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2014年秋頃から福島第一原発付近に白い帯状の謎の霧が現れるようになったが、メルトダウン事故から4年半後の2015年10月の週プレNEWSが沖合い1.5kmの海上から撮影した“怪しい霧”と事故当時に総理大臣だった菅直人との摩訶不思議なツーショット。
写真には福島第一原発の敷地上空30~40メートル付近だけに発生する白い帯状の謎の霧がはっきり写っている。
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『福島第一の凍土壁、1割凍結せず 東電、追加工事の方針』朝日新聞デジタル 5月26日(木)
東京電力福島第一原発の汚染水対策として1~4号機を「氷の壁」で囲う凍土壁について、凍結開始から1カ月半以上経過しても土壌の温度が下がりきらず、計測地点の約1割で凍っていないとみられることが25日、分かった。東電は、特に温度が高い場所は今後も凍らない可能性が高いとして、原子力規制委員会に追加工事をする方針を伝えた。地下水の流れが速く凍りにくくなっていると見て、セメントを流し込むなどの工法を検討している。
凍土壁は、1~4号機建屋の周囲に1568本の凍結管を地下30メートルまで埋め、零下30度の液体を循環させて土壌を凍らせるもの。建屋に流れ込む地下水を遮断し、新たな高濃度汚染水の発生を抑える狙いがある。これまでに約345億円の国費が投じられた。
東電は、まず建屋の海側を中心に約820メートルの全面凍結を目指し、3月末に凍らせ始めた。東電によると、凍結管近くの地中の温度は、5月17日時点で、約5800カ所の計測地点の88%しか0度以下になっていない。なかには10度ほどと高いまま推移している地点もあるという。こうした地点は、凍結管を埋める工事の際に目の粗い石が多く確認された場所だといい、石の隙間を地下水が速く流れ、凍りにくいとみられる。氷の壁にいくつもの穴が開いているような状態で、東電はセメントや薬剤を流し込んで塞がりやすくする方針だ。
東電は5月中旬にも、段階的に進めてきた山側の凍結の割合を倍増させる予定だったが、遅れている。報告を受けた規制委の担当者は「期待していたほど凍土壁の効果が出ていないのであれば、追加工事について東電と意見交換しながら検討していく」としている。
5月26日(木)朝日新聞デジタル
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『凍土遮水壁、海側の1割凍らず 東京電力、追加工事を検討』2016年05月27日 福島民友ニュース
東京電力福島第1原発1~4号機の周辺の地盤を凍らせる汚染水対策「凍土遮水壁」について、3月末の凍結開始から2カ月近く経過しても建屋海側(東側)の1割程度が凍結していないことが26日、東電への取材で分かった。東電が凍結を促す追加工事を検討している。
東電によると、海側には地中温度が10度ほどの場所が点在、1週間前と比べてもほとんど温度の低下がみられなかった。温度が下がらない要因について東電は「通水性の高い砂利などが埋まっており、地下水の流れが速いため」と分析している。
追加工事として東電は、地中の水を固める「水ガラス」と呼ばれる薬剤やセメントを注入して地盤を改良する方法などを検討中で、原子力規制委員会と協議している。
当初の計画では、凍結開始から今月中旬には海側が全面凍結し、1日当たり約500トン発生している汚染水が同250トンに減る見通しだったが、26日までに汚染水が発生する量に目立った変化は見られない。建屋山側(西側)の凍結範囲を拡大させる次の段階に進む計画にも遅れが生じている。
汚染水を保管する地上タンクの設置に限界がある中、一日も早い汚染水の発生量の抑制が求められるが、福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は「凍土壁の効果で地下水位が逆転し、建屋内の汚染水が外に漏れることは絶対に避けなければならない。地中温度だけでなく地下水位の変動など全体を注視して対策などを検討したい」と慎重な姿勢を崩していない。
2016年05月27日 福島民友ニュース
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通常『霧』は冷たい地表や海面と暖かい大気との温度差で発生するが、海側からでも陸側からでも無くて、福島第一原発の敷地内から発生しているように見える不思議な濃い霧。
『フクシマ全体をシベリアの「永久凍土」にする前代未聞、空前絶後の壮大な「凍土壁」計画』
『凍土壁』は田中俊一委員長や、委員長代理の更田 豊志など原子力規制委員会が何が起きるか予想できないので『危ない』と反対して長い間、認可しなかったが推進する東電や経産省(エネルギー庁)側は密かに福島第一原発敷地全部を『永久凍土』にする作業を続けていたと思われる。だからフクシマの極狭い区域だけ濃い霧が発生したが、そもそも規制庁に内緒(無認可)なのでマスコミが報道したくても出来ない。
メルトダウンして原子炉圧力容器を突き抜けた600トンの超高温のウラン燃料の行方が誰にも分からない。
