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逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

高崎山の伝説のボスザル「ベンツ」とは大違いの東京大阪のボス選び

2014年02月04日 | 地方自治

『高崎山で政権交代』

大分市の高崎山自然動物園で26日、伝説のボスザル「ベンツ」を追悼する会があり、来園者ら約800人が参加、数々の伝説を残したベンツに、「名誉ボス」の称号が初めて贈られた。
ベンツは推定35歳で人間に当てはめると100歳超。高崎山で初めて二つの群れのボスを経験し昨年9月の失踪騒動後、奇跡的にボスに再復帰していた。
メンバーに慕われた大ボスのベンツですが猿とは言え風貌が素晴らしい。ドイツの高級車が名前の由来である「ベンツ」は個人(個猿?)の写真展が開かれた唯一のニホンザルなのです。
眼光鋭く威厳があるだけではなく、なんとも優しげで『美しい』のである。
ベンツの後釜のB群のトップにはナンバー2だったオスザルの「ゾロメ」推定27歳、人間なら80代後半がなり、高崎山自然動物園で2日、就任式が開かれ大分市の釘宮市長からお祝いの果物が贈られた。

『東京都でもトップが交代』

3/11福島第一原発事故の真っ最中に『東日本大震災は天罰』とか『原発反対は人間がサルに戻る事です』発言など数々の放言を行って日本国と東京都の品位を一人で下げていたのが、品性下劣な都知事の石原慎太郎であった。
その慎太郎から後継指名された猪瀬都知事は都から助成金を10億円程度受け取っている医療法人から5000万円無利子無担保で借り(もらい)手数料として10%を新右翼に払っていた。都知事の辞任では幕とはならず、これでは今後逮捕は免れない。
高崎山の伝説のボスザル『ベンツ』に比べて遥かに見劣りする、品性がサル以下の傲慢慎太郎を4回も知事に選んだのも、インチキ猪瀬を選んだのも東京都民である。
猪瀬辞任で都知事の椅子が空席となり、東京都では前代未聞、空前絶後の3年連続の都知事選に突入する。
原発ゼロのスローガンで東京都のトップに、最初に名乗りを上げたのが元日弁連会長の宇都宮さんですが何故か影が薄い。
知性や教養のコンクールなら一番になりそうですが、東京に限らず名古屋大阪でも同じですが、有権者はそんな基準では政治家を選んでいない。
宇都宮氏の180度逆なのが『そのまんま東』こと東国原で、過去の都知事選挙で宇都宮の2倍近い170万票弱を獲得した実績がある。
知性や教養とは縁が無いが動物的な『直観力』と言うか、有権者が欲しがる『何か』を持っているのですね。今回何故かその、『そのまんま東』が出馬を否定しているのです。
元首相の細川出馬のニュースよりも、私としては『そのまんま東』(東国原)不出馬の方が意味があると思いますよ。
彼は2012年12月の総選挙で維新の会から出馬して当選したが、はっきりと『維新の会はもう駄目だ』『政党として無茶苦茶』と選挙の真っ最中に言っていた。1年足らずで維新の会の議員を辞職する。先を読む、直感力は誰よりも優れているのです。
政治見識は無いが、動物的な感は日本一である『そのまんま東』は、今の東京都を見限っているのですね。
将来の『原発ゼロか原発継続か』が都知事選の争点だとマスメディアが主張するが多分間違いか何かの勘違いです。
今の東京都にとって『将来』ではなくて、今現在の放射能汚染の深刻化ですよ。
ところが、今回誰一人も主張している者が無い。
基本的にインチキなのです。放射能は『直ぐには健康に影響しない』のです。しかし後から確実に影響が出てくる。
ほんの1年前に『ホンモノの偽者』である猪瀬を『都知事に』と、434万人もが騙されたのが東京都の真実ですよ。
ネズミ講に騙された善良で疑うことを知らない迂闊な人は、やはりインチキ臭いリフォーム詐欺にも騙されるし、もっと胡散臭い振り込め詐欺にも騙されるのです。
小悪党の口車に騙されて猪瀬に投票した愚か過ぎる注意不足の東京都民が、1年程度の時間では突然賢くはならないのである。

