逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

本当のイスラエル問題

2009年07月02日 | 宗教

『志村建世のブログ』で連載されていた『新書「イスラエル」を読んで刺激され、自分でもイスラエル問題を書いていたら、これ以上簡潔に、しかも核心を突いた『現在のイスラエル問題』を論じたモノはないと思える短い記事を見つけた。
自分が書いた文章の何十分の一以下で、日本人には判り難いイスラエル問題の本質を完全に突いている。
世の中には核心部分を一目で見抜き簡潔に表す人がいるものだと感心する。



東京サバイバル情報  ☆一時避難せよ☆
ペンが剣に負けても、まだまだ、「キーボード」があるさ!

兵器の実験場February 08 [Sun]
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ある日、見知らぬ奴が家にやってきた…

奴は言う

『今すぐ此処を出ていけ、俺の先祖は平安時代までずっと此処に住んでいた。ここは俺の土地だ』

何を言っているんだ、千年前まで住んでいたって…そんなの俺の知った事か、

続けて奴は言う

『証拠もある。俺が先祖代々拝んできた祠も此処にあるだろ』

こいつは正気じゃない。奴が拝むのは勝手だが、この祠は俺の家が先祖代々守ってきたものだ。

懐からナイフを取り出して奴は言う

『俺のバックには有名な組がついている。組長もそうだと言っている。』

俺はつぶやく

「そんな、馬鹿な… 」











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2 コメント

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パロディ 「地球人の消滅」を考えました (カーク)
2009-07-04 04:27:20
ある日、宇宙人が現れて、
『今すぐ此の星を出ていけ、俺の先祖は氷河期までずっと此処に住んでいた。ここは俺の星だ』
『証拠もある。俺が先祖代々拝んできた祠も此処にある』

海が二つに割れて、そこからなにやら現れた
それは....
返信する
日本の場合では (ブログ主)
2009-07-04 14:21:44
カークさん。パロディ有り難う御座います。色々別バージョンが考えられそうですね。

日本の場合には3万年程の氷河期の最盛期に、寒さの為に故郷のバイカル湖周辺が住めなくなった縄文人のご先祖様が100m以上海面が低下して結氷して地続きになっていた日本列島に経済難民として亡命してきたのが最初の様です。
ですから縄文人の住んでいた竪穴式住居はシベリアの冬のブリザードを想定したもので冬向きですね。
其の後、もう一方のご先祖様である弥生人が数千年前に中国大陸から渡ってくるが、何故住み慣れた故郷を捨て彼等が日本に来たかは、縄文人ほどには判っていないが、多分中国国内の戦乱を避けての戦争難民(政治亡命?)ではないかと思っています。
住み慣れた父祖の地を捨てて亡命の果てに辿り着いた先の日本列島で、両者はそれ程争う事も無く徐々に同化して同じ日本人として住む事になる。
日本人のご先祖様の縄文人も弥生人も、どちらも亡命者なので朝鮮半島からの難民(亡命者)も大量に受け入れる。
元々に日本列島に住んでいた者などは一人も無く日本人全部の祖先を辿れば『全て亡命者(避難民)』で成り立っているのですから、昨今の日本政府(法務省)が今新たな外国からの亡命を認めないのは理屈に合わないこと夥しい話です。


半世紀前のイスラエルの建国は、今で言うところの『テロ』によって実現している。
ユダヤ人武装組織がアラブ人(パレスチナ人)の村々を焼き払い皆殺しにする。
歴史の長い中東では、こんな場合に庶民が生き残る知恵は一つしかない。
とりあえず戦乱を避けて、『とにかく逃げる』
『殺されたくない』殆んどのパレスチナ人の避難した後の土地に欧米から移住してきたユダヤ人によってイスラエルが建国され、現在に至っている。
今その戦乱で父祖の地を一時的に離れたパレスチナ難民は『当然の権利』として祖国に帰る事を求め続けている。
(この権利は広く国際法上も認められていて、国連安保理決議も何回も行われている。)
しかし、イスラエルが頑として認めようとしない。
全てのパレスチナ問題の完全な解決には、この『難民の帰還権』を認める以外に方法は無いのです。
しかし『難民の帰還権』を認めると(人口比から)自動的にイスラエルはユダヤ人の国家ではなくパレスチナ人の国家になる。
実はこの問題は、遅いか早いかの時間の問題であるらしい。
今のイスラエルには逃げ残った(逃げ遅れた)アラブ人がイスラエル国籍を持って2割ほどが住んでいる。
パレスチナ人女性の生む子供の数は6人程度でユダヤ人はその半分。
今世紀中にはアラブ人が人口でユダヤ人を上回るので自動的にパレスチナ国家になるらしい。
この事は建国時から判ったいた様で、イスラエル当局は帰還法を定めて、世界中からユダヤ教徒をイスラエルに集めてパレスチナの人口に対抗しようとした。
この努力は一定の成果を収め、特に冷戦崩壊に因って東欧や旧ソ連圏から大勢を集める事出来た。
今、イスラエルのこれまで行ってきた努力も限界に来ている。
ここに来て新たに『ユダヤ人狩り』を行える新天地はどこにも無くなってしまう。
その時からイスラエル世論の極端な右傾化(宗教化)が始まって明白なな自壊の道を進むようになる。

宗教的狂信から始まったイスラエル建国ですが一世紀半で元々の自然な状態に復帰してしまう。
因みに今世紀中にはイスラエルを全面的に支援しているアメリカも白人人口より有色人種の方の人口が多くなるそうです。
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