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1962年10月27日アメリカ海軍がヒロシマ級の核魚雷を搭載したソ連の通常のディーゼルエンジンの641型潜水艦に対しキューバ沖で爆雷を投下。浮上したソ連潜水艦の上空に写っているのはアメリカ海軍ヘリ
1960年11月のアメリカ大統領選挙で民主党ケネディ候補に負けた共和党アイゼンハワー大統領が1961年1月の次期大統領就任式直前のギリギリのタイミングでキューバと断交。1961年4月CIA傭兵キューバ侵攻のピッグス湾事件では海空軍によるキューバの港湾施設の機雷封鎖や空軍基地への攻撃を繰り返したが、最後まで米陸軍正規軍の地上侵攻を行わず大失敗に終わる。(何とも傍迷惑で危険なアイゼンハワーの最後っ屁)
翌1962年、領空侵犯のアメリカCIAのU2機がミサイル基地建設を撮影した「キューバ危機」は当初から、世界規模の惨事の危険性をはらんでいた。アメリカはキューバからソ連の核ミサイルを撤去するよう要求し、ソ連はアメリカがまずトルコから準中距離弾道ミサイルを撤去すべきだと主張した。
1962年10月23日米大統領がキューバ封鎖を宣言
ジョン・F・ケネディ大統領はアメリカ海軍にキューバを封鎖するよう命じ、ニキータ・フルシチョフ第1書記は核魚雷を搭載したソ連海軍の641型潜水艦4隻をキューバの水域に送るという反応を示した。
10月27日、キューバ沖で、アメリカの駆逐艦11隻と空母が641型潜水艦1隻を包囲。核魚雷が搭載されていることを知らずに、爆雷を投下して、641型潜水艦を水面に引き揚げようとした。しかし、潜水中でソ連本国との通信が出来ない潜水艦内では「とうとう第三次世界大戦が勃発した」と勘違いしてヒロシマ級の核魚雷で米海軍に反撃する寸前で思い止まったので、紙一重で人類滅亡の全面核戦争が回避されていた。2022年02月18日 | 政治 2・16ウクライナ侵攻、キューバ危機の再来 2022年02月12日 | 新コロ・ロシア恐怖症 PCR拒否長~い露仏首脳会談のテーブル
「13日間」は1962年10月のキューバ危機の際…
「13日間」は1962年10月のキューバ危機の際、ケネディ大統領の弟で司法長官だったロバート・ケネディがまとめた回想録だ。米国を射程に収める核ミサイルのキューバ配備発見からソ連のフルシチョフ首相が撤去に応じるまでの舞台裏を描いた(★注、当時のアメリカは本気でソ連との全面核戦争「第三次世界大戦」を考えていて陸ではトルコに核ミサイルを配備、海には戦略原潜が海底深くで一年中潜み、空にはB52戦略爆撃機編隊に水爆を搭載して24時間265日飛んでいたが時々は墜落事故を起こして深刻な放射能汚染を引き起こしていた)
▲政権中枢が知らなかった危機もあった。米海軍が強制的に浮上させたソ連の潜水艦は核魚雷を搭載していた。艦長は一時、発射を検討したとされる。20年前にハバナで開かれた国際会議で明らかにされた
(★注、核魚雷で武装するソ連潜水艦をアメリカ海軍空母や駆逐艦11艘包囲して爆雷を投下した事実はソ連崩壊から11年後の2002年に明らかになる。ところが何故かリベラルメディアなど知的エリートの「美しいアメリカやケネディ神話」と齟齬が生じないように、見ざる聞かざる言わざる「知らぬ存ぜぬ」と内緒にしたので「知っている人は知っているが、知らない人は何も知らない」不可解な極秘機密だった。たぶん、大手マスコミの報道は今回の毎日新聞オピニオン「余禄」が初めての出来事だと思われる。ですから間違いなく歴史的な出来事グレートリセット(ニュー・ノーマル)であり「フェーズが変わった」のである)
▲防衛用の戦術核が運び込まれていた事実もつかんでいなかった。米軍がキューバ侵攻に踏み切っていれば、ソ連軍が使用した可能性が高かったという見方が根強い。核戦争はまさに「今そこにある危機」だった
▲ウクライナ4州を一方的に併合したロシアが露骨な「核の脅し」を続けている。プーチン露大統領は領土保全に「あらゆる手段を使う」と繰り返し、側近からは劣勢挽回のため、戦術核の使用を求める発言も飛び出した
