Shevaのブログ
サッカー、テニス、バレエ、オペラ、クラシック音楽 そのほか
 



Euro 2008 qualifier





ジェラード2発 イングランド救う その4

Q: スティーヴィー、スコアは0-3でしたが、試合展開については何も言う必要はないですね?

SG: う~ん。そうですね。前半が僕が今まで出たイングランド代表試合の中でもっとも難しいものでした。サポーターは早く点を取れと急き立てていましたが、アンドラから点を奪うのは簡単なことではなかったんです。両チームの戦い方には差がありました。4人のディフェンダーに5人のミッドフィールダーが動かないで張り付いていたんです。(*)ゴールをこじ開けるには辛抱強く攻め続けないといけません。そうしていたら4,5点は取れていたはずです。

Q: サポーターの落胆ぶりはわかっていましたよね。サポーターから過剰なプレッシャーをかなり感じましたか?

SG: プレッシャーは大変なものがありました。サポーターががっかりしたのは当然この2試合で6ポイント取れると思っていたのに、イスラエル戦で(引き分けて)2ポイント落としたことに起因します。でも今夜は勝ちました。難しいですがこのまま勝ち続けるしかないですね。

Q: 精神的にタフであり続けるしかないですね。

SG: 前半0-0で折り返し、イングランドは大車輪でやるしかなくなりました。難しい戦いでしたが、後半には実力を発揮し、ボールを速く回してたくさんチャンスを作りました。サポーターも後半のプレーには喜んでくれてると思いますよ。

Q: どうしてそう違っちゃったんですかね。

SG: だから非常に困難な試合だったんです。このレベルでこんなに速くプレーするのは例がありません。ゴールをこじ開けるのは難しかった。45分やってようやくその時が来たわけです。

Q: その違いは何ですか? どうしてアンドーラは変わったんですか?

SG: ついには疲労してしまったんです。アンドーラのセカンドハーフの戦い方をご覧になったでしょう。選手を羽交い絞めにしたりボールを蹴りだしたり。いいことじゃないですね。時間を使うためにピッチに倒れて動かなかったり。まずボールをキープするようにしてそれでゴールが生まれたんです。

Q: 相手を疲弊させる作戦ですね。

SG: 疲弊させられたというより、やりにくかった試合でしたね。なぜやりにくいかというと、試合前に4-0、5-0、6-0で勝つのが当たり前のように言われるからなんですよ(苦笑)。そういう気持ちで試合に入ると点を取るのを急ぎすぎるんです。ゴールしようと、すぐに前線のプレイヤーにパスしてしまうんです。もっと辛抱強くボールを回していれば、ゴールはいずれ生まれるんです。

Q: 2得点あげましたね。うれしいでしょう?

SG: きょうはついてましたよ。試合にも勝ったのでよりうれしいです。この勝ちでイングランドは救われました。今後もさらにがんばって次のエストニア戦で勝ち点3を得て、順位表の上の方に上がらなくてはいけません。

Q: 3ゴール目は誰が自分のゴールだと言ってるんですか。

SG: 僕だって言いたいよ(微笑)。でもデフォーががんばっていたからね。彼のゴールみたいなものです。



* …アンドラは4-5-1。ジェラードの言い方だと、1トップ以外のすべてのミッドフィルダー(9人)が自陣を出ずに守っていたことになる。

※抄訳ということで。かなり細かい部分がわかっていません。

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Premiership





チェルシー、奇跡の勝利 ロスタイムにカルーが決勝弾 その4

JM: チェルシーは強い集団で強い信念を持っています。選手にいつも言っているのは、信念を持っていれば最後には勝てるということです。その信念はきょう真価を発揮しました。チェルシーはプレー自体の出来はよくなかった。テンポも遅かったし、ボール・ポゼッションも少なかった。こういう試合は、チームの人間の質が出るんです。チェルシーの(勝利への)渇望が明暗を分けたんです。試合内容は5分でしたから。多分引き分けが妥当だったんでしょう。

Q:精神的にはそうですが、肉体的には疲れてましたよね。

JM: 私は選手たちと2週間も離れていました。私は、今週水曜の国際試合の2試合目に出てない選手をなるべく使おうと思ったんですよ。例えば、ランパード、バラックとかマケレレとか。水曜はプレーしなかった選手をね。アフリカ勢は大変ですよ。疲れきっていました。ディディエとサロモンは、マダガスカルまで行ったらしいです。それはどこにあるんだが私はわかりませんでしたがね。信じられない。それであのコンディションです。みんなね。
もしうちが、リヴァプールやアーセナルのようなポジション(リーグで3位か4位)にいたら、チャンピオンズリーグに備えて2軍を出していると言うのに。うちはそれもできないし。プレミアシップを狙える位置にいるから。だからあきらめないでどんな試合でも落とさないようにプレーしなくてはいけないし、一方ではどんどん選手がけがしてるし。ロッベンがついにシーズン最後までアウトになったしだね。ただ来週ジョー・コールが戻ってきますが。もうやるしかないよ。優勝したいしカップ戦も全部勝ちたいからね。

