ウクライナ 年内にもロシアと停戦交渉開始の計画
アメリカのワシントン・ポストは、ウクライナが反転攻勢で領土を奪還した上で、年内にロシアと停戦交渉を始める計画を立てたと伝えました。
ワシントン・ポストによりますと、複数の当局者の話として、CIA(=アメリカ中央情報局)のバーンズ長官が6月始めにウクライナのキーウを極秘訪問し、ゼレンスキー大統領や情報機関のトップらと会談しました。
その際にウクライナ側から大規模な反転攻勢によって秋までに広範囲な領土を奪還し、ロシアとの停戦交渉を年内に始める計画を説明されたということです。
ウクライナの反転攻勢はロシア軍の強固な防御の前に、一進一退を繰り返し、予想よりも遅いとの指摘もあり、計画通りに領土を奪還できるか今後の焦点となります。
(7月2日 ANNニュース)
米CIA長官、ウクライナ極秘訪問 反転攻勢協議 毎日新聞7月2日
アメリカ中央情報局(CIA)のバーンズ長官が6月初旬にロシアの侵攻が続くウクライナを極秘訪問し、ゼレンスキー大統領と反転攻勢について協議したあと、バーンズ氏が今回の(プロゴジン)反乱後にロシアのナルイシキン対外情報庁長官に協議内容を伝えた(抜粋)
ワグネルの戦闘員、ベラルーシの基地にまもなく配備か 朝日新聞7月2日
米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)はロシアの民間軍事会社「ワグネル」の基地がベラルーシ国内に建設されている可能性があると指摘。ゼレンスキー大統領とウクライナ情勢を話し合った後の米中央情報局(CIA)バーンズ長官とロシアの対外情報庁(SVR)のナルイシキン長官が電話で協議した。
(抜粋)
毎日新聞7月2日朝刊には第一面と第三面の2ページも使った電波芸者の元NHK「子供何でも相談室」の池上彰と歌手の加藤登紀子(79歳)の意味不明の不真面目対談がダラダラと垂れ流されるが一言だけ「ウクライナ和平」の単語が唐突に注入されていた。真意は不明なのですが、今回のCIAバーンズ長官極秘訪中(即時停戦の提案)と連動していると思われる。
今まで「ロシアに勝つまで戦え」ロシア軍即時撤兵しか言わなかった極悪戦争屋「必勝しゃもじ」の変化?
そもそも開戦するまでは「どちらが悪い」「何が正解なのか」など善悪や正誤が大問題だが、一旦戦争が開始された後で一番大事なのは「即時停戦」「和平交渉」こそ、すべてに優先する政治課題である。事実としても去年2月24日のロシア軍「特別軍事作戦」開始直後にはベラルーシ南部でウクライナとロシアの当事者直接交渉が行われていた。
2022年韓国大統領選(3月9日投票)直前で緊迫する韓国三大保守系紙中央日報は停戦交渉の場にロシアのスパイが紛れ込んでいたのをウクライナ公安当局が摘発して処刑。ロシアもその事実を確認したと報じているが、日本のテレビや新聞などマスコミは怖がって1年以上経過した現在になっても、一切何も報じていない。「知らぬ。存ぜぬ」「見ざる。言わざる。聞かざる」の三猿状態に徹している。(★注、一言で説明すると「アメリカが怖い」ヘタレなのである)
日本国のマスコミは報道機関ではなくて、見ざる聞かざる言わざるの「報道隠蔽機関」だったとの不真面目なオチ
去年2月24日の開戦早々に2回も締結されていたロシアとウクライナの即時停戦合意(潰したのは極悪戦争屋米英リベラルメディア)
初回停戦合意はウクライナ側交渉団が首都キエフでネオナチ親衛隊テロリスト集団に惨殺されて頓挫したの後、トルコのエルドアン大統領の仲介でイスタンブール和平案が3月末に調印されロシア軍が首都キエフ周辺から撤退すると、やはりネオナチ親衛隊テロリスト集団がブチャ大虐殺を引き起こし、その後停戦交渉は一切行われなくなった。それに連動してマスコミ有識者は「即時冷戦はロシアを利する」と和平案を一切捨てて「ウクライナが勝つまで戦争を続ける」との狂気の第二次世界大戦の日本軍のような無謀な勝てない戦争「万歳突撃」路線を暴走していたのである。
CIAのバーンズ長官、5月に中国を極秘訪問-米当局者
米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は5月に北京を極秘で訪問し、中国の情報当局者らと会談を行っていた。匿名の米当局者が明らかにした。バイデン政権が地政学上のライバルである中国との関係安定化を目指す中での訪問となる。
