺めています。いずれは10%という安倍政権ですから、税金がどのように使われていくのか国民一人ひとりが関心を持たなければ政治はよりよくなりません。めんどうがり屋の日本人には一律増税がよいという人たちもいるようですが、先進国をみながら注視してゆきたいものです。そして明日から新年度のスタートですが、一年前の苦しかった頃を思いながら気持ちを新たに、今年は桜をいっぱい撮り続けてゆきます。
ところでメル友から紹介された「恋するフォーチュンクッキー 富山県バージョン」を覗いてみました。これがなかなかおもしろく、2015年春の北陸新幹線開通を前に富山県民の熱さが伝わってきます。
http://www.youtube.com/watch?v=-oG4uW_iqmw
朝から気温が上昇し午後には20度を超える暑さで、近郊の桜も蕾を一気に脹らませることでしょう。NHK朝ドラ「ごちそうさん」も今日が最終日、「朝から戦争の話しばっかりで・・・」と嫌がっている人もいるようですが、生きること食べることにこだわり戦争の本質を伝えてきただけに、春休みになって小学生の孫も「ごちそうさん」ファンです。
食べることといえば先週21日、NHK「キッチンが走る」で奄美大島の果実「たんかん」を紹介していました。私は「たんかん」という果物を初めて知り、番組終了後にHPを覗くと、静岡三ケ日みかん並みの高級なお値段で完売です。キズあり家庭用のお手ごろ価格が限定数であったので、好奇心旺盛の食いしん坊として早速の注文です。
本日、南の島から直径8センチ程のほとんどキズのない減農薬栽培の完熟たんかんが到着し、箱を開けてその色の濃さに驚きました。太陽がいっぱいの奄美大島の気候・風土の恵みが育てたたんかんは樹上で300日以上かけて完熟させ、赤ちゃんがお母さんのおなかにいる時間と同じで、わが子を育てる気持ちで作り上げたと農園主が番組で言っていたことを思い出しました。我が家では食べる家族が多いのであっという間になくなりそうですが、エコファーマー認定の初めて食するたんかんのフレッシュな美味しさとその幸せも一緒に味わいたいと思います。
ところで果実によらず適地適作は健康な作物を作りますが、人もまた適材適所がよいのは当たり前のこと・・・。4月からの人事異動により“不適材不適所”ならば仕事の効率も悪く、その人にとっても不幸せなことかもしれません。そんなことでホンダの創業者本田宗一郎氏の「企業で一番怖いのは社長の無知です。問題は持っている知恵が古くなることです。そうすると、過去がどんなに偉かった経営者でも、会社をつぶすことになります。 」という名言集がありますが、企業と社長を国や自治体トップに置き換えてみるとなるほどと納得です。さらに本田氏は「社長なんて偉くも何ともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ、要するに命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない」と痛快です。議会人も含めてよい仕事ぶりをと願う年度末です。
昨日、国土地理院は日本の主な山岳1003のうち、48の山について標高1メートル高く、39の山を1メートル低く改定することを発表です。当市では故小野健さんがこよなく愛した栂海新道の犬が岳と黒姫山、明星山の3つ山が含まれていましたが、これは人工衛星を使った精密な測量データなどを反映した結果ということです。また本日は再審開始が認められ、48年ぶりに釈放された袴田巌さん(78)、科学技術の進歩があればこその再審ニュースに耳を傾けました。
3月も残りわずかになって、4月からの消費税増税であの手この手の商戦に驚きながら、春休みになった孫と消費税のことをよく話し合います。小学生の孫でも「それはおかしいよね」と、そんな中で『通販生活』(2014年春号)の表紙では「世界には、消費税20%でも絵本を非課税にしている国があります」と書かれています。イギリスやドイツ、スウェーデンなどの事例と、「出版物は、民主主義の発展・維持に不可欠な公共財であり、情報や知識に課税することは、その国の文化を衰退させることになる。」と、とりわけ子どもたちの読書機会が損なわれることを強く懸念していますとも・・・。そんなことで各国の消費税を見ながら、我が国の一律増税を考えてしまいます。
