すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ゴーン被告の逃亡会見と問われるアベ政権の外交努力

2020年01月09日 | 日々思うこと

昨日は日本海の低気圧が不安定で糸魚川地方には「暴風警報発令」でしたが、気温は何と17度を超す異常さです。そんな中で朝、市内総合病院での定期検査へ隣りの娘から送ってもらいましたが、院内あちこちの移動で一気に疲れてしまい昼過ぎにタクシーで帰宅です。

夜は日産前社長のカルロス・ゴーン被告のレバノンでの“逃亡劇会見”を聞き入りました。日本の司法への批判と無実の主張に終始で、ゴーン被告の裁判は長期間に及ぶことから、このような逃亡手段しかなかったのでしょうか。

ところでアベ首相が関わる加計学園や森友学園建設は公金運用が問題だけに、日本の検察がどう動いているのか鮮明に見えません。そもそもゴーン前社長の日産内のカネを巡る逮捕は“お家騒動”ではないのか、検察はゴーン夫人の逮捕に迫る勢いですが、とならばと安倍昭恵夫人は?、国会での証人喚問もないことから素朴な疑問を抱いてしまいます。

果たしてゴーン被告は白なのか黒なのか、真っ赤に熟した静岡いちご「紅ほっぺ」の到来物です。

イラクと米国、お互いの挑発に冷静で報復の連鎖が回避され安堵の思いです。イタリアは駐イラク米軍基地からイタリア軍の撤退を始め、ドイツ国防省も7日、ドイツ軍兵士35人をイラクからヨルダンおよびクウェートへ移動させると発表です。さらにデンマーク国防省も最近、安全上の理由からイラクでのすべての軍事および訓練活動を停止したと発表しています。

そんな中で本日、野党は政府からヒアリングを行い、自衛隊の中東派遣の閣議決定を撤回するよう求めましたが、政府は現時点で見直す考えはないとの見解です。これがアベ政権の中東情勢の安定化に向けての外交努力なのかと首を傾げてしまいます。

一年前のブログが届き、そんなこともあったなあと読み返すひと時です。 県の放射性汚泥処理は「県民目線」か!?


アベ首相の年頭会見と中東情勢の緊迫と報復の連鎖

2020年01月07日 | 日々思うこと

昨日は暦の上では「小寒」、一年で最も寒さが厳しい時期に入る“寒の入り”でしたが、上越地方は冷え込みが弱く3月上旬並みの気温で暖冬傾向はしばらく続きそうです。

仕事始めの昨夕、アベ首相の伊勢神宮参拝後の年頭会見にしばし耳を傾けました。社会保障全般を掲げながらも、憲法改正については自民党の国民への責任で取り組んでいかねばならないと強調です。

さらに首相は与野党の枠を越えて活発な議論を通じて、国民投票法の改正はもとより、令和の時代にふさわしい憲法改正原案の策定を加速させるという会見でした。

先ず国民への責任というならば、「桜を見る会」やカジノを含むIR誘致への自民党などに所属する国会議員の不正な金銭受領について、国民が納得する説明を果たしているのか、また森友・加計学園問題は幕引きにしたつもりなのでしょうか。令和の時代を強調する首相の年頭の挨拶に無責任さを感じてしまいました。

また日増しに中東情勢が緊迫し、トランプ大統領の言動が一段と拍車をかけ報復の連鎖が伝わってきます。国連をはじめとする各国はいかに対処するかが問われている中で、前川喜平さんは「自衛隊中東覇権は即刻中止、ドナルドと絶好せよ」と言い切っています。

戦争が一度もなかった平成の時代を振り返り、令和の初正月から不穏な世界情勢を憂いながら武器を持っての報復で平和が守れないことを痛感し、令和が“戦争への時代”にならないようにと切に願う終日です。

gooから届いた一年前の書き込みです。 小寒の風邪予防と原発神話崩壊


暖冬少雪のスキー場と初詣の弥彦神社

2020年01月05日 | 日々思うこと

正月三が日もあっという間に過ぎて、4日深夜には気温が0度台まで下がったものの雪にはなりません。日曜日の今日は昼過ぎにパラパラと小さな霰(あられ)が降りましたがほんの少しでした。

市内根知谷の家族連れで賑わうシーサイドバレースキー場はゲレンデを覆うほどの積雪がなく、オープンが延期され営業開始はまだ先になりそうです。また能生谷のシャルマン火打スキー場は積雪200センチですが一部滑走不能です。