▲キューバ危機当時、米ソ首脳は自分の決定が全人類を破滅に導きかねないという恐れにさいなまれたといわれる。ロバートは兄の大統領が「何が自国の利益で何が人類の利益かを適切に判断したフルシチョフを尊敬した」と記した
▲「終末時計」はウクライナ侵攻後も年初の「100秒前」のままだが、核兵器使用の危険性は過去60年間で最も高まっているのではないか。そんな懸念が広がる。人類を危機にさらす核をもてあそぶような言動は決して許されない。
アメリカ海軍バージニア級原子力潜水艦7,800tは、巡行ミサイルと対戦ミサイル、そして魚雷『マーク48』を搭載
mko @trappedsoldier 2月13日
ロシアの太平洋艦隊が演習中、米国の原潜が無人島のウルップ島沖に潜水しているのを発見。ロシアは、原潜がロシア領海にいることを警告し、すぐに潜水艦を浮上させるよう命じた。しかし、潜水艦は応答せず、駆逐艦シャポシュニコフが配備され、追い払った。
ソ連潜水艦への爆雷投下をケネディは「知っていた」???「知らなかった」???大いなる疑問点!
毎日新聞オピニオン「余禄」では「▲政権中枢が知らなかった危機もあった。米海軍が強制的に浮上させたソ連の潜水艦は核魚雷を搭載していた。艦長は一時、発射を検討したとされる。」と書いてある。
これでは、キューバ沖の公海を潜行中のソ連潜水艦に対して①アメリカ海軍が爆雷で攻撃した事実自体をケネディが知らなかったのか、それとも②ソ連潜水艦が反撃してアメリカ軍空母や駆逐艦艦隊が全滅する一歩手前(人類滅亡の全面核戦争寸前)だった事実を知らなかったのか、それとも、単に③ソ連潜水艦に核魚雷が搭載されていた事実を知らなかったのかが全く不明なのです。①と②と③では出てくる答えが丸っきり違っていた。
もし事前にアメリカ海軍によるソ連潜水艦爆雷攻撃を許可していたとすると、アメリカのケネディ政権1962年10月23日キューバ封鎖宣言は事実上の宣戦布告だったことになる。
しかし、逆に許可していなければアメリカ海軍とは大日本帝国の大本営参謀部の方針に反して戦線拡大を図った関東軍を同じ「獅子身中の虫」で、いわゆるキューバ危機とは張作霖爆殺事件とか盧溝橋事件と同じ危険な挑発行為(国家存亡の謀略事件)である。「答え」は二者択一だが、しかし何れが正解でも無茶苦茶である。(★注、だから毎日新聞「余禄」は言葉を曖昧にして結論を誤魔化した)
『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb)スタンリー・キューブリック監督
『磁気嵐を勘違い、攻撃寸前=67年、米空軍が旧ソ連に-ICBM監視レーダー故障』2016/08/13時事通信
1967年5月に太陽の活動が異常に活発化し、地球で観測史上最大級の磁気嵐が発生した際、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の大陸間弾道ミサイル(ICBM)監視レーダーが故障し、米空軍が旧ソ連による妨害と勘違いして一時、攻撃準備態勢を取っていたことが分かった。
米空軍の退役軍人やコロラド大などの研究者が13日までに、米地球物理学連合(AGU)の学会誌「スペース・ウェザー」に論文を発表した。
当時は東西冷戦とベトナム戦争のさなか。この事件で「宇宙天気予報」の重要性が改めて認識され、太陽活動や地球磁気圏の観測が強化されたという。67年7月には米国の核実験監視衛星が宇宙の天体で起きる謎の爆発現象「ガンマ線バースト」を初めて観測している。
67年5月18日には太陽に黒点が多数出現し、23日にフレアと呼ばれる爆発現象が発生。放出された大量の高エネルギー粒子が地球に飛来し、磁気圏が大きな影響を受けた。米南部でもオーロラが見えたという。
NORADは米アラスカ州とグリーンランド、英国にICBMを警戒するレーダーを設置していたが、全て故障。旧ソ連による妨害、戦争行為とみた米空軍は攻撃のため航空機を発進させる寸前に至ったが、磁気嵐が原因との情報が軍首脳に上がり、中止された。 2016年08月15日 | 軍事、外交 1967年磁気嵐で米空軍がソ連への全面核攻撃を決断