写真は隣りの畑に孫に食べさせたと植えたさくらんぼで、小さな細木は伐採を免れて開花をしていました。花はこの後、さくらんぼの赤い実に成るものの、いつの間にか孫ではなく小鳥が食べてしまいます。
住宅の工事が進むにつれ切られてしまい、来春にはもう見られないのではと思うと愛おしく感じます。
今日は気温も上昇し、幼稚園も春休みに入って二人の孫は“根小屋じじ”らと能生地域のシャルマンスキー場へ、私も所用で午後から能生方面へ・・・。シャルマンスキー場で初滑りの孫は、雲が下にあって急斜面だったことを嬉しそうに熱く話してくれました。明日は全国的な晴れマークで、私は朝から二人の孫の“子守り担当”です。
昨日に続いて今日も春らしい陽気で、マスク着用で孫と一緒に上越まで出かけましたが気温20度の蒸し暑さです。東京は桜が開花だそうで、いよいよ春本番です。
オランダでの核セキュリティサミットが終了し、今夜10時前に安倍首相が会見し予想されていた通り、核不拡散や核軍縮に貢献していく考えを強調で、こちらは冬に戻るような肌寒いニュースです。安倍首相は「利用目的のないプルトニウムは持たない」とした上で、原発の再稼働に伴ってプルトニウムを使用する方針を示し核燃料サイクル維持を表明です。福島原発事故後のコントロールもできず、六ヶ所村や高速増殖炉もんじゅもストップという現実を直視すれば、いったい何を考えているのかと憤りさえ感じてしまいます。
そんな中で今夜の報道ステーションでは、世界初の水素発電所を取り上げていました。日本の高度経済成長を支えてきた京浜工業地帯の中核の川崎臨海部で、地球温暖化防止の切り札となる水素を使った発電所が建設されるということを知りました。水素は燃やしても二酸化炭素が出ない究極のクリーンエネルギーですが、酸素のように天然には存在せず天然ガスなどから取り出さなければなりません。かって公害問題を引き起こした工業地帯で、今は環境技術で世界をリードするエコエネルギーの拠点になろうとしているその技術開発に目を見張りました。
技術開発といえば日本では国産車は作れないといわれてきた中で、今では世界初の量産ハイブリット車の開発など、ドラマ『LEADERS リーダーズ』のように挑戦し続けた人たちがいたことが重なります。そして一年前には鉄棒がうまくできなかった孫も、今では軽々と試みその成長に目を細める昨今です。水素発電所のみならずエコエネルギーに大きく舵を切れない安倍政権と原発マネーに群がる人たち、小説『原発ホワイトアウト』がリアルに覚えてしまう春本番です。
昨日の防衛大学校卒業式での安倍首相、集団的自衛権の行使容認への憲法解釈変更に意欲的で、歴代の自民党総理には見受けられなかったことだけに驚きです。そして「戦後68年間にわたる我が国の平和国家としての歩みはこれからも決して変わらない。」と、何だか支離滅裂とも思える国のトップの危うい訓示でした。また日曜のTVたかじん番組での桜井よしこ氏は「日本は憲法を改正しなければ“まともな国”になれないんですよ」と声をあらわに・・・、さてこの人の言う“まともな国”とは何だろう首を傾げてしまいました。
そんな中で昨夜に続き、TBS局総力あげての2夜連続の大型ドラマ『LEADERS リーダーズ』を視聴です。ドラマは5時間にも及ぶことで観るつもりがなかったのですが、トヨタ自動車全面協力のもと、第二次世界大戦前後、日本の未来のために仲間を信じ、モノづくりに人生を賭けた人たちを描いた作品ということで、先ずは昨夜の前編に釘付けでした。ドラマは壮大なスケールと史実に基づくリアリティで、トヨタは「アイチ自動車」と置き換えられフィクションではあるものの、安倍政権と重ねながら「LEADERS」とはこういうものだと久々の感動でした。
写真は姫七発電所の放水口付近の姫川です。雪解けと共に川の水は増して、一年に何度かは左の北陸新幹線橋梁あたりからきれいなヒスイ色に変わります。三連休もあっという間で、孫たちは今季最後のスキーを楽しみ、私は外仕事に勤しみました。明日は小学校の卒業式、気温も上昇で4月並の暖かさという予報です。
