『原子炉のベントは報じたが、何も報じなかった主蒸気逃がし安全弁(SRV)』
国会事故調査委員会の10人の委員の一人で福島第一原発4号機の圧力容器を設計した原発技術者の田中三彦氏がマスコミに報道されない事故調最終報告書の重要部分を説明している。
田中元委員は、東電事故調や政府事故調の報告書の『3月11日の3:35に第一発電所に津波が到達、電源喪失した』としているが、『3時35分』というのは1.5㎞沖合の波高計の津波到達時刻。
東電の発表でも津波到達2分前に電源喪失している。
津波到達以前に、最初の地震の揺れで原発の全電源は喪失していたのです。
地震直後の1号機建家の4階での大量出水が作業員の証言で明らかになるが、運転員が『1号機非常用復水器(IC)をなぜ止めたのか』の謎の答えとして、地震の直撃(揺れ)で既に配管が破断していた。
運転員が『止めた』のではなく、動かしたくても『作動させられなかった』のが真相だった。
原子力発電所が津波ではなく地震の揺れで致命的に損傷していた不都合な事実を、東電や政府は何としても隠したかったのです。
『作動しなかった1号機のSR弁』
原子力による発電は使かっている燃料が特殊(核分裂の熱)であるだけで発電の仕組みはいたってシンプルで巨大な高温高圧の湯沸かし器(お釜=原子炉)の蒸気圧を利用して風車(発電タービン)を回しているに過ぎない。
福島第一原発事故のように全電源が喪失したら自動的に原子炉は自動停止して発電タービンに蒸気を送っているメインパイプの主蒸気隔離弁(MSIV)が閉じて、原子炉プラントから発電機能が隔離される。
二年前の福島第一原発の事故でも、ここまではマニュアルのとおり正常に作動していた。
停止した原子炉内の燃料棒は崩壊熱の余熱で徐々に温度が上昇して圧力が高まってくるが、お釜が一定の圧力以上になると主蒸気逃がし安全弁(SRV)が自動的に作動する。
圧力容器内からの高温高圧の蒸気が、SR弁によって巨大なドーナツ型のサプレッションチェンバー内に送り込まれ、元の水に戻されて冷却水として何度も再利用される仕組みである。
発電タービンを回す3分の1くらいの量の蒸気が格納容器下のサプレッションチェンバーに入っていく時に、水理学的動荷重で間欠的に激しい音と振動が連続して起きる。
2号機3号機の中央制御室は真っ暗でメーターや電気信号が一切無い状態だったが、ズドーン!ズドーン!と地鳴りのようなSRVの作動音を開いている。
東北電力の女川原子力発電所運転員もやっぱり1号機から3号機まで全部ズドーン!というSRVの作動音が聞こえていたと証言している。
ところが福島第一原発1号機の運転員は『何にも音がしてない』。
SR弁については『音的なもので確認したのではない。ただ動いてるんじゃないかなというふうに思ってた』と国会事故調に証言している。
東電や政府が必死になって隠すが1号機のSR弁は、結局作動しなかったのである。
『自動的に作動する1号機のSR弁が作動しなかった謎』
1号機の主蒸気隔離弁(MSIV)が閉鎖された密閉状態でSR弁が開かないと中の圧力や温度がどんどん高まるので(メルトダウンする遥か前に)短時間で圧力容器が必ず爆発する。
ところが1号機の原発建屋が水素爆発するのは翌日昼過ぎ(まる1日後)で、時間がかかり過ぎている。
辻褄が全く合っていない。
田中元委員は、『どこかから逃げてたってことですよね』。『何気圧まで上がるとSR弁が開くようになってる』、『それが作動しなかったということは、そこまで圧力が上がらなかった』、『なんで圧力が上がらないのかということになると、何かどこかで漏れてる』と語るが当然な判断である。
地震の直撃で、老朽原発の配管は致命的な損傷を受けて放射能で汚染された一次冷却水がダダ漏れ状態で、原発システムそのものが完全に破壊されていたのである。
ところがマスコミは大事なSR弁は少しも報じず、圧力容器冷却を理由に外側の格納容器からの一般外気への(蒸気?それとも空気?)排出作業(ベント)の非常処置の方を大々的に報じていた。