Q: マンUとの勝ち点差について

JM: もしうちが8差とか9差になったら多分精神的にもう無理になっちゃうね。残りの7試合にうちが全部勝てば、多分うちは優勝するよ。ほんとにそうなるよ。間違いない。でもそうできるかはわからない。


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Premiership





チェルシー、奇跡の勝利 ロスタイムにカルーが決勝弾 その3

Q: ジョゼ、あと2分でマンチェスター・ユナイテッドにタイトルを渡すとこでしたね。

JM: まったくです。数字的にはまだ21ポイント(7試合)あるからそうでもないんですが、勝ち点差が8になったら難しくなりますから。ですから貴重なゴールだったし貴重な勝利でした。おかげでまだ戦線に残っていられます。

Q: ボールがネットに突き刺さったとき、どういう気分でしたか?

JM: 普通は後半の48分で、あと1分しか残っていない状況で得点したらゲームは終わったと思うもんじゃなかろうか。敵は心理的にも得点を挙げるような状況じゃなかった。難しい試合でした。特にチェルシーは前半が良くなかった。ピッチは狭いし、ひどいコンディションでした。ワトフォードはプレスをかけてきて、戦い、走り回った。質の高い試合ではありませんでした。
私は国際試合の後の試合は嫌いです。特に2戦もあったらなおさらです。選手はベストなコンディションでは戻ってこない。ある者は疲れきっているし、ある者はトレーニングをしてません。試合に出るだけでトレーニングをしないからです。試合に出なかった選手も同様です。いつも大変なことになるんです。
チェルシーが信念を持っていたからこそチャンスが与えられたのです。なぜなら試合の質は、5分5分で、ワトフォードにとっては引き分けが妥当な試合だったからです。ワトフォードはよくやりましたから。
ただ私がちょっと意外だったのは、ワトフォードは(引き分け狙いでしたが)引き分けても意味がないんです。ただ「チェルシーからポイントを取ったぞ!」って言えるだけで。私はワトフォードはもっと違う戦い方をしてくると踏んでいました。だってワトフォードは悲願を達成するには(2部落ちしないためには)試合に勝つしかないからです。だからそこんとこが引っかかりましたが、ワトフォードはよくやったので試合内容は5分でしたね。
もう一度言いますが、チェルシーは(勝利を)信じていました。信じていたからこそ、我々は最後の瞬間まで戦い抜くことが出来、ロスタイムのゴールを得たのです。

*** *** *** ***


最後にちくりと(と言うか、ぐさっと)嫌味を言うのを忘れないモウリーニョさん。
おもしろいのは、「どういう気分でしたか?」と聞かれて、「どう考えていたか」を応えているのがモウリーニョらしい。普通だったらこのリアクションは「まったく信じられませんでした、まさに奇跡です」とか「うれしかったです」を期待しているわけなんですが。冷静なんですね。



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Premiership





チェルシー、奇跡の勝利 ロスタイムにカルーが決勝弾 その2

Q: Jose, were you two minutes away from handing the title to Manchester United?

JM: I think so. Mathematically no, because still I think 21 points, no? in the game, but if we go to eight it is much more difficult so I think was a crucial goal and crucial victory, and we are still there.

Q: How do you feel when the ball hit the back on the net?

JM: Of course I know normally when you score the minutes 48 minutes the game is over, one more minutes and the opponents psychologically - without a goal, I think it was a very difficult game we didn't play well, especially in the first half we didn't play, the game was very difficult, the pitch was small, the pitch was bad, the opponents pressed a lot, fought and ran. A game without big quality.
I never like the match after international week, especially the double international weeks, because the players didn't come in the best conditions, some come tired, some because they didn't train much, they just played, didn't train much, the players not in a lineup of the team they come and they are not in a best conditions. And it is always difficult.
I think only our belief gave us the chance because in terms of the quality of the game, in terms of the game, fifty-fifty, I think the draw would be a fair result for them because they fought a lot.
You know I was a bit surprised because one point for them means nothing. One point for them means only say they got a point against Chelsea. I thought they would play in a different way, because they have to win the matches if they want to have their dreams. So I was a bit surprised with that aspect but they did the game, they fought hard, maybe for them a point would be fair.
I repeat only our belief made us, bring us that, the desire to play into the last second to score goal in the last moment.