今日はお彼岸の中日というのに小雪もチラチラ・・・、“寒の戻り”の寒さです。故小野健さんのことで巷でも話題がいっぱいで「登山家としての功績があまりにも大きかったので、議員経歴は省略?」という声も聞かれました。また昨日、午前放課の小学生の孫も帰宅するなり「小野健さんが亡くなったことを先生が言っていたよ」と・・・。
その孫と一緒に昨日は能生谷「えほん」での今年初めての陶芸教室に参加しました。孫の“マシンガントーク”は私ゆずりのDNAのようでいつも楽しい会話が続きますが、私とまったく異なることがゴーヤや鮭の皮を平気で食べることです。先日も食卓で焼き鮭の皮を外している私に「こんなにおいしいものはないよ」と、むしゃむしゃ・・・。鮭といえば先日訪れた村上、味匠「喜っ川」の鮭の皮せんべいが有名ですが、お人形や国の登録文化財の江戸時代の建物に夢中でお土産にすることをすっかり忘れてしまいました。
そして「喜っ川」の専務吉川真嗣さんは、12年前の「黒塀プロジェクト」の仕掛け人で国交省認定の観光カリスマです。私も以前から関心を寄せていたのが、行政に頼らない市民による町づくり「町屋の外観再生プロジェクト」事業です。蘇った昔の町並みも人の情熱がなければ果たせなかったことで、パンフレットの再生前の写真と比べながらその数の多さに目を見張りました。
そんなことでバスツアーの限られた時間の中ではとても回りきれないことを実感で、
鮭の皮せんべいのこともあり今度は孫たちと一緒に行けたらいいなあと思う三連休です。
本日の小野健さんのお通夜は遺言通り、無宗教でお焼香はなく献花で行われました。新聞などでの訃報は登山家として報道されていますが、工学博士として無尽蔵の石灰岩の黒姫山原石採掘などで電気化学工業社に大きな功績をもたらしたことは言うまでもありません。弔辞のお別れの言葉は、元工場次長と山のお仲間お二人がその情熱の足跡を述べられました。
ただ少し残念だったのは、旧青海町の町議会議員として確か4期16年務められたことはどこでもふれられることがなく寂しく思いました。当時は企業城下町議員の中でも卓越した感性と情熱で“我が道”をゆくことで周囲の議員から疎ましく思われていたこともありますが、とても人間味溢れるあたたかい人でした。また今日の斎場ロビーでは故人を偲ぶ山の道具やアルバムなどがいっぱい置かれて、その中の一番大きいパネルは2004年2月の「NHK地域放送文化賞受賞」のお祝いパネルで、遺影とともに承諾を得てからデジカメに収めました。
おりしも本日の糸魚川タイムス紙では、H8年4月に開館した青海総合文化会館内の青海自然史博物館が今月末で閉館となることで「“地質”に特化し18年」と取り上げていました。建設計画当時の特別委員会では地質の専門家として、私と同様に熱くなりすぎる健さんを思い出します。町議会を離れてからも地域文化に貢献され、いつも独特の福島なまりで「せ~こさん」「健さん」とお付き合いをさせていただき、最後にお話しをしたのは昨年11月の谷村美術館でのフォーラムだったかと思います。道なき道の栂海(つがみ)新道を開拓した“孤高の人”で、心よりご冥福をお祈りいたします。
今日は念願だった県北の城下町村上の、町屋人形さま巡りに出かけました。今回初めてなので旅行社のバスツアーに申し込み、早朝7時に糸魚川を出発です。
江戸から平成までの人形4千体を75軒の町屋で展示で、城下町ならではその参加数の多さに驚きました。写真は北限の御茶所「九重園」の人形で、お殿様からいただいたと伝えられる家宝の大名行列では、それぞれの個性ある表情に目を細めました。またこれらを丁寧に説明してくださる10代目女性社長の“おもてなし”の熱き心に感心です。
次に天井の梁から千匹の塩鮭が吊るされている味匠「喜っ川」は、築130年の典型的な町屋(登録有形文化財)で、奥座敷に飾りきれない人形が囲炉裏端や階段にまで置かれてそれは見事で、ここでも“おもてなし”に感心です。ところでご一緒したM子さんから、私が人形さまの説明よりも建物に興味を注いでいることを指摘されましたが、正直のところ町屋の空間は古き時代にタイムスリップしたようなひと時でした。次に行く時は
