逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

中国軍ヘリ異常接近報道と韓国軍哨戒艦爆沈報道

2010年05月09日 | 東アジア共同体

沈没した哨戒艦天安現場状況説明会を打ち切り、走り去ろうと(逃げ出そうと)する艦長チェ・ウォンイル中領(中佐)の車両を取り囲む遭難者家族。

『検察リークの次は防衛省か』
(恥ずかしい日本国の防衛省・自衛隊の公式発表)
中国艦艇搭載ヘリの護衛艦「すずなみ」への近接飛行事案
■護衛艦「すずなみ」への近接飛行事案
4月8日(水)
11時頃東シナ海において、中国艦艇から発艦したと思われる艦載ヘリコプ
ターが、警戒監視中の護衛艦「すずなみ」に接近し、水平距離約90
メートル、高度約30メートルの距離を近接飛行した。
18時20分頃防衛大臣等に報告
18時30分頃外務省に連絡するとともに、中国政府への申し入れの調整を実施
18時30分以降官邸に報告

中国艦艇搭載ヘリによる護衛艦「あさゆき」への近接飛行事案について
平成22年4月21日
防衛省
1 日時平成22年4月21日(水)15時37分頃から40分頃
2 概要  本日4月21日(水)15時37分頃から40分頃の間、沖縄本島の南方約500キロにおいて中国艦艇部隊を警戒監視中の護衛艦「あさゆき」に対して、中国艦載ヘリが水平約90メートル、垂直約50メートルの距離に接近し2周ほど周回した。

『連日続く産経の異常な異常接近報道の怪』

8日の異常接近に対する自衛隊・防衛省広報は公式な発表でも矢張り、産経新聞と同じで東シナ海としか記述されていません、場所の特定がない。
特に問題なのは日本側自衛隊駆逐艦と中国海軍艦隊との位置関係の記述がない。異常接近の現場状況の記載が無い。何故起こったのかの記載も無い。
2週間後の4月21日の2回目のヘリ異常接近の発表では沖縄の南方500キロと一応大雑把に場所が書かれているが、正確な場所の特定がされておらず、矢張り日本の駆逐艦と中国艦隊との位置関係などの普通の報道(広報)なら必ず書くという決まりごと(約束事)になっている重用な情報部分の記述がない。
これでは小沢一郎に対する一年前から延々と続いている水谷建設など色々な疑惑事件での東京地検特捜部のリーク記事と同じである。
情報を一方的に独占する役所(官僚)とマスコミ(産経)の『世論誘導、情報操作の疑いが濃厚な事件である』、と言わざるを得ない不思議な経過を辿っている。
それにしても明らかにされているのが『中国海軍ヘリ接近』と『東シナ海』の二つだけとは。
絶句するしかない。
軍事機密を盾に自分にとって都合の良いことだけを発表して、それ以外の都合の悪い重要情報の全てを隠蔽し様とする酷い防衛省・自衛隊発表の何とも不正確で無責任な内容です。
これでは今度の防衛省の報道の正確度は、第二次世界大戦時の大本営発表と同程度であると判断できる酷さである。
真珠湾奇襲攻撃時の旧日本軍発表は、『大本営陸海軍部午前6時発表、帝国陸海軍は今8日未明、西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり』、だった。
確かにハワイの真珠湾も太平洋にあるので、日本軍は嘘は言っていないのですが、決して真実でもない。
マスコミに流す軍情報の見本で、正当な報道の鉄則である5W1H(WHO、WHEN、WHERE、WHAT、WHY、HOW)の六つの内で二つしか軍事機密を理由に明かされていない。
この69年前の発表も今回の『東シナ海でヘリ異常接近』も全く官僚的な同じ発想で、6の内の2つしか明らかにしていない。
報道ではなく沢山ある情報の一部だけを選別してリークする情報戦の一種である世論誘導、情報操作の類である。
情報を独占する軍事官僚達は、肝心な事実(日本側には不都合な、不利な事実)を日本市民に何も知らせない心算なのです。

