すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

教育長の突然の辞任とノーベル賞の大村智さんのスピーチ

2015年12月10日 | 日々思うこと

昨9日は糸魚川タイムスなどの「竹田教育長辞任」ニュースに驚いた市民が多かったようで、私も一本の電話でビックリ仰天です。8日の12月定例会「一般質問」3日目の冒頭で米田市長が突然「竹田教育長より(7日)辞意があり、本日召集された臨時教育委員会において承認後、正式に受理した」というもので、同級生同士とはいえ任命者として市長の情けなさも伝わってきます。

辞任理由は「一身上の都合」ということで、これまで様々な問題を引き起こしてきた市教育委員会トップの辞任ですから、“引き際”は3月の年度末か今定例会の初日(11月30日)ならまだしも、無責任極まる突然の辞任で呆れている人たちも多く、その背景に何があったのかと首を傾げてしまいます。

そして昨日も天気に恵まれ、街なかのどこからでも雪化粧の頚城の山々が目に留まります。写真は午後からのスタンディングへ出かける途中の国道148号の信号待ちで撮ったもので、左端のドーム状が新潟焼山でヒスイ色の屋根の広い建物が糸魚川中学校の校舎です。

ところで市内中学校で給食にかかる会計を担当していた男性教諭(栄養士)が、6年間で1千500万円以上を着服し、さらに能生給食センターでも市職員が長年に及び同様の着服をするなど、不名誉な問題が続いてきた市教育委員会のことは以前書き込んできました。最近では小中学校の給食に異物が立て続けに混入という常識では考えられない事態が発生で、保護者らからも不信と不安の声が寄せられ教育行政の無責任さが指摘されて今日に至りました。

スタンディングを終えて市内あちこちで用を済ませ、教育長辞任で何だかモヤモヤの中を久しぶりに美山公園まで車を走らせました。写真右端の雨飾山の稜線もスッキリで、晴渡る景色に心が洗われる思いです。

そういえばノーベル賞授賞式に出かけた当市にもご縁のある北里大学特別栄誉教授の大村智さん、スウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ研究所での記念講演で「われわれ人間が 抱える課題の答えは全て自然の中に答えがある」と述べていたことが心に残りました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。