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9月3日『国連事務総長の抗日行事出席 外務省が懸念』
8月28日のNHKニュースによると、外務省は、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が9月3日中国北京での抗日戦争勝利70年記念行事に出席することについて、国連側に対して『行事はいたずらに過去に焦点を当てるもので、国連として中立的な姿勢を示すべきだ』などと抗議した。
NHKはまた、『中国駐在の木寺大使をはじめ政府関係者の出席を見送る方針を決めています』とも報道する。(24日に安倍首相の訪中中止を発表した時は、北京に駐在する日本大使が代理で出席すると報道していた)
『国連事務総長の抗日行事出席に不快感』
3日後の8月31日のNHKニュースでは重ねて、菅官房長官が記者会見で、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が抗日戦争勝利70年の記念行事出席について、『国際社会の融和と発展、未来志向の姿勢を強調することこそ国連に求められる。』
『国連には190か国以上が加盟しており国連はあくまでも中立であるべきだ』。
菅官房長官は、『加盟国に対して、いたずらに特定の過去に焦点を当てるものではなく、未来志向の姿勢を取るよう促すべきだ。自由、人権、法の支配を含めた国際社会の融和と発展、未来志向の姿勢を強調することこそ、国連に求められる。』と不快感を示した。
『潘基文(パン・ギムン)国連事務総長VS菅 義偉官房長官の仁義無き戦い』
28日の日本政府の抗議に対してパン・ギムン事務総長は、『過去の教訓に学び、よりよい未来に進むことが重要だ。
中国での行事に出席するのは、ポーランドやウクライナ、ロシアで開かれた第2次世界大戦の終結から70年を記念する式典に出席したのと同じ理由からだ。』
また事務総長は、8月の広島市や長崎市で原子爆弾の投下70周年式典について、『人類が過去から教訓を学ぶ機会だった。』と国連の幹部を派遣したことに言及した。
この国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長の公式コメントに対し菅官房長官は、『今、私が申し上げたことをお返ししたい。』(国連は中立を守れ)と、丸っきり火に油を注ぐ子供の喧嘩を吹っかける始末。
これは駄目ですね。根本的な出発点の時点で狂っている。
日本政府ですが、そもそも国連が中立的な機関であると信じているらしいところが根本的な勘違い。
日本語では大日本帝国を倒した『連合国』と、今の日本も加盟している『国連』はまったく別の言葉だが英語では『UN』で同一であり、歴史的にも実質的にも連合国と国連は全く同じ『同一組織』である。
国連憲章には日本に対する敵国条項が現在も存在していることを愚かにも完璧に失念しているのである。70年前に日本が受諾しポツダム宣言の相手はUN(連合国=国連)である
日本語で国連事務総長だと訳すから誤解を生じるが、連合国事務総長だったなら対日戦勝70周年記念式典への出席は当然の義務である。
『パン・ギムン(潘基文)国連事務総長が日本を厳しく非難する』
中国メディア・新華網は8月30日、3日に北京で行われる戦勝70周年軍事パレードに出席する国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が同28日、中国メディアに対して日本を非難する発言をしたと報じた。
記事では、日本政府の歴史認識について『世の人に、歴史隠蔽を企てる歪んだ心理を再び見透かされた』とか『戦後秩序に挑むことを企画した稚拙なパフォーマンス』と決め付ける。
日本政府の『戦勝記念式典への出席は中立性が失われる』との主張に対しては、『国連は国際社会が歴史を直視したことによる産物であり、反ファシズム戦争の重要な成果、戦後国際秩序に体制的な保障を与えるものであること分かっていない。』
