青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

人を呪わば穴ふたつ。

2009年12月17日 13時22分01秒 | 青裸々日記。
高島屋ビルにて(東京都渋谷区)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 私は基本的に、あまり人を責めることは好きではありません。
 例外として、あまりに損をしてしまう時や、
 あまりに傷ついて耐えられない場合は、
 相手に伝わるように、理性的に訴えるようにしています。

 これには理由があります。
 自分が人に厳しくした分だけ、
 自分も責められてしまうという、
 人間関係における法則性があるからです。
 例えば、言葉づかいが汚い人がいたとしましょう。
 そしてある日、その人への怒りが沸点に達して、
 「言葉の選び方が下手くそなんだよ!!」と、怒鳴り付けたらどうなると思いますか??
 少なくとも、もうその人の前では、
 言葉の選び方に慎重にならざるを得なくなります。
 そうでなくとも、人にそんなことを言ってしまった手前、
 普段から汚い言葉に過敏になり、
 言葉の選び方を間違えれば自分のことを責め、
 窮屈さを感じなければならなくなります。
 そういえば、政界のスキャンダルでも「ブーメラン現象」と呼ばれるものがありますよね。
 自民党の代議士が失言をしたと思ったら民主党の代議士も過去に同じ趣旨の発言をしていたり、
 民主党の代議士に資金問題が起きたら実は自民党にもそんな代議士がいたり。
 国会論戦など、こうした現象が起きている時は、
 お笑い以外の何物でもないと思ってしまうことがあります。


 つまり、人を責めても、
 結局は全て自分に跳ね返ってくるわけです。
 人に責めたことを全て被る覚悟がないのなら、
 誰に対しても断罪しないことです。
 誰か人を責めたいなら、その相手は自分だけで十分です



 諺には「人を呪わば穴ふたつ」、
 そして聖書には「裁いてはいけません。裁かれないためです」という言葉があります。

 昔から「人を責めないこと」は、
 生きるうえでの大原則なのです。

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