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『安倍晋三の個人ブログ化するNHKの悲惨』
『異例だらけな泥縄の現場、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の胡散臭さ』
『瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず』と言うが、これでは露骨過ぎて最早批判する言葉を失う水準である。
昨年の2013年12月3日に製作発表された、NHK恒例の大河ドラマ『花燃ゆ』は、最近終わったばかりの『八重の桜』と同じ幕末ものだが立場が正反対で長州藩(官軍)側の視点で描かれる。
第54回目の大河ドラマは、長州藩士・吉田松陰の妹・杉文(美和子) (1843年~1921年)が主人公の『花燃ゆ』に決定。女性の主人公の文(ふみ)は記事上↑の女優・井上真央が演じる。
NHKの大河ドラマの決定では、地元に莫大な経済効果をもたらすと言われているが、この制作発表が関係者の間では『どうもおかしい』と話題になっているのである。
このNHK大河ドラマの主な舞台となる長州(山口県)は内閣総理大臣の安倍晋三のお膝元。
先ず昨年12月3日の発表のタイミングが変である。
今回、『花燃ゆ』発表だけが異様に遅い。
2013年放送の『八重の桜』の制作発表は放送2年前の2011年6月22日。
2012年放送の『平清盛』は2010年8月4日。
2011年放送の『江・姫たちの戦国』は2009年6月12日。
2010年放送の『龍馬伝』は2008年6月5日に制作発表を行なっている。
少し制作発表が遅れた『平清盛』は準備不足が祟ったのかNHK大河ドラマとしては史上最低の視聴率だった。
今年の2014放送の『軍師官兵衛』は2012年10月10日に制作発表され、『キャストの調整に手間取ったのではないか』と関係者から訝しがられた。
ところが『花燃ゆ』は、それ等よりもさらに2か月も遅れている異常事態なのである。
過去の例では、『龍馬伝』のチーフ・プロデューサーは放送3年前の2007年の夏時点で、NHK大河ドラマを担当する演出家と脚本家の3人で『龍馬』を決めていたという。
2009年放送の48作目の『天地人』のチーフ・プロデューサーも3年前の2006年から大河ドラマの題材として直江兼続を考えていた。
放送業界の関係者では、『2015年は織田信長を主役にする』と一部で報じられたが一向に正式発表が無い。
NHK大河ドラマは例年、放送開始2年前の春から夏にかけて発表されるが、何かトラブルで今回の『花燃ゆ』だけは12月まで半年間も後にずれ込んだ。
『決まっていたのは「舞台」(山口県)だけ』
通常なら制作発表が終わっている筈の2013年9月の時点で、『花燃ゆ』担当のNHKのチーフ・プロデューサーが女性の脚本家2人を伴って山口県を訪れ、萩市の商工観光部観光課担当者に、『山口県に何か大河ドラマの題材がないでしょうか』、『女性で主人公にできる人はいませんか』と相談している。
随行した2人の脚本家は萩は初めてということで『市内の案内も頼まれました』と言うから『泥縄』にしてもお粗末。長州の本拠地の『萩を知らない』とは絶句するしかない。
幾らNHK大河ドラマがフィクションとは言え、長州の歴史に興味が無い(知識が不足している)作家では最初から『出発点』に無理がある。
大慌てでNHKプロデューサーが山口県に出向いて題材が探していた放送開始2年前の9月とは、例年であれば既に制作発表が終わっている。
その大事な時期に『誰の物語にするか』との一番肝心の『ドラマの主人公』が決まっていない。
ところが『山口県を舞台にしたい』というNHKのトップ(安倍晋三首相のお友達)の意向だけが先走りしていたのである。
萩市側からは幕末にヨーロッパに秘密留学した『長州五傑』(井上馨、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤博文、野村弥吉)を取り上げるなどの案が提示された。
ところが、NHK側は女性主人公にこだわったので決まらなかったという。
初代総理大臣の伊藤博文など留学経験があり外国語に堪能な人材は、国際感覚がありリベラルな政治傾向があるので敬遠されたのだろうか。