『中国による抗日の勝利も国連を中心に世界の恒久平和を守るという、戦後の国際秩序づくりに向かう道をを作った。』
9月3日の戦勝記念日について『国際社会が改めて国連創設と戦後国際秩序の基盤に立ち返るよう呼びかけるものであり、中国が戦後国際秩序づくりの参加者、守護者、改革者であることを示す重要なものだ。』との見解を示した。
一方、日本に対しては、『国連の一員でありながら、歴史に対する真摯な反省、戦後国際秩序の維持に向けた努力をおろそかにするのみならず、国連による努力を外交的手段で阻もうとする身の程知らず。』と非難し、最後に『歴史への直視こそ、正しい道である。』と語った。(今回の発言が公式なものでは無くオフレコの内緒話だとしても、何とも厳しい発言である)
『最後の最後の土壇場で、突如キャンセルになった安倍晋三首相の訪中(抗日勝利70周年記念式典)』
抗日戦争勝利70周年記念日の9月3日北京の天安門広場で記念式典と軍事パレードを実施した。軍事パレードは2009年の建国60周年以来6年ぶりだが、今回の様な『抗日戦争勝利』は初めて。中国で過去最大規模。
習近平国家主席は軍兵士30万人を削減する方針を発表した。ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領ら30カ国の首脳級を含む49カ国の政府代表団、潘基文(バン・キムン)国連事務総長ら国際機関の代表らが出席。
安倍晋三首相や欧米主要国首脳は参加を見送ったが、3ヶ月前の5月9日のモスクワで行われた対独戦勝70周年記念式典にも何時もは参加していたのに、今年だけは参加していない。
(オバマ大統領や英独仏の首脳はネオナチを使った汚いウクライナ紛争に対する負い目から、プーチンと顔を合わせたくないので今回も参加を見合わせたのだろう)
日本は最後の最後まで参加する心算だったが、ぎりぎりの期日の24日に不参加を発表した。
共同通信によると中国側は軍事パレードがある9月3日を要望し、日本側はその前後の2日か4日の参加で調整していたが9月の安倍訪中自体は決まっていたとういう。(7月には安倍最側近の国家安全保障会議(NSC)の谷内正太郎が訪中して李克強首相と異例の会談を行って『安倍訪中』を煮詰めていた)
韓国の経済発展でも安全保障でも中国抜きは考えられない。対中貿易額は日米両国の合計額よりも多いし、北朝鮮問題でも中国の力無しでは何も出来ない。
日本や欧米の首脳が参加しなくても、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の参加は当然な選択だった。(韓国政府や与党のセヌリ党に近い保守系の朝鮮日報は『行かなければ馬鹿。行けばピエロ』との何とも辛辣な分析を行っている)
軍事パレードに先立つ9月2日の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席の会談では、日中韓三カ国の首脳会談実現で合意する。
『少しも懲りないネットウョ 御バカ産経新聞のウェブ上での韓国叩きのお粗末な挑発行為』
対米従属の卑屈で売国的な産経新聞ですが、対照的に日本が侵略した韓国中国に対しては超強気。韓国旅客船セオゥル号沈没の大統領の所在が一時不明だったと書いた朝鮮日報の記事に尾ひれをつけて、産経新聞ソウル支局長の肩書きを利用して、特定の男性との密会をでっち上げて面白おかしく日本語のウェブ記事にした。
ところが、産経新聞としては日本国内のメディアリテラシーの低いB層対象の御バカ記事の心算が、インタネット-はワールドワイド。即座に翻訳されて韓国国内で大騒ぎに成る。
日本語で書いたからといって決して日本人だけが読むとは限らない。この産経新聞ソウル支局長ですが、記事が事実誤認であることは認めても謝罪も訂正の拒否するので、韓国としても仕方なく名誉毀損で告発する。