もう少ししっかりとリサーチして、できればツアーではなくノンビリと出かけたいなあと思う楽しい日帰りの旅でした。
また今日は、地元の登山家の小野健さん(81)の訃報で、車窓からの越後の山々に熱き健さんを偲びました。企業城下町の旧青海町議会では私が初当選のH3年から1期4年間ご一緒でしたが、明日の夜はお別れに出かけます。
今日は上越からやって来た娘夫婦からお昼にお蕎麦をご馳走になって、その後は北陸新幹線開業一年前のカウントダウンイベントへ出かけました。10時からの式典では新幹線新型車両E7系モデルのレール設定ミスというトラブルが発生したようですが、午後からは混雑も一段落・・・。ヒスイ王国館でのE7系などのプラレールコーナーは、子どもだけではなく鉄道マニアの大人にも人気です。
その会場の隣りの部屋での「早春の山野草と雪割草展」をもう一度覗きました。昨日は孫もいてゆっくりと観ることができず、今日は過日のコケ玉講座のM講師といろいろとお話をすることが出来ました。また今年は大鉢が多く、ほとんどがM講師の作品ということで、特に黒姫山麓で20年程に採取され「天剣」が注目でした。昨春の展示会で求めた「天神梅」がよく育ったので、今年は色とりどりで3株千円のポット植えを購入です。
ところで今夜のNHKスペシャル「メルトダウン最新報告 放射能“大量放出”の真相」は、昨年3月の文化庁芸術祭大賞「メルトダウン 原子炉“冷却”の死角」で放送文化基金本賞を受賞したシリーズの第4弾です。 特に原発から北西5キロの双葉町の福島県が管理するモニタリングポストから、これまで3年間気づかれず初めて明らかになったデータをもとに、科学的な検証とシミュレーション、関係者の証言からその真相に迫る圧巻の番組で目を見張りました。福島第一原発事故ではまだまだ解明されていない点も多く、再稼動などはとても考えられないと確信する一日の終わりです。
3月も半ばの土曜の午後、青空の中を小学生の孫と一緒にきらら図書館へ出かけました。図書の貸し出しは当初一人3冊まででしたが、制限がなくなったことで孫はいつも大きな布袋を持参し、サッカー教室を終えてユニホームのまま毎週土曜午後の楽しみになっています。
思えば20年程前、青海総合文化会館建設計画の段階で図書館の中に「子ども図書室」がなく狭い絵本コーナーだけの設計だったことで、私は建設特別委員会で「子ども図書室」の必要性を熱く主張してきました。先進地の「子ども図書館」などとと比較すると完璧ではないものの、写真のような独立したスペースがやっと確保されました。天井まで仕切られた空間の中に丸いイスのほかにタタミも設置され、幼い子どもたちが利用している光景を見るにつけ、合併前の町議会で“孤軍奮闘”の熱かった我が足跡を思い出し目を細めます。
今日も布袋いっぱいに孫は借りた本を重そうに、次は駅前のヒスイ王国館での「早春の山野草と雪割草展」へと車を走らせました。途中の寺地地区で、完成したD社の3階建の社宅横で新しい横断歩道のライン引き作業が目に留まりました。
4月の新学期に合わせて引越しも始まっているようで
、孫は「Rクンはここに引越しをしても、小学校は変わらないんだって・・・」などと、いつも学校でのことを熱く語ってくれます。
ところでこのところ、いろんな人たちに会うと市議会のことが話題になったり、ブログで「あまり議会や役所のことを書き込まないね」などと言われます。意識して避けている訳でもなく、書き出すと一冊の本になるほどのネタがあり(笑)、どう切り込んでよいのかと・・・。そんなこともあって“記憶は記録”と、孫も含めた娘たち家族へ残したいことを“熱き我が足跡”として、思いつくまま綴ってゆきたいと思います。
昨日の北陸地方は全国で初めての“春一番”で、昨年よりも33日遅かったそうです。今日は朝から雨降りでしたが、太平洋側は“春の嵐”だったことが伝わってきました。これからはマスクが欠かせませんが、確実に春が近づいていることを思えば心もわくわく・・・、しばらくのガマンです。
ところで市内のホームセンター近くの道沿いに「薪あります!」と薪を高く積み上げたユニークな看板があります。リビングに薪ストーブがあるって憧れの暮らし方ですが、街なかの密集地ではその煙も公害にもなりかねないようですね。