2年前、当時の全てのマスコミは『圧力容器への注水のためにベントが必要』と金太郎飴のごとく全員が『間違った』説明をしている。
この全員が横並びで『同じ間違いを犯す』事実は、マスコミだけの特徴ではなくて政府も同じで、菅直人首相本人も12日の朝7時にベント作業の督促に福島第一原発に直々に出向いているのです。
『主蒸気逃がし安全弁(SRV)こそ本命』
マスコミが大騒ぎしたベントは、大事なSR弁から人々の目を逸らすこと(目くらまし)が目的だった。
もしも原発が正常に作動している状態(メルトダウン前)なら1号機の圧力容器への注水で圧力が高まればSR弁が自動作動して圧力が低下する。
圧力容器への注水目的では、一般市民が放射能被曝するベント作業の必要性は少しも無かったのである。
ベント作業の意味はマスコミで御用学者が強調していた圧力容器(お釜)を守る為では無い。
なんと、格納容器を守る為だったのである。
原発の格納容器とは、なんとも摩訶不思議な代物で、例えるならトイレの汚物を隠し悪臭を防ぐ『便器のフタ』程度の意味なのです。
存在自体が、不都合なものを人々の目から見えなくする『隠す』との姑息な目的だった。
ベントは、放射性物質で汚染した気体を閉じ込める程度の強度しかない脆弱な格納容器(便器のフタ)を守る目的だった。
それならベント作業時点(12日)では早々とメルトダウンしていて原発の圧力容器は助からない状態だった。
そこから導き出せる結論は、爆発して人々の注目を浴びた3月12日ではなくて、大震災当日の3月11日こそが大問題で、すでに原発から大量の放射能が漏洩していた可能性が高いのである。
ベント作業の意味とは、マスコミ総がかりの猫騙し的な大騒ぎ(煙幕としての偽装工作)であり、真相は別(SR弁が作動しなかった)にあった。
メルトダウンした後の福島第一原発の実際のベント作業とは、そもそも『気休め』か煙幕程度の意味しか無かったのである。
『1号機の非常用復水器(IC)は何故止めた』
政府や東電の事故調では、『非常用復水器をなぜ止めたか』という超難問題に対して吉田所長を筆頭に原発運転員全員が、誰一人も作業マニュアルを知らず動かした経験も無いど素人で、お粗末過ぎる大失敗を繰り返したとしている。
『現場の無能な作業員が最後の命綱のICを止めたので原子炉を駄目にした人災』(原発には問題は無かった)とのストーリーが描かれる。
本当に人災だったのか。
1号機に限らず非常用復水器(IC)は、全電源喪失で通常の冷却装置が止まると自動起動する。
田中元委員は、『ICが動き出したら圧力が急激に落ち(配管破断を疑い)止めようとしたんじゃないか』、現場の作業員は全電源喪失で計器が動かず真っ暗闇の中では精一杯努力したと推測する。
国会事故調の報告書によると、1号機の地震発生から6分後にイソコン(IC)非常用復水器が自動起動。イソコンが立ち上がったら通常運転の圧力(285度C、70気圧前後)から11分後には46気圧まで落ちてしまう。
中央制御室の運転員は目の前の圧力計をどんどん下がっていく有様に、『圧力の下がりが激しい。どこかが漏れてる可能性がある』と判断したと証言するが当然であろう。
『勝手に下がられると困る』『制御したいので、1回止めたい』非常用復水器のA系とB系の2系列のレバーを止めたと証言している。
ところが政府や東電は完全無視。
停電で見ることが出来ない温度計が1時間に55度以上低下で止めるとの手順(55℃・100F/時)であると強引に言い張る。
どうしても地震動による配管破断を東電や政府は認めたくない(津波が原因と言いたい)のです。
『3月11日夕方時点でメルトダウンしていた福島第一』
1号機は3月11日の午後6時18分に直流電源(バッテリー)が奇跡的復活して運転員がA系のレバーを開にすることが出来たのですが、残念ながら非常用復水器(IC)は作動しなかった。