『駐日中国大使が自衛隊の行動を批判』

4月27日、中国の程永華駐日大使は日本記者クラブで記者会見し、
中国海軍と海上自衛隊の異常接近問題に絡み、中国艦隊に『ずっとつきまとった』として日本側の監視活動を批判した。
程大使は、会見で日本語で発言し、
『日本の軍艦や哨戒機が(中国近海から)太平洋の中まで(中国艦隊に)ずっとつきまとった。日本が中国の軍艦にしつこくつきまとわれたら、どう思うか。これは相互理解と相互信頼の精神に背くことだ』と主張。
『相互理解の立場から考え、行動をとってほしい』と、日本側に監視活動見直しを求めた。
程大使による記者会見は2月の着任以降初めて。

今度の異常接近騒動では連日、産経グループが主導して世論を誘導していますが、それ以外の新聞はそれほどニュースを書いていません。
軍事外交では何時も仲良く、ほとんど同一歩調をとる『読売』の動きが注目で、北朝鮮制裁に関連付けて朝鮮高校への補助金差別でも読売は産経とは反対の立場を鮮明にしている。
連日続く産経記事では中国艦積載ヘリの90メートルまで異常接近ばかりが強調されていますが、通常なら必ずある事件現場の特定がなされていないのです。
みなさん、何か可笑しいとは思いませんか。?
そんな事件場所の特定がない新聞記事があると思いますか。?
無責任ネットの2ちゃんねる程度でも、あるはずがないのですよ。ところが産経が、あれほど書いているのに場所の特定が何処にもないのです。
何とも胡散臭い話だと思いませんか。まるっきり日本軍部の行った自作自演の満州鉄道爆破を口実とした柳条湖事件(満州事変)と類似した話です。
何故産経新聞は、これほどヘリの異常接近を報道しているのに海域が東シナ海としか書かず場所の正確な位置の特定がなされていない理由は、報道したくない位置関係の海域であった可能性が高いでしょう。
書きたくても書けなかった。
幾ら自由な公海上とはいえ中国の目と鼻の先の上海沖の海域で、しかも日本側が4000メートルまでピッタリと小判鮫の様にくっついてストーカー行為を働いていたとしたら、産経としては報道できません。
警官が誰かを尾行するときに1メートルとか数十センチの距離でピッタリ張り付いているようなものですよ。
監視というよりも、これは嫌がらせと呼ぶべきでしょう。


『韓国軍哨戒艦、米韓合同演習中に爆沈』

韓国海軍の哨戒艦天安(チョンアン)1200トン全長88.3m全幅:10.0mが3月26日午後9時45分ごろ白翎(ペンニョン)島の南西約2キロ地点で爆発沈没して乗員104人のうち58人が救助されたが残り46人が死亡。
事故当時、事故海域近隣で作戦中だった別の哨戒艦「束草」(ソクチョ)のレーダーに正体不明の物体が捉えられ、76mm艦砲で警告射撃を5分間行った。イ准将は「レーダーに捉えられた物体の形状から鳥の群れと推定されるが、正確な内容の確認を行っている」と述べた。
『韓国哨戒艦沈没 北の関与濃厚』(産経)
『韓国:李大統領が北朝鮮関与を示唆 哨戒艦沈没で』(毎日)
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は5月4日、全軍主要指揮官会議を開き、海軍哨戒艦の沈没について『単純な事故では沈まない』と指摘し、『南北(朝鮮)関係を含んだ重大な国際問題であることを直感し、国際協力を通じて原因を究明するよう指示した』と述べた。
北朝鮮関与の可能性を念頭に置いた発言とみられ、金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪問を受け入れた中国をけん制する狙いもありそうだ。
中将以上が参加する同会議を国防相ではなく大統領が主宰したのは建国以来初て。
李大統領は安保体制の見直しの必要性に言及し、大統領直属の『国家安保総括点検機構』の設置を表明した。
【海軍哨戒艦沈没】非公式的には北の関与を確信する青瓦台(中央日報)
海軍哨戒艦天安沈没事件で、青瓦台(大統領府)は公式立場は『心証だけで事故の原因を断定することはできない』ということだが、内部では北朝鮮の関与を確信している雰囲気だ。
『哨戒艦沈没、対応優先 6カ国協議再開困難』
斎木昭隆外務省アジア大洋州局長は5月6、7日、ボズワース北朝鮮政策担当特別代表と会談。韓国の哨戒艦沈没事件について韓国政府内で北朝鮮関与説が浮上しているので、6カ国協議の早期再開は困難となった。