公害といえばNHK経営委員もいまや紙一重で、昨日の参院予算委員会で安倍首相は作家の百田尚樹氏や埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏の任命理由について、「広い経験と見識を有しており、経営委員として手腕が期待される。適切な任命だった」と述べております。世論とはかなりかけ離れたこの認識に驚いた人たちも多かったようですが、籾井会長のあのヤクザのような下品な物腰といい、このような経営委員で固められていることを受信料を払う方も認識せねばなりません。
そんなこともあってこのところ、意識してニュースは“NHKオンリー”を避けています。今夜の報道ステーションで、小松一郎内閣法制局長官の国会での諸々の言動を知りビックリです。内閣法制局長官といえば“法の番人”であったはずですが、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更のため、安倍首相肝いりで送り込まれただけに強きの言動になるのでしょうか。人は本当のことを言われるとハラが立つもので、今やこの人も安倍政権の番犬のよう・・・。でも番犬の方がはるかにアイコンタクトで賢いです。
そして8日(土)に開催されたJリーグ、浦和レッズ対サガン鳥栖戦において、スタジアムコンコースのゲートで"JAPANESE ONLY"という横断幕が掲示されたことで、一昨日「レイシズムを監視する市民の会」の呼びかけに賛同メールを送りました。おりしもソチパラリンピックが開催中、スポーツ界でのこのような差別的な動きや、先の「アンネの日記」事件といい、国際社会における日本がますますおかしくなるのはどうしてなのかと憂いてしまいます。
今日のメディアは大震災から1000日を経た東北沿岸を中心に、日本人として決して忘れてはならない「3・11」を写し出しています。特に今夜の報道ステーションは特集「わが子が甲状腺がんに…原発事故との関係は」で、長時間を費やした番組に目を見張りました。福島第一原発の事故当時、18歳以下の子ども約27万人のうち甲状腺がんと診断された子どもは33人で、年間100万人に1人か2人とされてきた数字よりもはるかに高い割合で見つかっています。ところが福島県や県立医科大学などでは福島原発事故の影響とは考えにくいと否定的な姿勢には驚きです。
番組では1986年のチェルノブイリ原発事故後の子どもの甲状腺がんとの関わりなどを取り上げ、事故10年後に子どもの甲状腺がんが急増したことで国際社会に訴え認められた経緯を紹介です。今、福島の子どもたちが甲状腺がんと診断され、母親たちのやり場のない思いに胸が痛み、原発事故との関係に目を背けてはいけないと痛感です。
ところで昨日の参院予算委員会の安倍首相といい、夕方の記者会見で「心の復興に力を入れていく」などと実に空々しく思えるものでした。また東京電力福島第一原発から20キロ圏内にある福島県田村市都路(みやこじ)地区への避難指示について、4月1日に解除すると表明です。国の避難指示区域で初の解除ですが、チェルノブイリに学べば原発から30キロ圏内などに人が住めるはずがありません。人口減少対策や産業振興のための経済優先で、いのち軽視のアベノミクスの危うさと怒りの「3.11」です。
そして今日は朝から抜けるような青空で、東北の被災地の人たちには何だか申し訳ないような思いで過ごしました。また3年前に南相馬市から当市へ避難していたYさんからのメールがなく、どうされたのかと気がかりな一日でもありました。
明日の気温は10度を超す予報で、一気に春が来るでしょうか。「糸魚川けんか祭り」も一ヵ月後に控え、姫川桜堤の見事な桜ももう直ぐです。
69年前の今日は10万人が犠牲になったと言われる東京大空襲があった日ですが、戦後生まれの人たちにはピンとこない歴史の一コマかもしれません。私はもの心がついた頃、アメリカ軍の爆撃機B29によって東京の下町一帯に焼い弾が落とされたという話しを都内に住む母の伯母からよく聞いていました。この日の未明、伯母はまだ学生だった長男(母の従兄弟)を亡くしたことで、郷里の実家に帰る度によく語っていたことを思い出します。
