時の経過は万物にみな平等で、もう直ぐ2018年も暮れようとしています。昨日からの積雪は海沿いではホンのわずかでしたが、鉢植えのパンジーなどを玄関風除室に取り込みです。
大晦日が分かっているのに計画性のない思いつきの掃除で、今年は想定外のスチームクリナーが活躍です。本体が大きく扱いにくいので一度仕舞うとなかなか出せないことでガスレンジや換気扇から始まって、昨日もお風呂場と洗面所で全自動洗濯機もついでに高温圧力で洗浄です。
進まなかった書類などの断捨離はまた来年の課題にして(笑)、いよいよおせち料理に集中です。おせちとは言っても特別なものはなく、母が作っていたものを見よう見まねで憶えた田舎料理で、新潟県の西端とあって我が家は関西圏の影響が大きいことを感じます。
先ず焼き魚は鮭ではなく、ブリの切り身を塩焼きにし神棚と仏壇へ供えます。また下越地方定番“のっぺい汁”ではなく、鶏肉や人参ごぼう、里芋コンニャクなどをお醤油味で煮込んだ“うま煮”で、母が亡くなる数年前に「この味付けでいいよ」とお墨付きであったことを思い出します。
蒲鉾や昆布巻き、水羊羹などは市販の“量より質”主義で、最近は黒豆や田作りも手抜きで市販の品を求めて重箱に詰め合わせています。お正月で欠かせないのは神酒ですが、いつも根知谷の渡辺酒造の“男山純米酒”です。そしてNHK紅白歌合戦などを時どき見ながら台所に立って、お雑煮の準備の平成最後の大晦日です。
この一年、多くの方々に読んでいただいた拙いブログで、コメントなどにも丁寧に返事ができず、またたくさんの出会いにも感謝です。皆さまもどうぞ健やかで良いお年をお迎えくださいますよう。gooから届いた一年前のブログです。“生病老死”の一年と年暮れのお礼