『大韓航空機爆破事件との類似性』

建国いらい長い間、盧 武鉉(ノムヒョン)政権以前の隣国の韓国では大事な選挙が近づくとかならず『北風が吹く』(北朝鮮関連の軍事緊張)何らかの事件や事故が起きて治安優先の軍事政権に有利になる不思議な事が続いている。
この事件後2ヶ月も経ってからの韓国哨戒艦爆沈報道の北朝鮮関与説ですが、当初は韓国当局もアメリカも北の関与説は否定的だった。
ソウル市長選で盧武鉉前政権で韓国初の女性首相韓明淑野党民主党候補など野党が勝ちそうな6月2日の統一地方選での与党ハンナラ党のイメージ戦術の可能性が一番高いでしょう。
魚雷では通常かならず高速スクリュー音が記録されるのですが誰も聞いていない。(米軍Mk48/ADCAP魚雷はウォータージェット推進で 弾頭:292.5kg 高性能爆薬RDX(ヘキソーゲン)磁気信管で竜骨下で磁気信管によって起爆、船体を真っ二つに引き裂く)
爆沈現場の白翎島は韓国領としてはピョンヤンに一番近く全島が要塞化している中国大陸の広州湾口に位置する台湾領の金門島のような場所である。
爆沈時に20分間も激しい艦砲射撃の音を聞いたとの島民の証言も有るし、当時は米韓合同演習「フォールイーグル」の真っ最中でもあった。
韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件発生当初は北朝鮮軍の動きに何の変化も無いことから米韓当局は北の関与の可能性を否定していた。
(本当に高速スクリュー音が無かったなら)可能性としては残存していた機雷の方が高いが、それにしてもこの事件では大事な事柄が意識的に報道されていない9・11事件とか大韓航空機爆破事件と同じ種類の意識的な情報操作がなされています。

『選挙のための情報操作(プロパガンダ)』

翌年のソウルオリンピック妨害目的だったと自白した自称日本名蜂谷真由美・韓国名金賢姫(キム・ヒョンヒ)が衝撃的な猿轡姿でソウル入りする日は韓国大統領選挙投票日の前日ですよ。
この事実は大統領選挙報道と金賢姫(キム・ヒョンヒ)の衝撃映像をテレビで交互に見せられた韓国人は全員が知っているので、北がオリンピックを妨害しようとしたなどと信じている韓国人は一人もいない。
影響が大きいのは、1日後の大統領選挙か、?それとも1年後のソウルオリンピックか。?
どちらの方が大問題であるかは説明するまでもない。因みに韓国大統領は直接投票で選ばれ陸海空三軍の統帥権と行政権を持ち権限が非常に強力。
下手人は北であるかも知れないが動機(目的)はオリンピックではなく大統領選挙だった。
大韓航空機爆破テロでは、このとき当選したのは軍事独裁政権の延長政権である現役軍人の盧泰愚で空挺部隊を率いて大勢の光州市民を虐殺した経歴がある。
投票日前日の衝撃映像の結果、北との緊張緩和を主張した人権派リベラル候補の金大中第15代大統領(1998年- 2003年)は当選どころか3位の惨敗である。
因みにこの時に2位につけていたのは軍人以外の民間出身大統領として民主的選挙で初めて選ばれた金 泳三である。
ところが日本では大統領選挙投票日と大韓航空機の金賢姫のソウル入りが関連しているなどとは報道しない。
そもそも自称蜂谷真由美は日本の旅券法違反に問われているのですから裁判権は日本か現地中東のドバイにあり韓国にはない。
自称日本名蜂谷真由美・韓国名金賢姫(キム・ヒョンヒ)の韓国入りの正当な理由が何処にも無い。
何故この大統領選挙前日の時期に韓国入りできたかの謎は聴取に当たった日本大使館職員に対して即座に『日本人ではありません』とその場でに早々と自白して、ソウル入りが実現しているのです。
何の為の『大韓航空機爆破事件』であったのかが、誰にでも明確に分かる事件の経過である。

