寺山修司代表作戯曲、美輪明宏さん主演の「毛皮のマリー」を観劇。
なんとまぁ、女性のお客さんばっかし、音楽会の時は老若男女さまざまだったけど。
一人おっさんがなんかバツが悪いなぁ。まぁまぁ気にしない。幕前の周りからこれでもか!
と耳に入ってくる井戸端会議が、まぁ苦痛だこと。
摩訶不思議世界の寺山ワールド。サイケデリックどろどろ闇世界のイメージだったんだけど
そこは美輪さんにより美しく演出された、寺山修司の世界だった♪
美輪さんの為に書かれた舞台劇なんだから、寺山さんもだれも文句は言わなか。
やっぱり最後は美輪さん神様になっちゃった。こんどはマリアさま。お客さんは熱狂だ。
美輪さんは芝居も声も善く栄える。やっぱり舞台の人だな~と実感する。
共演の魔界舞台人、麿赤児さんも快演。寺山修司作品に欠かせないね。
がっちりいい脚本だから、退屈することもなく引き込まれた。
芝居を観劇するの何時ぶりだったろ。
美輪さんの魅力堪能したひと時だった♪