『在庫一掃バーゲンセールの野田改造内閣』
『近いうち解散』の口約束で自公を騙したらしい野田佳彦は3回目の在庫一掃セール的な内閣改造を行う、
閉店期日が迫っているので、今までに何らかの理由で大臣になれなかった閣僚未経験議員10人を、まとめてバーゲンセール的に任命する『店じまい』内閣である。
今回の新任大臣であるが、自民党時代に科学技術庁長官や外務大臣を歴任した田中真紀子文部科学省大臣と同じで、『何かの具体的な理由』が原因で、今まで大臣になっていない欠陥品か前科持ち。
いわばアウトレッドの『大臣』による内閣ですね。元はブランド品だったのだが、年式遅れかキズモノの訳あり商品を安く調達して組閣した。
村山富市内閣時代の田中真紀子は、旧科学技術庁長官として官房長を更迭したり事務次官には異例の『退任要請』を行い官僚に対して、政治家(大臣)の人事権を行使して官僚組織を震えあがらせる。
その後小泉の総理大臣就任に尽力した褒賞として内閣の最重要閣僚の外務大臣になった田中真紀子は、前回と同じように人事権を行使しょうとして、エリート中の超エリート集団である外務省キャリア官僚と正面衝突したらしい。
『政治家主導』なら、田中真紀子大臣は賞賛される素晴らしい行動力なのだが、日本は常に官僚主導で大臣は単なる『お飾り』か『お客様』である。
名目的には大臣が組織のトップで人事権も握っているのだが、裏の明確な事実は官僚トップの事務次官が全てを牛耳っている。
『小泉改革』の偽装スローガンの下で実質『全て』を官僚に丸投げしていた小泉純一郎は、キャリア官僚と全面対立した田中眞紀子をすぐさま懲罰的に更迭した。
ところが、野田佳彦のような小物の三流政治家には、豪腕をふるった人気絶頂の小泉の真似は到底出来無い。
しかも、今度の民主党政権の一番の売り(カンバン)は、『政治主導』であった。
前回のように政治家VS官僚との争いになった時に、今までと同じように必ず官僚側が勝てるとは限らない。
真紀子大臣を聞いて、『悪夢の再来だ…』と当時を知る文部科学省幹部はそう言って頭を抱えたらしい。
10月1日田中眞紀子文科相は記者会見で、『日本の歴史教育には欠陥がある』(古代史に比べ近現代史が薄い)。『ファクト(fact 事実)はファクトとして出す』。『次の世代に全面的に歴史の事実を伝え、国民に思考・判断させるべきだ。さもないと明確な歴史観を形成できない』と語る。
今後田中真紀子の文部科学省が面白くなりそうである。
もっと愉快なのは一度死んでいた安倍晋三が自民党総裁としてゾンビの如く生き返ったことであろう。
死んだ者が復活するなど有り得ない。キリストの磔刑でもあるまいし、縁起が悪すぎる。
安倍で決まった総裁選直後、自民党本部8階のエレベーターホールで偶然鉢合わせした元総理の森喜朗と福田康夫はお互い顔を合わせ『まさか・・・』と大爆笑している。
自民党を知り尽くしている元総理としては予定が完全に狂った怒り、諦め、絶望、疑問など感情が限界点まで達して、ヤケクソでもう爆笑する以外に無かったのである。
『オスプレイの飛来』
野田佳彦の内閣改造(傷モノ一掃在庫セール)の茶番劇の真っ最中に、沖縄にオスプレイが飛来するが、ニュース枠には限りがあり、小さい扱いになるが、地元沖縄県普天間飛行場では市民が基地ゲートを実力で封鎖する前代未聞の騒ぎに発展している。
沖縄県民の怒りは最後の臨界点に達しつつあるのでしょう。
オスプレイは大型台風の通過を待っていたとの説もあるが、多分マスコミのニュース枠の隙間を狙って沖縄に飛来した可能性の方が高い。
就任前の森本防衛相は『オスプレイは米本国で未亡人製造器と呼ばれるほどよく落ちる』欠陥機であると語っているし、事実オスプレイの4分の1の3機は機体の故障で岩国基地から動かせない。
