すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

農産物輸入自由化による食糧危機と食の安全保障

2019年02月01日 | 日々思うこと

早いもので今日から如月2月で、深夜から降り出した雪は朝にはほんのわずかの積雪です。日中には気温2度の寒さながらも青空で、外出予定の午後3時頃まで参院本会議「代表質問」に耳を傾けました。

野党各党の質問に対してのアベ首相の答弁を聞いていると何だか気分が悪くなってくるようで、特に統計不正問題は厚労省だけでなく、ベ政権全体の問題であることが伝わってきます。

日中の抜けるような青空で、屋根の雪もすっかり消えてしまいました。夕方、所用を済ませての帰り道、西の空が茜色なので太陽が沈まないうちにと急ぎ、家の近くまで来て車を停めて撮りました。

夜のTV各局では、2月からの日欧EPAの発効で、輸入ワインなどの価格が下がったことを一斉に取り上げています。そして日米FTA交渉が成立した場合、かってない巨大な規模の輸入自由化協定が始動し、日本のコメや牛肉・豚肉などの重要品目といわれる農産物が正念場を迎えることなどはまったく伝えていません。

またTPP11が2018年12月30日に発効し、即時関税撤廃となっている水産物も含めて、安価な輸入農産物が市場に出回ることで、日本の農林水産業は大打撃で、北海道の酪農経営は窮地に追い込まれてしまいます。さらに現在38%の日本の食料自給率をますます引き下げ、目先の安価が食の安全保障の上でも大きな問題になってゆくことでしょう。

月刊『食べもの通信』編集スタッフでフリーライターの小倉正行さんの記事が『ビジネスジャーナル』のランキング1位です。安倍政権、かつてない農産物輸入自由化で“食糧危機”へ…食料自給率が危険水準に 


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