『「今こそ停戦を」シンポジウム』の中での質問の中で、まず、最初に「杉原こうじ」氏が質問に立ち彼は先だっても書きましたが、「ウクライナの武装抵抗を尊重している」と述べられています。しかし、今日のIWJさんの「元外務省国際情報局長 孫崎享氏へのインタビュー」の中でも言われていますが、「ウクライナは最後の一人になっても戦う」と言われてもいます。(★注、分かり易く単純化すると、今のNHKから民放各社、朝日新聞、読売産経毎日など主要全国紙や日本共産党機関紙赤旗に至るまで全ての日本国のマスコミの論調とは、鬼畜米英、神州不滅、本土決戦、一億玉砕のスローガンを全員で叫んでいた78年前のソックリ瓜二つだったのである。サイパン陥落時の集団自決で自分の母親を除く一族の全員を失った伊勢崎賢治が心配するのは当然だった)
と、すれば武器輸出などに反対されている、杉原氏の日頃の活動とは矛盾していると考えられます。
(6月21日開催)摩訶不思議な「プリゴジンの乱」の直前開催の「今こそ停戦」シンポジウム
「ソ連崩壊の1991年から1994年までモスクワ特派員だった」「ウクライナのコルホーズにも取材に行って大いに歓迎された」経験を喋るとの、金平茂樹が出席してウクライナ内戦取材当時のエピソードを語り「ドストエフスキーの兄弟殺し」だった恐ろしい真実を解説して、今の日本国のマスコミの主張「ロシア軍即時撤兵」(ウクライナは最後の一人まで戦え」とは180度逆「ウクライナの即時停戦」を主張しているのですから驚いた。
去年4月初めのブチャ大虐殺でガルージン駐日ロシア大使(現外務次官)を「ロシア軍の虐殺は明らかだ」と問答無用と一方的に追及するし、ベラルーシのルカシェンコ大統領には「選挙の不正は明らかだ」(当選はインチキで無効)と強硬に言い張っていた電波芸者の金平茂樹TBSテレビのメインキャスターとは別人だったのである。(★注、たったの1年が経過しただけだが、世界は大きく大変化していた)
何と、金平茂樹の続きが兵器オタクの石破茂元防衛大臣が出席して滔々と自説を論じていたのですから面白い。「ウクライナ頑張れ」の共産党志位和夫よりも「戦闘の即時停止」の石破茂の方が遥かに平和主義者だったとの怖いオチ。(★注、石破茂はウクライナ核兵器にも言及し、「核兵器なき世界」と「核戦争なき世界」は別だとアッと驚く独自の見解を開陳していた)
その続きが在日知識人姜尚中、比較文明論の西谷修のウクライナの解説は分かり易い。(★注、ただし、直接停戦交渉の現場では1人、首都キエフに帰国してから2人が処刑されているのでウクライナ即時停戦は非常に困難らしい)
「今こそ停戦を」シンポジウム前半(第一部)の、最後の締めに10分間喋ったのは元外務省国際情報局長 孫崎享の上司で「アメリカに付いて行けば100年安心」元祖対米従属命の東郷和彦が「ウクライナ即時停戦」の立場から積極的に発言しているのですから愉快である。ネオコンのバイデンが再選すると世界大戦争必死と断定している東郷和彦は誰も気が付いていない間に右翼から左翼に大転換していた?間違いなく現在は正体不明のグレートリセット(ニュー・ノーマル)真っ最中である
そして、杉原氏の発言を擁護された元・「週刊金曜日」の方の質疑もおかしいし、ましてや、「志葉 玲」氏の質疑に至っては「バランスを欠いている」という質疑は完全に登壇者の一人でもある「姜尚中」氏に論破されています。(★注、我が日本国は今まで戦争反対の平和勢力と見做されていた左翼護憲派は最左翼の共産党を含め全員が何故か「ウクライナ必勝しゃもじ」「ウクライナは最後の一人になっても死ぬまで戦え」との極悪戦争屋の手先、あるいは自分の100%の正義(逆に敵は100%悪との単純極まる「白黒や善悪二元論」)を疑わない狂信的ネオコンに成り下がっていとの悲惨なオチ。リベラルや左翼護憲派のバンザイ突撃は見苦しい限りである)