多発するオスプレイの事故はすべて人為ミスであり、『オスプレイは安全である』と自衛隊上がりの森本敏防衛大臣は強弁しているが、人為ミスの多発なら間違いなくフールプルーフ(fool proof)が駄目なオスプレイは、明らかに危険で『安全ではない』との結論になる。
『フールプルーフ』
フールプルーフとは工業製品や生産設備、ソフトウェアなどで、利用者が誤った操作をしても危険に晒されることがないよう、あらかじめ設計の段階で安全対策を施しておくこと。
機械は必ず故障が発生するということを念頭に置き、故障が発生した場合にも、常に安全側にその機能が作用するフェイルセーフ設計(Fail safe design)『信頼性設計』と同趣向の設計思想。
フールセーフティ (Foolish Safty)とか『馬鹿避け』とも言う。
フールプルーフな設計としては、正しい向きにしか入らない電池ボックスとかソケット類、フタを完全に閉めないと作動しない電子レンジや脱水機、パーキング位置でないとエンジンが始動しない自動車などの例がある。
『fool proof』(フールプルーフ)を直訳すれば『愚か者にも耐えられる』だが、その意味するところは『よくわかっていない人が扱っても安全』(アホでも安全)である。
フールプルーフの思想の根底には『人間はミスするもの』であり、『人間の注意力はあてにならない』という前提がある。
フールプルーフは安全設計の基本として重要な概念であるが、オスプレイには致命的に欠けている。
仲井真沖縄県知事の、『事故が人為的ミスならば(機体は)安全という意味が分からない。配備を中止してほしい』は余りにも当然な判断である。
人為ミスで簡単に事故を起こすオスプレイは明らかな欠陥品であり、一般市民の近くでは実験して欲しくない。
『器用貧乏の見本、垂直離着陸のオスプレイ』
半世紀前のベトナム戦争当時から運用しているCH46チヌークよりも格段に性能が良いとのオスプレイですが、積載能力はともかく実は吊り下げ能力が大型ヘリチヌークの半分程度しかないし、売り物の速度も回転翼モード時で比較すれば半分程度の能力しかない。
限定的な条件下で限定的な使用方法の時だけ、最新式のオスプレイは旧式のチヌークに勝てるのですが、総合的な能力では劣るのです。
オスプレイはチヌークの代替機としては能力不足。
その為にCH46チヌークを導入している国は世界中に沢山あるがオスプレイを導入している国は一つも無い。
ヘリと飛行機のキメラであるオスプレイですが、矢張り本物には性能でどうしても勝てないのです。
回転翼(ヘリ)モードの時はヘリに負けるし、固定翼モードの時は飛行機に負ける。
森本敏大臣がオスプレイに試乗して『快適だった』と語ったが、新車販売店での試乗会程度のお遊びで、急発進急制動など性能限界を調べるものではない。
ペリに比べて固定翼モードでの飛行が騒音や揺れが少ないと言っているが回転翼のヘリは必ず固定翼の飛行機よりも揺れるし喧しい程度は一般常識の範囲。
試乗するまでもなく誰もが分かっている。
オスプレイの固定翼モードでは本物の固定翼の飛行機と比べれば格段に性能が落ちてしまう。
なんでも器用に出来るとは、逆に見れば一流(トップ)になかなか成れないのは全ての物事に通用する大原則なのです。
このオスプレイの欠陥は面白いことにヘリと同じ垂直離着陸ができるハリヤー戦闘機でも同じ問題点を抱えている。
矢張りコストパフォーマンスで負け、性能的に他の戦闘機よりも劣る。
それで開発したイギリスは撤退したが、未だにアメリカ海兵隊だけは実戦配備して使い続けている。
このハリアーですがダントツで死亡事故が多発しているのですが、原因はハリアーの操縦には戦闘機とヘリの両方の操作が必要で、しかもフールプルーフに欠陥が有り、パイロットの能力の限界を簡単に超えてしまう。
この根本的な欠陥はオスプレイに、そのまま丸ごと当てはまる。
いくら性能が良くても扱う人間の能力を超えてしまっては一般運用は無理。