『哨戒艦爆沈事件』

今度の爆沈事件でも日本国内では米韓合同軍事演習中だったとは、韓国ではテレビや新聞で報道されたので、韓国国内で誰でもが知っているが日本では意識的に報道されていない。
もしも北が関与している疑いが少しでもあるなら、冷戦時代に戻りたくない中国としては5月5日の金正日と首脳会談をしませんよ。
今の新自由主義経済の結果、膨大な量に増えたアメリカや韓国との取引で最大の恩恵を受けているのは中国です。
昔とは比べられない程に豊かになった今の中国にとっては、今更中国義勇軍が100万人も死んだ第二次朝鮮戦争でもあるまい。
北朝鮮に義理立てして、韓国やアメリカと事を荒立てる心算は全くない。
中国の胡錦濤国家主席は4月30日、上海市内で、韓国の李明博大統領、北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長と相次ぎ会談していますね。
6カ国協議の再開を考えているようですが、北の潜水艦が魚雷で哨戒艦爆沈が事実なら全てはオシャカになります。
また事件当日に早々と韓国もアメリカも北の関与を否定していますが、少しでも北の関与した余地が残されていれば有り得ない米韓両国の発表であり、今回の韓国軍哨戒艦沈没事件での北の攻撃は、可能性としては限りなくゼロでしょう。

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7 コメント

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北の攻撃?? (ましま)
2010-05-09 14:04:03
こんにちは。
すべてその通り、とは思いませんが、哨戒艦沈没事件が北の仕業というには大いに疑問があります。
北の仕業なら、北自身極度の緊張下におかれ、金正日がのこのこ中国に出かけ国を留守にするはずがありません。もちろん胡錦濤国家主席と会談もあり得ない。
仮に失敗して、すぐ北の仕業とわかったら、直戦闘態勢を取らなくてはなりません。最高司令官不在など許されるわけがない。
もう一つ考えられるのは、留守をねらった北の軍強硬分子のクーデターか暴発ですね。それなら今頃平壌は反乱軍が占領しているはず。
結局、米・韓の調査結果は北の疑いはあるが証拠不十分ということになるのではないでしょうか。
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6月2日の統一地方選対策か? (逝きし世の面影)
2010-05-09 17:37:52
陸上の休戦ライン(38度線)は決まっているのですが海上は未だに不確定で南北双方の言い分が食い違っています。
ですからこの海域では過去にも3度も銃撃戦が起きて沈没や大破なども起きている曰く付きの海域ですから紛争が起こってもそれほど意外ではありません。
ただ過去の例では、北の魚雷攻撃なら、かならずピョンヤン放送が領海侵犯した南の傀儡軍を撃破とか何とか、北朝鮮の住民向けに大々的に大宣伝します。
基本的に設備に金のかかる海上では韓国側有利で北の劣勢は明らかで過去にも痛い目にあっているので少しでも戦果があれば大喜び。哨戒艦撃沈を実行して、そのまま北がだんまりを決め込む理由が無いのです。
3月の事件発生時点では、北朝鮮軍に何の動きも無いのでアメリカも韓国も北の関与の可能性は低いとして北の魚雷攻撃など、問題にもしていません。
場所が要塞化している地点で夜間でも赤外線の暗視装置があるのですが、なぜか事故当時だけ記録がない。音響探知の記録もない。
これでは事故の遭難者家族が怒って司令官の乗用車を取り囲んで蹴ったり殴ったりするのも頷ける。
『無い』のではなく『出さない』だけでしょう。
事故当時に激しい艦砲射撃をしているのを島民が知っているのですが、レーダーに映った鳥の影に対する警告射撃あったとの軍の発表を信じている人は誰もいません。
同士討ちであった可能性が高いでしょう。
田中宇の国際ニュース解説(韓国軍艦「天安」沈没の深層)では、
掃海艦天安はペンニョン島で、韓国軍に存在を知らされていない米潜水艦の存在を探知し、北朝鮮の潜水艦と勘違いして発砲し、攻撃されたので米潜水艦も瞬時に撃ち返し、2隻とも沈没するという誤認の末の同士討ちが起きたのではないか。?と推察していますが、根拠は二つ折れた哨戒艦の船体以外の謎の、発表されていない第三の沈没船体らしきものが現場海域にあり、アメリカ軍の救難艦が重点的に救助活動行っていた為らしいのです。
島影なので北朝鮮の探査を逃れて密かに潜んでいられるピョンヤンに最も近い安全な場所である事が根拠なのですが、ミサイル原潜がそれほど近くにいる必要があるのか疑問です。
近くにいる必要があるのは1968年に北朝鮮に拿捕されたプエブロ号のように情報収集船で、これが沈んでいる可能性がありそうです。
何れにしろ、日本の自衛隊にもいえるが、肝心な情報を公開していない。
公開しても良い、差しさわりの無いものだけを公開して後は機密扱いしているのでしょう。
3月の事件当時は北の関与の話は出ていない。5月になってから唐突にでてきた理由は今の人気の無いハンナラ党李明博政権の選挙対策の側面が大きいでしょう。
犯人は特定できなくても何となく有権者に対して『北が怖い』とのイメージをうえつけるためには大いに役に立ちます。
演説でも李明博(イ・ミョンバク)大統領は38度線からソウル市が50キロしか離れていない事を強調していました。
一定の緊張感を高めるのが目的ですが、それ以上の目的は無い。なるべく穏便に済ましたい。
ですから6月2日が過ぎれば、何ごとも無かったかのように南北融和の話を始めるでしょう。
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Unknown (ウリナラ)
2010-06-17 10:44:29
ふ~んそうなんだ
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隠そうとする軍幹部と怒る遭難者家族 (逝きし世の面影)
2010-06-17 17:03:23
1ヶ月以上前の記事ですが、今読み返してみると記事の予測どうりに話が展開しています。
3月26日の天安沈没の真相ですが、この記事の冒頭に掲載した写真に全てが要約されているでしょう。
事故翌日の27日に400人ほどの遭難者家族の前で天安艦長が説明しているのですが、誰も納得するものはいない。
艦長のチェ中佐が十分な説明をせず『艦艇を引き揚げ後、正確な調査が成されてこそ知ることが出来る』として話を打ち切り事故説明会場を出ようとするが
家族らは軍人らに『艦長をまた連れてきて質問に正確に答えるようにしなさい』、『軍当局と艦長ら将校の話す言葉が全く同じ』『あたかも口裏でも合わせたよう』と抗議。
一部の家族らは『死んだ同僚らを思い、正確な事実を話しなさい』として激怒、チェ中佐を捕まえようとした。
チェ艦長は慌てて説明会場の外にとめられていた車両に乗って離れようとし、これを追おうとする家族と、阻止しようとする軍人らの間に混乱が生じる。

