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朝鮮戦争参戦国のバンクーバー会合に参加する日本の河野太郎?『河野外相、カナダで韓国外交長官と会談…慰安婦問題を協議か』1/12(金) 中央日報日本語版
日本の河野太郎外相が今月16日、カナダ・バンクーバーで開かれる北朝鮮問題を話し合う「バンクーバーグループ」外相会合で、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(外相)と会談する場が「当然ある」と述べたと朝日新聞が12日、報じた。
同紙によると、河野外相は11日に出演したBS11の番組でこのように明らかにした。
バンクーバーグループ会合は、韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦して北朝鮮と戦ったか国連軍を助けた国が招待対象で、日本・インド・スウェーデンも参加する予定だ。
これに先立ち、韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は11日の定例ブリーフィングで、16日から開かれる同会合で韓日外相による二国間会談か会合が開かれる可能性があると述べた。魯報道官は「バンクーバー会議のような多国間会合を契機に多様な二者接触があるのは外交的慣例」と付け加えた。
康長官は9日、「日本側の拠出金10億円は韓国政府の予算で充当する」とし「処理方法は日本側と協議する」と明らかにしたことがある。したがって、今回の韓日外相会談が開かれる場合、日本が拠出した10億円の背景に関する説明もあるものとみられる。日本メディアは韓国がこの資金で慰安婦関連歴史記念館や追悼碑の建設などを検討していると報じた。
1/12中央日報
『悪く勘ぐれば、65年ぶり2回目の「第二次朝鮮戦争」の準備会?? (^_^;) 』
時事通信によると当初は北朝鮮の海上封鎖を主要な討議の問題として、1950年から1953年の朝鮮戦争に参戦したアメリカなど16カ国と韓国の17カ国の外務大臣を対象とした軍事色の強いものだった。
バンクーバー会合には中国やロシアは招待されず、会談後に結果を報告するとしたが、北朝鮮問題の鍵を握る中露両国抜きの平和解決は有り得ないのである。この朝鮮戦争の参戦国会議で北朝鮮問題、特に北朝鮮の海上封鎖を討論するとすれば、これでは悪く勘ぐれば第二次朝鮮戦争の準備会である。 (^_^;)
米国が主催して参戦国17か国と、今回は参戦国では無い日本・インド・スウェーデンを加えた20カ国で1月16日に開催される。(★注、この朝鮮戦争参戦国によるバンクーバー会合に関して日本のマスコミの扱いは丸ごと無視するか極々小さい)
『「YOUは何しにバンクーバーへ?」 河野太郎外相、安易な対北対話ムード警戒し圧力強化呼びかけへ』01/14 産経新聞
河野太郎外相は16日、カナダ・バンクーバーで開かれる北朝鮮の核・ミサイル問題に関する外相会合に出席する。日本政府内には、会合開催を呼びかけたティラーソン米国務長官の対北融和姿勢を懸念する声もあったが、会合全体が対話ムードに流れるのを防ぐためにも河野氏の出席が必要と判断した。河野氏は「北朝鮮に対する圧力を最大限にまで高める必要がある」と呼びかける。
「YOUは何しにバンクーバーへ?って感じはする」
朝鮮戦争時の国連軍参加国が主体の外相会合について、外務省幹部はこう皮肉る。
招待国にはコロンビアやスウェーデンなど北朝鮮から地理的に遠い国が含まれており、直接的な利害関係がない国は安易に対話を主張する恐れがあるためだ。
外相会合をめぐっては、米加両政府が昨年12月の開催を打診したが、日本側は拒否した。11月29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後にティラーソン氏が一方的に会合開催を発表した際は、河野氏が外務省内の会議で激怒した。同席した幹部が「外交関係もあるので、あまり過激な発言はしないほうがいい」といさめたほどだったという。
ティラーソン氏はたびたび北朝鮮との対話を模索する発言を行っており、日本政府は北朝鮮に誤ったメッセージを送る可能性を懸念してきた。外相会合がティラーソン氏主導のもと対話路線で進めば、圧力強化を図る日本にとって不利となる。