『冷戦下、米沖縄部隊に核攻撃命令 元米軍技師ら証言』もしかしたら1962年で終わっていた日本と世界
冷戦下の1962年、米ソが全面戦争の瀬戸際に至ったキューバ危機の際、米軍内でソ連極東地域などを標的とする沖縄のミサイル部隊に核攻撃命令が誤って出され、現場の発射指揮官の判断で発射が回避されていたことが14日、同部隊の元技師らの証言で分かった。
キューバ危機で、核戦争寸前の事態が沖縄でもあったことが明らかになったのは初めて。
ミサイルは、核搭載の地対地巡航ミサイル「メースB」で、62年初めに米国施政下の沖縄に配備された。運用した米空軍第873戦術ミサイル中隊の元技師ジョン・ボードン氏(73)=ペンシルベニア州ブレイクスリー=が証言した。
(2015/03/14) 【共同通信】
もしも沖縄米軍のミサイル部隊による核攻撃命令が実行されていれば、即座にソ連からの報復の核攻撃があり米軍基地が集中する沖縄や極東米軍司令部がある座間や横須賀に近い首都東京が壊滅、日本の大部分が消滅している。
ウクライナ危機(クリミヤ併合)に関連してロシアのプーチン大統領は、『クリミア情勢(アメリカの対応)如何ではロシアの核戦力が臨戦態勢に入ったかも知れない』と語っている。 2015年03月17日 | 軍事、外交 ずっと地獄の釜の蓋の上で踊っていた日本人
【演説全文】プーチン大統領 “予備役”部分的動員発表 なぜ?
2022年9月22日 NHK
皆さん、私の演説のテーマは、ドンバス地域の情勢と、2014年の軍事クーデターによりウクライナで政権を奪取したネオナチ政権からドンバス地域を解放するための特別軍事作戦の経過だ。
きょう私が話す相手は、わが国の全国民、さまざまな世代・年齢・民族の人々、われわれの偉大な祖国の国民、大いなる歴史的なロシアが結ぶ全ての人々、いま最前線で戦い、任務についている兵士・将校・義勇兵、われわれの兄弟姉妹であるドネツク人民共和国、ルハンシク人民共和国、ヘルソン州、ザポリージャ州のほかネオナチ政権から解放された各地域の住民だ。
話すのは、ロシアの主権と安全、領土保全のために不可欠で緊急の対応について、みずからの将来を決めたいという同胞の希望と意志への支援について、そして、あらゆる手段でみずからの支配を保とうと、主権を有し自立した発展の中心を封鎖・抑圧し、ほかの国や国民にみずからの意志を押しつけ続け、偽善を植え付けようとする一部西側エリートたちの侵略政策についてである。
西側の目標は、わが国を弱体化させ、分裂させ、最終的に滅ぼすことである。彼らは1991年、ソビエトを分裂させることができたので、今度はロシア自体が、互いに致命的に敵対するたくさんの地域と州に分裂する時が来たと明言している。
そして、西側は長いことそうした構想を練ってきた。彼らはカフカスの国際テロリスト集団を鼓舞し、わが国の国境近くにNATOの攻撃インフラを置いた。彼らは全体的なロシア嫌いを武器として、特にウクライナでは数十年にわたり意図的にロシアへの憎悪を醸成し、反ロシアの足掛かりとしての運命を背負わせ、ウクライナ国民自身を大砲の餌食にしてわが国との戦争に追い込んだ。
彼らはこの戦争を2014年に始め、民間人に武力を行使し、クーデターの結果ウクライナに生まれた政権の承認を拒む人々に対して、ジェノサイド、封鎖、テロを計画した。
そして、いまのキエフ(キーウ)政権が実際、ドンバスの問題の平和的な解決を公式に拒否し、さらに核兵器を要求したあと、すでに過去2度起こったとおり、ドンバスへのさらなる大規模攻撃が避けられないことはじつに明白となった。そうなれば、ロシアのクリミア、すなわちロシアに対する攻撃へと続くことも避けられなかっただろう。
これを踏まえれば、先制的な軍事作戦を行う決定は絶対に必要不可欠であり、唯一可能なものだった。ドンバス全域の解放という作戦の主要目標は、以前もいまも変わっていない。
ルハンシク人民共和国は、すでに全域でネオナチの掃討が済んでいる。ドネツク人民共和国での戦闘は続いている。この8年間で、キエフ(キーウ)の占領政権はこの場所に深く階層化された長期的な防衛施設を築き上げた。正面突破すれば多大な損失を出すことになることから、われわれの部隊とドンバスの共和国軍の部隊は、計画的かつ有能に行動し、装備を使用し、人員をむだにせずに、ドネツクの土地を一歩ずつ解放している。町や村からネオナチを追い出し、キエフ(キーウ)政権が人質や人間の盾にした人々を支援している。