同当局者によると、訪中でバーンズ長官は、両国情報当局のオープンなコミュニケーション手段を維持することの重要性を強調した。
3月20日訪露した習近平国家主席はプーチン大統領と二人だけの非公式会談を行い、ウクライナ危機に対する習近平「和平案」(2月に中国外務省が発表した即時停戦案)をプーチンは検討する用意があると回答した 2023年03月26日 | 政治 待ち望まれた習とプーチンの邂逅
中国では、PMC「ワーグナー」のキエフ遠征を予測した サウスチャイナ・モーニング・ポストの地方版は、プリゴジンのベラルーシへの出発は、ベラルーシ領土からウクライナの首都に対する「ワグネル」の更なる遠征のための秘密工作であるとする一般的な見方を掲載
正常な判断力の誰にも予測できない、狂気のPMCワグネル25000人の武装蜂起、モスクワ遠征と見せかけ敵を油断させた隙に一転してキエフ攻略との偽装クーデター「プロゴジンの乱」の演出で、ウクライナ西部のリビウなど東方キリスト教典礼カトリック(ステファン・バンデラ)のネオナチ親衛隊テロリスト集団を上手く騙して、不可能に近い「和平提案」を実現するとの孫子の詭道。ほぼ政治的詐欺か手品である。
そもそも不愉快なウクライナも、もっと不愉快な新コロ騒動やmRNAワクチン接種はアメリカ大統領選挙対策で無理やりでっち上げた可能性が高く、それなら今年11月初めの投票日には円満に解決していないと米民主党リベラルメディアには都合が悪すぎる。嘘でも良いから、ベトナム戦争の様に「アメリカが勝ったから止める」との体裁が是非とも必要なのである。
今回ウクライナ和平(即時停戦)が久々に解禁されたようだが、関係者の全員がウンザリしているので一気に物事が運び「即時停戦」が実現して、不可能にも見えていた和平合意(8年ぶりのミンスク合意を双方が完全履行)が実現するかも知れません。
ワグネルが再度キエフを攻略しやすいベラルーシに移動したことを危惧するsky newsの記事
ロシアが原発を破壊するテロを行うとSNSで予告するゼレンスキー大統領
最近ゼレンスキー大統領は2つのビデオを作成して、ロシアがカホフカダム破壊と同様にZNPプラントでの大規模テロ攻撃を準備していると世界に予告しています。戦争に勝っている側が、後々の処理が困難になるのに、自国が管理しているインフラを破壊することはあり得ないのは中学生でも分かる理屈ですが、どんなデタラメも通ると勘違いしている西側メディアはゼレンスキーの予告通り(原子力プラントが爆破されて核汚染が広がる)になれば、揃ってロシアを批難し、「世界の敵ロシアに対して西側は宣戦布告をせよ」と言い出す準備をしています。現在ZNPプラントは「冷温停止状態」であり、福島やチェルノブイリのような臨界に伴う大惨事はミサイル攻撃でも起きません。勿論プラントが破壊されれば核汚染は起きるので、周辺に長期に渡る核被害が広がる事は避けられません。英国は既に穀倉地帯のウクライナに劣化ウラン弾を供給し、ロシア軍による攻撃で弾薬基地が破壊されたことで基地周辺の放射線量が増加した経緯があり、「英米にとってウクライナが核汚染されても構わない」という認識であることは確認されています。
rakitarouのきままな日常
ワグネル・プリゴジンの攪乱作戦 2023-06-26 16:23:13 | 社会
★注、2008年のブログ開設から15年で初めて本格的なブックマーク改訂を行ったら多くの個人ブログは閉鎖されているか、現時点では更新されていない。新しくWebに変えて閲覧できる「記事が今も残ってる」ものは墓標としてそのまま大事に保存します。
今回「逝きし世の面影」ブログのブックマーク改訂版では元自衛隊医官(佐官級幹部軍医)出身で、不可解なウクライナ騒動に対し関心をもっている、軍事の常識や医学の専門家の「rakitarouの気ままな日常」を新しく掃除した後の二番目に入れました。
毎年恒例のサンクトペテルブルグ国際経済フォーラムが話題だった。西側メディアでは、ロシアは孤立してしょぼたれていることになっているが、130か国から17,000人が参加して、多数の契約が成立し、その契約額は日本円で6兆円ほどと報じられいる。