ところで元旦に上の孫はパパと長野県白馬方面への初滑りでしたが、ここも雪が少なく雪のあるコースにスキーヤーが集中し大混雑で例年のように滑れなかったと言っていましたが、このままではスキー場も死活問題になりそうな気配です。

昨日、隣りの孫たち家族は弥彦神社への初詣です。上の孫から嬉しい初詣の“お守り”をお土産に、そしていつもの米納津屋の“雲隠れ”です。中にお月さまを見立てた黄味餡で上品なお味で大好きな和菓子の一つです。

(弥彦村観光写真ライブラリーより)

新潟県内の初詣の参拝者が最も多い弥彦神社ですが、どなたも無病息災・家内安全・合格祈願などでしょうか。神さまのご利益があるといいですね。

年末から9連休のお役所や会社も明日から仕事始めでいよいよ始動・・・、ゴミ収集もスタートです。雪が降らないことを願いながらも、雪が降ると何だかホッとする、そんな令和初めての暖冬少雪の正月です。


Eテレ「書にきく禅語」と年賀状と

2020年01月03日 | 日々思うこと

正月2日の早朝5時55分から、Eテレ正月特集の『書にきく禅語』を偶然視聴です。新緑輝く静寂の観音堂で、陽光さしこむ縁側で、躍動感あふれる保育園の園庭で、一人の書家が書に挑み書くのは禅語です。

千数百年前から伝えられてきた生きる知恵、修行者たちが体得した真理、禅語の世界を書が生まれるプロセスと、子どもから大人まで幅広い読者を持つ詩人の工藤直子の詩で、語りはあの独特の雰囲気を持つ白石加代子さんです。

番組では「一日一生」や「慈眼」など、禅語からのメッセージを書家がいのちを吹き込み、詩が禅語からの問いを語りかける新年に贈られる清々しい内容でした。 https://www4.nhk.or.jp/P4533/3/  

昨夜からの小雨も雪にはならず、正月3日目の日中の気温が10度近くまで上昇です。少し落ちついて年賀状に目を通すと年々届く枚数が少なくなっていますが、お互いの年齢を考えると当然でしょうか。またお元気でも認知症になった方からの賀状は途絶えてしまい寂しい思いです。

明日は我が身と受け止めながら、今年はどこまで向き合えるか一抹の不安を抱きながらの正月3日目です。そして一度もお会いしたことのない方のブログをフォローしながら、身近な友のように今年も目を細めながら楽しんで生きたいと思います。

コメントができない上越近隣の電車や雪国の四季のお花などがいっぱいの「自然が好き お花大好きさん」、今年もどうぞよろしく! https://blog.goo.ne.jp/osuteosuperumamu


2020年の“今を生きる”

2020年01月01日 | 日々思うこと

明けましておめでとうございます。

イノシシからネズミ年へ、新潟は雪のない元旦を向かえることができました。我が家での元旦は、娘家族ら全員が集まって賑やかです。おせちとは言っても特別なものはなく田舎料理で、何よりもみんな元気で新年を迎え3人の孫たちの笑顔が一番のご馳走です。

リビングにはいつも子どもを描き続けた大好きないわさきちひろさんの2020年のカレンダーです。

昨年は多くの自然災害に見舞われた日本中で、ラクビーW日本代表選手ら猪突猛進の活躍に湧き上がりました。友人らが川柳や俳句を嗜んでいることもあって、ふと一句(?)「ワンチーム ルール分からず 叫びあう」です。(笑)

一句といえば大晦日に団塊シニアのひとりごとが、良寛和尚の時世の句である「散る桜、残る桜も散る桜」を紹介していました。「人生はいつ終わるかわからない、だから今を生きるしかない、一日一日が自分の大切な人生のひとこまで、あるがままに今を生きることこそが大切・・・」と、年齢が近いこともあって共感しきりのブログです。

 さらに「一億総下流時代は本当だろうか?」で、「現在高齢者人口(3500万人)の約2割にあたる700万人が下流老人(税金、社会保険料を除いた所得が10万円以下の人)と言われてる、なぜかというと年金の金額が十分でない」と、現実の厳しさを綴っています。