そもそも吉田松陰や久坂玄瑞は、2人が2人とも20代の若さで死んでいるので有名なのは名前だけであり、語るべき実績が少ない。
ましてや本人ではない妹の文(美和子)では、もっと無い。
一年近くも続く予定のNHK大河ドラマでは、今回の設定に最初から無理があり過ぎるのである。
来年2015年放送のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』であるが、偏狭な国粋主義と言うよりも、もっと視野が狭くて山口県の『地域おこし』(イメージアップ)が目的のコマーシャルらしいのである。
『萩市今昔』
萩市は山口県の小京都とも呼ばれていて県北部に位置する日本海に面した市で、関ヶ原の戦いの後に毛利輝元が萩城を築城し、以後260年間、長州藩36万石の城下町として発展した。
江戸時代には毛利氏が治める長州藩の本拠地であり、明治維新後の西南戦争で薩摩が脱落した結果、新政府が実質的に長州藩の一人勝ちになったので、本来なら日本の中心となる都市だったが、明治時代に住民が鉄道敷設を拒否。現在の人口は5万人で住民減少だけではなく観光客の減少も著しい。
萩市の宣伝目的なら、NHKはすでに37年前の1977年に第15作目の大河ドラマとして司馬の『花神』(1月2日-12月25日 全52回)が萩市を舞台にしている。
ところが、評判(視聴率)があまりぱっとしなかったので今では誰も覚えていない。(私も『覚えていない』と言うか、NHKの『花神』自体を見ていない)
大河ドラマ『花神』は完全に忘れ去られていると言ってよいでしょう。
今とは違い歴史小説家としての評判も高くはなく、ぱっとしなかった司馬作品の評価が上がるのはバブル崩壊後の珍現象なのである。
昔とは違い、今の日本では歴史小説としての司馬遼太郎のブランドイメージは絶大なのですから、新しく一から『花燃ゆ』を作るより、司馬の『花神』のリメーク版を作る方が成功する確立が高い。
『萩市(山口県)VS会津若松市(福島県)』
萩市の友好都市は群馬県前橋市で、萩市出身で長州藩の儒官だった楫取素彦初代群馬県令が、前橋市を県庁したことによる。
反対に、友好都市提携を拒否したのがNHK大河ドラマ『八重の桜』前半部分の舞台となった福島県の会津若松市である。
1986年に、萩市側が『敵として戦った戊辰戦争から120年を記念してそろそろ和解を』と友好都市提携を持ちかけた。
ところが、会津若松市は『時期尚早である』、『我々は恨みを忘れていない』と拒否したと言うから凄まじい。
映画『釣りバカ日誌』では福島県出身者が結婚で親に『山口県だけは駄目』と反対されるエピソードが描かれている。
友好関係締結拒否から10年後の1996年(平成8年)でも、長州(萩市)には『今でもこだわりがある』と、会津若松市の市民の3分の1程(32%)がアンケート答えている。
会津戦争で会津藩と敵対した長州藩の本拠地が萩市ではあるが、150年近く前の昔話である。(68年前のアメリカに対して『我々は恨みを忘れていない』と答える日本市民は極少数の例外)
『過去を水に流す』のが最大の特徴である我々日本人として驚きを禁じえない。
戊辰戦争後、長州藩を含む官軍が鶴ヶ城下に残った2000人以上に上る会津藩士、商人、農民の死体の埋葬を禁じ、放置された藩士や女性、子供の死体は腐敗して、烏の餌になったとされる件や、戊辰戦争後も山縣有朋ら長州閥によって会津の人達が様々な部分で冷遇されたことがその原因とされている。(埋葬されたのは1年後の翌年の夏)
会津若松市民の中には、賊軍という理由だけで埋葬を禁じた行為についての謝罪が一切ないことに対して、未だ許せないと考える人がいるという。
『萩市商工観光部観光課によると』
『高杉晋作の妻や伊藤博文の妻という話も出ました。
10月に入ってから、「吉田松陰はどうですか?」と聞かれ、松陰には妻や3人の妹がいると説明しました。
市内をご案内しながら、上の妹が叔父の玉木文之進を介錯した場所を見てもらい、主人公に決まった文については楫取素彦(萩市出身で維新後の群馬県の初代官選知事)に嫁ぐ前は久坂玄瑞(吉田松陰の門弟で下関戦争や禁門の変を先導)と結婚していたといった話をしました。
「いろいろ女性で面白い話がありますね」という反応でした。
正直、2015年の放送とは思わずもっと先の話だと思っていました。