ご承知のとおり、特別軍事作戦には、契約に基づいて任務に当たる職業軍人が参加している。彼らと肩を並べて戦っている義勇兵組織は、民族も職業も年齢も異なる人たち、真の愛国者だ。彼らは心の声に従ってロシアとドンバスを守るため立ち上がった。
この点に関して、私はすでに政府と国防省に対し、義勇兵とドネツク・ルハンシク人民共和国の部隊の戦闘員の法的な位置づけを、完全かつ可及的速やかに決定するよう指示した。この地位は、物資・医療面の支援や社会保障を含め、ロシア軍の正規軍人と同じでなければならない。ドンバスの義勇兵組織と民兵部隊に装備品を供給する態勢作りに特別な注意を払わなければならない。
ドンバス防衛の主要任務の決定に際し、わが軍は、国防省と参謀本部の戦略行動全般に関する計画と決定に基づいて、ヘルソン州とザポリージャ州の相当な領域と、その他いくつかの地域をネオナチから解放した。結果として、1000キロを超える長大な戦線が形成された。
きょう、初めて公言したいこととは何か。
イスタンブールでの交渉を含め、特別軍事作戦の開始後すでに、キエフ(キーウ)の代表団はわれわれの提案に非常に前向きな反応を示した。これらの提案は何よりもロシアの安全、われわれの利益に関わるものだった。ところが明白に、平和的解決は西側諸国の思惑に沿わず、一定の妥協が成立したあと、実際キエフ(キーウ)には一切の合意を潰すよう直接の命令が下されたのだ。
ウクライナにはさらに多くの武器が投入されるようになった。キエフ(キーウ)政権は、外国人よう兵と民族主義者から成る新たな武装集団、NATOの教範で訓練され西側の顧問が事実上指揮する軍隊を配備した。
同時に最も過酷な形で強化されたのが、2014年の軍事クーデター直後に確立されたウクライナ全土の自国民に対する弾圧体制だ。脅迫・テロ・暴力による政治はますます大規模で、おぞましく、野蛮な形態となっている。
強調しておきたい。ネオナチから解放された領土は、歴史的に「ノヴォロシア」の土地だが、暮らす人の大多数が、ネオナチ政権のくびきに置かれることを望んでいないとわれわれは知っている。ザポリージャ州、ヘルソン州、ルハンシク、ドネツクで、ハルキウ州の占領地域でネオナチがはたらいたような残虐行為が見られたし、まだ見受けられる。バンデラ主義者やナチの懲罰隊員の子孫は、人を殺し、拷問し、投獄し、憂さ晴らしをし、民間人に制裁を加え、嘲笑している。
ドネツク人民共和国とルハンシク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州には、戦闘開始前は750万人以上が居住していた。その多くが避難民となり、故郷を去ることを余儀なくされた。そして、残った約500万人は、いま、ネオナチ戦闘員による絶え間ない砲撃やミサイル攻撃にさらされている。彼らは病院や学校を攻撃し、民間人に対するテロ行為を行っている。
われわれは、近しい人々を苦しめるため迫害者に引き渡す倫理上の権利を持たず、運命をみずから決定したいという彼らの切実な願いに応えないわけにはいかない。ドンバスの人民共和国の議会とヘルソン、ザポリージャ両州の「軍民行政府」は、その土地の将来についての住民投票の実施を決定し、われわれロシアにこうした措置を支持するよう要請してきた。
強調しておきたい。われわれは、人々がみずからの意思を表明できるよう、住民投票の実施に向けた安全な条件を整えるためあらゆることを行う。そして、ドネツク・ルハンシク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州の住民の大多数によってなされるみずからの将来についての決定を、われわれは支持する。
皆さん。
現在ロシア軍は、すでに話したとおり、1000キロを超える戦線で活動していて、ネオナチ組織だけでなく、事実上、西側が結集した全軍事機構と対抗している。