また北海道にお住まいで日々難病と向き合っているジューンさんの素直なブログにも勇気が湧いてきます。 ホワイトお正月 札幌

アベ長期政権下での格差社会にどう向き合っていけばよいのか、一部の人たちだけでなく国民全体で考え行動が求められていることを共有してゆきたいものです。

そして、この国の未来のためにも大人たちは今何をなすべきか、いつも子どもたちの笑顔が絶えない平穏な社会をと切に願う年の初めです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。  


拙いブログへの一年のお礼と「一切なりゆき」と・・・

2019年12月30日 | 日々思うこと

2019年は田舎も都会も山の中のイノシシに追われた一年で、あっという間に大晦日が近づいて落ち着かない年の暮れです。

昨日の夕方、上越の娘が新幹線で神棚の掃除などに来てくれ、今回は泊まりがけなので大助かりです。そんなことで隣りの下の孫が泊まりたいと言い出して、夜遅くになってやって来ました。

一夜明けて今日はどんより雲ですが日中の気温が10度超し、夕方6時には12度まで上昇の暖かさで助かります。でも降雪を待っているスキー場などの人たちにはお気の毒なことですね。昼過ぎからの娘の神棚の掃除に下の孫が初めてのお手伝いで、年々逞しく成長です。

逞しいといえば、台所の窓際に置いた人参と大根の切り口からドンドン葉が伸びて、その生命力に驚きます。緑の少ない冬の時期には嬉しいもので、今では珍しいスリ硝子の桜模様と合わせて目を細めます。

ところでたくさんの言葉を残して逝ってしまった樹木希林さんの著書に『一切なりゆき』があります。私も今夏の猛暑から体調を崩して、なかなか元気になれず持病のための病院通いが多くなっていますが、何とか年越しができそうで“一日一生”「一切なりゆき」の思いです。

そういえば一年前も上越の娘が新幹線で来てくれたことを綴っていました。記憶があいまいでもブログに残すっていいもので、新年もできる限り綴ってゆきたいと思います。日々の拙いブログへのこの一年のご訪問に心より感謝申し上げます。

年末の糸魚川駅レンガ車庫アーチと神棚と

皆さまもどうぞ良き年をお迎えくださいますよう、そして争いのない世界中が平和な穏やかな年でありますよう。


刑事司法も私物化のアベ政権と前川喜平さんのコラム

2019年12月27日 | 日々思うこと

今年も残りわずかとなり、綴っておきたいことがいっぱいですが整理されずに時間が過ぎていきます。

「桜を見る会」の一連の問題で24日、野党の追及の政府側へのヒアリングで与党枠の招待者とされる受け付け番号「60番」について、国立公文書館に保管されていた2006年の「桜を見る会」決裁文書が示しされました。

前年05年の「桜を見る会」の「分野別招待者数」という区分表があり、「60番」には首相が割り当てられていたことが分かり、政府側は「05年はそうだったのかもしれない」と事実上、首相枠を示す番号の存在を認めました。

アベ政権による答弁拒否の多さといい、IR(統合型リゾート事業)を巡っての現職国会議員の現金の不正な授受といい、国の政治のあり方が大きく問われる一年でした。

また世界のメディアが注目の15年4月に性的暴行を受けたとしての伊藤詩織さんの一連の裁判について、一度も書き込みがないことに気が付きました。去る19日に民事勝訴判決を受け外国特派員協会、山口敬之元TBSワシントン支局長の記者会見はおぞましくは呆れるばかりでした。続く詩織さんの記者会見では、逮捕状を持ち成田空港で帰国する山口氏を待ち受けていたが逮捕が執行されなかったことを問題視でした。

その後、逮捕を中止した当時の中村警視庁刑事部長は菅官房長官の元秘書であったことが分かり、山口氏はアベ首相と近い関係でもあり、一連の事件に政治的な背景があったことが否めないと受け止めながら、森友学園加計学園問題に続くアベ政権の私物化を重ねてしまいます。

そして今夜はNHK10時から『陽水の50年~5人の表現者が語る井上陽水~』(75分)を視聴です。大好きな井上陽水50年の名曲がたっぷりで「♪少年時代」いいですね。その漫画版の藤子不二雄が戦時中に疎開し舞台となったお隣り富山県朝日町、何年前だったのか町の体育館でのライブにファミリーで出かけたことを思い出しながら、正確には記録が飛んでいます。