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当然の結果 (頭の悪いおぢさん)
2014-05-25 03:21:30
自衛隊機に支那軍機異常接近(?。?あたりめぇやろ。支那が防空識別圏を設定した所に接近するなぞ喧嘩うってるのと同じ。自衛隊機の運転手を殺したいようだね
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朝鮮戦争はまだ終わって無い。 (頭の悪いおぢさん)
2014-05-25 03:31:09
何か国際社会が勘違いしどんか(?。?
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中ロの合同軍事演習の偵察行為なのだが (宗純)
2014-05-25 15:02:28
場所の発表を行っていないのですが、中国沿岸での公海上での中国とロシアの軍事演習を自衛隊が情報収集目的で接近して、自衛隊機が側に近づき過ぎたので中国機が『嫌がらせを止めろ』と接近して警告した事件でしょう。
空とか海では装備には金がかかる。日本側(自衛隊)の装備は、遥かに中国軍を上回っていた。
ところが今では中国はGDP値で日本の2倍を上回るまでに経済成長が著しい。
昔の中国海軍などは沿岸警備程度の能力しかなかったのですが、今では外洋にまで出て行けるようになったのですが、チンタオなど中国の母港を出た直後から中国海軍の軍艦に対して、日本の海上自衛隊の護衛艦がぴったりとくっ付いてはなれない。
ストーカー紛いの嫌がらせを長年にわたって自衛隊が行っていたのですが、とうとう中国側が怒って、ヘリが異常接近する対抗処置をとったのが4年前の、この記事の事実関係です。

頭の悪いおぢさん、はじめまして。
仰られているように、例え公海上とは言え中国沿岸での中ロの合同軍事演習に、日本の自衛隊機が異常接近したら、『喧嘩を売っているのと同じ』なのですね。
日本の自衛隊(政府?)ですが、何とかして中国と騒動を起こしたいのでしょうか。不思議な話です。
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