いつの世も人々を楽しませ“酒の肴”にもなる桜の花は散り、山桜や八重桜、そして枝垂れ桜が咲き誇っています。能生川の上流の県道沿いの少し小高い畑の中に、毎年きれいな花を咲かせている枝垂れ桜が目に留まります。樹齢はまだ20数年でしょうか、三春の滝桜のように末長く生き抜いてほしいものです。その三春の滝桜を昨25日夜、NHK「しあわせニュース2014春」でライトアップされた姿を生中継で見ることができ幸せ気分でした。
このところの晴天続きで庭に出てガーデニングに勤しむ毎日で、ソメイヨシノが散り始める頃には鉢植えの日本桜草のつぼみがほころんできます。大切に育てている日本桜草の株の大半は5月の連休に市内で開催の植木市で求めたもので、“花車”とか“対面銀覆輪”などと名前が付いており今年も可憐な花を咲かせてくれました。
街なかでも色とりどりのチューリップや芝桜 も咲き誇り、道行く人たちを楽しませてくれます。お知り合いのTさん宅の見事な花々に引き寄せられて、久しぶりに昨夕に立ち寄りました。広いガーデンで毎日のご苦労が伝わってきますが、オーナーは「次々とやることがあって大変・・・」とは言いながらも幸せそうな笑顔でした。次に話題が原発のことになり、「廃炉にしても新しい産業が生まれるはず・・・」と意気投合です。
ところが夜のNHKスペシャル、シリーズ「廃炉への道・第2回」の「誰が作業を担うのか」を視聴し、40年かかるという福島第一原発の廃炉計画に大きな問題があることを知りました。原発事故から3年、すでに現場では作業員の不足が危ぶまれ、長い廃炉への道は原発作業員に委ねられており、被ばくを余儀なくされる現場の実態が伝わります。メディアはオバマ大統領の来日ニュース一色で、なんだか福島が忘れ去られたような悲しくなってしまう週末です。
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