青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

自分で親になりましょう。

2009年11月04日 22時36分30秒 | 青裸々日記。
羽田空港・環状八号線(東京都大田区)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 子供の頃のこと。

 親の育て方について、
 不満を持っている人は多かれ少なかれいると思います。
 価値観が違ったり、
 しつけが厳しすぎたり、
 親の意見だけで思い通りにならないと怒られたり、
 産まれた順番だけで差別されてしまったり。
 あるいは、生まれた家が恵まれなかったり、
 親の目標達成のために倹約していたり。

 でも、不満が出るのは当たり前なんですよね。
 百点満点の子育てなんてありえないし、
 逆に、私達が現在築いている人間関係は百点満点のものかといえばそうでもないように、
 私達も百点満点で齟齬のない親子関係を築けるかといったら、
 たいていの人は自信がないと思います。


 …にもかかわらず、子供の頃、いかに恵まれなかったかに固執し過ぎて、
 自分を憐れんだり、言い訳に使ったりする人がいます。

 それはそれで構わないのです。
 誰に向かって言っても説明に耐えうる正当な理由があるのなら、
 どんどん固執してしまうのも無理はありません。

 しかし、です。

 固執していても、過ぎてしまった時間は覆りません。
 あるいは、親のことを酷く言ってみたところで、
 そんな程度の親であれば謝るだの償うだのはしないはずです。


 つまり、過去を帳消しにする位のことが出来るのは、
 残念ながら自分自身しかいないのです。
 固執していても嫌だというのであれば、
 同時に自分の力でやれることはやってしまいましょう。

 しつけが悪いというのであれば、箸の持ち方から言葉遣いを直す。
 整理整頓が苦手であれば、1日10分でも整頓する癖をつける。
 不細工な顔に産んでくれたな!と思ったら、整形マッサージを勉強するとか、表情で挽回する方法を考える
 (これは私のことでもありますが)。
 貧しさが嫌であれば、具体的に動く方法を考える。

 つまり、親から与えてもらえなかったものは、
 自分が自分自身に与えてやるしかないんです。


 また、同時に心も癒す必要がある場合もあるでしょう。
 カウンセリングの現場では「インナーチャイルド」という言葉もある位です。
 それほど詳しくないし専門知識もないので割愛します。
 必要を感じたら調べてみて下さい。


 ☆ ☆ ☆

 過去にこだわること自体はさておき、
 もしこだわることで成長の機会がなくなるのであれば、
 それは自分自身の責任ですし、
 とても勿体ないことではないでしょうか。

 親からの愛情に欠乏感を感じるなら、
 自分自身が自分の親になったつもりで、
 自分のことを見てあげることも必要なのだと私は思います。

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