『正しいものが勝つことは滅多に無い』

今回の選挙は人格や見識なら宇都宮が断トツのトップだが、マスコミの世論調査だと人相が悪過ぎる枡添がトップだという。
東京都民は、今回の枡添と瓜二つの品性下劣で傲慢だった悪党顔の猪瀬のことを完全に忘れているのだろうか。自分の失敗に少しも懲りていないとは驚きだ。
選挙戦では街頭演説での観客動員で細川の殿様が独走状態だし、ネット世界限定なら口が歪んでいる大人子供の幼稚なタモ神がトップなのです。
今回の都知事選ですが、4人の内で誰が当選するかよりも、『誰が最下位で落選するか』に興味がある。
ネットウョのアイドル、タモ神が供託金の没収(投票総数の10分の1)になるか、ならないか。
今回はこれが選挙の最大争点?ですね。
細川と枡添の違いとは何か。
嘘か本物かは、『今、喋っていること』ではなくて『今まで喋っていたこと』で判断するべきである。
『今』と、『今まで』と、内容が違っていれば『インチキである』と断定しても差し支えない。
今の政治家が極度に劣化している事実は保守革新など左右の立場を超えて全員が指摘することであるが、その原因は20年前の政治改革の人為的二大政党制導入目的の少選挙区制と政党助成金である。金と党公認権の締め付けで党議拘束が可能になり自民党が共産党化して仕舞うのである。これを推進したのが小沢一郎と細川首相だった。
今の日本が極度に右傾化した原因の一つが10年以上前の小泉訪朝からマスコミで続く北朝鮮叩きであり、経済がボロボロになった原因も矢張り小泉竹中の新自由主義だった。
日本を破壊したA級戦犯の極悪人の2人(小沢一郎を入れれば3人)が今回タッグを組んで都知事選に介入している。
悪事を重ねた極悪人が突然改心する美しい話はドラマの中だけで『現実世界では起こらない』と心得るべきであろう。
世の中はそんなに甘くない。
皆さんは大きく勘違いしているが、『脱原発』か『原発推進』かの違いは、担がれる神輿(細川とか枡添)ではなくて、神輿の担ぎ手(政党や支持勢力)の違いなのです。
今回は原発推進の東京電力の労組出身の連合東京会長が『すぐに原発をなくす立場ではない』として舛添要一を応援する。
宇都宮なら少しは違うが、しかし猪瀬との一騎打ちの選挙戦でも百万票に届か無かったのですから、普通に考えれば2百万票は必要な都知事には届かない。
政治(選挙)ですが今も昔も同じで、『正しいものが勝つ』真っ当な世界ではない。逆に『勝ったものが正しい』と看做されるヤクザな世界なのです。
(本来正誤と勝敗と善悪は同一ではないが、政治では勝敗によって正誤や善悪が決定され、無理やり『同一である』と看做されるのです)
細川と枡添の違いは、ごく小さく『無きに等しい』。相互に取替えが可能なのである。
極右国粋主義者の安倍晋三の暴走にブレーキをかけたいのなら、同じ極右国粋主義のタモ神が落選して供託金没収にならないと、危険な安倍路線を東京都民が拒否したことにはならないであろう。今回の都知事選では漫画的な『タモ神の妄想』の『是か非か』の一点なのである。