今回はもっと悪くて、9月3日の対日戦勝記念日に訪中した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を、時代錯誤の事大主義であると決め付けるばかりか、日本公使が主導して日本軍や暴漢と共に王宮に乱入し惨殺し遺体を井戸に投げ込んだが明成皇后(閔妃)になぞらえた記事を、セクハラ記事の前回を少しも懲りずに産経のウェブ記事に書いている。
産経新聞ですが、相手を怒らせて日韓関係を混乱させることだけが目的なのでしょうか。それとも外交など高尚な考えは全く無く、単に狭い身内のネットウョだけを対象にして自己満足の記事を書いているのか。動機が何れかは不明だが日本にとっては迷惑な話である。
21世紀では征服も出来ないし鎖国も出来ないとの肝心なことを忘れているのだろうか。国家にとって『隣人は選べない』ので、否応無く隣国とは仲良くするしか選択肢は無いのである。
8月28日のNHKニュースによると、外務省は、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が9月3日中国北京での抗日戦争勝利70年記念行事に出席することについて、国連側に対して『行事はいたずらに過去に焦点を当てるもので、国連として中立的な姿勢を示すべきだ』などと抗議した。
NHKはまた、『中国駐在の木寺大使をはじめ政府関係者の出席を見送る方針を決めています』とも報道する。(24日に安倍首相の訪中中止を発表した時は、北京に駐在する日本大使が代理で出席すると報道していた)
『国連事務総長の抗日行事出席に不快感』
3日後の8月31日のNHKニュースでは重ねて、菅官房長官が記者会見で、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が抗日戦争勝利70年の記念行事出席について、『国際社会の融和と発展、未来志向の姿勢を強調することこそ国連に求められる。』
『国連には190か国以上が加盟しており国連はあくまでも中立であるべきだ』。
菅官房長官は、『加盟国に対して、いたずらに特定の過去に焦点を当てるものではなく、未来志向の姿勢を取るよう促すべきだ。自由、人権、法の支配を含めた国際社会の融和と発展、未来志向の姿勢を強調することこそ、国連に求められる。』と不快感を示した。
『潘基文(パン・ギムン)国連事務総長VS菅 義偉官房長官の仁義無き戦い』
28日の日本政府の抗議に対してパン・ギムン事務総長は、『過去の教訓に学び、よりよい未来に進むことが重要だ。
中国での行事に出席するのは、ポーランドやウクライナ、ロシアで開かれた第2次世界大戦の終結から70年を記念する式典に出席したのと同じ理由からだ。』
また事務総長は、8月の広島市や長崎市で原子爆弾の投下70周年式典について、『人類が過去から教訓を学ぶ機会だった。』と国連の幹部を派遣したことに言及した。
この国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長の公式コメントに対し菅官房長官は、『今、私が申し上げたことをお返ししたい。』(国連は中立を守れ)と、丸っきり火に油を注ぐ子供の喧嘩を吹っかける始末。
これは駄目ですね。根本的な出発点の時点で狂っている。
日本政府ですが、そもそも国連が中立的な機関であると信じているらしいところが根本的な勘違い。
日本語では大日本帝国を倒した『連合国』と、今の日本も加盟している『国連』はまったく別の言葉だが英語では『UN』で同一であり、歴史的にも実質的にも連合国と国連は全く同じ『同一組織』である。
国連憲章には日本に対する敵国条項が現在も存在していることを愚かにも完璧に失念しているのである。70年前に日本が受諾しポツダム宣言の相手はUN(連合国=国連)である
日本語で国連事務総長だと訳すから誤解を生じるが、連合国事務総長だったなら対日戦勝70周年記念式典への出席は当然の義務である。
『パン・ギムン(潘基文)国連事務総長が日本を厳しく非難する』