だがしかし、それはそれとして、ひときわ私の目を引いたのは、サンクトペテルブルグでの会合が始まる前のこれ。(★注、ひょっとすると共産党嫌いのロシアのプーチンの歴史的な大転換?が密かに始まっていた?のかも知れないのである)
ロシア帝国、ソ連、ロシア連邦の旗が掲げられているわけです。驚くほど大きい。これを支えるのはそんじょそこらの構造物では追いつかない。このポールはガスプロムが何億だか金出してわざわざ作ったものらしい。旗の掲揚式までやっていた。クーデターまがい、3つの旗、正統DS問題静かに活況 2023-06-24 23:47:05 | WW1&2 DEEPLY JAPAN
★注、ブログ開設15年ぶり「逝きし世の面影」ブログの今回のブックマーク改訂版10番目に直接英語サイトにアクセスできる外国語に堪能で誰よりもロシア事情に詳しい「DEEPLY JAPAN」を入れました。(他に11番目菅野完、13番目Drマサ非公認ブログ、17番目建築エコノミスト 森山高、18番目白井聡、32番目#伊勢崎賢治を入れました。今後はブックマークを墓標状態から現実世界に近い形に少しづつ改善していく心算です)
ユリアЮлия
@3Y0mDlMWcofXD87
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6月25日
ひどい嘘翻訳だな。
訳:2014年にウクライナがロシア系住民の虐殺を始めた時に、もう軍事作戦を始めるべきだった。でも当時の軍事力では成功するか分からなかった、プーチンも決断することができなかった。ロシア内のクソが自分の利益のために行動したせいで、どんどん悪化していって現実に至る。
コード・アリス(Code_Alice🇯🇵)
@AIs_of_Dragoon
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6月28日
プリゴジンの発言に関し、ナザレンコが「親露派の指摘とは関係のない箇所」を訳し悪質印象操作をしてて吹いた。
指摘されているのは「ウクライナ軍が8年に渡りドンバス人民を虐殺してきたとか、NATOと共に大攻勢をかけようとしてたとかいう話は全部国防省の嘘だ」
というツイート。全然違うじゃん😊
ロシア語で喋るプリゴジンの早口の罵倒の真相ですが、今回の大騒動で極悪戦争屋のリベラルメディアの翻訳の正誤は???(★注、普通の日本人読者は英語なら多少は分かっても今回プリゴジンはロシア語なのでちんぷんかんぷん)
文字情報とは大きく違い、音声情報では真偽が日本人で分かる人は数少ない
松里公孝 法学政治学研究科教授
東京大学大学院法学政治学研究科修了、法学博士。北海道大学スラブ研究センター教授などを経て、2014年より現職。著書に、「東大塾 社会人のための現代ロシア講義」(共著、2016年、東京大学出版会)、「ポスト社会主義の政治」(2021年、ちくま新書)など。
耳にタコ状態の日本や欧米リベラルメディアの陳腐なプロパガンダに終始
日本共産党(志位和夫)に遠慮(忖度して自説を全面変更)する白井聡に比べれば元共同通信の田中宇の論評の方が圧倒的に優れているが、一番肝心のウクライナ騒動の不愉快極まる核心部分「左翼嫌いのプーチン」の事実を一切触れていないのですから不可解。ロシアのプーチンが左翼嫌い程度は誰でも知っている大人の常識の範囲なのに不思議。普通なら見落とすはずがないのである。
今回の松里の視点に比べ、左翼嫌いのロシアのプーチンに一言も触れない植草一秀や桜井ジャーナル、田中宇などの記事や論評、判断は大きく見劣りする。(★注、欧米リベラルメディアや有識者では最悪なら人類滅亡の米ロ核戦争まで心配されるが、「左翼嫌いのプーチン」のピースを一枚加えるだけで米露馴れ合いの出来レース、不真面目な「八百長プロレス」に見えてくるから不思議)2022年05月23日 | 共産党 野蛮な米軍と「左翼嫌い」のプーチンと
個人の政治ブログの平均寿命は3年以下
今回ブログ開設以来15年ぶりにブックマーク改訂を行った感想ですが、織田信長の「人生50年」どころか3年程度でブログの寿命が尽きるので屍累々。ほぼ墓標状態なのですから不気味。普通の政治ブログでは自分が書きたいネタが尽きるらしいのである。書くことが多すぎるので順番に苦慮している、時間も体力もないこの「逝きし世の面影」とは大違いだった。