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Premiership





チェルシー、奇跡の勝利 ロスタイムにカルーが決勝弾

Watford 0-1 Chelsea

Saturday, 31 March 2007
Vicarage Road Stadium

Watford (4-1-2-1-2)
Foster;
Chambers, Shittu, DeMerit, Stewart;
Mahon (c);
Francis, Rinaldi;
Smith; Henderson (Priskin 68), Kabba (Bouazza 80)

Subs Not Used: Lee, Doyley, Bangura

Booked Francis (23).

Chelsea (4-1-2-1-2)
Cech;
Gérémi (Ferreira h-t), Carvalho, Terry (c), A Cole (Mikel 57);
Makelele (Kalou h-t);
Ballack Lampard;
Wright-Phillips
Drogba, Shevchenko

Scorer Kalou (90+2) Assisted by Shevchenko

Subs Not Used: Cudicini, Boulahrouz

Booked:
Wright-Phillips (65), Ferreira (75), Carvalho (90)



いや~びっくりでしたよね…
何より驚いたのはやはりモウリーニョさんの勝利へのこだわりですね。

スタート時に代表戦でお疲れのベストメンバーを揃えてきたのにも驚きましたが、
さらに2回もフルモデルチェンジをするという大胆さ。
さすがとしか言いようがない。
気楽に大量得点を楽しもうと思ってた試合が、手に汗握る展開になってしまった。
あまりにも点が入らないので、「おいおい、イングランド代表じゃないんだから…」と思わず言ってしまった。

得点:
ロスタイム終了まであと2分になった91分50秒にゴールは生まれた。(ロスタイムは4分だった)もうほとんどラストから2回目のチャンスだろうと思っていたタイミングだった。
ワトフォード陣内でワトフォードの選手にバラックがタックルしてボールを奪う。ショーンがボールをワンタッチで、右サイドを駆け上がり始めたシェヴァにちょこんと渡した。シェヴァは得意の右足で打つかと思ったが、冷静にゴール前を見て飛び込んできたドログバとカルーの頭に優しいクロスを出した。それに見事応えたカルー。すばらしいヘッドだった。時々すごいことするのがこの子。ゴール前の敵のディフェンダーは全員ドログバをケアしていた。

きょう良かった人:
ベン・フォスター。素朴な顔の兄ちゃんで好感が持てる。さすが代表!
カルバーリョ。スーパー、スーパープレイだった。

きょう悪かった人:ドログバ。ショーン。最悪なのがジェレミ。

フォーメーション:

4-4-2(Starting)
シェフチェンコ ドログバ
**************ライト・フィリップス 
ランパード バラック
マケレレ
Aコール テリー カルヴァーリョ ジェレミ
チェフ


4-4-2(46')
シェフチェンコ ドログバ
カルー ******ライト・フィリップス 
ランパード バラック
Aコール テリー カルヴァーリョ フェレイラ
チェフ


3-5-2(57')
シェフチェンコ ドログバ
カルー ******ライト・フィリップス 
ランパード バラック
ミケル
テリー カルヴァーリョ フェレイラ
チェフ


チェルシーオフィシャルの解説ではハーフタイムの変更は、4-2-4だと書いているがまあ考え方なので。同じことです。

ハーフタイムは悪いジェレミを下げて、守備的ミッドフィルダーののマケレレを下げて攻撃的なカルーを入れた。

それでもだめならということでモウリーニョは早々と3バックにした。ミケルが要はアンカーマン。

ジェレミはこのスターティングラインナップの中では唯一力量が一つ下の選手。どうしてディアーラがいなかったのか。

Aコールの左サイドで崩しても、右サイドにサイドチェンジした時に、ジェレミが上がってきてない。右からの攻撃がほとんどなかった。

FWのヘンダーソンにテリーが手を焼いていた。

ランパードは痩せた? なんか細くなった。

ショーンはミドルを打たずにパス出せよというシチュエーションが多かった。その辺がいまひとつ。それ以外はよかったです。

代表戦帰りは総じてお疲れだった。こんなんでバレンシア戦、戦えるの? 非常に不安。ヴィジャがいるんだぞ、向こうは。そういう絶対的なプレイヤーがチェルシーにはいないのだ。マンUなんかCロナウドが入れば、もうOKじゃん。そういう人がいないのかな。

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