このため、日本政府は米加両政府と会合の議題を協議した上で「圧力キャンペーンの維持を打ち出すことはできそうだ」(外務省幹部)との感触をつかんだ。対話ムードを阻止するためにも河野氏の出席が必要と判断した。
とはいえ、対北制裁で協力を求めなければならない中国は、朝鮮戦争で国連軍と戦火を交えたこともあり、16日の会合に反発している。日本は国連安全保障理事会を圧力強化に向けた有効な枠組みと位置づけており、国連軍派遣国を中心とした新たな枠組みは屋上屋を架すだけとなる懸念もある。
01/14 産経新聞
『1939年の独ソ不可侵条約締結で「欧州情勢は複雑怪奇」 と内閣総辞職した平沼騏一郎首相』
他の日本のメディアが嫌がって報じなかった何とも不可思議な朝鮮戦争参戦国のバンクバー会合を、ほぼ唯一報じたのが頭が空っぽで目が節穴のネットウヨの機関紙と化した産経新聞だが、記事のタイトルが『YOUは何しにバンクーバーへ?』と河野外務大臣を皮肉ったのですから、当初言われていた『北朝鮮の海上封鎖』ではないことだけは確からしい。(去年は戦争一歩手前だった朝鮮半島ですが、唐突に流れが変わり今年1月1日からは南北や米朝融和に大きく変化していた)
この朝鮮戦争参戦国のバンクーバー会合は韓国の中央日報によると15日から17日までの3日間で、16日の20カ国外相会談の前後にも、15日にはティラーソン米国務長官主催の夕食会あり、外務大臣会議後の17日にも何かの会合が予定されているらしい。平沼騏一郎ではないが、まさに外交の世界は奇奇怪怪、一寸先は闇である。
★注、独ソ不可侵条約の締結と同じ1939年に起きていたのがノモンハン事件で、面白いことに日ソ武力衝突初期には日本軍が勝ってソ連軍が大損害をだし、その後体制を立て直したソ連軍が一方的に勝っている(日本の関東軍がボロ負けする)のですから、ノモンハンはミニ独ソ戦のような局地紛争だった。(その後日本はドイツに降伏したフランス領インドシナの火事場泥棒を目的として1940年に日独伊三国同盟を結ぶが、これがアメリカの逆鱗に触れハルノートの経済封鎖から真珠湾奇襲攻撃へと破滅に向かってまっしぐらに進む)、
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『プーチン氏「金正恩氏、朝鮮半島でゲームに勝利」』2018年01月12日Sputnik
ロシアのプーチン大統領は、現時点での朝鮮半島を巡る情勢について、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「ゲームに勝った」としたうえで、金氏が情勢の緊張緩和に関心を持っているとの見方を示した。
ロシアの新聞雑誌・通信社の編集長らとの会談でプーチン氏は、新年初めの現時点での朝鮮半島情勢をどう評価するかとの質問に答え、「言うまでもなく、このゲームに金正恩氏は勝ったと私は思う。金氏は自らの戦略的課題を解決したのだ。つまり、金氏のもとには核爆弾があり、1万3千キロという世界規模の射程を持つミサイルがある。このミサイルは、事実上地球のどの地点にも到達可能で、金氏にとって想定される敵国領土のあらゆる地点に、どのような場合でも届く性能をもつものだ」と述べた。
またプーチン氏は、現在金氏が「情勢を浄化し、緩和し、沈静化させる」ことに関心を持っているとして、「金氏は全くしっかりとした、既にれっきとした熟練政治家だ」とも述べた。
1月12日スプートニク日本
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可憐な少女の後ろ姿にも醜い老婆の横顔にも見える騙し絵
『金正恩氏はトランプ氏との対決で勝利した?』2018年01月14日 スプートニク日本オピニオン
朝鮮半島を巡る情勢を評価し、現時点でプーチン大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「勝負に勝った」とし、金正恩氏の関心が情勢の沈静化にあるとの見方を示した。9日には韓国と北朝鮮が2年ぶりの閣僚級会談を開き、北朝鮮が平昌冬季五輪に選手団、高官級代表団、応援団を派遣することで合意した。米国が北朝鮮問題に対してとった制裁というアプローチが機能せず、金正恩氏が賢明な政治家としての能力を示したと述べる根拠はあるだろうか?