仕方がないの今では空っぽだと分かっている底が抜けた圧力容器に1基あたり1時間7トン、総量では1日400トンもの冷却水を5年間も注水して膨大な汚染水を作り続けているが、これも世間に対しては内緒である。
東電や経産省の進める『凍土壁』とは、フクシマ全体をシベリアの永久凍土にするとの前代未聞、空前絶後の壮大な計画なのですが、行方不明の核燃料の再臨界による再度の爆発を恐れているのでしょう。
日本の面積で3分の1、人口で40%が影響する壊滅的なフクシマの大爆発の危険性が目前に迫っているのかも知れないが、何しろ人類が経験したことが無い前代未聞の出来事なので誰にも分からない。(今後フクシマが大爆発する危険が、『可能性』として存在していると東電や規制委や経産省エネ庁が心配している)
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写真には福島第一原発の敷地上空30~40メートル付近だけに発生する白い帯状の謎の霧がはっきり写っている。
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『福島第一の凍土壁、1割凍結せず 東電、追加工事の方針』朝日新聞デジタル 5月26日(木)
東京電力福島第一原発の汚染水対策として1~4号機を「氷の壁」で囲う凍土壁について、凍結開始から1カ月半以上経過しても土壌の温度が下がりきらず、計測地点の約1割で凍っていないとみられることが25日、分かった。東電は、特に温度が高い場所は今後も凍らない可能性が高いとして、原子力規制委員会に追加工事をする方針を伝えた。地下水の流れが速く凍りにくくなっていると見て、セメントを流し込むなどの工法を検討している。
凍土壁は、1~4号機建屋の周囲に1568本の凍結管を地下30メートルまで埋め、零下30度の液体を循環させて土壌を凍らせるもの。建屋に流れ込む地下水を遮断し、新たな高濃度汚染水の発生を抑える狙いがある。これまでに約345億円の国費が投じられた。
東電は、まず建屋の海側を中心に約820メートルの全面凍結を目指し、3月末に凍らせ始めた。東電によると、凍結管近くの地中の温度は、5月17日時点で、約5800カ所の計測地点の88%しか0度以下になっていない。なかには10度ほどと高いまま推移している地点もあるという。こうした地点は、凍結管を埋める工事の際に目の粗い石が多く確認された場所だといい、石の隙間を地下水が速く流れ、凍りにくいとみられる。氷の壁にいくつもの穴が開いているような状態で、東電はセメントや薬剤を流し込んで塞がりやすくする方針だ。
東電は5月中旬にも、段階的に進めてきた山側の凍結の割合を倍増させる予定だったが、遅れている。報告を受けた規制委の担当者は「期待していたほど凍土壁の効果が出ていないのであれば、追加工事について東電と意見交換しながら検討していく」としている。
5月26日(木)朝日新聞デジタル
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『凍土遮水壁、海側の1割凍らず 東京電力、追加工事を検討』2016年05月27日 福島民友ニュース
東京電力福島第1原発1~4号機の周辺の地盤を凍らせる汚染水対策「凍土遮水壁」について、3月末の凍結開始から2カ月近く経過しても建屋海側(東側)の1割程度が凍結していないことが26日、東電への取材で分かった。東電が凍結を促す追加工事を検討している。
東電によると、海側には地中温度が10度ほどの場所が点在、1週間前と比べてもほとんど温度の低下がみられなかった。温度が下がらない要因について東電は「通水性の高い砂利などが埋まっており、地下水の流れが速いため」と分析している。
追加工事として東電は、地中の水を固める「水ガラス」と呼ばれる薬剤やセメントを注入して地盤を改良する方法などを検討中で、原子力規制委員会と協議している。
当初の計画では、凍結開始から今月中旬には海側が全面凍結し、1日当たり約500トン発生している汚染水が同250トンに減る見通しだったが、26日までに汚染水が発生する量に目立った変化は見られない。建屋山側(西側)の凍結範囲を拡大させる次の段階に進む計画にも遅れが生じている。
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メルトダウンして原子炉圧力容器を突き抜けた600トンの超高温のウラン燃料の行方が誰にも分からない。
仕方がないの今では空っぽだと分かっている底が抜けた圧力容器に1基あたり1時間7トン、総量では1日400トンもの冷却水を5年間も注水して膨大な汚染水を作り続けているが、これも世間に対しては内緒である。
東電や経産省の進める『凍土壁』とは、フクシマ全体をシベリアの永久凍土にするとの前代未聞、空前絶後の壮大な計画なのですが、行方不明の核燃料の再臨界による再度の爆発を恐れているのでしょう。
日本の面積で3分の1、人口で40%が影響する壊滅的なフクシマの大爆発の危険性が目前に迫っているのかも知れないが、何しろ人類が経験したことが無い前代未聞の出来事なので誰にも分からない。(今後フクシマが大爆発する危険が、『可能性』として存在していると東電や規制委や経産省エネ庁が心配している)
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