こうした状況においては、次のような決定を下す必要があると考える。それは、われわれが直面する脅威に十分対応できるものだ。すなわち、われわれの祖国と主権、領土の一体性を守り、わが国民と解放地域の人々の安全を確保するために、ロシア連邦で部分的な動員を行うという国防省と参謀本部の提案を支持することが必要だと考える。
繰り返しになるが、言っているのは部分的な動員のことで、つまり兵役への招集の対象となるのは、現在予備役になっている国民だけで、とりわけ(ロシア)軍で勤務したことがある者、一定程度の軍事の専門知識や関連する経験を有する人だけだ。
兵役に招集された者は、部隊への派遣に先立って必ず、特別軍事作戦の経験を考慮した追加の軍事訓練を受けることになる。
部分的な動員に関する大統領令には署名した。
法令に基づき、連邦議会の上下両院には、本日、正式に書面で通知される。
動員措置は本日9月21日から開始される。各地の首長に対し、徴兵委員会の業務に必要なあらゆる援助を行うよう指示する。
特に強調したいのは、動員により兵役に招集されたロシア国民は、契約に基づき兵役に就く軍人と同じ地位、給与、あらゆる社会保障を受けるということだ。
部分的動員に関する大統領令は、国家防衛の調達を履行するための追加的な措置も規定していることを付言する。軍産複合体の役員は、兵器や装備品の増産と、追加の生産設備の配備に直接の責任を負っている。また、防衛産業に対する物的、資源的、財政的保障をめぐる全ての問題は、政府によって遅滞なく解決されなければならない。
西側は、攻撃的反ロシア政策においてあらゆる線を越えた。われわれは常に、わが国とわが国民に向けた脅威を耳にしている。西側の無責任な政治家の一部は、ウクライナに対する長距離攻撃兵器、つまりクリミアやその他のロシアの地方への攻撃を可能とするシステムの供給計画について、ただ話をしているというだけではない。
こうしたテロ攻撃は、西側の兵器を利用したものも含め、すでにベルゴロド州とクルスク州の国境付近の集落に対して行われている。NATOは、最新のシステム、航空機、艦船、衛星、戦略無人機を利用して、リアルタイムでロシア南部全域を偵察している。
アメリカ、イギリス、NATOは、軍事行動をわが国の領土へ移すようウクライナに直接働きかけている。もはや公然と、ロシアは戦場であらゆる手段でもって粉砕され、政治・経済・文化、あらゆる主権を剥奪され、完全に略奪されなければならないと、語られている。
核による脅迫も行われている。西側が扇動するザポリージャ原発への砲撃によって、原子力の大災害が発生する危険があるというだけでなく、NATOを主導する国々の複数の高官から、ロシアに対して大量破壊兵器、核兵器を使用する可能性があり、それは許容可能という発言も出た。
ロシアに対してこうした発言をすることをよしとする人々に対し、わが国もまたさまざまな破壊手段を保有しており、一部はNATO加盟国よりも最先端のものだということを思い出させておきたい。わが国の領土の一体性が脅かされる場合には、ロシアとわが国民を守るため、われわれは、当然、保有するあらゆる手段を行使する。これは脅しではない。
ロシア国民は確信してよい。祖国の領土の一体性、われわれの独立と自由は確保され、改めて強調するが、それはわれわれが保有するあらゆる手段によって確保されるであろう。核兵器でわれわれを脅迫しようとする者は、風向きが逆になる可能性があることを知るべきだ。 世界の支配を目指し、わが祖国、わが母国を解体し隷属させると脅す者を阻止するのは、われわれの歴史的な伝統で、わが国民の宿命の一部となっている。われわれは今回もそれを成し遂げ、今後もそうし続ける。皆さんの支持を信じている。
9月22日 NHK
9・22プーチン大統領演説の核心部分とは、
ウクライナに展開するロシア軍兵士(★注、NHKプーチン演説全文の他の画像には何の説明も無いが、何故かこの画像だけ説明文が付いている)
