すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

アベ首相の自衛官募集発言とノーベル賞と

2019年02月17日 | 日々思うこと

積もっていた雪も一気に消え出した日曜日、シーサイドバレースキー場では市民スキー大会です。下の孫は鼻水が出ているので大事をとってスキー場へは行かず、学習用具持参でやって来てオセロをしたりDVDを観たりと夕方まで二人でのんびりと過ごしました。

ところで先の自民党大会でのアベ首相の自衛官募集について、「都道府県の6割以上が新規隊員募集への協力を拒否している悲しい実態がある」との問題発言を各紙が取り上げています。野党ばかりでなく与党内からも疑問の声が上がって、2日後の衆院予算委員会でのアベ首相は「正しくは都道府県と市町村だ。自治体だ」と一部を修正でした。ところが“非協力自治体”を解消するため、自衛隊を明記する憲法9条の必要性を主張し、新たな論理を持ち出しているので驚くばかりです。

新潟日報2月17日付け社説『自衛官募集発言 安倍改憲の独善がまたも』と厳しく批判で、「平和憲法の核心といえる9条は戦後日本の道しるべとなってきた。9条を巡る改憲論議が、いい加減な前提に基づく、へりくつやこじつけで粗雑に進められてはたまらない」と・・・。また琉球新報も17日社説で詳細に取り上げています。https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-876635.html

今年も奄美大島から太陽の陽いっぱいの無農薬有機栽培の「たんかん」が届きました。昨年の異常気象で価格は高めですが、遠き島の恵みに感謝し家族で大事に味わっています。

日曜夜9時からのNHKスペシャル、シリーズ平成史第5回「“ノーベル賞会社員”~科学技術立国の苦闘~」を視聴です。2002年にノーベル化学賞の田中耕一氏は受賞以降、メディアの取材を遠ざけて再び表舞台に登場したのは2018年2月でした。アルツハイマー病の発症で脳に溜まるタンパク質の検出に成功で、その知られざる苦闘から科学技術立国再生の道を探る内容で、インタビュアー・リポーターは平成の23年間「クローズアップ現代」でキャスターを務めた国谷裕子さんです。

そのノーベル賞の平和賞候補に、北朝鮮問題で米トランプ大統領をという報道に耳を疑いましたが、どうもアベ首相が昨秋にトランプ氏を推薦していたことが明らかになりました。高額武器の売買をしながらノーベル平和賞とは何たることでしょうか。候補者もさることながら、推薦する方も狂っているのではと呆れてしまいます。

そんな中で、核兵器廃絶を求める署名を毎年夏に国連へ届けている「高校生平和大使」が昨年に引き続き、ノーベル平和賞の候補に推薦されノルウェーのノーベル賞委員会で受理されたという嬉しいニュースを1月にキャッチしながら、そのままになっていたことを思い出だす一日の終わりです。


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1 コメント

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Unknown (平名)
2019-02-20 10:05:58
あれ、雨水って2月の今頃だった?
 もう春模様ですね、、 4がつの感じ⁇
  トランプ占いも厳しい世の中か?! 
絶対に秘密保持すべき事を発表したが、、
 拉致問題は?? 信用できるのは、、
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