そして、私はウクライナとロシアは今すぐに停戦するべきと思っています。こういう主張すれば維新の誰かさんと同じではないかとも揶揄されますが、私はプーチン政権を擁護しているわけではありません。双方が「血を流さない」「死者」を生み出さない事を望んでいるのです。それには停戦しか、この戦争には無いと考えています。これは登壇者の一人でもある「羽場久美子」氏の言われている事も理解するべきでしょう。(★注、何も自衛隊幕僚学校教官の伊勢崎賢治でなくとも、何を差し置いても「先ずは即時停戦」はイロハのイ。責任ある大人としての最低限の常識の範囲である。ところが、今の日本では鈴木宗男や佐藤優、あるいは鳩山由紀夫のように「プーチンの手先」だの「ロシアの戦争プロパガンダのコピペ」と180度世界の常識が引っくり返っている。まさに世界同時多発痴呆症と言う不気味な感染症の大流行している末世。治療方法が何もない新型コロナより遥かに怖い「死に病」なのである
去年7月17日ネットジャーナリストIWJ岩上安身の国際政治学者「羽場久美子教授インタビュー」は要領よく纏まっていて見易い。そもそもロシアとウクライナの直接停戦交渉「平和解決」は既に2回も成功していて4月初めのイギリスのボリス・ジョンソン首相のウクライナの首都キエフ電撃訪問「ブチャ大虐殺」さえなければ1年以上前に終わっていたのである。(★注、NATO東方拡大はロシアのプーチン大統領も望んでいたとの驚きの機密をすっぱ抜いた羽場久美子。そもそもは欧州共通通貨のユーロのように、NATOはロシアも加盟した「欧州の家」として機能する構想だったらしい)
対して今年6月21日に衆議院議員会館の国際会議場で開かれた「今こそ停戦を」シンポジウムの方は参加者が多すぎて玉石混交、知性や知識、思考力だけではなく基礎体力と忍耐力がないと見続けることは可也困難な代物だが、今の日本の現状を知るうえで非常に勉強になる。(★注、同じ人物の1年前の主張を正しく覚えているなら、平家物語の祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはすで、驕るアメリカ(居眠りバイデン)は久しからずの心境に、・・・
「侵略したロシアが悪い」即時停戦はロシアに有利で「ウクライナは最後の一人まで戦う」と即時停戦の羽場久美子、姜尚中や西谷修に陳腐な持論を繰り返し無意識に激しく左腕を振りながら喋る傲慢「杉浦こうじ」は元々は左翼護憲派「武器輸出に反対」から最悪の戦争屋の狂信的ネオコンの若手論者にメタモルフォーゼしているさまが恐ろしい。世の中がアメリカのハリウッド映画の様に正義のヒーローが悪と戦うとの「美しい筋書き」以外は一切受け付けない。まさに新種の「破壊的カルト宗教」である。
ネオコンがウクライナで始めた戦争で窮地に陥ったNATOが7月11日から首脳会議
2023.07.05 桜井ジャーナルNATO(北大西洋条約機構)は7月11日から12日にかけてリトアニアのビリニュスで首脳会議を開く予定だ。ソ連消滅後、NATO軍は1995年8月から9月にかけてボスニア・ヘルツェゴビナを空爆、1999年3月から6月にかけてユーゴスラビアを攻撃、アメリカの侵略マシーンとして活動を本格化させたが、昨年2月からウクライナでロシア軍と戦闘をはじめ、窮地に陥った。そこから抜け出そうとする国も出てくるだろう。
アメリカがウクライナ政権転覆工作は2014年2月にビクトル・ヤヌコビッチ大統領の排除に成功。その時オバマ政権が手先に使ったのはNATO諸国で訓練を受けたネオ・ナチだ。
クーデターでキエフや西部地域は制圧できたものの、ヤヌコビッチの支持基盤だった東部や南部の住民はクーデター体制を拒否、南部のクリミアはロシアの保護下に入り、東部のドンバスでは内戦が始まる。