きょう、初めて公言したいこととは何か。イスタンブールでの交渉を含め、特別軍事作戦の開始後すでに、キエフ(キーウ)の代表団はわれわれの提案に非常に前向きな反応を示した。これらの提案は何よりもロシアの安全、われわれの利益に関わるものだった。ところが明白に、平和的解決は西側諸国の思惑に沿わず、一定の妥協が成立したあと、実際キエフ(キーウ)には一切の合意を潰すよう直接の命令が下されたのだ。(★注、NHKのプーチン演説「全文」の一部重複して掲載したが、今回のプーチン演説では「一言」も間違っていない)
喜劇役者ゼレンスキーや極悪戦争屋の英エリザベス(リズ・トラス)首相とは大違いで、ロシアのプーチン大統領の場合は個々に指摘していることは全部が事実で、少しも間違ったことは述べていないのである。しかし、何かが根本的に可笑しいのである(★注、アメリカCIA主導のマイダン軍事クーデター直後の8年前、ネオナチ「アゾフ大隊」がドンバスでジェノサイドを始める前に介入するべきだった)
「ロシアに逃亡したヤヌコーヴィチ大統領」との不思議な不思議な当時の報道(悪意あるメディアの妙なキャッチコピー)
8年前のCIA主導のマイダン軍事クーデター発生で「正当なウクライナ政府の要請でロシア軍が治安出動する」ならアメリカのオバマ政権もNATOも手出ししたくても出来ない。
今回の、くどいほど長いプーチン演説全文には選挙で選ばれた正当なウクライナ大統領であるヤヌコーヴィチのヤの字も出てこない不思議。(★注、別に軟禁されているわけでもないのに何の痕跡も無く、消息不明になったいるのですから不気味)辻褄が合っているようで微妙に合わない原因とは、8年前にヤヌコーヴィチ大統領が直接ロシアにまで行ってプーチンに軍事援助「治安出動」を頼んだ。ところが何故か「ゼロ回答」だった不都合な歴史を明らかにしたくないのである。
プーチン大統領演説が正しいとすると今でもウクライナ大統領はヤヌコーヴィチだが、8年前のロシア入りから一切発言が報じられていない不可解な展開に。(★注、一番の当事者「キーマン」なのに、世界のジャーナリストは誰一人接触した形跡もない不思議。まさに謎である)逆に「ロシアに逃亡したウクライナ大統領」が正しかったとしたら、欧米メディアが一切取材しないのはもっと不思議である(★注、たぶんヤヌコーヴィチが正直に語れば今まで隠されていた真実が明らかになるが、だから誰も彼も一人の例外も無く「触れたくない」のである)
オバマ政権とプーチン大統領との間に「クーデター政権黙認とロシアのクリミヤ領有」の闇取引?
8年前のマイダン軍事クーデターが米露の八百長プロレス(闇取引)であった可能性が高い。クリミヤでのロシア軍の動きが電光石火で早すぎるので、事前にCIA主導のクーデターを予測していたのである(★注、事前に準備万端整えて「マイダンクーデターが起きるタイミングを待っていた」とする方が辻褄が合う)
8年後の今回も同じ流れで、2月24日から始まって不可解なロシア軍ウクライナ侵攻の不思議な騒動勃発から半年目。9月22日演説で「特別軍事作戦の開始後すでに、キエフ代表団と平和的解決でしていた」との驚きの事実を暴露したのが一番のメイン。核心部分で、それ以外は全部が「誤魔化し」(偽装工作)である。そもそも半年間も世界に向かっては第三次世界大戦になるかも知れない大戦争が起きている風に偽装しているが、ウクライナ正規軍とロシア軍との間に一回も大会戦が起きていないのである。
お笑い芸人のゼレンスキーはウクライナ軍大勝利だと大はしゃぎしていることは事実だが、3月末の首都キエフ近郊からのロシア軍撤収にしろ今回のハリコフ周辺からの撤収にしろ同じで現場では戦闘が起きておらず「ロシア軍敗走」の事実が何処にも無い。それなら、戦争終結の停戦交渉が密かに成立していて、占領地からロシア軍が粛々と撤収したと考えた方が辻褄が合う。
大人の普通の常識の範囲なら双方馴れ合い米露合作の出来レース。たぶんアメリカの居眠りバイデン政権側が、嫌がるロシアのプーチンに「ヒール」(悪役)を無理やり頼み込んだ出来の悪い「インチキ臭いの八百長プロレス」である。(★注、ネオナチ「アゾフ大隊」司令部のマリウポリ陥落で真面目に戦争していたチェチェンやドンバス戦闘員が出来レースに怒るのは当然な反応だった)
朝鮮戦争のパロディみたいなウクライナ戦争は朝鮮戦争を研究するにはもってこいだ!