「戦争の脅威を引き起こしかねない過剰な措置の結果、トランプ政権は国際社会に、戦争が本当にまもなく始まるかもしれないという印象を与えた。これはトランプ氏のマイナスイメージを形成し、この(傾向)を正しく見出した金正恩氏は米国のイメージを貶めようと『平和攻勢』に転じた。」
「しかし米国は(北朝鮮の)経済的困窮の克服において、国連や個々の諸国からの制裁解除という方法で重要な役割を果たす。
そして奇妙に見えるトランプ氏の戦略が北朝鮮の立場に変更をもたらした以上、中長期的にはトランプ氏が勝者になると言えるかもしれない。」
「金正恩氏は新年の演説で、国民経済の問題克服を優先課題として挙げながら、北朝鮮が味わう経済的困難を一度ならず直截に述べた。その問題とはエネルギー源の効率的使用や自国の科学やテクノロジーの発展などだ。北朝鮮指導部は、核兵器製造の完了と達成した国内の安定水準(の維持)、経済発展を同時に行う困難さをはっきりと理解している。そのため、彼らの喫緊の問題は米国との関係改善なのだ。」
孫氏によると、平昌五輪と建国70周年を口実に南北関係を改善し、北朝鮮は最終的に米国との関係も改善しようとしている。
「この観点から見れば、平和攻勢は戦術ではなく戦略である。もしサラミ戦術が韓国との関係で機能すれば、北朝鮮は将来的に米国との関係改善にも進む方針だ。」
1月14日Sputnik
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『ホワイトハウス、WSJに異議 トランプ氏発言巡り WSJは報道を堅持、音声データを公開』2018 年 1 月 15 日 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで「おそらく金正恩氏とは非常に良い関係にある」と述べたことに関し、ホワイトハウスは異議を唱えた。ホワイトハウスはトランプ氏が実際は「非常に良い関係を持てるだろう」と述べたとしている。インタビューは11日に実施された。
WSJは報道内容を堅持する。インタビューの際、記者が録音する音声は書き起こしにのみ利用されるとの点でホワイトハウスと合意した。だがホワイトハウスが記事内の引用部分が正確でないと主張した。
『八百長プロレスだった?米朝チキンレースの真実』
今年1月1日の北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長声明から朝鮮半島情勢の流れが一気に変わって、早くも1月9日には南北閣僚級会談が板門店で10時間も行われ、すぐさま段取りよく共同声明を発表する。(明らかに1月9日の閣僚会談の前に、周到な予備会談を南北で極秘に行っていた可能性が非常に高い)
この動きに対して、米朝チキンレースで限界点まで戦争を煽っていたアメリカのトランプ大統領ですが、君子豹変、今までの態度を180度転換して『おそらく金正恩氏とは非常に良い関係にある』と最大限の応援を行ったが、もしも、本当に現在『トランプと金正恩が非常に良い関係にある』なら、今までの大騒動はインチキな米朝出来レース(八百長)なのです。(ロシアゲートどころか、これでは丸っきりのコリアゲート)
このため1月13日にサンダース米大統領報道官は若干修正して、正しくは(将来)『非常に良い関係を持てるだろう』だったと言い出した。しかし1月15日『WSJは報道を堅持、音声データを公開』とあるのですから、やはり最初のトランプ大統領の発言の中身は『元々米(トランプ)朝(金正恩)は非常に良い関係にある』が正しかった可能性が高いのである。
(★注、何とも唐突に始まった未曾有の米朝チキンレースですが、もしも米朝出来レース『八百長プロレス』だったとしたら、今後突然、唐突に米朝電撃和解で終わる。そして、米朝和解『朝鮮戦争の平和解決』なら拉致問題の北朝鮮バッシング一本で日本人をマインドコントロースして安倍政権を維持していた自民党や安倍晋三も突然終わる可能性が高い)
