Shevaのブログ
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Roddick talking with chair umpire, Mohamed Lahyani after the match.
During the game he was given the Warning from Mo
as he was upset and complain to several judges.






ロディック、審判とバトル AIG JAPAN OPEN
Roddick fired 37 aces


Excerpt from ATP Com-
Roddick fired 37 aces past Ivo Minar of the Czech Republic in a 7-6(11), 6-7(4), 7-6(2) victory in two hours and 44 minutes. It was the most aces Roddick has hit in a three-set match during his career.

とりあえずここ数日はミラン・ダービーで盛り上がっていましたが(個人的に。淋)、きょうはついに今年のAIGオープンに初参戦ですっ!

とにかくガスケだけは見たかったので、有明に向かう。
ようやく着いたのは6時。
試合開始後1時間。
4-4の均衡状態のファーストセットだった。
とたんにガスケがブレイク!
やった!
とにかくあのガスケがそこにいる~

途中転倒してコートに横になった。起きた後、体の形に汗のしみが…(笑)。
すごく寒いぐらいの気温だったが、選手は全身汗びっしょりなのですね。

ガスケはじっと待ってるということがなく、コートチェンジもさっさと先に立ってラインの後ろで遊んでいる。
前回見たときは毎回ラケットのグリップを張り替えていたけど、今回はそういうこともなかったような気がする。
近くで見ていないのではっきりとはわかりませんが。
ガスケはテニスボールを足で蹴飛ばして壁に当てたり、ボールをヘディングして壁に当てたりしている。実に余裕~
天才らしい雰囲気がこういうとこにも漂っている。
モーツァルトみたいな感じ(なんだそれ。)

ガスケは2セット連取で勝ちました~
ガスケのプレーに感動。

***

試合としておもしろかったのはロディック!
3セット全部タイブレークにもつれこむ。客も盛り上がった。
それからなんといってもモハメド・ラジャニさんとのバトル!
私はモハメドさんの大ファンなので、生で見られるなんて!とロディック初オープンよりも興奮。

アンディがサーブの練習を始めると、ボールボーイ(ガール)が半分怖がって逃げ惑うのがおもしろくてお客さんが喜んでいた。確かに怖いだろう。あれは。逃げることすらできないスピードで来る。

モハメドは
Andy RRRRROddick
と発音するんです。超巻き舌。かっこいい。
それからフォルト!とずいぶんコレクションというかやっていたが、
「フォルト」じゃなくて「オッツ!」て聞こえるんです。
「オッ!」「オッて何よ」とだいぶお客さんも真似して遊んでた。
それから「フィフティーーンヌッ!」
と最後のNを常にご丁寧に発音します。
すげえ~濃い~発音。好みだわ。
"Correction!! The ball was good!" も度々超早口で言ってた。

相手の子、イヴォ・ミナールはけっこううまくて粘り強かった。
テニスとしてはロディックはサーブはすごかったが、それ以外ではなかなか苦戦していた。

アンディはお得意の、頭にきてボールを空中に高く打ち上げる技を1回見せた。そのボールは可動式の屋根よりもはるかに高くまっすぐ上に上がっていき、またコートに落ちてきた(笑)。ロディックはお客さんには当てないよう実は計算してるんです。

またカメラのフラッシュを気にして、そういう動作をした時もあった。

2セット以降劣勢になり、ついにきれたロディックがモハメドになんか文句を言った。
モハメドはすかさず!
ミスターロディックにウォーニングっ!
ますます切れたロディックはモハメドに噛み付く。
試合が中断。
ミナールは3つのテニスボールでお手玉して遊んでた(客笑)。可愛い。

でもロディックにとって審判との口げんかは自分を奮い立たせるためのいつもの手段のような気がする。ぎゃーぎゃー英語で悪態をついてすっきりしたら怒りに任せてすごいサーブ! これがないと彼はバウンスバックできなかったんだろう。

不思議なのはアンディは試合の後半になるほど200kmに近いサーブを打ち込むようになる。それまでは抑えていたみたい。さすが元ナンバーワンは伊達じゃない。180とか160のサーブの方が実はエースがとれてた。コースをついてるから。速い速いと思ってみているが実はコースをうまくついてエースをとっていたのだった。

アンディもモハメドも、二人とも口だけでは絶対負けたくないね!というタイプなもんだから、試合が終わっても舌戦をやってた。
おもろい!
というわけで。

打ち合いはおもしろかったけど試合の運びが凡庸。ガスケに比べるとね。
試合の後半には観客の30%はミナールを応援するようになっていた。

最後のボールがフォルトだったのか違ったのか、モハメドはしばらく言葉を発さなかった。
ファンがサインをもらおうと下に殺到する。
間があってその後、モハメドは
game, set, match と告げた。
ようやく客はあの間は何?釈然としないなと思いながらも大歓声を上げたのだった。

次の試合、
デルポトロもちょこっと見ましたがなんか疲れが出ていたみたいな感じだった。
まだ時差ボケ?

とにかくシード選手が順調に勝っててめでたいことこのうえない。


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