大河ドラマ館の設置や観光客のための駐車場整備、宣伝活動などもこれからで、予算や人員はこれから割り当てる状態です。』
と正直に準備不足を心配している。
これに対して、NHK広報局は『安倍首相に配慮したことはない』。
『明治維新で大きな役割を果たした長州を舞台に大河ドラマができないかと考え、長期にわたって取材を続けてきた』と主張する。
NHKと萩市の観光課ですが、『長州(山口県)を舞台にして大河ドラマを作る』では、両者の言い分が完璧に一致しているので、この部分だけは『正しい事実』なのだろう。
『NHK広報局か、萩市商工観光部観光課か、どちらか一方が白々しい嘘八百』
NHK広報局は『安倍首相に配慮したことはない』とか『長期にわたって取材を続けてきた』とするが胡散臭い。
山口県萩市商工観光部観光課職員の記憶が正しければ100%の虚偽。真っ赤な嘘である。
過去のNHK作品では、『誰の物語にするか』が重要であり、『どの地域を舞台にするか」』はさほど重要ではない。
ドラマの舞台は主人公から自然に決まってくる。最初に場所を決める必然性が何処にも無い。
不思議すぎるのである
今回だけが特別であり『摩訶不思議』。山口県出身の安倍首相の横槍のごり押し以外には今回の成り行きが説明出来ないのである。
安倍政権による公共放送(NHK)の私物化疑惑ですが、なぜか、『山口県を舞台にする』とのNHK大河ドラマの『場所』だけが、無理やりに最優先されいたのですから言い訳できない。
灰色(疑惑)どころか真っ黒クロスケ。
長州藩士の妹が主人公の第54回目の大河ドラマ『花燃ゆ』決定ですが、山口県は安倍首相の地元であり、誰が考えてもこれでは『時の政権への配慮(ゴマすり)があった』と見えて仕舞う。
安倍晋三による『公共放送の露骨な私物化』以外に、他に解釈のしようが無いのである。
半年ほど前に従軍慰安婦否定発言を行ってBBCなど海外の主要なマスメディアから袋叩きにあった橋下徹大阪市長の、お馬鹿で迷惑な大騒動は誰でも知っている。
ところが今回、就任後初めての公式な記者会見で、橋下徹とか頭が空っぽで目が節穴のお馬鹿なネットウョとそっくり同じ主張(従軍慰安婦否定発言)を行ったのが、何と安倍晋三首相がNHKに無理やり押し込んだ新会長だったから驚いた。
日本国の公共放送(NHK)トップに就任した籾井新会長は、困ったことに『新聞は見出ししか読まない』と自慢した日本語が読めないお馬鹿の麻生太郎と同じで、御自身は新聞等、世界のマスコミ報道の動向には無関心だったとは情けない。
卑しくもマスコミのトップが去年国連の国連拷問禁止委員会で橋下徹の従軍慰安婦問題で『関係者の訴追と処罰』を日本に勧告してている事実を知らないのか。
到底『愚か過ぎる』では済まされない。
未曾有の国難を招く危険すぎる『挑発行為』である。
今回世界中から顰蹙をかったNHK籾井新会長の迷惑至極な間抜けぶりと重ね合わせると、真実は明らかである。
今や、NHKは権威ある日本の公共放送ではなくて、右翼国粋主義の安倍晋三のお粗末で阿呆臭い個人ブログ程度にまで落ちぶれているのでしょうか。情けない。
『死刑になった過激派テロリスト』
去年末(2013年12月26日)安倍晋三首相は政権発足1周年に靖国神社に公式参拝して大騒動になっている。
この、世界的騒動のほとぼりが冷めるまもなく今年に入ってからは中国ハルビン駅の朝鮮独立運動家安重根の記念館に対して、日本の菅官房長官や外務省のアジア太平洋局長が『安重根は死刑になったテロリストである』との挑発的な抗議声明を出し、これに対して中韓両国政府が『安重根は義士である』と激しく反発する大騒動に発展する。
100年前に刑死した安重根が『過激派テロリスト』との日本政府の主張が歴史的に正しいなら、
(同じ意味で)間違いなく吉田松陰や日下玄瑞は、150年前に『死刑になった過激派テロリスト』なのである。
今回のNHK大河ドラマの主人公(ヒロイン)は吉田松陰の末妹で久坂玄瑞の妻である。
松陰と玄瑞の2人ですが、政治的な影響とか歴史的な役割が、朝鮮独立運動の安重根の悲劇とそっくり同じなのである。
100年前に安重根が射殺した伊藤博文初代朝鮮総監は外国との戦争や紛争を避けようとして(結局最後には容認して仕舞うが)朝鮮併合や日露戦争に強く反対していた。
