『スコットランド独立の住民投票』『遥かなる琉球王国~南の島の失われた記憶~』
9月18日にスコットランドの300年ぶりの独立の是非を問う投票が行われたが、日本の様な出口調査も開票途中の中間発表も無い。翌日の29日昼過ぎの最終集計が出るまで、一切結果が判らない仕組みである。
スコットランドの投票はYESとNOの二択なのですが、賛否が拮抗している。
独立賛成のYESですが65年前の1945年にイギリス連邦を離脱したアイルランド共和国のようなイギリスからの完全独立では無いのである。もしも、中間的な『名目的な連邦制』(実質的な独立国)との3番目の選択肢があれば、圧倒的な多数で賛成(独立)が達成されるでしょう。
ところが、現在のスコットランドの独立派ですが、実は英ポンドの使用とか国家元首としてのエリザベス女王など、実質的には完全独立では無くて、名目的な連邦制の下での独立国を目指しているのです。 2年前にスコットランドの住民投票実施を決めているが、二者択一の投票方式とはイギリス政府による姑息な『スコットランド独立阻止』の思惑が考えられるのです。
基本的に日本でもイギリスでも同じで、首都周辺だけが繁栄して地方は切り捨てられる。(三大都市圏では地価が上昇しても、他の日本の8割では下落が止まらない。人口流出も止まらずシャッター街だけが増えていく)
人口が525万人程度のスコットランドの独立では経済的に成り立たないと反対する意見が出ているが、スコットランドよりも少ない人口450万人のアイルランドは独立時にはイギリスの極貧地域だったが現在では欧州でも豊かな国家に成長し国民一人当たりのGDP値では本国だったイギリスを凌いでいるのです。独立派ですが109年前にスウェーデンから独立した人口510万人のノルウェーが本国だったスウェーデンより個人一人当たり所得では倍近い。小国でも地理的な条件が良ければ豊かな国造りに成功している例を出して反論していた。
『沖縄を犠牲にし続ける日本政府の傲慢』
沖縄タイムス(2014年9月13日)によると、アメリカ政府は沖縄県のアメリカ軍海兵隊基地の撤去する方針だったが、反対したのは日本政府だったと報じている。
海兵隊の沖縄駐留「日本が要望」元駐日米大使
モンデール氏の発言は米国務省付属機関が2004年4月27日にインタビューした口述記録に記載。1995年の少女暴行事件について「県民の怒りは当然で私も共有していた」と述べ、「数日のうちに、問題は事件だけではなく、米兵は沖縄から撤退すべきかどうか、少なくともプレゼンスを大幅削減すべきかどうか、米兵の起訴に関するガイドラインを変更すべきかどうかといったものにまで及んでいった」と回顧している。
その上で「彼ら(日本政府)はわれわれ(在沖海兵隊)を沖縄から追い出したくなかった」と指摘し、沖縄の海兵隊を維持することを前提に協議し、「日本政府の希望通りの結果となった」と交渉過程を振り返った。交渉相手として橋本龍太郎首相(当時)と河野洋平外相(同)の名前を挙げているが、両氏の具体的な発言は入っていない。
当時、ペリー国防長官は米議会で「日本の全ての提案を検討する」と発言。ナイ国防次官補(当時)も「兵力の本土移転も含む」と述べるなど日本側が希望した場合は本土移転も検討する意向を示していた。
モンデール氏は、暴行事件で大田昌秀知事(同)に全面的に謝罪。河野氏との会談では加害者の米兵らを強く非難していた。
同氏は翌96年4月に橋本氏と普天間返還合意を発表。同年12月2日、「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」の最終報告で普天間飛行場を含む11施設の返還、県道104号越え実弾演習の本土移転、パラシュート降下訓練の伊江島移転、嘉手納基地の海軍駐機場の移転・遮音壁の設置などが公表された。(2014年9月13日 )沖縄タイムス
『日本本土と6日間も時差がある沖縄』
日本列島は東西に長く実質的に2時間もの時差が生まれている。正午12時に中天に太陽が昇るのは東経135度の子午線(日本標準時)の通る明石市付近の関西地方だけなのです。