中国メディア・新華網は8月30日、3日に北京で行われる戦勝70周年軍事パレードに出席する国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が同28日、中国メディアに対して日本を非難する発言をしたと報じた。
記事では、日本政府の歴史認識について『世の人に、歴史隠蔽を企てる歪んだ心理を再び見透かされた』とか『戦後秩序に挑むことを企画した稚拙なパフォーマンス』と決め付ける。
日本政府の『戦勝記念式典への出席は中立性が失われる』との主張に対しては、『国連は国際社会が歴史を直視したことによる産物であり、反ファシズム戦争の重要な成果、戦後国際秩序に体制的な保障を与えるものであること分かっていない。』
『中国による抗日の勝利も国連を中心に世界の恒久平和を守るという、戦後の国際秩序づくりに向かう道をを作った。』
9月3日の戦勝記念日について『国際社会が改めて国連創設と戦後国際秩序の基盤に立ち返るよう呼びかけるものであり、中国が戦後国際秩序づくりの参加者、守護者、改革者であることを示す重要なものだ。』との見解を示した。
一方、日本に対しては、『国連の一員でありながら、歴史に対する真摯な反省、戦後国際秩序の維持に向けた努力をおろそかにするのみならず、国連による努力を外交的手段で阻もうとする身の程知らず。』と非難し、最後に『歴史への直視こそ、正しい道である。』と語った。(今回の発言が公式なものでは無くオフレコの内緒話だとしても、何とも厳しい発言である)
『最後の最後の土壇場で、突如キャンセルになった安倍晋三首相の訪中(抗日勝利70周年記念式典)』
抗日戦争勝利70周年記念日の9月3日北京の天安門広場で記念式典と軍事パレードを実施した。軍事パレードは2009年の建国60周年以来6年ぶりだが、今回の様な『抗日戦争勝利』は初めて。中国で過去最大規模。
習近平国家主席は軍兵士30万人を削減する方針を発表した。ロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領ら30カ国の首脳級を含む49カ国の政府代表団、潘基文(バン・キムン)国連事務総長ら国際機関の代表らが出席。
安倍晋三首相や欧米主要国首脳は参加を見送ったが、3ヶ月前の5月9日のモスクワで行われた対独戦勝70周年記念式典にも何時もは参加していたのに、今年だけは参加していない。
(オバマ大統領や英独仏の首脳はネオナチを使った汚いウクライナ紛争に対する負い目から、プーチンと顔を合わせたくないので今回も参加を見合わせたのだろう)
日本は最後の最後まで参加する心算だったが、ぎりぎりの期日の24日に不参加を発表した。
共同通信によると中国側は軍事パレードがある9月3日を要望し、日本側はその前後の2日か4日の参加で調整していたが9月の安倍訪中自体は決まっていたとういう。(7月には安倍最側近の国家安全保障会議(NSC)の谷内正太郎が訪中して李克強首相と異例の会談を行って『安倍訪中』を煮詰めていた)
韓国の経済発展でも安全保障でも中国抜きは考えられない。対中貿易額は日米両国の合計額よりも多いし、北朝鮮問題でも中国の力無しでは何も出来ない。
日本や欧米の首脳が参加しなくても、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の参加は当然な選択だった。(韓国政府や与党のセヌリ党に近い保守系の朝鮮日報は『行かなければ馬鹿。行けばピエロ』との何とも辛辣な分析を行っている)
軍事パレードに先立つ9月2日の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席の会談では、日中韓三カ国の首脳会談実現で合意する。
『少しも懲りないネットウョ 御バカ産経新聞のウェブ上での韓国叩きのお粗末な挑発行為』
対米従属の卑屈で売国的な産経新聞ですが、対照的に日本が侵略した韓国中国に対しては超強気。韓国旅客船セオゥル号沈没の大統領の所在が一時不明だったと書いた朝鮮日報の記事に尾ひれをつけて、産経新聞ソウル支局長の肩書きを利用して、特定の男性との密会をでっち上げて面白おかしく日本語のウェブ記事にした。
