逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

9月20日は「空の日」

2023年09月20日 | 軍事、外交

1929年8月29日,ドイツ飛行船グラーフ・ツェッペリン号が22日間の世界一周飛行に成功。写真はレイクハースト飛行場のツェッペリン号。ニューラルネットワークによる自動色付け+手動補正。


日本の空のパイオニア山田猪三郎

「空の日」の由来を知らなかったNHKや国交省

日本で最初の動力飛行機が飛んだのは日露戦争から5年後の1910年。日本が国家滅亡の第二次世界大戦に突入する前年(紀元2600年)の1940年には「航空の日」が制定されたので、今の多くの人々は「空の日」は航空機が主役だと思っているが100年前の世界は飛行船が主役だった。

日本最初の動力飛行機成功の2010年山田猪三郎は9月8日に国産飛行船、山田式1号飛行船で自由飛行に成功、翌年の2011年9月20日には滞空時間1時間の東京上空一周飛行を成功したことを記念して1992年に制定されたのが「空の日」だった。ところが当時の飛行船は安全なヘリウムガスでは無く爆発する危険性が高い水素ガスだったので、日本の空のパイオニア山田猪三郎の名前も飛行船自体の歴史も全てが歴史の闇に埋もれている。歴史から消えた飛行船の歴史と対照的なのが飛行機で、現在は逆に航空機を抜いては全てが成り立たなくなっている。(★注、WWⅠでは飛行船だった空の主役が、科学技術の革新は凄まじくWW2では航空機に短時間で入れ替わっていた)

「空の日」のシンボルキャラクターの「くにまるくん」は昔懐かしい飛行船でも現在の主役である飛行機でもヘリコプターでも、ましてや電動ドローンでも無く地球に翼のイラスト

一周回って元の位置

飛行船の弱点である落雷など大気中の静電気に関する気象学の技術革新で、従来の飛行機より省エネの飛行船が見直されつつあり「空の日」のキャラクター「くにまるくん」のデザインが一新され100年前の飛行船に戻る可能性が高い (^_^;)

見かけがドイツの飛行船ツェッペリン号にそっくり瓜二つ。不真面目の極みのイーロン・マスク(スペースX)の宇宙船の不吉なデザイン(★注、上空10000メートル。大気圧が数分の1の航空機でも客室キャビン前面の全面ガラス張りは無理なのですから、国際宇宙ステーションなど高さ400キロメートル以上の「大気圧ゼロ」真空を飛ぶ宇宙船ではもっと無理。ダメだこりゃ\(^o^)/

世界一権威があるアメリカのNASAによる「科学詐欺」スペースシャトルの愚行

世界で最も権威があるアメリカのスペースシャトルの科学詐欺の場合には爆発事故で14名も死んだのに未だにNASAは一切の間違いを認めていない。
スペースシャトルとは、アポロ計画の後を継いだ、人類の夢、偉大なアメリカを具現する象徴的存在でアメリカにとって面子の塊のような代物だが百数十回程度の飛行で二回、60回飛べば一回は生還できない恐るべき確率で、建造された五機中二機が空中爆発、機体が失われる確率は40%にも達している。

もし、ドイツの飛行船ツェッペリン号に瓜二つ。不真面目の極みのイーロンマスクの有人宇宙船を本当に飛ばせば必ず100%の確率で事故って全員が死亡する オワタ\(^o^)/ 2021年4月20日アポロ11号・宇宙開発 【悲報】壊れていくアメリカ(NASA)

有人月軟着陸(月旅行)を予約したブランド品のネット販売「ZOZO」創業者前澤勇作とスペースXオーナーのイーロン・マスクの二人(★注、困ったことに科学技術はアポロ11号の半世紀前から止まっていて進歩していない (^_^;)2018年9月20日アポロ11号・宇宙開発 テスラの刑事捜査前日だった月旅行

Bell V-280 Valor chosen as new
さて、どうなりますか。正式採用決定!と言うニュースの後しばらく続報が途絶えて、どうなってんだと思っ、どうなりますか。正式採用決定!と言うニュースの後しばらく続報が途絶えて、どうなってんだと思ったらなんかキナ臭い噂が流れてきて、気が付いたら白紙撤回されていたって話は珍しくないからなー。
(★注、ロケットと飛行機のキメラであるスペースシャトルと並ぶアイデア倒れの欠陥品。悪名高いヘリと飛行機のキメラ「空飛ぶ棺桶」オスプレイの後継機制作をベル社が勝ち取ったが、お先真っ暗 \(^o^)/オワタ 2022年12月7日アポロ11号・宇宙開発 中古エンジン「使い回し」アルテミス