しかも日本は南北にも長い。北緯27度線以南の沖縄と日本本土との間には情報伝達には6日間もの時差があったのですから驚きだ。アメリカ軍の海兵隊基地は、アメリカ政府の要望では無くて、日本政府が要望したものだった事実を明らかにしたモンデールアメリカ大使(元アメリカ副大統領)のアメリカ国務省の口実記録は、9月3日に沖縄県のマスコミが報じている。この驚愕の大ニュースは即座に金子勝慶応大学教授などがインターネットで発信していた。
ところが肝心の日本本土のマスコミが報じたのは6日遅れの9月19日の共産党機関紙赤旗記事だけだった。
なんと、北緯27度線には、とんでもなく大きな秘密の時差が存在していのである。
『スコットランド独立阻止で懐柔に躍起のイギリス政府と、対照的な日本政府』
スコットランド独立派が勝ちそうな勢いに敏感にイギリス政府が反応して、『もしもスコットランド市民が9月18日の住民投票で独立に反対すれば、スコットランドにより広範な自治権を与える用意がある。』と9月7日(日)のBBC放送でオスボーン財務大臣が露骨に利益誘導のアメ発言を行う。ロンドンの政府庁舎には今までのユニオンジャックだけでなく投票の1週間前からはスコットランド旗も掲げる気の使いよう。何と、住民投票が成功すれば、スコットランドは2016年3月24日をもって独立国家となるらしいですよ。
スコットランド市民に気を使うイギリスと対照的なのが沖縄県民の思いを踏みにじる日本政府です。沖縄ですが400年前の薩摩藩の武力侵攻に始まり、日本軍の武力を背景にした135年前の廃藩置県、69年前の太平洋戦争の敗北では本土の捨石としての地獄の地上戦を強要される。日本軍の敗北後には1952年のサンフランシスコ条約での米軍の武力による日本本土からの切り離しと4回も苦汁を飲まされている。そして今回は辺野古の米軍海兵隊基地強制着工ですが、スコットランドとは違い頭から『踏んでも蹴っても、絶対に沖縄の独立は無い』と舐めているのですね。沖縄もスコットランドのように『もしかしたら』と中央政府が思ったら日本もイギリスを真似て少しは謙虚な態度になるでしょう。
『遥かなる琉球王国~南の島の失われた記憶~』NHK歴史秘話ヒストリア
後醍醐天皇の皇子の大塔宮護良親王ゆかりの大塔村も五条市になるなるなど、平成の大合併では歴史はあっても小さな自治体は存続出来ずに、なくなって仕舞う。
トンデモナイ田舎の村が何故か表記だけは『市』なのですが、行政効率だけなら向上したかもしれないが、大きな基礎自治体は少しも地元住民の利益とは成らない。
数年前の紀伊半島の大豪雨被害では、近くに役場が無くなった、これらの合併した元村や町の損害が大きい。
イギリスだけではなく日本にも言えるが中心にある首都だけは栄えるが、周辺部の東北地方とかスコットランドなど地方は衰退するばかりです。
9月3日放送のNHK歴史秘話ヒストリア『はるかなる琉球王国~南の島の失 われた記憶~』ですが、今のNHKの現状を思えば、にわかには信じられない内容だったのです。琉球ですが日本の外れの僻地であることを最大限利用して、中国や東南アジアとの交易で栄えていた。
本土のヤマトの王権とは別の文化を持つ琉球王国が500年間も存在していたが、135年前の違法な廃藩置県で日本軍が武力で合併してしまう。
しかも琉球処分で沖縄本島を日本領に編入するかわりに『尖閣諸島は日本固有の領土』どころか、琉球王国を勝手に二分割して石垣島や宮古島、西表島などの先島諸島全部をを中国に差し出そうとしたなど、明治政府の欺瞞(嘘八百の擬装)と言う、日本の偏狭な右翼が湯気を出して怒りそうな驚きの内容だったのです。(今の日本政府やマスコミの主張とは180度逆違っている、もう一つの琉球王国の歴史がNHKによって放送されていた)
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国土をぶんどらなくても、攻撃して破滅させるのは、簡単だと考えているでしょう。海岸に無防備な50基の原発がある。狙ってロケットを発射すればよい。日本を9条ないがしろにして、戦力増強して防衛するなんぞ、単なる国民だまし。また、税金を上げて防衛予算を増やすため。戦後我が国は、9条で信頼を勝ち得てきたことを忘れてはいけない。9条を堅持して、中国を含む周辺国と話し合い外交に徹してほしい。難しい道を選んでほしい。それが日本の生きる道だと思っています。
軍備の充実ぅ?っで、食料はどうする?