明治維新以降の政治家としては一番朝鮮を良く理解していた人物である伊藤博文暗殺後に(安重根の願いとは逆方向に)日本の朝鮮支配がより悪い方に動くのである。
『歴史の偽造』
150年前、アヘン戦争やアロー号事件で敗北した中国(清)が無理やり結ばされた南京条約や天津条約で自主関税権を奪われ半植民地化された経緯を熟知していた日本(幕府)は、砲艦外交の欧米列強に対して『絶対に武力行使の口実を与えない』ことを最優先して外交交渉をしていた。
どれ程、露骨な帝国主義の侵略戦争でも、先進国民国家では開戦には議会の承認(大義名分)が絶対に必要なのである。
アヘン戦争では、中国がイギリス船から麻薬を没収して焼き払ったことを咎めて、『自由貿易』を口実に僅差でイギリス議会が戦争を承認している。
外国船に対する実力行使や外国人の殺害や暴行だけではなく、日本国内の大きな内戦も欧米列強の武力介入の口実になる。
長州の吉田松陰などが日本の独立や近代化に尽くしたなどは、安重根による伊藤博文の暗殺が朝鮮の独立に寄与した話と同じで、全くの勘違いか出鱈目(歴史の偽造)なのです。
現実は残酷であり、愛国者の安重根の思いと『その後の歴史』が逆になって仕舞ったのである。
日本の独立や近代化に努力したのは幕府側であり、過激な攘夷を標榜する長州は日本国の安全保障にとって危険極まりない挑発行為を繰り返して、ことごとく足を引っ張る妨害工作を行っている。
朝鮮の安重根神話と同じで長州の吉田松陰や久坂玄瑞の美しい神話とは、客観的な現実の日本歴史と180度逆さまなのである。
中国韓国が問題視している東条英機などA級戦犯の靖国神社合祀よりも、『歴史の偽造』と言う意味では、日本にとっては吉田松陰や久坂玄瑞の靖国合祀の方が悪質であり問題点も大きい。
『欧米列強の帝国主義に、善戦した幕府の外交力』
日本は開国して自主関税権を失い、第一次世界大戦の少し前の日露戦争の勝利で日本はやっと不平等条約を改正するのですが、一番最初に幕府が外国と結んだ1858年(安政5年)の日米修好通商条約など『安政五カ国条約』では、なんとヨーロッパ諸国間の貿易と同じ20%以上の関税率だった。
同じ1858年に中国が列強と結んだ天津条約では日本の4分の1の5%の関税率なのです。
20%なら十分国内産業を守って近代化が望める。当時の米国は極端な保護主義で40%もの高関税だった。この米国と対照的なのがイギリスの完全な植民地だったインドで中国の半分の2・5%。
当時の江戸幕府の外交交渉力は見上げたもので、素晴らしい水準であった。
ところが、1866年(慶応2年)関税率改定の『改税約書』(江戸協約)で日本国は中国並の5%に変更されて仕舞うのです。
帝国主義全盛の当時の過酷な弱肉強食の世界情勢や、彼我の力関係を理解出来ない夜郎自大な吉田松陰とか久坂玄随は無謀にも外国船の打ち払いを主張していた。
1863年長州藩はとうとう関門海峡を通過する外国船を砲撃する無茶苦茶な暴挙に打って出る。長州は、自分たちの武力を過大評価していたのでしょうか。
『自主関税権を失っ原因は「攘夷」で暴走した長州藩』
長州藩の引き起こした1864年の下関戦争の敗北で幕府は莫大は賠償金を要求され、イギリス公使のパークスに騙されて日本の関税率が20%から5%へと、列強との戦争に負けた後の天津条約の清(中国)と同じ准植民地水準に引き下げられて仕舞う。
幕府ですが武力に勝る欧米列強に対して、戦争を回避して平和裏に粘り強く、想像以上の外交力を発揮していたが、とうとう『力』が尽き果て敗北したのである。
この反対の外交力が最初から無茶苦茶。現状認識の致命的な欠如と外国に対する大言壮語(無知蒙昧で偏狭な愛国主義)の今のネットウョの主張とそっくり瓜二つだったのが長州(吉田松陰や久坂玄瑞)だった。
日本国(幕府)の努力を全て『水の泡』にしてしまうのである。
その後、日本は不平等条約の改正には半世紀近い四十五年もの長い時間が必要だった。
暴走した長州藩の尻拭いの1866年(慶応2年)の改税約書の関税率5%ではなくて、欧米諸国と同じ水準だった最初の安政五カ国条約の20%のままだったとしたら、近代化はもっと早く成功している。
日本の過剰な政府(官僚)の経済への保護や干渉(官尊民卑の国家独占資本主義)も不必要だったのである。