“食べることは生きること”をテーマにしたNHK朝ドラ「ごちそうさん」、今日は8月15日で焼け野原の大阪に戻った主人公め以子とその周りの人たちを写していました。時代の流れを丁寧に描くことで戦争の本質を伝えている「ごちそうさん」ですが、今かってないほど政治が右に傾いていることをどれほどの国民が感じ取っているでしょうか。あの時代へと戻らないためにも戦争を風化させず、忘れることなく語り継ぐ大切さをかみ締める昨今です。
今朝はまた真冬に戻ったような白の世界です。わずか数センチ程の積雪ですが愛車も白いウサギのようになっていました。また今日の最高気温は1.8度で、庭の水仙やチューリップなどの芽だし球根もすっぽりと雪に覆われてしまいました。
ところで 我が家のお雛様はいつも出すのが遅いこともあって例年、4月3日まで飾っています。写真は焼き物のお雛様で、東京の建築の友から20数年前にいただいたお気に入りです。大切なものは何十年経っても忘れることはなく、品のある素朴な陶雛にいつも贈り主を重ねています。そしてブログ「日々好日・いちよう」から早くも都内の河津桜や春のお茶会の様子が伝わってきました。明日は未曾有の大震災から3年目、こちらも忘れてはならないことです。
東日本大震災からまもなく3年目、このところNHKスペシャル・災害シリーズを欠かさず視聴で、昨夜は「避難者13万人の選択~福島 原発事故から3年~」でした。原発事故で故郷を追われた避難者は13万5千人、住み慣れた故郷へ帰ることを諦めざるを得ない避難者や逆に放射能への恐れから帰れといわれても帰りたくない避難者たちが直面する現実が伝わってきます。
国の方針に翻弄され、震災3年目の厳しい選択を迫られている原発避難者を救済するために何が必要なのか、政治のあり方を考えさせられてしまいます。続く今夜は「どう使われる 3.3兆円~検証 復興計画~」で、宮城・岩手県沿岸すべての市町村について、復興計画の進捗状況や、支援制度の構造的な課題を見つめる番組でした。
そして東電福島第一原発事故は、紛れもなく国と原子力産業による“人災”で、国際環境NGOグリーンピースでは、事故被害の実態の調査とともに安全で経済的にも将来性のある自然エネルギーへのシフトを具体的に提案しています。次世代のために、再稼働ではなく自然エネルギーへの転換をと、もっと訴えていかねばと痛感するあの日から3年目です。
昨日は雪が降り出す寒い日でしたが、今日は朝から穏やかで、須沢海岸ではウォーキングをする人たちが大勢で、日本海の向こうに立山連峰があるような珍しい風景です。
午後からは気温も上昇し、庭に出て鉢物の植え替えなどを楽しみましたが、深夜には氷点下の冷え込みです。三寒四温をこうして繰り返しながら春が近づいていることを実感する日曜日です。
今朝は陽がさしてきたので10時を過ぎて窓は閉めたまま縁側に布団を並べてから愛犬と遅めの散歩です。近くの多目的広場にはグランドゴルフの人たちが集まっていますが、海沿いで吹く風は凍てつくような冷たさの中で赤ちゃんをおんぶしている姿もありビックリです。この寒空でお元気なことは何よりですが、あまりムリをしないようにと黒姫山を撮って戻りました。
その後は上越まで出かけましたが途中で小雪がチラチラと・・・、上越市に入ると吹雪になって気温は0度、ダウン着用でもふるえる寒さです。午後からは孫の6ヶ月健診で、娘の義母さんがいつも同行してくださるのですが、一ヶ月ほど前にテカテカの雪道で転倒して左手を骨折、今日は私がピンチヒッターになりました。
「JAあるるん畑」に立ち寄ると店先には春を告げる芽だし球根がいっぱい並んでおり、春が近いことを感じました。芽だし球根といえば今朝、鉢植えの日本水仙の花がいつの間にか咲き出しているのに気づきました。昨秋に裏の畑にあった花株や球根などは庭へ大移動でしたが、その一つで香りが強く春一番に咲き出す母が残した水仙です。“啓蟄”も過ぎ、晴れ間をみながら庭に出るのが楽しみですが明日も雪マーク予報で、土の中から出てきた虫たちがまた戻りそうな凍てつく寒さの一日の終わりです。