前回の負け戦と同じ様に餓死者続出だろうがっ!
原発を攻撃されたらどうするのだ?「敵」がおまぃさんの都合に合わせて攻撃して来ないとかか?
>これが平和を保つのである。
低能が平和とか?ふざけてるのか?(笑)
当分、この状態が続くようですが、何とも困った話である
今回のメインの主張は『はるかなる琉球王国~南の島の失 われた記憶~』で、これは地方自治、地方分権の話ですね、頭が空っぽで目が節穴のネットウョの子供達が大好きな軍事問題とは縁もゆかりもありません。
親露派が大量に出没したのは社会福祉・経済問題からでしたが・・・・、
仮に、沖縄県や北海道で分離主義運動が盛んに成るとすれば、「福島第一の放射能漏れが隠しきれなく成り、日本経済がクラッシュする」時でしょうか。
今は何だかんだで、日本国は金持ち国家ですから分離する意味が有りません。
独立されるという事は、一緒になっている事に得が無くて損であると思われているので自業自得。
地域エゴどころか正当な権利。政治の中枢がエゴ丸出しで目に余るので独立の機運が高まるのだ。
>日本国は金持ち国家ですから分離する意味が有りません。
消費税増税のような庶民を苦しめる政治を執り行い、一部の連中が好き勝手にして、懐を暖めている。
江戸城再建を目指す会に庶民から搾り取った税金を使う
なんざぁ言語道断。
下らない無駄使いをしている政府とは分離したくなるでしょう(笑)
まるで、肉屋を支持する家畜のように愚かしい。
低能なので、悪賢い老人連中の生贄になって、「原発」とか、「年金」とか、「スパコン」とか、
「リニアモータ新幹線」とか、「子宮がんワクチン接種」などという「負の遺産」を賜るのだから笑えない。
これを見ても沖縄の独立の現実性などはとても見えないでしょう。左派リベラル系知識人のいう沖縄の住民を「ウチナンチュ」という民族あるいはそれに類するアイデンティティを持たせるのは無理がありすぎるでしょう。沖縄の住民は紛れもなく過去の栄光に自惚れ、今の困難を前に事大主義しかない我々日本人にほかならないからです。
大田以前はともかくととして稲嶺、仲井真を見ればわかるように沖縄政財界の視点は日本政府からの補助金でしかないことを否定する人間はいないでしょう。在日米軍の横暴にあれほどあいながら沖縄の住民はこれを許している時点で一部の者の身勝手などというのは無理があるでしょう。フラストレーションのたまった住民のために政財界を代表する翁長という人物があらわれたように普天間から辺野古への基地移動の責任を仲井真に擦り付けるだけの禊で済まし、それを容認する沖縄世論に独立への意志など感じ取ることは無理でしょう。
まあ一言で表現すると、そういうことになります。
『結局は「お金」の問題』に尽きるのですよ。
本土復帰から20年間は知事選挙では革新左派が勝利していたが、後の20年間は左派は連戦連敗。一度も勝てていない。
左翼統一でも自民党に負け続けていたのですが、とうとう今回は自民党県連の幹事長で那覇市長の翁長を担ぐまでに落ちぶれている。
昔は那覇市長には瀬長亀次郎日本共産党副委員長( 当時は沖縄人民党委員長)を選ぶほど左翼が強かったのです。
本土が右傾化したのと同じで、沖縄も右傾化が進行して左翼は末期症状なのですが全ては石原慎太郎の小せがれの『金目』。
正しくは『金目当て』なのです。
薬物中毒とか、原発の導入で豊かになった過疎の自治体と同じで、一度でも補助金漬けになると、二度と抜け出せなくなるのです。
アメリカ国務省のケビン・メア日本部長の『ゆすりたかりは日本の文化』とは、実は真実であったて、少しも間違いでは無かったのです。
夢のような沖縄の独立問題ですが、もしも琉球国が150年ぶりに復活した場合を想定すると結構面白い。
今の米軍の基地だらけで、日本本土からの補助金漬けの沖縄県よりも悪くなるのか、それとも良くなるのか。
日本としては台頭する中国の影響力を排除する目的で、今の補助金以上に独立した琉球国に援助を行うでしょう。
もちろん中国だって負けてはいない。