米海兵隊 米国内外の全航空機 今週2日間の飛行停止と発表

米原子力空母ロナルド・レーガン 出港が20日午前8時ごろに再延期

9月19日(火)神奈川新聞

米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの出港が、20日午前8時ごろに再延期された。市に19日、外務省から連絡があった。

海兵隊全航空機飛行停止に連動した米海軍空母の出航延期か

何が起きているのかは不明だが、一旦は18日出航と連絡したアメリカ海軍原子力空母ロナルド・レーガンの出港が急遽延期されていて、今回は2回連続なので「再延期」。出航取りやめの理由は一切発表されていないが、何かの不都合がアメリカ軍内部で起きていると思われる

「空の日」の9月20日付け毎日新聞朝刊の巨匠手塚 治虫のアトム今昔物語 (手塚治虫文庫全集)連載記事が何時ものとは大違い。

なんと驚くことに、兵器として売られたアトムが買主であるアメリカ海軍潜水艦を破壊して、その後ベトナム戦争での米軍戦闘機の機銃掃射の無差別殺戮からベトナム民衆を助けようとしてエネルギーを使い果たしてロボットのアトムは自らの命を失う。多くのベトナム市民の死体と共に水に流されてアトムが海底に沈むという壮絶なストーリー。(★注、巨匠スタンレー・キューブリック監督の「2001年。宇宙の旅」では人類は自由に火星旅行を行っている設定だったし、何んと手塚治虫のアトム誕生の設定年は2003年。あの「月を歩いた」お馬鹿アポロ計画以後の科学進歩は遅々として進んでいなかった。恐ろしい話だが進歩どころか、一部では大きく退化していたのである)


『正誤や善悪が180度正反対に入れ替わる』

この安田純平ですが実はTBSに雇われて、2015年5月にアメリカ軍傭兵組織ISIS「イスラム国」に拘束される2年前2013年時にも、同じようにトルコ側からシリアに入って従軍記者としてアメリカの傭兵部隊の自由シリア軍と3週間寝食を共にした挙句、(リベラルメデャイアのお約束ごとである)アルカイダの極悪テロリストを独裁政権と戦う民主化勢力と描くという何んともたちの悪いプロパガンダである『能天気なお馬鹿ドラマ』を作っていた。『独裁政権』なる陳腐なお題目を唱えれば、アルカイダでも何でも『善になる』と信じていたのである。2018年11月30日 | 政治 ウイグル民主化(アルカイダ)の嘘 

会見の冒頭で謝罪する安田純平さん(撮影・滝沢徹郎)あまりにも馬鹿馬鹿しい話だが、シリア北部のイドリブ県で3年半も日本人フリージャーナリスト安田純平を拘束していた極悪非道な武装テロ組織ISISイスラム国の実態とは日本やアメリカ、英BBCや米CNNなどリベラルメディアが「民主勢力」と天まで持ち上げる中国ウイグル人イスラム教反政府勢力だったとの笑えない笑い話(★注、高い授業料を払って少し賢くなった安田純平だがまさに自己責任)

極限まで劣化するNHKやメディア知的エリートの闇

本日、NHKが「ドキュメント記者会見▽ジャーナリスト・安田純平氏 帰国会見」という番組をやるらしいが、私自身には何の取材もない

戦場取材のベテラン記者が感じた違和感」と書いてあるが、私に対してのことを私に一度も当てないで流すのなら確実にクソ番組なのだが。
 
★注、両国国技館大相撲9月場所生中継終了5分後と言うタイミングの奇妙な5年遅れのNHK放送は、タイトルが「ドキュメント記者会見▽ジャーナリスト・安田純平氏 帰国会見」なにの、安田純平が、「私自身には何の取材もない。」と言っている(安田純平本人には内緒の)謎のドキュメントだったのである。何とも不気味で意味不明。「謎である」としか言葉が出てこない。

NHK ドキュメント『ジャーナリスト・安田純平氏 帰国会見』

9月18日夜6時5分から34分の半時間 NHK ドキュメント記者会見 『ジャーナリスト・安田純平氏 帰国会見』Dailymotion

極右メディアと化したNHK「自己責任」安田純平謝罪記者会見のお粗末な闇

テレビ朝日モーニングショーの女性MCと、毎日新聞記者、スポーツ紙のプロレス担当記者の不真面目3人組の奇妙なナラティブ。呆れるやら驚くやら、ここまで日本国ジャーナリズムが堕落腐敗した姿を見せつけられると怒りより最早天晴れ。大相撲中継の続きで始まったのが5年も前。2018年の安田純平帰国記者会見NHKドキュメントとの奇妙奇天烈摩訶不思議な「見世物」