またこの一年、多くの知り合いや同級生らが旅立って悲しいことが続きましたが、私はまだこうして書き残したことを綴れる幸せに感謝の年の瀬です。 


雪のないクリスマスプレゼントとIR統合型リゾート事業の問題点

2019年12月25日 | 日々思うこと

雪のないクリスマスの昼過ぎに上越から冬休みに入った孫と娘がやって来ました。幾つになってもプレゼントは嬉しいもので、今年も娘から温かそうな靴下のプレゼントです。

また昨日は月刊『食べもの通信』編集の家庭栄養研究会のお仲間から寄せ書きの葉書が届きました。このところ体調を崩して運営委員会を欠席していることでのお見舞いメーッセージで、それぞれの言葉に目を細めるひと時です。

嬉しいことが重なり、研究会顧問の大坂枚方市のYさんからはお見舞いにと、レミントンの「足うらシート」と『いつも心に 樹木希林』(キネマ旬報)が届きました。表紙には「ひとりの役者の咲きざま、死にざま」と「“おごらず、人と比べず、面白がって、平気で生きればいい”ーーに辿りつくまで、と・・・。早速、目を通し夜に足の裏にシートを貼って就寝です。

また昨日の寒さとは違い、今日は朝から青空で日中の気温が11度台に上昇で、これでは里山にも雪が降りそうもありません。娘から大掃除ということではないのですが、家の隅々まで掃除機をかけてもらい大助かりです。

明日からまた下り坂の天気予報ですが、晴れ間を見ながら片付けをと思うばかりで、断捨離も一向に進まぬ年の瀬です。

ところでカジノを含むIR(統合型リゾート事業)を巡って現金の不正な授受の疑いで、東京地検特捜部は本日、自民党衆院議員の秋元司容疑者(48)を収賄容疑で逮捕というニュースです。

菅官房長官は記者会見で「お答えは差し控えたい」と述べ、IR事業については「できるだけ早期にIRの整備による効果が実現できるよう、着実に進めていきたい」と強調です。さらに自民党二階幹事長は「アベ政権が関与したわけではない」と主張でしたが、IR担当の内閣府副大臣だったことが問題であるはずが逃げ腰会見に驚くばかりの終日です。

そしてgooから届いた一年前の書き込みです。 年の瀬の樹下美術館での出会い


孫たちへのクリスマスプレゼントは漫画全集

2019年12月23日 | 日々思うこと

あっという間の年の瀬で「もういくつねるとお正月♪」の前に明日はクリスマスイヴ、市内の国道に近い防災公園(大町潮風市民公園)のイルミネーションも点灯です。

いつもこの時期に孫たちへのプレゼントは何にしょうかと頭を抱えながら、さて昨年は何だったか直ぐに思い出せません。そんな中で一年前のgooで上の孫には『おりとライオン』、下の孫にはかこさとしさんの最後の絵本となった『みずとはなんじゃ?』、上越の孫はいつもの学研はっけん図鑑シリーズをリクエストで『あぶない生き物』です。」と書き込んでいました。

そんなことで歳を重ねる毎に、思考力も低下の一途で半年前の記憶もあいまいで、ブログの希少価値に目を細めます。

今年の隣りの孫たちはリクエスト通りで即決です。下の孫は前からほしいといっていた手塚治虫漫画全集『鉄腕アトム』(全18巻セット)で、中古品ですが新品同様で本人も大満足でした。上の孫は石の森章太郎原著の『風都探偵』(小学館ビックコミックス全7巻セット)新品に決まりです

実はこんなにドカッと漫画本が届けば勉強そっちのけではと案じていましたが、今年は二人とも自分の意思を貫きパパにも了解済みのプレゼントです。そしていつまでも子どもと思っていた孫たちの成長に我が老いを感じる年の瀬です。


糸魚川駅北大火、あれから3年の復興

2019年12月21日 | 日々思うこと

昨夜から気温が下がる寒い夜でしたが、日中には11度を超えるこの季節にしては暖かな土曜日です。明日で悪夢の糸魚川駅北大火から3年になり、今日の被災地では復興イベントが盛りだくさんです。

2016年(H28年)12月22日午前10時過ぎ、駅近くの中華店から出火した炎は最大瞬間風速 27.2m/sの南南東の強風により、あっという間に駅北の街なかに広がりました。約30時間燃え続け、焼失面積約40,000平方メートル、147棟(全焼 120棟 半焼 5棟 部分焼 22棟)、この大規模火災で犠牲者が一人も出なかったことが何よりでした。 