ところが、産経新聞としては日本国内のメディアリテラシーの低いB層対象の御バカ記事の心算が、インタネット-はワールドワイド。即座に翻訳されて韓国国内で大騒ぎに成る。
日本語で書いたからといって決して日本人だけが読むとは限らない。この産経新聞ソウル支局長ですが、記事が事実誤認であることは認めても謝罪も訂正の拒否するので、韓国としても仕方なく名誉毀損で告発する。
今回はもっと悪くて、9月3日の対日戦勝記念日に訪中した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を、時代錯誤の事大主義であると決め付けるばかりか、日本公使が主導して日本軍や暴漢と共に王宮に乱入し惨殺し遺体を井戸に投げ込んだが明成皇后(閔妃)になぞらえた記事を、セクハラ記事の前回を少しも懲りずに産経のウェブ記事に書いている。
産経新聞ですが、相手を怒らせて日韓関係を混乱させることだけが目的なのでしょうか。それとも外交など高尚な考えは全く無く、単に狭い身内のネットウョだけを対象にして自己満足の記事を書いているのか。動機が何れかは不明だが日本にとっては迷惑な話である。
21世紀では征服も出来ないし鎖国も出来ないとの肝心なことを忘れているのだろうか。国家にとって『隣人は選べない』ので、否応無く隣国とは仲良くするしか選択肢は無いのである。
それもなくて集団的自衛権だなど、拡張解釈を得意になってひけらかす。まあ国連軽視はアメリカが筆頭ですが、そこからの発想でしょうね。事務総長が顕彰の精神に忠実だったというだけで、彼が韓国出身であることを根に持った。
であれば、ああはずかしい。
安倍晋三総理はポツダム宣言を知らないと言っていたのですから、国連憲章も読んでいない。
もちろん日本国憲法も読んでいないのですよ。と言うか、読んでも頭では理解出来ないのか、それとも生理的に拒否反応の示しているのです。
今の日本と、それとはまったく別の大日本帝国との違いが分からないのですから末期症状ですね。
今の日本が大日本帝国と同じであるとすると、国連加盟など夢のまた夢で有る事実が判らない。あるいは分かっているのだが、知らないふりで強引に押し通す。
菅官房長官の記者会見での主張ですが、これは国連など外国は無関係で、国内だけの、極々狭い身内向けの恥ずかしいパフォーマンスと言うか自慰行為。
それにしてもNHKニュースでは外務省がニューヨークの国連本部に抗議したとか。
そういえば少し前にも外務省がアメリカの教科書会社の記述に介入しようとして、全米の歴史学者が猛反発したとの御バカニュースがあったが、もう無茶苦茶。
飛んで火にいる夏の虫的な話です。
幾ら国内で無敵でも、同じことが外国では通用しない程度は大人なら誰でも知っている。
国辱的な話で、知的劣化が極限まで進んでいるのでしょう。
エジプト、ロシア、カザフスタン、セルビア、フィジー、モンゴル、キルギス等々、色々な国が参加してました。
そしてこれらの国々は親露派政権が多い。
2015年のモスクワ対独戦争戦勝パレードでは、
インドや中国も参加していました。
ロシアや中国が孤立化しているなんて信じてるのは、
日本のメディアとB層視聴者くらい。
モスクワでは毎年、対ドイツ戦争戦勝パレードが
行われるが、これにドイツ連邦共和国が反対したことはありません。
ドイツ第三ライヒと、戦後のドイツ連邦共和国は別の国家だという認識だからです。
大多数の日本国民にとって、
あの戦争は「敗戦」なのではなく「停戦」だったのだと思います。
共産党すら「千島列島は日本固有の領土。ソ連侵攻は火事場泥棒。」だと主張しているのですから、敗戦国レジームは終わっていないのです。
結局はウヨ化日本人の深層部の闇は、
「先進国で文明大国なのに、敗戦国、アメリカの従属国だという現実に耐えられない」
のだと思います。
どうせ行かないとは思っていても、こう言いたくなります。