正に朝鮮戦争の極限まで劣化した粗悪なコピーと言うか、不真面目で不愉快なパロディそのもの。
休載ラインが決まったウクライナ戦争 (ローレライ)
で、
アメリカCNNニュースやイギリスBBC放送のウクライナ大勝利(ロシア軍撤退)は休戦ラインが決まった証拠?でしょう。
実は本物の朝鮮戦争自体が実に不真面目な代物で、本国アメリカでの赤狩りが植民地(アメリカ軍政)の南朝鮮ではもっと過激で左翼狩りが横行していて傀儡韓国軍や警察や右翼自警団によるジェノサイドが繰り返されていたのですよ。何故かソ連が安保理を欠席したことからアメリカ軍が国連軍の錦の御旗を手に入れて全面侵攻して中朝国境線に迫ったことから中国義勇軍が大挙して参戦し、形勢が逆転したが、
実は一番のキーポイントとは1952年11月4日アメリカ大統領選挙で欧州軍最高司令官だったドワイト・D・アイゼンハワーが現職大統領であるトルーマンに勝利した。(現職の軍人が、そのまま大統領に横滑りする不思議な成り行きに)
しかも、アイゼンハワーは中国に対して核兵器で恫喝して無理やり休戦協定にハンコを押させることに成功する。マッカーサーが核使用でトルーマンに解任されたことは有名だが、実はマッカーサーとアイゼンハワーは同じだったとの怖いオチ
ある日の気づき
核戦略の歴史とウクライナ情勢
#歴史 #核兵器
歴史
2022-05-31 00:58:35
https://blog.goo.ne.jp/hobby4oldboy/e/cdaa1a32170f5f13d5879b97ee5828f1
今回の不愉快なロシア軍ウクライナ侵攻の不思議な騒動勃発ではイギリスお馬鹿戦争屋のリズ・トラスが核戦争を煽っていたが、朝鮮戦争の不真面目なパロディなのですから、当然そうなります。
1952年
11月4日、ドワイト・D・アイゼンハワーがトルーマンを継いで大統領になりました。
そして29日には、韓国へと向かいました。
は記述が不正確。
1952年11月4日とはアメリカ大統領選挙で欧州軍最高司令官だったドワイト・D・アイゼンハワーが現職大統領であるトルーマンに勝利した。
ところが
翌年の1月20日まではトルーマンが大統領のままなのですから、
「そして29日には、韓国へと向かいました。」が事実なら一民間人が勝手に戦地に赴いたとの不可解な話になります。明らかな違法行為であり、これは2016年11月の安部晋三首相がニューヨークのドナルド・トランプに会いに行った逸話と同じで民間人の違法な外交交渉なので
トランプ政権の最初の首席補佐官フリン中将による駐米ロシア大使との電話会議で野党民主党からの追求で辞任に追い込まれた不祥事の朝鮮戦争版。たぶんトルーマンに頼まれたか、それとも何かの裏取引があったか?
そもそも朝鮮戦争ほど不可解な戦争はありません。
安保条約下での日本ですが、もっと正しく表現すれば朝鮮戦争が今も継続下での日本国であり、米軍だと思うから勘違いするが首都東京を支配する「横田空域」などはアメリカ軍ではなくて国連軍ですよ。理由は不明だが、ソ連が欠席したので安保理で国連軍の錦の御旗を手に入れる
全ての根源が、今も朝鮮戦争が終わっていない事実に尽きるのですが、何故かこの事実を日本人有識者は考えたくないのです。
1950年開戦、3年後の1953年に停戦した朝鮮戦争と今のウクライナ紛争はほぼ同一の出来事であり、たぶん密接に関係しています
西ヨーロッパもアメリカに占領され西ウクライナに貢がされる!ウクライナ戦争レジームに置かれるかも?