内戦でキエフのクーデター政権は勝てないとアメリカやEUは判断、軍事力の増強を図る。そうした時に結ばれたのがミンスク合意。ドイツやフランスが仲介したのだが、アンゲラ・メルケル元独首相は昨年12月7日にツァイトのインタビューでミンスク合意は軍事力を強化するための時間稼ぎだったと認め、その直後にフランソワ・オランド元仏大統領はメルケルの発言を事実だと語っている。
(抜粋)
桜井ジャーナルは1行も「間違っていない」が、正しくもない不可解な「ミンスク合意」裏事情
「ミンスク合意。ドイツやフランスが仲介した」ですが、正しくはミンスク合意とはキエフ政権とマイダンクーデターに反対する(ヤヌコビッチ大統領支持派の)ドンバスのロシア系市民代表との合意であり、それをドイツとフランスとロシアの3カ国が仲介(補償)したもの。ミンスク合意当時者はあくまでウクライナ東部ロシア語話者のドンバスと西部リビウを本拠地とするマイダンクーデターのキエフ政権。ドイツのメルケルやフランスのオランドは「時間稼ぎだった」(ミンスク合意を守る気が最初から無かった)と認めている。
ところが、現時点ではロシアのプーチン大統領は一切認めていないが今回のインチキ臭い6月24日「プリゴジンの乱」の張本人のロシア語の罵詈雑言が正しいとすれば、メルケルやオランドだけではなく実はロシアのプーチン大統領を含めて仲介役の独仏露の3者全員が「時間稼ぎだった」らしいのである。
6月24日「プリゴジンの乱」の(PMC)ワグナーは「自由の戦士」、クーデター仕草の収束とともに「テロリスト」に戻すご都合主義のレッテル貼り
迷惑なウクライナ紛争の「即時停戦」提案のアフリカ7カ国首脳を率いて首都キエフを6月16日に訪れゼレンスキー大統領と会談した南アフリカのラマポーザ大統領
たった3日で実質的に「終わっている」にもかかわらず、今まで1年以上も意味なくダラダラと続いていた不真面目なロシアの「特別軍事作戦」もとうとう最終局面を迎えたらしい。2023年06月28日 | 政治 バイデン「我々は無関係」(^_^;)
普通に考えれば「消えた弾丸」安倍殺しの煙幕だが、
日本人知識層のほぼ全員が阿呆の凡人の見本だと思っていた安部晋三総理ですが、最後のG8の2013年米オバマ(NATO)がシリアのアサド政権打倒を決議しようとしてロシアのプーチン一人だけが「イスラム過激派テロリストが勝利したら大変なことになる」と反対した時に、なんと、安倍さんがプーチン側に立ってシリア強制民主化反対を発言したと当時総理秘書官だった今井尚哉が言っています。(2月20日エコノミスト「ウクライナ侵攻1年」インタビュー完全版今井尚哉首相補佐官)
このG8の逸話が事実だったなら、世間からは「落ちこぼれ三流大学出だ」と馬鹿にされていた安倍さんは知的エリートのオバマやEU首脳より遥かに素晴らしい判断力や知性だったとの爆笑パラドクス 2023年03月29日 | 存在脅威管理理論 何時から始まったか?Day 0 問題
正常な判断力の誰にも予測できない、狂気のPMCワグネル25000人の武装蜂起、モスクワ遠征と見せかけ敵を油断させた隙に一転してキエフ攻略との偽装クーデター「プロゴジンの乱」の演出で、ウクライナ西部のリビウなど東方キリスト教典礼カトリック(ステファン・バンデラ)のネオナチ親衛隊テロリスト集団を上手く騙して、不可能に近い「和平提案」を実現するとの孫子の詭道。ほぼ政治的詐欺か手品である。
経済紙の日経報道なら分かるが…(写真はJSRのエリック・ジョンソン社長)
「消えた弾丸」安倍殺しから8カ月後の2023年3月23日、経済産業省は韓国に対する輸出管理の運用を見直し、半導体の原材料など3品目の輸出管理を厳しくする措置(経済制裁)を解除したと発表した。(★注、不可解な「消えた弾丸」安倍殺しの目的とは、唐突に全てのマスコミが騒ぎ出した反日カルト宗教「統一協会」と政府自民党のズブズブの関係の暴露ではなくて、世界的な半導体サプライチェーンの再編成が目的だったとすれば色々な不思議の辻褄が合ってくる)