NHKは何を目的にして5年前のビデオを新しく編集し直して、今回改めて放送したのだろうか。???考えだすと夜も寝られない(★注、まさに巨大な謎である)

なんと、夢も希望もない汚物の噓八百ジャニーズ事務所と五十歩百歩。ゴロも似ているが悪魔の所業ジャニーズと日本国のジャーナリズムの中身や仕組みがほぼ同じだったらしい。

『日本語として間違っている「自己責任」論でのバッシング』

2004年に自衛隊の初めての海外派兵(イラクのサマワ)当時に、ワンフレーズ・ポリティクスの小泉純一郎首相や安倍晋三幹事長など日本政府が主導して産経新聞など右翼マスコミによって、にわかに始まったアメリカ海兵隊によるファルージャ掃討戦に巻き込まれて現地のスンニ派武装勢力に拘束された日本人ボランティア3人に対する『自己責任』バッシングですが、14年遅れでシリアのアルカイダ系テロリスト集団に3年4ヶ月拘束されたフリージャーナリスト(安田純平)に対しても再開されたらしい。
そもそも小泉純一郎首相のワンフレーズ・ポリティクス『自己責任』の意味とは、『自国民の保護』との近代民主国家のイロハのイの大原則を自ら放棄するとの暴論中の暴論であり、その意味ではポツダム宣言受諾(無条件降伏)で国家の主権や責任などすべてが無くなった無政府状態である。
ただし、国家としての責任放棄で、なぜか(日本語の理解力に致命的な欠陥がある)お馬鹿な産経新聞とかネットウヨは『バッシング出来る』と思ったらしいが勘違いにしても酷すぎるのである。(★注、5年前にマスコミ総ぐるみで仕掛けたが大失敗している下手糞な手品を、今回はNHKドキュメントとして単独で仕掛けている)

ガラパゴス「日本」以外で武装勢力「人質解放」なら空港まで首相や大統領が出かけ国家をあげて全員が大喜び

我が日本国は法治国家である限り犯罪被害者「人質」バッシングなど起きるはずも無い大珍事である。そんな奇妙奇天烈で摩訶不思議なことは1回も起きていない。2004年対米従属で自衛隊が海外派兵されて時の素人の日本人ボランティア3人限定の特殊な話なのである。ところが2018年フリージャーナリスト安田純平バッシングが2回目の大珍事(★注、人数的には4人目だが、前回の3人は素人のボランティア。しかし、組織に所属していないフリーとはいえ安田純平はれっきとしてプロのジャーナリストなのですから世界で唯一、初めての歴史的出来事なので珍事中の大珍事。ジャーナリズムとしての自殺行為「自爆攻撃」だった)

一番最初のイラクのファルージャ「人質」叩きで素人ボランティアは泣き出す

2004年、日本人ボランティア3人が感極まって泣き出した原因は、今まで世界中で誰一人も経験していない、予想もしていなかった世界的大珍事「人質」バッシングに驚き呆れた結果である。

14年後の2018年シリアのイドリブ県「人質」バッシングでプロの安田純平は絶対に泣かない

どれ程優れたイリュージョンでも2回続けると感動が薄れるし手品のネタもばれてしまう。しかも初回はド素人相手の仕掛で全員の度肝を抜いた。ところが、2回目は海千山千のプロが相手。姑息な同じ手口で保田純平が泣き出すなどと考える方が大間違い

そして今回5年遅れでNHKが赤っ恥「ドキュメント」(2018年ビデオを再編集した人質バッシング)をやっちゃった。(★注、今の日本では誰にも知られることなく「何か」が地下深くで起きているらしい)

そもそも本当に『自己責任』論が正しいと仮定するなら、安田純平を批判出来るのは、当人である安田純平しかいないことになる。日本語としてみれば、「自己責任」でのバッシングには致命的な欠陥があることが理解出来ない低能ネットウヨ。これ以上に滑稽な話も無い 2018年11月1日社会 まだ続いている「自己責任」バッシング?