朝鮮半島の軍事境界ラインのようなものを近未来には設定する?(朝鮮半島の軍事境界ライン周辺は予期せぬ自然保護区になっていますが)
ーーー引用ここからーーー
『誰もロシアに4州併合を急ぐよう求めてはいなかったのにロシアは自ら4州だけを併合したということです。』
『ペスコフ・ロシア大統領府報道官は「ヘルソン(Kherson)州とザポリージャ(Zaporizhzhia)州の領土については明確にする必要があり、直ちには答えられない」とも言いました(「ロシア、併合予定のウクライナ2州の境界「明確にする必要あり」」9/30(金) 21:31配信 AFP=時事)。』
『ロシアとしては完全勝利ではないが完全敗北でもない結果、ウクライナについても完全勝利ではないが完全敗北でもない結果になります。』
http://rsmp.seesaa.net/article/492074921.html
目が節穴で頭が空っぽ。一種の知的障碍者であるネトウヨ君が、「何の理由も無くロシア(プーチン)が突然ウクライナに攻め込んだ」と思ったとしても、そもそも知性も思考力も無い愚か者なので、これは何とも仕方がない。
ところが今回は日本国や欧米などの知的エリート、それも左翼とかリベラルと思われている全員が低能ネトウヨと同じレベルになって仕舞う恐怖。痴呆症が空気感染する不思議
ものを知らないのは恥ではないが、自分の無知を自慢するなど、この連中は恥を恥とも思わない鉄面皮なのですから呆れるやら驚くやら。
政府を筆頭にマスコミの全員、あの最左翼の共産党志位和夫委員長やらNHK子供何でも相談室の池上彰は「ロシアが何故ウクライナに攻め込んだ理由が分からない」と平気な顔で語っていたのですよ。
ところが、何と、昨日のTBSテレビの池上彰の解説では、ウクライナ東部は「ノボロシア」がロシア帝国の昔からロシア語を喋るロシア人が住んでいる地域なのですと説明していた。ノボロシアはドニエプル川東岸から南部オデッサなど東部4州より何倍も広い地域なのですが、明らかに池上彰が180度正反対に態度を翻していた。
日本のラスプーチンとの異名がある佐藤優と片山杜秀の対談「ウクライナの大本営発表を真に受ける日本人に危機感」(NEWSポストセブン)
では、今のウクライナ政府や昔の日本と同じ皇国史観があり、特に危険なのが元ポーランド領ガリツィアではナチスドイツに協力した歴史があり特殊な皇国史観をもっていた。
佐藤優
イタリアのベルルスコーニ元首相は、ウクライナ侵攻を受け「ロシアは西側から孤立したが、西側は残りの世界から孤立した」と語りました。西側イコール国際社会ではないという指摘は本質を捉えている。
NASAの火星ヘリ、予想外の活躍…15回目の飛行も任務完了
とのお馬鹿記事もあるが、これは「月を歩いたアポロ11号」と同じ流れですね。極限まで劣化した二番煎じ
現在ウクライナ紛争ではウクライナネオナチ宣伝部のノーベル平和賞受賞を含めて「ウクライナ大勝利」「ロシア軍敗走」を喜劇役者ゼレンスキーやマスコミが口を揃えて大喜びしていますが、ほぼアポロと同じでベトナム戦争終結の段取りなのですよ。アメリカ皇国史観では敗戦や絶対に許されない悪なので「勝ったことにする」以外に、一度始めた戦争を止める方法がないのです。
ただし、ウクライナの騒動は全てが馬鹿らしいインチキで、子供だましの偽装工作。典型的な猫だましの赤いニシン。全ては1カ月後に迫ったアメリカ中間選挙対策であり、何の意味もありません。
ただ、この半年前からのウクライナ騒動は1カ月先の11月8日のアメリカ中間選挙対策だったとすると、困ったことに、3年前からの不可解な新コロ騒動は2020年アメリカ大統領選挙対策(トランプ大統領下ろし)だったとの推論が成り立つのですよ。確かにポピュリズムのトランプ再選を阻むには「新コロ騒動」は不可欠な要素で、辻褄がピッタリ合うが何とも不愉快な成り行きである