すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

東北に勇気と「じぇじぇじぇ」

2013年09月28日 | 日々思うこと

昨夜はパリーグ楽天の初優勝で沸き立ち、仙台を本拠地に置くだけに東北の人たちに大きな勇気を与えたことでしょう。

 

そして今日はNHK朝ドラ「あまちゃん」の最終回です。たかが朝ドラでしょうが、こちらも東北の被災地の人たちに元気を与えた半年間でした。豪華キャストもさることながら、音楽担当の大友良英さん作曲の軽快な音楽がいつもバックに流れて爽やかな印象でした。

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時同じくして26日に新潟県は柏崎刈羽原発6・7号機の再稼動に向けて、東京電力へ条件付きで安全審査の申請を承認という急展開なので「じぇじぇじぇ!」です。翌27日に東電は原子力規制委員会へ申請という異例の速さですが、これもメガバンクからの融資条件だったというので「やはりお金か」の思いです。福島の事故収拾もできず、再稼働がないと8.5%の料金値上げが必要と脅す、まさにゾンビ企業ではないでしょうか。

 

また新潟県泉田知事の申請承認の背景には、県議会で圧倒的な数を占める自民党や経財界などからの強い圧力があったことが早くも伝わってきました。柏﨑刈羽原発の真下に23本の断層が通って、ないはずの活断層が動いて中越沖地震が起きたことを忘れないでと叫びたい思いです。


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2 コメント

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olive1m2 さん、 (すずきせいこ)
2013-09-30 12:07:25
olive1m2 さん、
いつも的確なるコメント、ありがとうございます。
東電を支援してきた銀行と株主の責が問われることは当然なのに、マスコミ各社からこの点についてほとんど伝わることがありませんよね。
“原子力ムラ”を常に擁護してきた日本のメディアですから、国民の知る権利も限られてしまい、社会全体がますますおかしくなってゆくようです。
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事故を起こした事業者が被災者の救済を放っておい... (olive1m2)
2013-09-29 18:03:00
事故を起こした事業者が被災者の救済を放っておいて新たな運転を願うとは「近隣住民」よりはるかに「事業主が一番重要」と言う思考で所詮サラリーマン社長の成れの果てですね
もし柏崎刈羽の運転を東北電に委託するとして「技術的に困難」とのたまわれば「東電の秘密のベールに覆われた危険極まりない発電所」の証になります
安全最優先の航空機業界と比較すれば敗戦後なんら進化しなかった業種であって早々に事業主を支援した銀行と株主の責が問われ始めることでしょう
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