Shevaのブログ
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モウリーニョ真骨頂采配で辛勝

INTER-LECCE 1-0

Mercoledi 24 Settembre 2008
Giuseppe Meazza, Milano

Campionato di Serie A 2008/2009
GIORNATA 4

MARCATORE: Cruz al 34' st

INTER (4-3-3):
Julio Cesar;
Zanetti, Cordoba, Burdisso, Chivu (dal 27'st Cruz);
Vieira (dal 1'st Maicon), Cambiasso, Stankovic (dal 1'st Quaresma);
Adriano, Ibrahimovic, Mancini.

(A disp.: Toldo, Materazzi, Crespo, Balotelli).

All.: Mourinho.

LECCE (4-4-2):
Benussi;
Angelo (dal 6'st Diamoutene), Stendardo, Fabiano, Esposito;
Munari, Zanchetta, Ardito, Ariatti;
Cacia (dal 30' st Caserta), Tiribocchi (dal 9' st Castillo).

(A disp.: Rosati, Schiavi, Giacomazzi, Konan)

All.: Beretta.


ミッドウィークのインテル―レッチェ戦。
非常に興味深かった。
インテルはなかなか点が取れず、モウリーニョの天才的な手腕によって勝ち点3をもぎ取った。
どこかで見た光景。
そうだチェルシー。モウリーニョがいたころのチェルシー。

モウリーニョは後半頭から一気に2人代えた。
スタンコビッチ、ヴィエラをマイコン、クアレスマに代えた。

ヴィエラは前半頭を味方との激突で負傷していた。スタンコヴィッチは前マンチーニ―ミハイロヴィッチ政権の時の重鎮。

クアレスマとマイコンの加入により、一気に右サイドからの攻撃が多くなった。
クアレスマの右足アウトサイドでのシュートやクロスは瞠目に値する。いわゆる不思議なプレー。これは後に解説があって、彼は生来内またなため、自分の特徴を生かしたキックをするようになった、というわけだ。

それでも点がとれない。
モウリーニョは今度はキヴーを下げて、クルスを投入した。
マスコミは(いわゆる)5トップと騒いでいた。
3バックにして超攻撃的布陣。

ところがとうとうクルスがゴールを上げた途端、
モウリーニョは喜んだのではなく、600試合出場を果たしたキャプテンサネッティを呼び寄せた。
また4バックに戻すんだ!
体制を1トップに戻した。

こういう試合中のシステムチェンジを間髪を入れずに度々行うのがモウリーニョ采配の真骨頂である。

楽に勝てている試合より、おもしろいから皮肉だ。

しかし!インテルの選手の肉体的傑出度は群を抜いている。
もうすごいの一言。アドリアーノははずしまくっていたが、イブラヒモヴィッチにはいつも「天才」という言葉しか見当たらない。


試合後の会見をモウリーニョはすっぽかしたそうだ。バレージアシスタントコーチに任せたって。あのバレージじゃないよね?
らしいな~
彼はよほどきょうの選手たちに憤っていたのかな。


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