週末には黒姫山を仰ぎながら大人になった青海中学校の同級生が市内の笹倉温泉に集まりました。2年ぶりで総勢50数人、市外からの参加者も20人を超える盛況でしたが、亡くなった人たちもいて人生の閉じ方を悲しみました。
また市の「ふるさと同窓会応援事業」の助成もあって、糸魚川特産のお土産付きに参加者は大喜び・・・、私は京屋本家「御ゆべし」をいただきました。
そして今日は、社会の不正に敢然と立ち向かいながら長編小説を書き続けた直木賞作家の山崎豊子さん(88)の訃報です。
「白い巨塔」や「華麗なる一族」、ジャンボ機墜落事故を招いた航空会社の腐敗体質をえぐった「沈まぬ太陽」、そして「大地の子」など世間が目を背けることに鋭い視点で切り込んでいった“命がけの作品”のほとんどをDVDなどで観賞しており、大好きな作家のお一人でした。
近年では沖縄密約の外務省機密漏洩事件をテーマにした、俳優本木雅弘さん演じるTBS系列「運命の人」に夢中であったことを思い出します。いつか閉じなければいけない人生の幕・・・、限りある時間をどう生き抜くかが今の私の最大の課題であることを確認する日々でもありました。