2019年04月09日 | アポロ11号・宇宙開発 アポロ11号飛行士の1970年謝罪会見 (^_^;)
アポロ11号乗務員3人のアメリカ国内での1970年記者会見の「お宝映像」を発見した外国語に堪能な「DEEPLY JAPAN」も例外ではなく、インチキ「プリゴジンの乱」が起きるまで開店休業状態だったので随分心配していたのである。
極悪戦争屋の欧米リベラルメディアが子供だましの真っ赤な嘘を垂れ流している「米英EU諸国は噓八百の大悪党」不愉快な事実は正しく理解できるが、悲しいかな「だから、ロシアのプーチンが全面的に正しい」と勘違いしたので、その後の次々起きる不可解な出来事との整合性が無くなって記事が書けなくなっていた(★注、単純明確な一般大衆娯楽のハリウッド映画でもあるまいし、現実の世の中、特に政治はは単純な「善と悪との戦い」ではない。魑魅魍魎が百鬼夜行する恐ろしい世界なのである)
少子高齢化社会は何も日本独自の現象ではなくて実はロシアや中国など教育水準が高い地域では世界全体
日本のベビーブーム(団塊の世代)は敗戦後の1947年から1949年前までのたった3年間だったが、アメリカは1945年から15年ほど続いたし、韓国は朝鮮戦争休戦後の1955年から8年続く、どうも、人口増加は戦争終結の「際どい平和状態」と密接に関係しているらしいのです。
不思議なのがドイツとソ連(ロシア)で絶滅戦争(WW2)後にベビーブームが起きなかった。戦後の高度経済成長期の労働力不足で日本は(ベビーブームの)団塊の世代が貢献した。ところが同じ高度経済成長、深刻な労働者不足が起きても「団塊の世代」が無いドイツでは、仕方なくトルコからのイスラム教徒の移民労働者を受け入れ現在のような状態に
今回のウクライナ紛争で難民が大勢がEUに流入したが、一番人数が多いのは500万人のロシアで、宗教も言語も習慣も人種も同じなのですから当然の結果です。言語も習慣も人種もほぼ同じ「在日」が日本では大問題になっていたのですから、言語や宗教が大きく違っていれば致命的な大騒動は避けられない。
日本の人口のピークは2008年だった(2010年半世紀維持していたGDP二位を中国に譲る。ドル建ての日本のGDP値ピークは2012年)。ロシアの場合はソ連崩壊翌年の1992年が人口のピーク。現在の特殊出生率は1・5なので人口減少は避けられない。それなら残酷極まる「生かさぬように。殺さぬように」の恐ろしい今のウクライナの状態はロシアにとってもNATO加盟のEUにとっても一定の利益が見込めるのです。
「出生率上がれば幸せ?」 バンコクの「コンドーム伝道師」は問う
高出生率、幸せですか(その2止) 高齢化、育む共生の知恵(少子化バンザイ 🙌)
1週間ほど前の毎日新聞を見て腰を抜かすほど驚いた
ちなみに2003年、偽の証拠をでっち上げてアメリカ軍が侵攻して大虐殺を行った当時(バース党フセイン大統領)のイラクの総人口は2500万人だった。ところが、今のイラク総人口は2倍近い4100万人に膨張していたのである。1980年代のシリア人口は800万人だったが2011年には2100万人まで増えていて、「アラブの春」のアメリカ軍傭兵組織ISIS「イスラム国」が汎アラブ主義のバース党アサド独裁政権打倒の民主化反政府組織を名のって「内戦」に突入。1千数百万人が難民化する。
(★注、去年2月24日のロシア軍「特別軍事作戦」直後に2回も結ばれていた平和解決「即時停戦」合意をぶっすぶした極悪戦争屋の米英リベラルメディアの唐突な「心変わり」と、あっと驚く1週間前の毎日新聞記事とは別々の出来事では無くて両者はピッタリ連動して動いていると思われます)
2023年3月23日、経済産業省は韓国に対する輸出管理の運用を見直し、半導体の原材料など3品目の輸出管理を厳しくする措置(経済制裁)を解除したと発表した。(★注、ソウルの日本大使館前の従軍慰安婦像など韓国の反日姿勢に怒った安部晋三首相が2019年に突然「互恵待遇」を廃止して半導体原料の輸出規制にのりだし大騒ぎになっていた)
中國は種明かしされていた事をさりげなく明かしたサウスチャイナの記事!