この時点では最早手遅れで、圧力容器内の燃料棒がメルトダウンしていたので非凝縮性ガス(水素)が発生してIC細管に入り込み自然循環の重量で動く復水器が機能しなくなったのです。
翌12日昼に起きている1号機の水素爆発の現場は建屋4階(IC付近)である可能性が高いが、それなら復水器(IC)の配管損傷の有無が重大な意味を持っている。
ちなみに1号機の復水器が作動しなかった3月11日午後6時とは、ホワイトハウスで寝ていたアメリカのオバマ大統領が主席補佐官から叩き起された超早朝の午前4時であった。
この時点で、オバマは補佐官から日本でアメリカGE製のマークⅠ原発でメルトダウンが起きていて放射能が外部に大量漏洩した恐るべき原発事故を知らされたと以前から推測しているが、時間的にぴったり一致する。
『大事なもの程「なぜか過失で、ゴミとして捨てられる」恐怖の裏法則』
諸行無常、盛者必衰、永久不変なものはなく命あるものは必ず死に形あるものは必ず壊れるとの『平家物語』冒頭の恐ろしい理。
世界遺産どころか宇宙規模の遺産であるアポロ11号のアームストロング船長の人類最初の月着陸の第一歩のビデオテープが、NASAの誰かが上からダビングして永久に失われる。
お宝中のお宝が、ゴミと間違われて捨てられたらしいのである。
アメリカのアポロ計画では11号だけでは無くて全てのマスターテープは職員のおバカすぎる過失で、ことごとく無くなっているのですね。
規模は小さいが我が日本国でも事情は同じ。
福島県が2011年3月12日朝の福島第一原発が爆発する直前の一番大事な時期に、原発から5キロ地点に移動用のモニタリングポストを設置するも回収した9月時点でNASAのお間抜けの大失態と同じで『職員の過失で』データーは消去され、初期被曝の実態解明が不可能になっている。
3月12日朝には大事な意味があり、この時すでにメルトダウンしていた1号機からは大量の放射能が漏洩していて、水素爆発する5時間も前から原発から半径10キロ地点でも通常の数百倍の数値が観測されていたことが最近発覚している。
それなら病状は深刻、なおさら原発から5キロ地点の爆発直前のデーターは福島県民にとっては大事な大事な貴重な記録だったが『職員の過失で』ゴミと間違われ捨てられる。
大事であればあるほど、なおさら失われる確率が高くなるのですから恐ろしい。
『ピンボケ写真一枚無い、4号機爆発の怪』
12日昼に1号機が爆発する驚愕的な映像が全国放送される。
14日には3号機がもっと大きく爆発して、原発安全神話を吹き飛ばしている。
翌15日朝には4号機が1号機3号機につづき同じ規模で大爆発して、建屋ビルを吹き飛ばしているのです。
ところが、2年後の現在に至るまで4号機だけは爆発する映像が写真一枚無い不思議な経過を辿っている。
爆発後の残骸の映像だけしか何故か、公開されない。
最初の1号機の爆発が、予想外だったので準備していなくて映像が無いなら辻褄が合うが、1回目と2回目があるのに3度目の4号機の映像だけが一つも無い不思議。
よほど都合が悪い『何かの知られていない裏事情』があるのだろうか。爆発の事実は絶対に隠せないのですから理解に苦しむ。
しかし何故か隠している。
4号機が爆発した当日に行われた東電や保安院の発表は、『4号機の建屋の上の4階部分の壁がちょっと崩れた』とか『5階からちょっと火が出てる』程度のごく小さな話だった。
ところが数日後に写真が出てきたら、大爆発で上部が完全に吹き飛び、建屋ビルがボロボロになっている。
15日朝に誰にも知られず密かに4号機が大爆発していたのですから驚きである。
そもそも1号機の爆発映像3号機の爆発映像も、出したのは東電でも政府でも自衛隊でも無人偵察機を飛ばして監視している米軍でも無かった。
東電も米軍も自衛隊も原発を24時間監視しているので当然大爆発した映像は必ず持っているが、絶対に出さない。
爆発映像は読売(日本テレビ)系列の地元福島中央テレビ(FCT)の原発から17キロ地点に設置して自動撮影していたライブカメラの映像だった。