領事裁判権(治外法権)の撤廃の方は日清戦争直前の1894年ですが、自主関税権の方はもっと遅れて日露戦争の勝利の後の1907年に締結された日露新通商航海条約からで、最終的に全て取り戻すのは1911年です。
明治の先人たちが半世紀近くかかって苦労して取り戻した自主関税権を、矢張り長州(山口県)出身の安倍晋三が100年後に今度はTPPで自分から放り出すのですから売国奴以外の何ものでありません。
『歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は喜劇として』との言葉があるが、到底笑える話ではない。
日本が自主関税権を失ったA級戦犯である吉田松陰や久坂玄瑞らを逆さまに描く目的で公共放送の私物化を行ってNHK恒例の大河ドラマ『花燃ゆ』とは、呆れ果てた歴史の偽造であり、これ以上に腹立たしいことは無い。
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咸臨丸と清水の次郎長
2014年01月14日 | 社会・歴史
この『逝きし世の面影』ブログは正誤が分かり易い無害な科学ブログではなくて、大悪党小悪党など魑魅魍魎が跳梁跋扈する,おどろおどろしい政治の世論誘導とか印象操作など悪質なプロパガンダを告発する政治ブログです。
しかも『お前たちが間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブなブログであり、
今までにもNHK放送だけではなくネット世界での阪大の菊池誠の破壊的カルト宗教(科学教)とか解同の糾弾会モドキの集団ストーカー行為を繰り返していた迷惑なkojitaken等の数々の悪事を告発してきた。
これまでの記事ですが、素晴らしいと贔屓する読者も多いが、その分、逆に目の敵にしていて、
この『逝きし世の面影』ブログを恨みに思っていて何とか足を引っ張ろうとする悪党連中も多い。
逝きし世の面影では、良好なブログ環境の維持と、コメント管理の必要性から、名前もタイトルも無いコメント、あっても通りすがりなど個人を特定していないもの無記名と看做して不掲載とするローカルルールを設けています。
残念ながら無記名の今回は掲載出来ませんが、次回投稿時には何でも結構ですから個人を識別できる名前(HN)の記入を忘れない様にして下さい、お願い致します。
鎌倉を世界遺産にとのご意見ですが、この記事とは無関係だと思いますよ。私としては何の観想もありません。到底関連があると思えないコメントの投稿は御遠慮下さい。
まあ確かに自分の思うまま、将軍様となんら変わらなくなった観がありますね。
それ以前に昨年末の紅白で大島ってタレントが引退宣言?
これなど馬鹿馬鹿しいほどのお友達仲間内の公共放送営業利用ですから大河ドラマを長州物にしても驚きもしませんよね。
好きにしてくださいといいたいし、見たくも無いのですが強制的に受信料取られるから腹が立つ
それならスポンサー見つけてやるか、見たいものだけ有料で見られるようにすればいい。
税金同様、好き勝手思うが侭に分捕られ、使うのは全部自分達があからさまになりましたね。
なんでこれでも文句言わないのでしょうね・・・
NHKの紅白歌合戦は今までの生涯を通じて数回しか見ていないので、『昨年末の紅白』がどのようだったか知りませんが、
民放とは大違いで全国一律、何処でも見れるのはNHKだけ。
大都市では民放各局が全て見れますが、地方では中継局の関係で見れる場所と見れない場所があるのです。ですから地方のNHK放送の権威とか信用度、情報発信力は、決して侮れない圧倒的な力を持っています。
長州藩ですが、実質的に明治新政府そのものなのですね。
その為に日本の現、近代史は長州史観とも言える歪な構造になっている。
歴史が都合よく書きかえられているのです
今回の記事にも書いたが、長州のやった悪事が徳川幕府に転嫁された自主関税権の話は代表例で、長州藩は我が日本国の近代化の大きな障害だったのです。
無知で野蛮で冷酷非道。戦死者を見せしめに人口密集地に放置するなど無法を繰り返したので会津若松など福島県では今でも長州を恨んでいる人がいると言うのですから深刻です。
戦国時代でも誰もしなかった鬼畜のような無茶苦茶を平気で行ったらしいのですよ。
咸臨丸と清水の次郎長
