今日は立春、暦の上では春ですが早朝の気温が0度で水溜りはバリバリ状態です。昨日と同じく朝から太陽も見え隠れの青空ですが、午後になるといつの間にか雨模様です。
このところ家にいるときはできるだけ国会中継に耳を傾けていますが、昨3日の衆院予算委員会でアベ首相は、「戦力の不保持」を定めた憲法9条2項改正の必要性を強調です。「7割の憲法学者が自衛隊に憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきで、私たちの手で変えていくべきだ」とまで言い切るので身震いをしてしまいました。
本日の衆院予算委員会でも憲法改正に積極的で、改正に否定的な民主党を「思考停止だ」とヒットアップです。その歴史認識もさることながら祖父岸信介や父親とはまた違って何とも“おめでたい“首相に呆れるばかりですが、支持率が一向に下がらないことで国民も“おめでたい”のかなあと・・・。
おめでたいといえば、正月2日に弥彦神社へ出かけた隣の孫たちからのお土産は、木箱に入った「越後一の宮 弥彦神社御遷座百年奉祝菓」の「めで鯛」でした。大事にとっていたのですが月が変わることで先日開封・・・、「古くからめでたい席に“尾頭付き鯛”を御膳につけるといわれ、“切り分けられていない”ことから縁起が良い」と書かれてた小さな“尾頭付き”の鯛菓子です。
ところで甘利さんの事務所での菓子折りと現金授受疑惑について、自民党の山東昭子議員が告発した事業者のあり方も「ゲスの極み」などと発言しているので呆れ果ててしまい、問題の本質をすり替えての言葉に自民党の体質が伝わってきます。国会議員ばかりでなく地方議員も、交通事故の“もみ消し”や就職の“口利き”は日常茶飯事であることを長年見てきましたが、何ともおぞましい政治の世界をさて見抜けないのは・・・。
今日はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)参加12カ国によるニュージーランドでの協定文署名のニュースが気になりました。「大筋合意」からトントン拍子で国民の不安や疑問が払拭されないまま、署名式には当新潟6区選出の高鳥修一副内閣大臣の和装姿が映し出されているので驚きです。また甘利前TPP担当大臣の後任の石原経済再生大臣、不用意な発言が多く12年の党総裁選や衆院選ではTPPに反対で、福島原発事故で難航する中間貯蔵施設建設に人の心を逆なでの「最後は金目でしょ」も忘れてはならないことの一つです。
※TPP署名の高鳥副大臣の羽織袴姿と書き込みましたが、よく見ると袴ではなく着物に羽織姿でした。