拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 ローザンヌ写真夜

2012年06月23日 | 一撮レポート
 昨夜 6・22(金」仕事を終え、夕食を済ませてニコルと 我が街が誇る エリゼ写真美術館 へと急いだ。
 昨年に続き 「第二回 Nuit des images 」が行なわれるというので 期待に胸をふくらませていそぐ。

 期待を持った理由の一つに 写真美術館で今 展示されているのは 今ボクが注目している写真家 「Pieter Hugo ピーター・ヒューゴ」
 の作品が展示されていて、しかも今夜は無料入館できるのだ。

 エリゼ写真美術館はレマン湖畔近い丘にあり、晴天の昨夜はレマン湖とアルプスが美しい。 
 20時30分、ローザンヌ市が管理する風光明媚な庭には 大スクリーンが設置され 人で溢れていた。大きな庭の周辺には
 他に6枚のスクリーンを設置してある。

 庭の片隅でこんな風景を観た
                  

                    希望者を募り 簡易スタジをで ダイナミックに トップモデルの雰囲気を 味あわせてくれる、という趣向。

                  
                        乗った若者は こんな感じに 当然なってくる。
 
 大型スクリーンが始まるまで 小一時間あるので 館内の写真展をまず 観に行った。
 普段よりかなり 混み合っていたが ヒューゴの写真は期待どうり 「迫力」があった。1976年南アフリカはヨハネスバーグで生まれた彼の
 初期の作品で ハイエナをペットにしている男達の写真を数年前、最初にみた時 へえ~っと 思ったものだ。

 それが、去年だったか? 彼の新しい写真集 「Nollwood 」を見て 彼が本物の写真家であることをボクは感じた。
 今回の展示ではそのシリーズも あったし さらに新作の ゴミ処理場での黒人青年達の写真では さらに深みを増していた。
   (これら青年たちの社会的状況の深刻さを 物語り、同時に 人間性を浮き彫りにしている・・・といえるのだろうか。)
    彼のサイト: http://www.pieterhugo.com/nollywood/

               
                   そして いよいよこんな感じで 若き館長 サム・ストールゼの挨拶で始まった。

 しかし 残念なことに 最初に 退屈な 作品を持ってきていて 2番めの作品で席を立つ 気短の人達がいて ボク等も相当気短なので
 席を立ち 周辺スクリーンやら 出店やら を見に庭内を散歩。

               
                  その一つに 不気味な迫力でせまる 「峨々たる氷河山」 とボクが名付けた 3つのスクリーンの氷河がガタガタと
                   動き出す 横で 尺八のような雰囲気のクラリネット?奏者が 延々と熱演している図。

 その後 大型スクリーンに戻ってみると 面白い写真をやっていた。これは朝 1時半までやるということだが 寒くなってきたので 帰宅0時。
 
 

 


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