要約するとざっとこんな感じ「ウクライナの大統領と議論するつもりはない。私が言えるのは、私はその場にいたが、見なかったということだけだ。我々のチームはそこにいて、毎日報告している」
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ShortShort News
@ShortShort_News
IAEAグロッシー事務局長:ロシアがザポロジエ原発の攻撃準備しているというウクライナの発表は嘘
france24 のホームページに記事がありました。
DeepL 翻訳(無料版)してみました。(一部分Google翻訳)
インタビューの動画ではグロッシ事務局長、もっとしゃべってますよね。
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IAEAは、モスクワがザポリージャ原発への攻撃を計画している証拠はないと判断したが、「何が起こるかわからない」と述べた。
29/06/2023 - 22:24
By:マーク・ペレルマン
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長はウィーンからフランス24の取材に応じ、ウクライナ当局がモスクワがザポリシア原子力発電所を攻撃する準備をしていると主張しているにもかかわらず、同事務局チームはザポリシア原子力発電所内にロシア軍の配備を観測していないと述べた。
グロッシ氏は国際原子力機関(IAEA)本部からフランス24に、6月15日にザポリージャへ行ったと語った。同氏は、状況は「深刻」だが、6基の原子炉を冷却するためにダムの水が使用されていた近くのカホフカダムの破壊後、原子力発電所は安定化しつつあると述べた。
「必要な水量を確保するために、発電所の経営陣は初期の対策を講じたが、長期的には十分ではないだろう」とグロッシは警告した。
ウクライナの反攻で前線での軍事活動が活発化したことで、「工場が前線に位置しているため、極めて不安定な状況にさらなる懸念が加わっている」とグロッシは振り返る。
戦闘の状況下では、「プラントは信じられないほど壊れやすく、銃撃戦になった場合に損傷を受ける可能性がある」と彼は付け加えた。
6月22日、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナの諜報機関によれば、ロシアは発電所への攻撃のためにあらゆる準備を整えており、核による大惨事を引き起こす可能性があると断言した。
グロッシ氏は、現地では「そのような展開は見られなかった」と断言する一方、「何が起こってもおかしくない、それが私の心配の種だ」とも述べた。
https://www.france24.com/en/tv-shows/the-interview/20230629-iaea-saw-no-evidence-moscow-planning-attack-on-zaporizhia-nuclear-plant-but-anything-can-happen
10ヶ月も経ったので核燃料の温度は低くなっていて安全で、しかも度々攻撃しているので対策も十分に練られていると思われる。
韓国ハンギョレ新聞社7月4日
ゼレンスキー大統領は同日、戦闘地域から遠く離れたウクライナ北西部のリウネ原発を異例にも訪問した。同大統領はここで軍司令官や原発5社の責任者らと原発安全対策について話し合う会議を開いた。またリウネ原発前で行われた国民向け演説で、「本日協議された主な事案は北部地域の安全と安全強化対策だった」と述べた。リウネ原発は、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が最近新しい駐屯地としたベラルーシの国境地帯にあり、ウクライナ側はワグネルが原発周辺地域を攻撃する可能性があるとみて、神経を尖らせている。
ロイター通信7月1日
ゼレンスキー氏はその後、北西部リブネにある別の原発で軍司令部や原子力当局者と会談。北部地域の安全保障とその強化について話し合ったことを明らかにした
と小さくさりげなく触れているが、
現在稼働中のウクライナの原発ではリネウ原発は原子炉4基と最大規模なのです。
そもそも稼働中だったザポリージャ原発で発電した電気は、ロシアのクリミヤ半島ではなくてウクライナ側に送電していたのですよ。ウクライナのネオナチ親衛隊テロリストの度重なる攻撃で仕方なく停止しただけ。攻撃下でも去年9月まで稼働していた原因は、フクシマの核事故でも明らかなようにブラックアウトになると早々とメルトダウンするからですが、それなら大騒動を起こすのが目的なのですから、ザポリージャよりも稼働中のリビウ原発の方が効果が大きいのです。
今の日本では大騒ぎしている汚染水の海洋投棄よりも、次の大地震が起きれば倒壊確実な原子炉台座の方が大問題だが、放射線が強すぎて何も出来ない。
しかし最大の問題点は政府もマスコミも一切触れたくないメルトダウンして原子炉圧力容器を突き抜けた行方不明の1000トンの野良臨界。マスコミが挙国一致で大騒ぎしていることが重要な場合もあるが、それなら今のジャーナリズムは極めて健全だった。我が日本国は安全安心、何の心配もありません。
しかしマスコミの腐敗堕落は底無し状態。たぶんウクライナの危険はBBCなど世界中のリベラルメディアが騒ぐザポリージャではなくて、誰も何も言わない稼働中の4基の原発を攻撃して大騒動を起こすとのトンデモナイ悪事が計画されている可能性があります。それで突然ウクライナ和平が言い出されたのでしょう。
何れにしろ、今年11月のアメリカ大統領選挙の猫だましの赤いニシンが今のウクライナのダラダラと続く不愉快なロシア軍「特別軍事作戦」の正体です。