拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

『 暑中見舞い』はAiすで!

2017年08月01日 | ヨーロッパの風
  先日、久々にジュネーブに行った時のこと。
  ローザンヌから快速に乗ったつもりが、誤って各駅に乗ってしまったものだから、途中下車して別の2階建ての電車に乗り継いだ。

  アチラコチラ停車して次がジュネーブになる一つ手前の駅から乗り込んだと思われる乗客のヘンテコな声にボクは読んでいた
  本から顔をあげると、一つ向こうの座席の男性と目があって『何だ、アリャ?』を以心伝心。

  その声はボクの後ろの方から聞こえる。
  女性の甲高いが抑揚のない声は、何か同じことを繰り返し言っているのだが
  ロボットのような話し方で、まるで、どこかの管制塔へ通信でもしているかのように・・・。それを3回ぐらい大きな声で
  繰り返したあたりでジュネーブ駅に到着した。
  ボクは降りるまでに、絶対その声の持ち主を見たくて2階にある席をたって階段まで行くと、下のドア前にその中年女性が
  立ってボクの方に振り返って、ニッコリ…と微笑んだが、ボクは一瞬目をそらした。

  女性はホームから下に降りるエスカレーターに乗った時、再び携帯を耳に当てさっきと同じような
  意味不明の言葉をじっと上を見つめながら繰り返していたが、電話の向こうには誰も居ないことは明らかだった。(冷汗)

                  
                    彼女はもしかしたら、人工知能ロボット?(まだ開発途中の)


           

    追記(8月5日)〜 ちょうどこの日(8月1日)のニュースとしてこんな記事があったが、偶然だろうか。

      『 フェイスブックの管理者は、人工知能を用いた自社のシステム「チャットボット」を停止せざるを得なくなった。
        というのは、チャットボット同士、チャットボットのボブとアリスが英語での会話をやめて
        人間には理解できない言語で意思疎通し始めたからだ。』
 
  これに関して思ったことは、AI がプロの将棋士にユニークな戦術で圧勝したと話題になった時、AIを作った開発者は
  『AIがどのように考えているかは分からず、勝手に進歩している・・・』と言っていたが、それを人間は期待していた 
  はずであるけれど、現実にそうなってみると案外いろいろ怖ろしい自体が起きている感はある(冷汗)   
  


  


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