日本の河野太郎外相が今月16日、カナダ・バンクーバーで開かれる北朝鮮問題を話し合う「バンクーバーグループ」外相会合で、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(外相)と会談する場が「当然ある」と述べたと朝日新聞が12日、報じた。
同紙によると、河野外相は11日に出演したBS11の番組でこのように明らかにした。
バンクーバーグループ会合は、韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦して北朝鮮と戦ったか国連軍を助けた国が招待対象で、日本・インド・スウェーデンも参加する予定だ。
これに先立ち、韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は11日の定例ブリーフィングで、16日から開かれる同会合で韓日外相による二国間会談か会合が開かれる可能性があると述べた。魯報道官は「バンクーバー会議のような多国間会合を契機に多様な二者接触があるのは外交的慣例」と付け加えた。
康長官は9日、「日本側の拠出金10億円は韓国政府の予算で充当する」とし「処理方法は日本側と協議する」と明らかにしたことがある。したがって、今回の韓日外相会談が開かれる場合、日本が拠出した10億円の背景に関する説明もあるものとみられる。日本メディアは韓国がこの資金で慰安婦関連歴史記念館や追悼碑の建設などを検討していると報じた。
1/12中央日報
『悪く勘ぐれば、65年ぶり2回目の「第二次朝鮮戦争」の準備会?? (^_^;) 』
時事通信によると当初は北朝鮮の海上封鎖を主要な討議の問題として、1950年から1953年の朝鮮戦争に参戦したアメリカなど16カ国と韓国の17カ国の外務大臣を対象とした軍事色の強いものだった。
バンクーバー会合には中国やロシアは招待されず、会談後に結果を報告するとしたが、北朝鮮問題の鍵を握る中露両国抜きの平和解決は有り得ないのである。この朝鮮戦争の参戦国会議で北朝鮮問題、特に北朝鮮の海上封鎖を討論するとすれば、これでは悪く勘ぐれば第二次朝鮮戦争の準備会である。 (^_^;)
米国が主催して参戦国17か国と、今回は参戦国では無い日本・インド・スウェーデンを加えた20カ国で1月16日に開催される。(★注、この朝鮮戦争参戦国によるバンクーバー会合に関して日本のマスコミの扱いは丸ごと無視するか極々小さい)
『「YOUは何しにバンクーバーへ?」 河野太郎外相、安易な対北対話ムード警戒し圧力強化呼びかけへ』01/14 産経新聞
河野太郎外相は16日、カナダ・バンクーバーで開かれる北朝鮮の核・ミサイル問題に関する外相会合に出席する。日本政府内には、会合開催を呼びかけたティラーソン米国務長官の対北融和姿勢を懸念する声もあったが、会合全体が対話ムードに流れるのを防ぐためにも河野氏の出席が必要と判断した。河野氏は「北朝鮮に対する圧力を最大限にまで高める必要がある」と呼びかける。
「YOUは何しにバンクーバーへ?って感じはする」
朝鮮戦争時の国連軍参加国が主体の外相会合について、外務省幹部はこう皮肉る。
招待国にはコロンビアやスウェーデンなど北朝鮮から地理的に遠い国が含まれており、直接的な利害関係がない国は安易に対話を主張する恐れがあるためだ。
外相会合をめぐっては、米加両政府が昨年12月の開催を打診したが、日本側は拒否した。11月29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後にティラーソン氏が一方的に会合開催を発表した際は、河野氏が外務省内の会議で激怒した。同席した幹部が「外交関係もあるので、あまり過激な発言はしないほうがいい」といさめたほどだったという。
ティラーソン氏はたびたび北朝鮮との対話を模索する発言を行っており、日本政府は北朝鮮に誤ったメッセージを送る可能性を懸念してきた。外相会合がティラーソン氏主導のもと対話路線で進めば、圧力強化を図る日本にとって不利となる。
このため、日本政府は米加両政府と会合の議題を協議した上で「圧力キャンペーンの維持を打ち出すことはできそうだ」(外務省幹部)との感触をつかんだ。対話ムードを阻止するためにも河野氏の出席が必要と判断した。