非武装の琉球の支持を取り付ける目的で日本からの援助以上の莫大な経済支援を行う。もちろんアメリカも経済支援を行うので、沖縄としては二重取り3重取り以上のメリットがある。
マスコミが大宣伝した尖閣周辺の海底油田でも発見されたら中東の産油国以上の濡れ手に粟のぼろ儲け。
しかも沖縄県の地理的な東アジアの中心としての地政学的な意味は限りなく大きい。
世界最大の嘉手納空港は、今の韓国の仁川空港以上ハブ空港として価値があるし、海運基地としての沖縄の意味も大きい。実はこの夢の様な話は150年前までは可也の部分で琉球王国が実現していたのです。
欧州でもフィンランドとか記事にも書いたアイルランドやノルウェーなど、よく似た例は沢山あるのですね。
>沖縄県の地理的な東アジアの中心としての地政学的な意味は限りなく大きい
実は私が一番書きたかったのはコノ件でしたが、私の拙い文章から大意を見出して頂き、
恐悦至極に存じます。
スコットランドの住民投票ではNOの結果スコットランド自治政府首相の辞任表明など、一見すると独立派が負けたような印象ですが、負けは筈の独立派が悲しそうではありませんでしたよ。
そもそも独立とは言っても、通貨はポンドのままだし元首もエリザベス女王のまま。名目だけなのです。
対してイギリス政府の方は独立阻止で、大幅な自治権を約束してしまったのですから、実質的には独立派の完全勝利に近いのです。
沖縄ですが、スコットランドと同じで歴史的に見れば日本本土(ヤマト)に差別されてきた長い歴史が存在する。
ところがですが、実は沖縄自体にも同じ中央が地方を差別して搾取する構造があるのですね。
旧琉球王朝時代には石垣島などの先島諸島と沖縄本島とは支配被支配の厳しい差別体制が出来あがっていたのです。この沖縄県内の差別をなくしたのは本土に併合されたから。
これ、実はスコットランドも同じなのですよ。有名な北アイルランドの人権問題とは実はアイルランド島北部に入植したプロテスタントのスコットランド人による地元のカトリックのアイルランド人に対する差別と搾取の歴史が根本にあるのですね。弱いものがもっと弱いものを苛めるのは小中学生のイジメとも共通する問題なのです。
『沖縄の住民は紛れもなく過去の栄光に自惚れ、今の困難を前に事大主義しかない我々日本人にほかならない』
は、丸々真実ですね。
今の日本人から『事大主義』を除けば後は何も残らないといえるほど、『アメリカの命』の事大主義は酷すぎます。
『恥じである』との認識が少しも無いのですよ。
日本本土では余り認識されていないが、ホテル・ホテルならどの、沖縄県の地上面積の数十倍の膨大な広さが面積が、米軍専用の軍事演習の海域や空域としてアメリカに無条件に提供されているのです。
第二次世界大戦での日本の敗戦体制が、少しも改められることなく残っているのが沖縄の現状なのです。
『今回の件について、むしろ住民投票を行う所迄こぎつけたスコットランドの粘り勝ちである』のは間違いようの無い事実ですね。
今回の住民投票の結果ですが、YESでもNO同じで、イギリス政府ですが、スコットランド残留工作での色々な約束が今後、空手形になるか、それとも実行されるのかが大問題でしょう。
空手形(不履行)ならスコットランド独立の動きは収まるどころかより過激に再燃します。
逆に、履行されたら、多分これの方が大問題でしょう。
北アイルランドとか他の地域の不満が爆発する。スコットランドと同等の権利を全員が主張しだしたら、収拾がつきません。
何れにしろ今後5年から10年後にはもっと騒動が大きくなっている可能性も十分考えられるのです。
ようは匙加減なのですが、これが一番難しい。
アメリカ・ドルの発券銀行である連邦準備理事会が実は単なる民間銀行であるように、
実はスコットランド・ポンドを発行しているスコットランド銀行も民間の銀行なのですね。アメリカですがイギリス東インド会社のアメリカ支社として出発しているので、仕組みがそっくりなのです。
イギリス東インド会社の北米支社として出発したアメリカ合衆国
2013年10月14日 | 文化・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/a2a8f1c317e732b9479b82f98212fc54