2014年01月14日 | 社会・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/a457671fbf7d25caa83d59cfc7fb308b
頑迷な保守反動の、その長州藩の本拠地が萩市で、明治の文明開化の鉄道敷設を拒否して発展から取り残されている。
萩市は海に面しているので艦砲射撃の危険性があり、1863年の外国船砲撃の時に藩主とか藩庁を内陸の山口市に移動するが、ここでも鉄道敷設に反対したので発展しない。47県庁所在地の中で山口市が一番遅れた田舎町。唯一の銀行本店が出来ない県庁なのです。
長男一人が権力や財産を独り占めして、次男以下の男子や女性が無権利だった旧民法も遅れた野蛮な長州藩の下級士族と関係している。繰り返された日本軍の蛮行とも無関係では無いでしょう。
特に、今問題となっている靖国神社は、長州藩を抜きにしては語れないほど関係が深い。
『坂の上の雲』にもいちゃもんをつける人がいるので司馬遼太郎でも「反日的」かもしれません。
『釣りバカ日誌』は「せんだい」出身の彼女が実は薩摩の川内だった、という話は覚えているのですが、長州と会津のカップルの話は別の話でしょうか。
誰も話題にしないのは当然で、何時もとは大違いで次回の大河ドラマの宣伝をNHKが行っていないのです。
これでは世間で話題に成りようが無い。
これが、『安倍晋三の個人ブログ化するNHK』など公共放送の私物化以上に、一番の不思議なのです。
私が色々と指摘するまでも無く、安倍晋三の危険すぎる動きをNHK自身が、『これは不味いぞ』と気が付いているのでしょう。
NHKの朝ドラ『あまちゃん』と同じで、『八重の桜』は3・11東日本大震災の復興の一環であり、これは『地域おこし』が目的でしょう。
ただし、あまちゃんでは岩手県産海産物が風評被害云々が言われているのに放射能のほの字もでないし、福島第一原発事故も話題にし無い。インチキ作品。
同じく『八重の桜』では会津戦争では戦死者が翌年夏まで放置された事実が描かれない。
官軍による埋葬禁止令が、命令した文章が見つからないから『事実では無い』とする歴史研究者がいるのですが、それならユダヤ人大虐殺も南京事件も従軍慰安婦も、全て無かったと結論できます。
命令した文章は見つかっていないが、戦死者の遺体が夏まで放置されていた歴史的な事実は証言や証拠から明らかなのです。
主人公の八重ですが、戦死者に対して何も語らない。
京都に移ってからも、死ぬまで故郷の会津弁で押し通すが、無茶苦茶、
基本的にインチキであり、あまりにも現実離れしています。
京都に限らず関西人は標準語(東京弁)しか喋らない人は胡散臭く思われる。信用し無いのです。
ましてや150年も前ですよ。しかも東北弁なのですから、幾らドラマとは言え絶対に有り得ない設定なのです。
司馬遼太郎ですが今では司馬史観なる言葉まであるぐらいに歴史小説の評価が高いが、NHKが大村益次郎の『花神』で大河ドラマを作っていた40年前は流行作家の一人程度の扱いだったので、小説と史実とを混同する慌てものはいなかった。ところが今は司馬遼太郎の小説を歴史的事実だと勘違いする人が出てきたのですから困った話です。
NHKですが、今度の特定秘密保護法では一番悪かった。
コマーシャルが無いから、何かよい事が起きると思っているのなら、幻想であり真実では無い。
コマーシャルのある民放の方がNHKよりも良いのですから、大企業の支配云々は神話の類ですね。
今のNHKですが、悪い意味で大企業の宣伝を掲載しない共産党機関紙の赤旗です。今の赤旗の腐敗堕落は落ちるところまで落ちている。
宣伝が無い分、真実が貫けるなど、今のNHKを見れば、大嘘だと誰にでも分かります。
購読数が減ったので値上げするなど、狂気の沙汰である。共産党幹部であるが、東京電力などの独占企業の発想である。あるいは官僚の発想である。
そもそもマスコミが公平中立を掲げるのは建前であり真実では無い。
赤旗を含めて全てのマスコミは何を報道するか、何を報道しないか。
露骨に取捨選択を行っているのですよ。
解決方法ですが、個々の記者の裁量権を大幅に認める以外には無いでしょう。
それとネット化。全ての情報を捨てずに(編集せずに)全部を公開する。
ただこれだと今よりも余計に
メディアリテラシーの力が必要になります。カシコは良いが、アホはもっとアホになりますね。