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダブルバインドの奇妙なナラ... | トップ | 「スピン報道」ミスディレク... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ローレライ)
2023-09-21 15:39:49
忘れられた国産飛行船の東京上空一周記録!
横田空域に占領された現代では黒歴史である。
返信する
Unknown (ローレライ)
2023-09-21 16:39:46
沈黙の艦隊の元ネタに見えるアトムのアメリカ謀反の話を公開した毎日の意図は沈黙艦隊映画化が念頭にあるだろう。
返信する
安田純平氏「見せしめ的にやったのでは」「死ぬまで制限される可能性」 旅券発給拒否で政府猛批判 (ルンバよりは賢い積り)
2023-09-24 22:02:12
これが日本政府?の逆鱗に触れた?
少し前の報道です。詳しくは元記事を見てください。
---- 引用開始 ----
J-CASTニュース 2023年08月01日17時10分
>>
3年4か月にわたってシリアの武装勢力に拘束され、2018年に帰国したフリージャーナリストの安田純平さん(49)が23年8月1日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見した。

安田さんは帰国後に旅券(パスポート)の発給を拒否されており、拒否は違憲だとして国を提訴。拒否は「見せしめ的にやったのではないか」などと訴えた。

>>
旅券法が「ジャーナリストの取材を妨害する手段として、非常に便利に使われている」
安田さんは拘束時に旅券を奪われたため、新たに発行された「帰国のための渡航書」で帰国。帰国後の19年1月に旅券発給を申請したところ、外務省は7月に旅券法第13条を根拠に発給を拒否した。

旅券法第13条では、「一般旅券の発給又は渡航先の追加をしないことができる」要件のひとつとして、「渡航先に施行されている法規によりその国に入ることを認められない者」をうたっている。外務省は、安田さんが18年10月24日、帰国する際の経由地だったトルコから5年間の入国禁止措置を受けたと主張。この点を根拠に発給を拒否している。

安田さんは20年1月、発給拒否の取り消しを求めて、国を相手取って提訴。代理人の岩井信弁護士によると、大きく(1)旅券法違反の事実がない(2)旅券法の条項自体が憲法違反(3)仮に条項自体が違憲でなくても、今回の経緯で旅券発給を拒否するのは違憲(4)外相は裁量権を逸脱して恣意的で違法な処分をしている――の4つを主張。10月6日に最終準備書面を提出して結審する予定で、判決はその3~4か月後を見込んでいる。

安田さん側は、帰国時にトルコ政府から強制退去や入国禁止通告された事実はないと主張。外務省が主張する入国禁止命令は後付けの「自作自演」だったと反論している。
https://www.j-cast.com/2023/08/01466299.html
返信する
政府自民党(外務省)の援護射撃 (露骨な裁判への介入) (宗純)
2023-09-25 09:25:39
なるほどと納得!

奇妙で不気味な、

9月18日夜6時5分から34分の半時間 NHK ドキュメント記者会見 『ジャーナリスト・安田純平氏 帰国会見』Dailymotion
NHK ドキュメント『ジャーナリスト・安田純平氏 帰国会見』
https://www.dailymotion.com/video/x8o5dkl

の意味は、何かの報道ではない
安田順平から訴えられている外務省への露骨な援護射撃。司法への無理筋のNHKによる介入(恫喝?)ですが、善良だが愚かな一般大衆へのプロパガンダとしても稚拙。ましてや裁判官への影響はゼロか逆効果ですよ。
ですから裁判で外務省が安田順平に負けることを予測して、NHKが自民党政府を忖度、斟酌して、自民党政府(外務大臣を10年も務めた岸田文雄首相)のダメージコントロールを行ったのだろうと推測できます。

このNHKドキュメント(Dailymotion)ビデオ動画は必見で、色々な不思議な裏話が聞けて興味深い。

NHKなど正規雇用のマスコミジャーナリズムよりも、仕事が無ければホームレスのフリージャなリストの安田順平の方が一枚も二枚も上で、
最初の予定ではシリアでの経過報告30分、質疑応答が30分だったが、安田順平は経過報告を1時間50分も続けて喋り続ける持久戦に持ち込む。
もちろん記者との質疑応答も徹底した持久戦で、数百人も集まって既存メディアの記者相手に一歩も引かず、延々と飽きるまで続けて記者クラブ主催の記者会見の長時間記録を打ち立てていたのですから大笑い。

記者会見質疑応答の一番手が朝日テレビのモーニングショー女性MC岡安だが、なんと「もう一度シリアに行くのか」との場違いの質問だったのですから大笑い。
丸っきり現在の安田純平が外務省を訴えた旅券発給裁判の援護射撃だったとの卑劣なオチ。
フリージャーナリストの安田純平さん(49)が23年8月1日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見とピッタリと連動しています。
返信する

コメントを投稿

軍事、外交」カテゴリの最新記事