とはいえ、対北制裁で協力を求めなければならない中国は、朝鮮戦争で国連軍と戦火を交えたこともあり、16日の会合に反発している。日本は国連安全保障理事会を圧力強化に向けた有効な枠組みと位置づけており、国連軍派遣国を中心とした新たな枠組みは屋上屋を架すだけとなる懸念もある。
01/14 産経新聞
『1939年の独ソ不可侵条約締結で「欧州情勢は複雑怪奇」 と内閣総辞職した平沼騏一郎首相』
他の日本のメディアが嫌がって報じなかった何とも不可思議な朝鮮戦争参戦国のバンクバー会合を、ほぼ唯一報じたのが頭が空っぽで目が節穴のネットウヨの機関紙と化した産経新聞だが、記事のタイトルが『YOUは何しにバンクーバーへ?』と河野外務大臣を皮肉ったのですから、当初言われていた『北朝鮮の海上封鎖』ではないことだけは確からしい。(去年は戦争一歩手前だった朝鮮半島ですが、唐突に流れが変わり今年1月1日からは南北や米朝融和に大きく変化していた)
この朝鮮戦争参戦国のバンクーバー会合は韓国の中央日報によると15日から17日までの3日間で、16日の20カ国外相会談の前後にも、15日にはティラーソン米国務長官主催の夕食会あり、外務大臣会議後の17日にも何かの会合が予定されているらしい。平沼騏一郎ではないが、まさに外交の世界は奇奇怪怪、一寸先は闇である。
★注、独ソ不可侵条約の締結と同じ1939年に起きていたのがノモンハン事件で、面白いことに日ソ武力衝突初期には日本軍が勝ってソ連軍が大損害をだし、その後体制を立て直したソ連軍が一方的に勝っている(日本の関東軍がボロ負けする)のですから、ノモンハンはミニ独ソ戦のような局地紛争だった。(その後日本はドイツに降伏したフランス領インドシナの火事場泥棒を目的として1940年に日独伊三国同盟を結ぶが、これがアメリカの逆鱗に触れハルノートの経済封鎖から真珠湾奇襲攻撃へと破滅に向かってまっしぐらに進む)、
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『プーチン氏「金正恩氏、朝鮮半島でゲームに勝利」』2018年01月12日Sputnik
ロシアのプーチン大統領は、現時点での朝鮮半島を巡る情勢について、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「ゲームに勝った」としたうえで、金氏が情勢の緊張緩和に関心を持っているとの見方を示した。
ロシアの新聞雑誌・通信社の編集長らとの会談でプーチン氏は、新年初めの現時点での朝鮮半島情勢をどう評価するかとの質問に答え、「言うまでもなく、このゲームに金正恩氏は勝ったと私は思う。金氏は自らの戦略的課題を解決したのだ。つまり、金氏のもとには核爆弾があり、1万3千キロという世界規模の射程を持つミサイルがある。このミサイルは、事実上地球のどの地点にも到達可能で、金氏にとって想定される敵国領土のあらゆる地点に、どのような場合でも届く性能をもつものだ」と述べた。
またプーチン氏は、現在金氏が「情勢を浄化し、緩和し、沈静化させる」ことに関心を持っているとして、「金氏は全くしっかりとした、既にれっきとした熟練政治家だ」とも述べた。
1月12日スプートニク日本
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可憐な少女の後ろ姿にも醜い老婆の横顔にも見える騙し絵
『金正恩氏はトランプ氏との対決で勝利した?』2018年01月14日 スプートニク日本オピニオン
朝鮮半島を巡る情勢を評価し、現時点でプーチン大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「勝負に勝った」とし、金正恩氏の関心が情勢の沈静化にあるとの見方を示した。9日には韓国と北朝鮮が2年ぶりの閣僚級会談を開き、北朝鮮が平昌冬季五輪に選手団、高官級代表団、応援団を派遣することで合意した。米国が北朝鮮問題に対してとった制裁というアプローチが機能せず、金正恩氏が賢明な政治家としての能力を示したと述べる根拠はあるだろうか?