実は話は逆さまで、1~3号機爆発映像は人のチェックが入らない自動撮影のライブ映像だったから偶然外部(マスコミ)に流出して仕舞ったのである。
『早い段階から現場の一番の不安材料だった4号機』
3月15日午前6時12分、福島第1原発4号機の原子炉建屋が大爆発している。
3号機から出た水素が共通配管から逆流して水素爆発を起こしたと東電は説明するが、3号機が爆発してから20時間も経過した後だったのですよ。
しかも3号機と4号機の爆発規模は、破壊の程度から推察して、ほとんど同規模の大爆発だった。
生んだ母親と生まれた赤ん坊の体重が同じだったら化け物である。東電の説明はあまりにも嘘臭いし、馬鹿馬鹿しい。
東電の爆発原因の説明を丸丸信じるなどは、アホ臭過ぎて到底出来る話ではない。
無理が有りすぎるので、原子炉に燃料がない4号機の爆発原因は現在のところ『謎』というほかないだろう。
福島第一原発で最大の燃料棒を保管する燃料プールへの注水を容易にするために、東電や政府が自主的に建屋上部を爆破した可能性すら十分ある。
吉田所長は4号機爆発の2日前、13日昼の時点で『4号機のプールの温度が78度まで上がってきていて』と不安を口にしていた。
『3号機から配管を伝って』では無く、4号機の燃料プールから発生する水素ガスが大問題だったのである。
2日前に80度近い高温なら爆発当時は燃料プールは激しく沸騰していたと考えるべきで、水から露出した高温の燃料棒からは大量の水素ガスが放出されていた。
4号機は使用済み燃料プールの冷却が早い段階から吉田所長など現場だけでなく、菅直人総理も『最悪の場合数千万人が被曝し東日本が壊滅する』と日本政府も懸念していた。
福島第一原発では一番問題の場所だったのである。
『関係者全員が、事前に4号機の爆発時間を知っていた?』
4号機の爆発当時、吉田昌郎所長や部下の運転員がそれまで着用していなかったヘルメットを全員かぶっていた事実を地元の河北新報が1年半後の2012年08月10日に報じている。
なんと、運転員たちは事前に(4号機が爆発した)15日の早朝に自分の近くで爆発が起きることを正確に予測していたのである。
4号機使用済み燃料プールの冷却の為の非常処置、建屋の爆破『解体』は今のところ関係者が全員誰も認めていない。
しかし状況証拠は限りなく真っ黒で、関係者全員が4号機の爆破を予測していた可能性が高いのである。
たぶん、4号機爆発当時の15日の政府や東電の『5階屋根付近の一部が小さく損傷』との初期の発表が、『状況?』としては一番正しかったのでしょう。
15日いっぱい、マスコミ報道は各社例外なく『小さな損壊』との真っ赤な嘘、恥ずかしい偽情報を流し続けていたのである。
真実が暴かれるのは何日も過ぎた後だった。
放水用に屋根に小さく穴を開けるつもりが爆薬を多めに使って失敗したか、地震の揺れで建物が想像以上に損壊していて大きく崩壊した。
あるいは(この確率が一番高いが)穴あけ(小爆破?)作業中に、沸騰して水から露出していた4号機プールの燃料棒から放出された大量の水素ガスに引火して大爆発が起きてしまい建屋上部が全部吹き飛んだ。
『自主規制という名の報道管制』
福島中央テレビに(FCT)よると、4号機の爆発映像は夜明け前の時間帯で暗かったと言いはるが真っ赤な嘘。何かの偽装であることは間違いない。
現場は十分に明るかったのである。
FCTは、『よく調べたけども映ってない。もう画像は存在しません。Over write(上書き)されてしまった』と、国会事故調に答えている。
福島中央テレビですが、超国宝級の貴重なアポロ計画のテープを消去したNASA職員や初期被曝の証拠を消去した福島県職員と全く同じで『とんでのなく大事なものを過失でゴミとして捨てる』症候群である。
価値感の根本が違うので、他の人々にとって非常に大事なものでも邪魔なゴミに見える。