米軍ですがオスプレイの開発を優先したためにチヌークの後続機の開発を行っていません。
ほとんどスペースシャトルの大失敗と同じ構図です。
現在みなさんがよく知っているようにシャトルが退役したあとはロシアのソユーズが穴埋めに使われていて、NASAはロシア製のソユーズのロケットエンジンを大量購入して宇宙開発を行うまでに落ちぶれている。
航空機産業はアメリカの最も競争力のある分野なのですが、このままでは早晩スペースシャトルに固守して凋落した宇宙開発の二の舞になる危険性があるでしょう。
半世紀運用されたチヌークは現在は時代遅れになるつつある。
タンデムローターでは回転翼を同調させる必要から今のような3枚ブレードだが、今の最新式のヘリではブレードの数を増やして性能の向上や騒音の軽減を図っている。チヌークでは構造的に無理で改良できない。
『垂直離着陸にこだわるアメリカ海兵隊』
ヘリのように垂直離着陸が出来るハリヤー戦闘機の事故の多さは他の機種に比べて断トツで、飛び抜けている。操縦が極端に難しいのである。
しかも値段が高い。
しかも普通の戦闘機に性能面で劣る。
それで開発したイギリスがハリヤーから早期に撤退するが、唯一米海兵隊だけは頑固に今でも使い続けている、不思議。
垂直離着陸ハリヤー戦闘機の不思議は、同じ垂直離着陸のオスプレイの持つ数々の不思議と同一内容なのです。
問題のオスプレイは大部分はアメリカ海兵隊の所有ですが20機だけはアメリカ空軍も持っている。
ところが空軍所属のオスプレイは空飛ぶ棺桶状態で、ハリヤーや海兵隊のオスプレイ以上で一桁高く飛び抜けている。
とんでもない高い異常な事故率。
同一のオスプレイが空軍仕様と海兵隊仕様では事故率がまったく違っているのですから、不思議だと思いませんか。
普通に考えられる理由ですが、採点者や試験目的の違いで、結果が違うのは当然である。
同じ米軍でも海兵隊と空軍ではオスプレイの運用方法(利用目的)がまったく違っているためであろうと思われる。
第一番目としては、空軍は他に所有する機種と同じ扱いをしたら、オスプレイの事故が続発した。
(公平に見てもオスプレイは欠陥機)
二番目に考えられる理由ですが、空軍はオスプレイを潰すこと自体を目的として荒っぽく運用したら事故が続発した。
(荒っぽい運用が出来ないでは軍用として欠陥機)
何とか合格させようと優しく飛行試験した海兵隊と、正反対に不合格にしようとして厳しく試験した空軍の違いで、10倍もの事故率の差が出たのであろう。
海兵隊自身を潰すために、アメリカ空軍はわざとオスプレイを過酷に扱って事故が続発した可能性が高い。
米連邦政府の財政悪化から経費削減や組織縮小が迫られている陸海空三軍からしたら、規模が小さい海兵隊は解体して自分の傘下に組み入れたい絶好の獲物なのです。
海兵隊としては逆に、何とかして吸収合併を防ぎ独立を維持したい。
そのためには三軍との差別化が必須条件で、例え事故が多発しても陸海空軍が持たない垂直離着陸機(ハリヤーやオスプレイ)の維持開発が何としても大事なので危険は承知で絶対に譲れないのです。
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2012年07月31日 | 軍事、外交
”フールプルーフに欠陥が有り、パイロットの能力の限界を簡単に超えてしまう”
軍のパイロットの限界を超えてしまうのは、フールな操作の為ではなく、
機械の設計に問題があります。
しかし戦争という限界状態を想定して設計される機械に街中を走るバスのような
安全性を求めることは出来ません。
前後が矛盾しているのでご自分で何が仰りたいかが全く不明です。
何度も読み返して見ましたが、内容的に意味不明です。
世の中にミスを犯さない人間は一人もいません。
また、故障しない機械も無いのですよ。