写真は糸魚川市HPより借用)

悪夢のあの日から3年、全国各地からの温かい支援も寄せられ復興が進んだものの、商店や事業所が4割ほどしか戻らず空地が多くなったことで大小の防災公園が8ヶ所整備されています。しかし災害時のための公園ということで、遊具もなく寂しいとの住民の声もあり“にぎわいのまちづくり”への今後の課題であることが伝わってきます。

上の写真は復興市営住宅で、公営住宅には珍しい木造3階建の準耐火建築で、糸魚川産の杉の集成材厚板パネルを活用し、災害に強くかつ伝統を継承した設計で、現在17世帯20人の被災者が入居です。(写真は公募型プロポーザルで最優秀設計の都内千代田区のスタジオ・クハラ・ヤギfbよりお借りしました)

糸魚川復興情報サイトもがんばっています。 https://hope-itoigawa.jp/news_victims/6246/


高齢ドライバー事故と国会での「お答え控える」答弁数

2019年12月17日 | 日々思うこと

昨日の快晴とは打って変わるお天気ですが、朝から南よりの風で気温が14度台まで上昇の温かさです。

師走に入り先生も忙しく走り回る中で、高齢ドライバーの交通事故が途切れることがありません。昨日、市内の知人があっという間に79歳で生涯を閉じてしまいました。農業分野では地域の女性リーダー的存在で、お元気な方だっただけに忙しかったのか信じられず、死はいつも隣り合わせを痛感し我が人生も“一日一生”の思いです。

クリスマスの街なかのイルミネーションが人目を引く中で、鉢植えの柊(ひいらぎ)の赤い実の枝とローズマリーをアケビのツルにあしらってみました。センスに欠けあまりにもナチョラルですが、しばらく玄関風除室に飾りローズマリーの香りを楽しむことにします。

毎日新聞ニュースメールから、アベ政権の「お答え控える」の国会答弁が「悪夢の民主党政権」の4倍、12年105回が19年420回の乱発というから笑うに笑えないに数字です。野党議員の質問について、説明を拒む時には「お答えを差し控える」とは一番の答弁でしょうが、言論の府である国会でまた来年も続くのかと思うと情けなくなってきます。

gooから届いた一年前のブログで“光陰矢のごとし”、我が家の定番のクリスマス飾りです。三角形のツリーは糸魚川市出身のステンドグラス作家藤木節子さんの作品で、この中に色とりどりの小さな電球が入ります。小さな壁掛けは10年ほど前のステンドグラス教室での初挑戦のもので白い壁に映えます。 クリスマスと自民党新潟県連と市民連合


国立競技場竣工とCOP25と中村哲さんと

2019年12月15日 | 日々思うこと

師走も残り半月となり朝から気温が低めで、体調がすぐれないので家に引きこもりで気分もブルーの日曜日です。

来年の東京五輪・パラリンピックへの主会場となる国立競技場の竣工式が本日行われ、初めて内部が報道陣に公開で五輪そのものへの関心はともかく新しくなった競技場に目を見張るひと時です。

3年前のイギリスの建築家のザハ案の白紙撤回を経て、建築家の隈研吾さんによる木をふんだんに使ったコンセプト“杜(もり)のスタジアム”はなかなかいい感じです。スタジアムの外周部を360度囲む長さ60メートルの軒庇には、47都道府県の国産の木材が使われ自然の風が流れ込む工夫も施されているそうです。

写真はyahoo!から借用です。

一般公開は21日からですが、東京五輪が終わっても世界に発信する国立競技場として末永い有効活用を願います。

世界といえばCOP25は会期が延長され、地球温暖化への対策とその損害に対する費用分担をめぐり各国の交渉が続けられてきましたが、富裕国と新興大国、貧困国は妥協点を見いだせず、議長国チリが提唱する案で最終合意ができずに難航という暗いニュースです。

また「マガジン9」では、アフガンで凶弾に倒れた中村哲さんの『中村医師を殺したのは、いったい誰なのか』と、映画監督の想田和弘さんが語っています。 https://maga9.jp/191211-2/