過失であるとして『間違えて捨てて仕舞う』のは悪意ある故意犯である可能性が高い。
ただ、『大事なもの程、過失で失われる』話はNASAや福島県庁やFCTなど限定ではなくて、何処でも起きる普通の(裏)法則で、困ったことに少しも珍しくない。
私も大事にしまっていた大切なものが何時の間にか連れ合いに、何故かゴミと間違われて捨てられた経験が何度もある。
あれは本当に過失だったのでしょうか。それとも『うっかり失敗した』との口実で意識的にゴミとして捨てたのでしょうか。
関連記事
被災者の「気持ち」を口実にした口封じ、テレビの自主規制(報道管制)
2011年11月25日 | 放射能と情報操作
しかし、組織がそういうことをするなんて、有りえません。もちろん意識的にでしょう。だから絞め上げれば自白します(キリッ!)。
2年前の3・11大震災で日本文化とか日本人論が世界中のマスコミで取り上げられたのですが、キーワードが、
ガマンと、シカタガナイなのです。
この二つの言葉ですが困ったことに英語には正しく訳せないらしいのですよ。
『絞め上げれば自白します』というのは、彼我の力関係が一番問題なのですよ。体罰とかいじめと同じで圧倒的な力量差が有り『相手から報復されない』場合にのみ可能なのです。
報復が怖ければ、どれほどの無理無体も泣き寝入りするしか道はありません。
いくら自分が大事にしていたお宝がゴミとして捨てられても、ガマンとシカタガナイ。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。奢れる人も久しからず、只春の夜の夢の如し。猛き者も終には亡ぬ
と心の中で念仏のように唱えることが、一番無難なのです、
未だに原因はハッキリせず、当然あるべき爆発映像もない。やっと爆発後の映像が出てきたのも数日後というのも不自然過ぎます。
おそらく国民に知られたくない何かが隠されているのは間違いないでしょうね。
映像といえば、一号機も爆発後の上空写真では、なぜか綺麗にならしたように土砂?がかぶさっており、格納容器や燃料プールなど内部構造がまったく見えない。これも個人的には怪しいと思っています。
テレビで公開された爆発する驚愕の生映像ですが、私としては此方の方が、不自然過ぎると思っているのですよ。
政府ですが早々と航空機の高度の表示が無い半径30キロ圏内の飛行制限(例外なしの飛行禁止処置)をかけているしマスメディアも40~50キロ圏内立ち入り禁止を決めている。
意味するところは、原発事故の発生直後に『絶対に国民には生の現場を見せない』と、政府やマスコミが決めたという事でしょう。
ところが上手の手から水が漏れるの例えの通りで、テレビの生放送で1号機の爆発が流れてしまうのですから、東大教授のモロクズなど御用学者が茫然自失。
想定外ではなくて、あれはまさに予定外の大事件だったのですよ。
人の手が加わらない自動撮影のライブ映像(お天気カメラ)だったので政府の報道統制の網をかいくぐって全国放送されてしまう。
気がついた政府は即座に全国放送を禁止する処置をとるが、時すでに遅しで、インターネットなどで大量コピーされ日本中に広く閲覧されている。
ところがネットとは違いテレビでは禁止されていたので突然流れなくなったのですね。
被災者の「気持ち」を口実にした口封じ、テレビの自主規制(報道管制)
2011年11月25日 | 放射能と情報操作
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/de2aea8bc0d9795ad3cf39ab781ae2c1
あの1号機3号機の爆発映像のテレビ放映とは、日本の敗戦で一時的に権力の空白が生まれて憲法九条が成立したの不思議と同じで、ごく短い間の歴史的な偶然の狭間から、貴重な極秘の真理が我々のような権力がない普通の一般市民が垣間見えた瞬間だったのですよ。
通常なら起きない種類のチャンスであり、奇跡的な幸運ですね。