故障したりミスを犯したときに、致命的な方向に向かわない様に配慮するのが安全思想なのですね。
>『オスプレイを操縦するのはプロ中のプロなので、フールなミスはしません。』
とあるが、プロでも人間である限りは必ずミスをすると考えるのが『フールプルーフ』の発想です。
しかも、現実には事故は多発している。
>『軍のパイロットの限界を超えてしまうのは、・・・・・機械の設計に問題があります。』
なのですよ。
設計に問題があるオスプレイが明らかな欠陥機なのは、全員の意見が一致しているのですよ。
フールプルーフの意味を、『フールな操作』などと勝手に訳すから混乱するのです。
軍用機ですが、運用条件が限定されている民間機とは違い、普通なら荒っぽい運用でも可能な様に柔軟に設計されているのです。『アホでも安全』に出来ているのが軍用です。
オスプレイのようにあれをしては駄目これも駄目では、軍用では使い物にならないのですよ。
しては駄目なものは最初から『絶対に出来無い様にする』設計が、今回の記事の『フールプルーフ』です。
なんと、オスプレイでは厳しく禁止されている『やっては駄目』な危険な操作が自由に行えるのです。
だから墜落する。
普通なら考えられない異常な話ですよ。
しかも普天間ですが、アメリカの国防長官のラムズフェルドが世界一危険な空港と断定した欠陥空港ですよ。
街中を走るバスのような安全性を求めることは、空港の周辺住民としては当然な判断でしょう。
沖縄県知事の仲井真は元沖縄電力会長の財界出身で自民党推薦で、日米同盟に賛成の立場ですが、それでもオスプレイの普天間配備は反対している。
仲井真知事の反対する理由は簡単で、もしもオスプレイが沖縄で事故ると、否応なく全アメリカ軍基地の閉鎖に追い込まれるからですね。
他の真面目な読者の迷惑です。
今回は例外的に掲載しますが、次回のコメント投稿はご遠慮下さい。
在日米軍やオスプレイを擁護したいのか、
あるいは管理者にいちゃもん付けたいのか、
何か意図を感じますね。
igo 氏のような『お馬鹿なコメント』に、いちいち反論する必要は無いのでは・・・???
F1マシンをバスと同じ安全性で作ったら・・・・
限界性能付近で争うが故に高い確率で破綻することと、道具の信頼性を混同したただのバカ理屈バカかもしれません。
兵器オタクのお馬鹿ネットウョ君の主張は前後で矛盾しているので、意味が不明。
しかも悲惨なことに、その重大な事実に本人が気がついていない。
プロのパイロットがフールプルーフなミスをしないと信じているらしいのですが、それなら米軍にはプロのパイロットが一人もいなかったとの阿呆臭い話になる。
一々こちらが対応する必要性は無いのですが、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブ的な発想から、今回の嫌がらせコメントが書かれているのですね。
オルタナティブ的な発想からなら、当ブログ記事の精神とか出発点、立ち位置が同じなのですよ。
この愚か者が、『少しは勉強しろ』とするのが正しい態度なのだろうが、未経験で無知な子供が失敗するのは当然であり何の不思議もない。『馬鹿者が』と突き放さず、もう少し暖かく見守りたいのです。
そもそもオスプレイですが原発問題と同じで、論理的には『安全で何の心配も無い』との話でないと、どれほど優れた可能性があっても推進できないのですよ。
能力の優秀性は、決して危険性とは相殺されないのですね。
推進派は嘘でも無理でも、必ず例外なく『絶対に安全である』と言い切る必要があるのですよ。
事実、日本政府とか米軍はそう主張しているのです。
ところがigo君が愉快なのはオスプレイの設計に危険が含まれていることを正しく理解しているのですから、日本政府とか米軍に比べたら、常識が無いだけで。
事実を見つめる目とか判断力は、1万倍は正直で賢いのですよ。