スコットランドとは正反対なのが沖縄で、仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けて埋め立てを承認したことの是非が知事選の争点になっている。
ところが、
翁長雄志那覇市長は、
『私は承認しないと決意表明している。県民の判断が下された後に、承認の撤回、取り消しの選択を視野に入れて頑張りたい』。
これ、辺野古新基地建設に反対し、承認の撤回や取り消しのようにも思えるが、『選択を視野に入れて頑張りたい』と努力目標。
何とも玉虫色なのですよ。そもそも今の仲井真弘多知事の4年前の選挙時の公約とそっくりなのです。これは多分駄目ですね。
1、平時でも9/11の様な事があると基地を理由に観光客が来なくなり観光立国を謳う沖縄県は経済的大打撃を被る。
2、基地労働者の雇用と基地利用から返還された土地での雇用では300倍も上になる。それでも未だ県民の7割が正社員ではない低所得者だ
日本に復帰して40年余り、それらを見て見ぬふりが出来なくなった経済界と保守の人たちが歩み寄ってできたのが建白書だ。
それを裏切ったのが仲井真現知事。そして、そもそもSACO 合意で県民の基地反対の総意を50億円で裏切ったのは太田元県知事だ。
私は決して忘れない、あのときの怒りは絶対忘れない。
あの時、最後まで知事の説得に応じなかったのは共産党の二人の県議(赤嶺政賢と嘉陽宗儀)とジュゴン。社大党や社民党は早々に裏切った。
あの時の落胆と共産党のぶれない姿勢に名護の辺野古が今ある。
ついでにいえば、東村でヘリパッド建設反対で訴えられた伊佐真次はつい先日の選挙で共産党の村議として当選している。
沖縄の民主党の代表の喜納昌吉(花という歌が売れた歌手)は建白書が基本だと言っているのに難癖をつけて離脱。
沖縄独立をぶちあげた元郵政大臣の下地ミキオは、今回の県知事選挙が事実上の県民投票でもあるのに、自分が当選したら県民投票を行うとか馬鹿の極み発言をする。要は県外の人達(その経緯や発言を吟味せずセンセーショナルな物が欲しいだけのマスコミとその向こう側のクソッタレども向け発言)に吠える土建屋の野良犬。
そして沖縄独立党は本気で独立を試算し発表したこともない常に泡沫候補。
イングランドに行った教授もいるが、政府への揺さぶりにもなっていない。
沖縄の現状を訴えるために上京した保守系の首長や議員を政府に逆らうものとして口汚く罵ったことも忘れない。
そのような右傾化が沖縄の経済界や保守系を驚かせた結果、このような相乗りができたのです。
沖縄は昔から金目と暴力で押さえつけられてきたけどSACO 合意から18年、色んな裏切りや金目と暴力に対して今も基地反対で作らせないように抵抗しているのに何を言っているのか?今回のコメント欄は本当に腹が立つし理解に苦しむ。
沖縄は復帰の時も保革手を結んだ、今また勝つために政治判断した。
あなたの言う正論でも勝てないから政治判断をする、したことに難癖をつけるとは非常にガッカリする。
私は資本論も読んだこともない不良党員だ。しかし貴方の姿勢に科学の視点を持ち博学なこのブログに出会って目の覚めるような感動を覚えた者です。
いつかコメントしようと思っていたが…怒りで何を打ち込んだかわからなくなってしまいすみません。
『沖縄の何かを勘違い 』ですが、
まさに『…怒りで何を打ち込んだかわからなくなってしまいすみません。』で、
何度も読み返しましたが、何が書いてあるのかがよく判らない。
論点を整理してから、再度のコメント投稿を御願い致します。
本土とは大きく違い、今までの沖縄には革新統一の伝統があった。
日本本土の共産党では、前々回の衆議院選挙で共産党の政策に一番近い田中康夫を応援せずみすみす負けを覚悟で候補を立てて当選を妨害するような愚かなことを、沖縄ではしない。
尼崎市(兵庫8区)は公明党の冬柴元幹事長の地盤で、共産党は逆立ちしても勝てないのですよ。政権交代の大ブームに乗った田中康夫でも数千票の差の薄氷の勝利を得る程度。