神州不滅や鬼畜米英、一億玉砕の本土決戦ですが、今の日本人では信じられかもしれませんが、99・99%の人々が信じていたのです。ですからお馬鹿な私の父親の様に小さな仲間内の会合だったので油断して『日本は勝てない』と喋れば即座に通報されて、もう少しで特高に殺されるところだったのです。
今のウクライナは戒厳令が敷かれ野党指導者は全員逮捕され、一般市民男性は出国禁止で強制徴兵、徹底的な人間狩りを行っているが、実は去年2月24日ロシア軍「特別軍事作戦」の以前に壮年男子の大部分は既に出国していて、それほど多くは残っていない。
そもそもソ連崩壊時の経済混乱が克服できないウクライナは外国に出稼ぎに行くのは普通だったのですから、2014年のマイダンクーデターの内戦勃発では一気に国外脱出に拍車がかかったのです。
6月21日開催の奇妙な「今こそ停戦を」シンポジウムですが、何故か開催した事実をマスコミは報じたくないが、
参加者としては、司会者の横に座っていたのが「朝まで生テレビ」の田原総一朗ですよ。
田原総一朗の横に座っていたのが今まで散々、口を極めて「ロシア軍の蛮行」を告発していたことで有名な金平茂樹ニュースキャスターと、この二人はTBSや朝日テレビの顔のような人物。しかも即時停戦シンポジウムの賛同者として名を連ねていたのが歌手の加藤登紀子。
今までなら「ウクライナ必勝しゃもじ」「ロシア軍即時撤兵」を強硬に主張していたリベラル知識人の面々が、180度態度を翻して「ウクライナの即時停戦」に切り替えたのです。もちろん外務省国際情報局長の孫崎享の上司で元祖対米従属命の東郷和彦が「ウクライナ即時停戦」の立場から積極的に発言しているのです。バイデンを最悪のネオコンだと口を極めて批判していたのですから驚くやら呆れるやら
歴史は繰り返す。最初は悲劇として2回目は喜劇として
それなら1945年8月9日未明のソ連赤軍の対日参戦を聞いて即座に御前会議を開催して、ポツダム宣言受諾を決定した、78年前と同じことが起きていたのです。ただし、大本営はせっかくのポツダム宣言受諾(日本敗戦)は連合国には即座に打電したが、日本国民人に対しては8月15日の玉音放送までは黙ったまま。
内緒にしていたのです
この時に朝日新聞などマスコミ各社は阿南陸軍大臣の奇妙な檄文とともに、それとは180度逆の「どうか、日本の敗戦を分かってくれ」ともっともっと奇妙奇天烈摩訶不思議な鵺のような意味不明の記事を書いていた。
意味は「裏の隠された意味を、どうか察してくれ」
数日前の毎日新聞では今回の衆議院議員会館で開催された「ウクライナ即時停戦」賛同者である歌手の加藤登紀子の「ウクライナ必勝しゃもじ」とも解釈できる何とも不可解で不気味な2パージにもわたる長文の記事を掲載していたのです。ただし、いくら読んでも誰も意味が分からない代物
日本降伏から5日後の玉音放送
2018年11月18日 | 社会・歴史
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/25149cfb2fd2df60dff2fcc3882f03f5
>この時に朝日新聞などマスコミ各社は阿南陸軍大臣の奇妙な檄文とともに、それとは180度逆の「どうか、日本の敗戦を分かってくれ」ともっともっと奇妙奇天烈摩訶不思議な鵺のような意味不明の記事を書いていた。
意味は「裏の隠された意味を、どうか察してくれ」
数日前の毎日新聞では今回の衆議院議員会館で開催された「ウクライナ即時停戦」賛同者である歌手の加藤登紀子の「ウクライナ必勝しゃもじ」とも解釈できる何とも不可解で不気味な2パージにもわたる長文の記事を掲載していたのです。ただし、いくら読んでも誰も意味が分からない代物
そう思えます。
が、で、どう天皇カルト日本は、着地させるのかな・・・
むしろ「福島汚染水の垂れ流し」は、「戦争しない代わりに、これを口実に無血占領してくれ!」って投了の一手か?
本当にわかりませんよね・・・・