今回日本国内では、オスプレイは、原発の安全性と同じ視点で、墜落にたいする安全云々が問題とされているが、正しいのでしょうか。疑問です。
オスプレイに限らず、兵器が安全で優秀であるとは、別の方向から見れば沢山の人を確実に殺せるということですよ。
人殺しの道具の『性能が良い』とは、殺される側にとっては、これ以上に悪い話は無いのですよ。兵器の安全性とは言葉自体が矛盾しています。
F1マシンの安全性とか信頼性ですが、これは『一言』でいえば『限界に挑戦する』に尽きるでしょう。
10人乗りのエレベーターでは、テレビコマーシャルではないが100人乗っても大丈夫なのです。大幅に安全率が見積もられている。
F1はこの逆でレースが終わるまで確実に保つことは何より大事だが、ゴール直後にタイヤが4輪ともバラバラに分解しても問題ではない。
見かけは自動車に似ているが、限界に挑戦するF1カーは1回限り使い捨てに近くて、安全率が極限まで削られている。
操縦するF1レーサーの方も文字どうり命懸けであり、報酬も桁違いに高額です。
飛行機のパイロットですが一人前になる為には時間がかかる。
優秀なベテランパイロットを育てる為には知識も経験も経費も膨大に必要なので、米軍は安全性を重視して戦闘機を設計した。
対して日本軍は安全性を限界まで省略した、いわばF1仕様の零戦だったので、戦争初期の戦闘では有利に戦うことが出来たのですが、半年後のミッドウェー海戦以後の戦争では、ベテランパイロットは消耗していなくなり、予科練の少年兵の未熟な操縦士しかいない。
日本にまともなパイロットがいない状態では、無謀極まる特攻作戦は当然な成り行きだったのです。
保阪正康 ノンフィクション作家 2012.8.31
http://www.youtube.com/watch?v=HW_TpfCj9r4&feature=plcp
特攻隊つながりということで。
49分40秒付近から聞いてみてください。
『今日もまた、「海軍の馬鹿野郎。」と言って突っ込む者あり。』
保阪さんは、戦争経験者の聞き取りを行ったノンフィクション作家。
お時間が取れる方は、全編お聞きになってみてください。特に右翼の人にほど聞いて頂きたい。
勝てない戦争で特攻するってのは、犬死なんですよね。誰がそんなことをさせたのか。誰のために死んだのか。日本のためなんてのは大嘘であり、単に犬死を強要させている体制のために死んだのが実際です。いい加減虚構から目を覚まさないとまたやられますよ。というか水俣病とか原発事故を見てれば分かりますよね。本当に国民のことを考えて連中が動いているとでも思いますか?いい体制なら支持したらいい。今の体制は本当にいい体制と言えますか?誰にとって、いい体制なのかを考察する時期に来ているのではないですか。媚びるのではなく、主体性を持ってください。
セッティングと共に、データが増える程、安全マージンを小さくできる。
普段使う物であれば、新品の安全係数は5くらいはないと危なっかしい。
今の日本車なら、エンジンオイルとバッテリーの交換くらいで、10年くらいは車検に通るでしょう。
ドライバー保護にF1並のコストをかければ、ドライバーの死亡事故は殆どなくなるでしょうが、量産効果を見込んでも今の10倍くらいの値段になってしまいそうです。
少し前に高級車の集団が景気よく高速で事故を起こしましたが、重傷者も出なかったようにおもいます。
原発では試験片の脆性温度で安全係数の減少を見ていますが、あれが接し百度に程近いというのは、非常時の安全係数1に近い状態ではないのでしょうか?
実際非常時というのは色々なケースがありすぎて、原子炉の安全係数を計算できない。ただ冷温停止状態を目指せば、殆ど必然的に、脆性温度の安全係数がなくなってしまう状態で、これを使い続けるのは限界性能を窮めるという方向性であり、正気と思えないです。