パンギムン氏への菅官房長官の言いがかり(私の見方で)はその内容から、安倍首相欠席のアリバイ作りとしか考えられません。
軍事パレードと云っても、中国主催の記念イベント、お祭りです。山車や御輿の代わりにミサイルや戦闘機、担ぎ手に人民解放軍。浅草の三社祭みたいなもんだと思います。軍事力の誇示とか言ってますが、これは中国国内向けでしょう。中国の軍事力がどれだけの物でも、それを使うなんて事は絶対に無いでしょう。万が一使うとなれば、どのみち結果は損するに決まってます。
せっかくの機会を、祭礼外交の機会を無駄にした安倍晋三。
中国がたとえ形式的でも招待状を日本の総理大臣に送ったのです。歓迎しますと。
本当は中国とアメリカが怖くて、行けない馬鹿安倍晋三。
※今ニュースで、菅官房長官が習近平主席の談話にイチャモンみたいな事を言ってます。日本の総理大臣が出席もしないで、よくも言えた(出席していたら談話内容も違った可能性も)もんです。これ、安倍総理小心者につき欠席、の見苦しい言い訳にしか聞こえません。
終わってみると、色々な部分がなんとも不思議なのですよ。
そもそもの話、中国での軍事パレード自体は少しも珍しくないが、今回のように対日戦勝記念日の軍事パレードは初めてなのです。
しかも最大規模だった。
しかも、最大規模の祝典なのに、今回の習首席ですが、6年前の建国60周年軍事パレードの胡錦濤主席に比べて、やる気で対照的で、
今回の習さんは、明らかに消極的。やる気がまるで感じさせない演出なのですが、
その象徴が左手の敬礼でしょう。
これは中国でもネットで大問題となり、敬礼の仕方も知らないのかとの書き込みもあったとか。
このオチは、「単に軍部隊に挨拶しただけ」
とか
老子の「吉事は左、凶事は右に属する。君子は左を貴ぶ、用兵は右を貴ぶ」
だとか、
習さんは、30万人削減を演説するなど、この軍事パレードですが、積極的であると見られないように、可也、気を使っているのですよ。
中国系のネット情報のサーチナには、フランスの国営メディアの報道として、
ドイツもイタリアも侵略について一度も謝ってもいないし反省もしていない。(日本もしなくて良い)との記事を書いています。
ドイツが度々謝罪や反省を口にしているが、これはユダヤ人迫害限定であり、ドイツの侵略に対してでないということらしい。
中国ですが高校や大学で普通に軍事教練が行われているので、軍歴が無くとも正式な敬礼の仕方は全員が知っている。
ましてや習首席のように軍歴があれば、左手の敬礼は有り得ない。
今回の習さんは、普段は見慣れない人民服姿でしたよ。
左手の敬礼云々よりも、たぶんこの方が意味が大きいでしょう。
憲法9条のある日本では軍事パレードは異様に見えるが、実は、国軍が存在する日本以外の国では普通なのです。
今回中国が他国と大きく違っていた特徴とは一般国民の動員が無かったこと。外国の軍事パレードとは際立って違っていた、
普通は今回とは逆に大勢の観客を集めるのが通例なのですが、
普通の北京市民は会場に近づくことさえ出来ない。我々日本人と同じでテレビ観戦しか出来無いのです。
『誰が、誰の為に、誰に見せたか』、との謎が深まる。
余りにも不思議なのですが、
今回の軍事パレードは、実は習首席が軍を掌握していることを、
『中国軍に見せ付ける』との、常識とは反対の意味があったのかも知れない。
終わって、疑問や謎は深まるばかりです。
壇上の中央に並んだ習さんとプーチンさんと韓国のパク・クネさんですが、この三人が揃い踏みしたことが一番大事なメッセージだとの説も有る。
日本と国境を接する中国とロシアと韓国の三カ国の共通点ですが、
何れも第二次世界大戦の最後の終結作業である平和条約(講和条約)を日本と結んでいないのです。
講和条約の最大の懸案は、お互いの国境線画定作業なのですが、日本は70年間も
何となく曖昧なままで終わらせているのですね。
北朝鮮などはもっと酷くて、平和条約どころか日本は法的には存在さえ認めていない。