『沖縄の保守や経済界が分裂』では無くて、
本土から見れば沖縄のリベラルや左派の分裂に見えますね。
本土は社共枢軸が崩れてから、20年以上も対立が続いているのですが、沖縄では革新統一が維持されていた。
しかし知事選では20年間も革新統一候補が勝てないのも事実ですよ。
そして今回は保革相乗りですが、これは革新統一だけの力では勝てないと悟ったからですよ。
そして、自民党幹事長だっ那覇市長ですが、明らかに『撤回の確約』を行っていないのです。如何見ても単なる努力目標であり公約ではない。
今の知事とその意味ではそっくり同じであり、それならもう一度同じこと(驚くべき内容だといって転ぶ)が起きても不思議は無いのです。
日本共産党は今でも日本国内では最左翼ではあるが、何十年か前の国民政党だったころの自民党のリベラル程度の政治的な立場に陥っているのです。
残念ですが病的に右傾化した日本では左翼が消滅しているのです。
政治的に最左翼の共産党が穏健で物分りが良い保守政党に変身した結果、他の残った政党は右翼か極右かの違い程度で全員が右派なのです。これでは日本は到底助からないでしょう。
志位委員長が自画自賛した尖閣諸島の歴史的経緯などは自民党や民主党政府の見解と寸分違わない代物であり、歴史的事実とか今の政治判断から見て、犯罪行為に近いものです。
あれでは左翼政党として自殺行為以外の何ものでもない。
自分が言いたいことは
保守系の方々が基地反対(最低でも県外移設)を主張しないと、もはや沖縄県内では勝てないという流れが鳩山政権の時にできたということです。もっともこの選挙でこの流れも変わってしまうかもしれませんが。
宗純様が指摘している点(新基地建設反対の明言を避けた)ですが、支持者を纏めるために明言を避けた、もう少し選挙が進むとはっきりするかもと聞きました。
たしかにひっくり返る可能性はありですね。 ただはっきり言えることは保守を支持している層も新基地建設に反対しているということです。
これは私の主観ですが、革新系の太田元県知事ですら金に転んだのですから当選後に仲井真と同じになるかもしれません。
たとえなったとしてもまた戦うのみですが。
共産党(党中央並びに赤旗)の失点の多さ(穏健保守化)ですが、不良党員の私でも疑問に思う事です。もっと頑張ってほしい。心から党員だと胸を張りたい…
福島の原発問題とか、本当に人の命に関わることはネットを見たり此処を見ているほうが余程ましと思う。党への批判は党内ですべきなのは分かるけど。
独立の話からずれてすみません。
読売朝日毎日日経やその他の大本営メディアなどがいくら基地反対運動を県外の扇動者の仕業と書き立てても当の沖縄県民がそれを容認(あるいは放置)すれば住民の動向に警戒するアメリカの機嫌を悪化させることを何よりも恐れる日本政府は必然的に沖縄に融和的態度(金銭でなく)を取らざるを得なくなるでしょう。沖縄県知事の立場など日本政府との交渉の窓口になど最初からならないのですよ。日本国には対等な交渉など存在しないのです。全て当事者の「格」で決まるのです。「敵」あるいは「格下」とはまともな交渉をしないのは21世紀になってからいくつも見てきたではありませんか。北や中国、ロシアが日本政府と交渉するにはアメリカと交渉するしかないのと同じなのですよ。
仲井真は沖縄政財界の最大公約数的人物で彼の「変節」はTPPや消費増税での民主党首脳の「変節」と同じで口でこれらを批判する他の沖縄政財界人や民主党員こそが本当の変節者ですよ。官僚機構への依存心がなせる醜態でしかないのですよ。
共産党ですが、東京23区の地方議会選で民主党以上の議席を得たのはオリンピックの財源確保のために住民税増税を強行した猪瀬都政に賛同した民主党への怒りがもたらしたにも関わらず、共産党はオリンピックを応援するする国会決議に賛成してしまいました。共産党も票を少し増やした程度でもう票を入れてくれた有権者の気持ちを無視して「経営」「国益」「戦略」などを言い立てる松下政経塾出身議員のように成り果ててしまったようです。日本人は地位や立場を変えれば思想も変わるという国民性だと言ってしまえばそれまでの話なのですが・・・
