このコンサート情報知ってから、私の頭の中はシャコンヌのメロディが鳴り響いていた♪
マドンナ真千子さんの真剣勝負、バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番が聴ける!
ベートーヴェン協奏曲、ヴィヴァルディ「四季」と今年は聴きたかった演奏が夢のように続く♪
私にとって、無伴奏ヴァイオリン組曲、無伴奏チェロ組曲、平均律クラヴィーア曲集は
こころの原点回帰の曲。身体のすべてを「無」にしてこころに癒し沁みこませて聴く。
これまで生きて来た中で、どれだけ救いを求めて聴いて来たか数知れない・・。
御大堤剛さんが仰っていたが「ここにはバッハの本質がある」という言葉に甚く納得した。
真千子さんのバッハへの熱い思いも何度も聞いて今日という日をを迎えた。
真千子さんのバッハ聴くのは3度目になるけど、他の作曲家の時と明らかに舞台に向かう
姿表情が違う。熱い気持ちがビシビシ伝わってくるのだ。
今日は期待してたけど、演奏したヴァイオリンがバッハと同い年の真千子さん所有の愛器と
バロック弓で聴けて嬉しかった♪(違ったかなぁ・・)
舞台ピンスポットの中に立つ真千子さんは明らかにいつもと違い圧巻の姿だった!
完全にバッハの世界に入り込んで、それこそ「無」の境地で弾き込んでいる真千子さんに
圧倒されながら、この真剣勝負に負けじと、一音一音しっかり噛みしめながら
この時を忘れまいと、真千子さんの姿を凝視し続けた!
時々経験するのだが、周りのお客や舞台の様子など全く目に入らず、演奏者と私が
一つになることがあるけど、そんな貴重な体験のひと時だった♪
よく聞く言葉だけど、バッハ無伴奏は、どこまでも深くどこまでも難しく到達点のない曲だと。
これからも、どこまでも深く深く真髄求める真千子さんのバッハを聴き続けて行こう!
今日は天候が初冬の不安定な一日だったけど、名古屋へ向かう高速走っていると
車窓正面に大きな虹が観えて感動♪ 帰りはホール出ると雨も降っていたが、
帰路に向かう高速では晴れ上がり、車窓正面の夜空になんと流れ星が観えた♪
なんとも幸せ気分の、生涯忘れられない思い出の宝物の一日となった♪