COP25でのグレタさん「最大の脅威は何も行動を起こさないことです」

2019年12月13日 | 日々思うこと

今日はそれほど気温が上がらずとも風もなく青空の穏やかな一日で、午後から所用を済ませて姫川桜づつみ周辺まで車を走らせました。頚城の山ばかり撮っていると言われそうですが、やっぱりこの風景に癒されます。

写真の手前はMセメント工場で、左端の新潟焼山の山頂ドームも日増しに白くなって雨飾山までの稜線が綺麗です。

夕方、台所で溜まっている生ゴミを久しぶりに近くのファミリー畑のコンポストへ運びました。黒姫山を背にして外壁が薄ピンクのD社独身寮は築50年ほどでしょうか、立替工事も順調のようで当地域では珍しい“高層建築”で毎日工事音が響きます。

ところで気候変動との闘いの先頭に立つスウェーデンの環境活動家のグレタさん(16)、11日のCOP25で「これまでのスピーチでは注目を得るために感情的な言い方をしてきた」としながら、今回は「最大の脅威は何も行動を起こさないことです。政府や企業に希望はないが、私たちは今変化を起こすことができます」と地球温暖化対策の強化を訴えました。

グレタさんは発達障害の一つのアスペルガー症候群であることを公表していますが、いま世界の大人たちからの批判が集中で、さらに日本の小泉環境大臣のスピーチにはガッカリでした。“自然を侮るなかれ”、何も行動しないことが近未来への負の遺産となっていくことに環境大臣はどこまで認識しているでしょうか。 

備忘録としてのブログですが、今年の浜松のみかんは不作で自然相手の栽培だけに仕方がありませんね。“ みかん騒動と「ノーベルレクチャー」と


ノーベル化学賞のリチウムイオン電池と持続可能な社会

2019年12月11日 | 日々思うこと

12月とは思えない暖かな日が続き、一昨日の午後に市内上刈地区の友人宅へ所用で出かけ、そのまま近くの美山公園まで車を走らせました。公園の所々に先日の雪が残っており、空気もヒンヤリでベンチのあるいつもの場所から雲ひとつない頚城の山々を撮りました。

10日(日本時間11日未明)、スウェーデンの首都ストックホルムでノーベル賞授賞式が行われ、リチウムイオン電池開発の吉野彰さんらの共同受賞です。授賞式の後の晩餐会はストックホルム市庁舎の「青の間」で、吉野さんは晴れ晴れとし「メダルは重かった」と・・・。市庁舎「青の間」といえば1999年11月、「新潟県女性海外派遣事業」で北欧スウェーデン・デンマークを訪れており、20年前の思いで深い市庁舎を思い出します。

また授賞式に先立つ「ノーベルレクチャー」の恒例行事で、吉野さんは充電して何度でも使えるリチウムイオン電池で「技術革新で持続可能社会に・・・」と述べていました。折りしもスペインでのCOP25(第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議)が開催中で小泉環境大臣も出席で、二酸化炭素(CO2)排出削減への脱炭素化に向けての日本独自の取り組みが世界からも注目です。

明日からは下り坂の雨模様で寒暖差の大きい天気予報です。goo一年前のブログでは頚城の山々は真っ白でした。 真冬のスウェーデン、ノーベル賞授賞式


中村哲さん無言の帰国と数の力で国会閉会

2019年12月09日 | 日々思うこと

昨日はアフガンから中村哲さんが無言の帰国で悲しみが深まります。また玄関先に昨日、ご近所のOさんから畑の柚子とレモンが届いていました。レモンは植木鉢で育てていたものを3年ほど前に差し上げ、畑の隅に植えていただき日当たりもよいことでスクスクと成長し今年始めてたくさん実が付いたようです。

今朝7時の糸魚川アメダスは1.4度で今季一番の冷え込みでしょうか。造園屋さんが庭の冬囲いにやって来て、日中には12度を超える小春日和です。

国会も本日、数の力で延長されることなく閉会となりました。与党は「桜を見る会」の問題点について、説明責任を果たしたと幕引きで6時から首相の記者会見です。野党には引き続き検証の手を緩めず、来年の通常国会で追及をしてほしいものです。

7日(土)夜のEテレ、ドキュメンタリー『追悼 中村哲さん「武器ではなく 命の水を」』を見落としていました。12月12日(木) 深夜午前0時00分(60分)再放送があります。 https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259690/