『保守系の方々が基地反対(最低でも県外移設)を主張しないと、もはや沖縄県内では勝てない』
ですが、多分間違いです。
ご存知のように、フクシマがあれ程の惨事を引き起こし収束の見込みがゼロの段階でも福井県とか佐賀県、鹿児島県の原発立地の市町村では再稼動で地元が動いている。
反対しているのは周辺の自治体で、ここには金が落ちないのです。
将来の健康や命より、目の前の金なのですよ。
大阪国際空港周辺都市対策協議会(通称、11市協)は人口密集地の伊丹市にある大阪国際空港の廃止で結束していたのですね。
上空から見れば良くわかるように普天間とそっくり何なのですよ。騒音が酷いのです。
ところが、騒音問題で、世界初めての沖合い5キロの水深が20メートル以上ある沖積層の下の洪積層を埋め立てた関西国際空港が何兆円もの莫大は経費をかけて建設されると、
11市協は、今まで強引に主張していた撤去の方針を180度逆さまに変更して『存続』になったので、交通が不便な遠くの関空は大赤字。
近くて便利な伊丹空港を残せば『赤字』は当然なのです。
(この関空では一番まともなのが、何とあの橋下徹だった。今では伊丹空港の廃止を主張しているのは橋下だけなのです)
橋下徹『北朝鮮と暴力団は基本的に一緒』
2010年03月18日 | 地方自治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/8ca12213b8733b05bdd9d91c802d8b46
沖縄の普天間飛行場だって、この180度地元の態度が引っくり返った大阪国際空港の騒音問題とよく似たものですよ。
普天間基地が撤去されないから「革新」の伊波洋一が宜野湾市長に当選する。
その後、伊波洋一宜野湾市長は革新統一候補として沖縄知事選に挑んだが、あえなく今の仲井眞知事に敗れるが、・・・・・・・その後が良くない。
「革新」統一候補として今度は伊波洋一が宜野湾市長に返り咲きをはかった。投票直前には防衛省などが組織ぐるみで選挙戦に介入していた一大スキャンダルまで噴出して大問題になったし、鳩山由紀夫首相の『最低でも県外』との追い風まであった。
普通の政治常識なら伊波洋一元宜野湾市長が100%勝てる選挙で何と、今の佐喜真宜野湾市長に破れる大逆転が起きている。
空港が撤去される心配が無い時は大反対で『廃止』を訴えていた11市協が、関空が出来て本当に廃止が決定される段階で君子豹変し、存続になった大阪国際空港の沖縄版ですね。
普天間移転が本当に実現されそうだったから、真面目に基地に反対した伊波洋一元宜野湾市長は負けたのです。基地が撤去される心配が無いなら、逆に伊波洋一が勝っていたのですよ。
関空が出来たら180度正反対に引っくり返った周辺の11市と同じで、全ては金目当て。
ただ、この不真面目で腹だたしい事実は勝った保守が認めたくないだけでは無くて、
実は負けた左翼が一番認めたくないのです。だから誰も言わないのです。
この話はドイツの戦争責任の話しに似ているのです。ドイツが真面目に戦争責任を感じているとの、真面目な日本人知識人が信じている話は大嘘なのです。あるいは美しい神話です。
ドイツでは第二次世界大戦の戦争責任を丸ごと全部まとめて、ヒトラー一人に具体的にはSSに丸投げして、自分たちは被害者として戦争責任を回避したのが真相ですよ。
我が日本国ですがサンフランシスコ講和条約以後も、戦争責任を真面目に考えていて、憲法の平和条項を一貫して守り続けたのですよ。
ところが、SSに全部戦争責任を丸投げしたドイツでは戦犯裁判や講和条約後にはすぐさま憲法改正から再軍備、徴兵制から共産党の非合法化とまっしぐら。
如何もみなさんはファシズムを勘違いしているが、圧倒的な市民の支持があるからファシズムが成立するんです。
日本では戦後一億総懺悔したが、ドイツではナチスの責任にして自分たちの戦争責任を誤魔化した。
20年間も自民党知事を選んでいるのは間違いなく沖縄県民ですよ。
金目当てなのは、自民党一人の責任ではないし、ましてや仲井真一人の責任でないのは誰の眼にも明らかなのです。