「戦争の脅威を引き起こしかねない過剰な措置の結果、トランプ政権は国際社会に、戦争が本当にまもなく始まるかもしれないという印象を与えた。これはトランプ氏のマイナスイメージを形成し、この(傾向)を正しく見出した金正恩氏は米国のイメージを貶めようと『平和攻勢』に転じた。」
「しかし米国は(北朝鮮の)経済的困窮の克服において、国連や個々の諸国からの制裁解除という方法で重要な役割を果たす。
そして奇妙に見えるトランプ氏の戦略が北朝鮮の立場に変更をもたらした以上、中長期的にはトランプ氏が勝者になると言えるかもしれない。」
「金正恩氏は新年の演説で、国民経済の問題克服を優先課題として挙げながら、北朝鮮が味わう経済的困難を一度ならず直截に述べた。その問題とはエネルギー源の効率的使用や自国の科学やテクノロジーの発展などだ。北朝鮮指導部は、核兵器製造の完了と達成した国内の安定水準(の維持)、経済発展を同時に行う困難さをはっきりと理解している。そのため、彼らの喫緊の問題は米国との関係改善なのだ。」
孫氏によると、平昌五輪と建国70周年を口実に南北関係を改善し、北朝鮮は最終的に米国との関係も改善しようとしている。
「この観点から見れば、平和攻勢は戦術ではなく戦略である。もしサラミ戦術が韓国との関係で機能すれば、北朝鮮は将来的に米国との関係改善にも進む方針だ。」
1月14日Sputnik
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『ホワイトハウス、WSJに異議 トランプ氏発言巡り WSJは報道を堅持、音声データを公開』2018 年 1 月 15 日 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで「おそらく金正恩氏とは非常に良い関係にある」と述べたことに関し、ホワイトハウスは異議を唱えた。ホワイトハウスはトランプ氏が実際は「非常に良い関係を持てるだろう」と述べたとしている。インタビューは11日に実施された。
WSJは報道内容を堅持する。インタビューの際、記者が録音する音声は書き起こしにのみ利用されるとの点でホワイトハウスと合意した。だがホワイトハウスが記事内の引用部分が正確でないと主張した。
『八百長プロレスだった?米朝チキンレースの真実』
今年1月1日の北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長声明から朝鮮半島情勢の流れが一気に変わって、早くも1月9日には南北閣僚級会談が板門店で10時間も行われ、すぐさま段取りよく共同声明を発表する。(明らかに1月9日の閣僚会談の前に、周到な予備会談を南北で極秘に行っていた可能性が非常に高い)
この動きに対して、米朝チキンレースで限界点まで戦争を煽っていたアメリカのトランプ大統領ですが、君子豹変、今までの態度を180度転換して『おそらく金正恩氏とは非常に良い関係にある』と最大限の応援を行ったが、もしも、本当に現在『トランプと金正恩が非常に良い関係にある』なら、今までの大騒動はインチキな米朝出来レース(八百長)なのです。(ロシアゲートどころか、これでは丸っきりのコリアゲート)
このため1月13日にサンダース米大統領報道官は若干修正して、正しくは(将来)『非常に良い関係を持てるだろう』だったと言い出した。しかし1月15日『WSJは報道を堅持、音声データを公開』とあるのですから、やはり最初のトランプ大統領の発言の中身は『元々米(トランプ)朝(金正恩)は非常に良い関係にある』が正しかった可能性が高いのである。
(★注、何とも唐突に始まった未曾有の米朝チキンレースですが、もしも米朝出来レース『八百長プロレス』だったとしたら、今後突然、唐突に米朝電撃和解で終わる。そして、米朝和解『朝鮮戦争の平和解決』なら拉致問題の北朝鮮バッシング一本で日本人をマインドコントロースして安倍政権を維持していた自民党や安倍晋三も突然終わる可能性が高い)