『大阪市もトップが交代か』

大阪最大の売春街『飛田新地』の管理売春の業者組合や、数々の社会問題を引き起こした極悪サラ金会社の顧問弁護士だったヤクザの橋下大阪市長は、大阪維新の会が目指していた『大阪都』構想の2015年4月の実現が難しくなったため、『市民に信を問う』との理由で辞任(再選挙)に言及したのですが、そもそも都構想ではなくて道州制が彼の持論ですよ。
大阪都構想とは、平松大阪市長を追い落とす方便。丸っきりのインチキなのです。
大阪都構想は単なる思い付き程度であり、『中身が何も決まっていない』、『これから考えるのだ』と半年前の堺市長選で橋下が自分で主張していたのですね。
橋下の都構想とは、まさに『構想』だけで肝心の中身が何も無い。虚構そのものなのです。
大阪府ですが日本では香川県と、最小面積の1番を争う小さな府県なのです。(関空の埋め立て地の増加で辛くも大阪府が香川県より大きい)
しかも大阪市が真ん中にあるので知事の権限が、実は大阪市長の権限と比べて小さいのです。だから知事から市長に転進したが、そもそもが腰掛。
政治家を続ける気が最初からない。
選挙(府知事の椅子)が、タレントのキャリアアップ(ギャラのアップ)が目的であるとは、大阪府知事に当選して一番最初に橋下自身が語っている。
府議選でも市議選でも維新の会議員に対して『議員は一期限り。再選は無い』と繰り返し訓示していたのですよ。
政治家が1期4年程度の短期間で自分が掲げる目的を達成出来るなら誰も苦労しない。世の中を舐めた不真面目にも程がある阿呆臭い馬鹿話である。
今回ですが、当選が目的ではなくて、今までの言動から推察すれば金になるタレント復帰が本当の目的であると思われる。
そもそもが橋下個人の『お遊び』であり、高崎山のトップ交代のほうが政治的に余程意味が大きいでしょう。
橋下(維新の会)は本当に腹がたつし、いまだにマスコミが大騒ぎするのが不愉快である。
『黄泉の国から』の閻魔様(岩下俊三さん)はブログ読者からのコメントに対する返答(15. 閻魔)で、
『橋下は下種で卑劣・・・おまけに軽佻浮薄です。』
『小泉がヤクザならハシシタはチンピラです。しかし素人じゃありません。じじつ組といまだに二人とも関係があります。』
『それ以上の深読みは無駄でしょう。やくざ渡世の定番だと思います。』と、橋下騒動の持つ問題点の、実に恐ろしいし馬鹿馬鹿しい『核心部分』をズバリ突いている。
ただし、ご自分で書いているブログ『四の五の言うな!うるせーんだよ』の内容(歯の浮くような恥ずかしい橋下のヨイショ記事)と、その返答コメントの趣旨(下種のチンピラ)が180度違うのが『玉に傷』。 
『ハシシタは下種で卑劣で軽佻浮薄なチンピラヤクザ』で一致していれば素晴らしい内容なのだが、なんとも『もったいない』惜しまれる話である。(他の追従を許さない抜きん出た、折角の知識や経験が無駄になっている)

『半年遅れの橋下の市長辞任劇』

下手糞なサル芝居を半年遅れで二回も見せられるとは情けないし腹がたつ。半年前の従軍慰安婦騒動での橋下辞任騒動をマスコミは忘れているのだろうか。
我が日本では表の社会と闇の『裏社会』とが、困ったことに仲良く並立している。ヤクザを合法化している唯一の不思議国家が日本なのです。
橋下ですが、裏社会の人間(犯罪社会のひとりで)であり、本来ならお天道さまが輝く日中には出てきてはいけない種類の人物。本来なら首長どころか議員などの如何なる公職にも付く資格が無いのである。
人前に大手を振って歩いているが、コメディアンの紳助がヤクザと付き合いがあったことがばれて芸能界を追放されたが、紳助自身はヤクザではない。
ところが橋下の場合は本人がヤクザ。何故公職追放にならず、マスコミが政治家としてちやほやするのかが不思議。根本のところが、無茶苦茶なのです。
大学体育会の先輩から後輩へと体罰が順送りされるのと同じ原理で、本人が小さな時にDVにさらされて育つと大人になってから矢張り家族に暴力をふるう。
親とか親戚の大部分がヤクザものなら、『親の因果が子に報い』、可哀想だが子供がぐれてヤクザになる確率が高くなる。
橋下徹の場合には、名前をハシシタからハシモトに変え、本籍を東京に変え、必死で自分の出自を隠して司法試験に合格して弁護士になったのですから、松本清張の砂の器の和賀英良のように、努力して這い上がった。
母子家庭だったが枠で簡単に取得できる家賃補助とか奨学金も申請していない。
自分の過去(ヤクザとかの出自)を隠したかったのでしょう。和賀英良と同じ見えるが、管理売春は普通の素人の仕事では無い。ヤクザのしのぎであり、日本ではれっきとした犯罪ですよ。
なんのことはない。橋下徹の場合、母親が過去の経歴やら因縁から我が子を必死になって引き離そうとしたが、親の心子知らずで、肝心の橋下徹本人が世襲で親の仕事のヤクザの裏稼業を引き継いだのです。
の出自は何ら恥じることは無いが、管理売春のヤクザ稼業の経歴は、恥程度では済まない犯罪行為。彼の場合は、大学体育会の体罰とか大酒飲みの親を持ったアル中患者と同じ範疇の、負の連鎖とか不幸の手紙の自己責任の悲劇ですね。
橋下ですが、これは政治の話では有りません。今までのマスコミ報道は美しい幻想であり、まったくの嘘八百なのです。



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