逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

菅首相、薬害業績にヤジ 小沢氏への禅定示唆?

2010年09月07日 | 政治

≪禅譲ほのめかす!?≫

首相は5日、弱気を見せた。1日に自らを支持するグループの会合で、小沢氏を、不平士族に担がれて西南戦争(明治10年)を戦い自刃した西郷隆盛になぞらえたが、フジテレビの番組「新報道2001」ではこう修正した。
『(明治維新という)革命を成し遂げるのは高杉晋作とか西郷隆盛だ。西郷さんは生き残り、高杉は亡くなる』
高杉を尊敬する首相は自らの内閣を『奇兵隊内閣』と命名してきただけに『次は小沢さん』と禅譲をほのめかしたとも受け取れる。
5日午後、大阪・梅田の街頭演説で、首相は小沢氏の「政治とカネ」の問題に直接触れなかった。
会場には熱烈な『小沢サポーター』が集結。『必勝 小沢一郎』の幟(のぼり)が並び『小沢コール』が鳴り響く。
首相が薬害エイズの話に触れると『おまえの自慢話はもういいぞ!』とヤジが飛んだ。
(産経新聞)9月6日(月)

再選された場合、小沢氏起用示唆? 首相「選挙の分野で」
 
菅直人首相は6日夜、日本テレビで民主党代表選で再選された場合の小沢一郎前幹事長の処遇について『選挙の指導は非常に的確だ。得意な分野で活躍していただければありがたい』と述べた。
首相は代表選後の内閣改造・党役員人事に関し『すべての議員が自分の得意な分野で働ける態勢をつくることが挙党態勢だ』と指摘。
『各種世論調査では小沢氏を要職に就けることに反対が多い』との問いには『適材適所でいきたい』と述べた
2010/09/06【共同通信】

『誰がやっても3年後の衆参同日選』

小沢一郎支持者は熱烈な積極支持なのだか、正反対に菅直人支持者は『3ヶ月で首相交代では恥ずかしい』とか『1年で3人もの首相では日本の恥である』などの消極的支持が多くて積極支持は極少数でしかない。
しかも前回民主党代表選挙の世論調査では鳩山は劣勢で岡田が上でしたが、鳩山由紀夫が首相になったら歴史的な高支持率だったので、あまり新聞の与論調査はあてになりません
今度はもっと異常で、
ネットでの調査では8割が小沢支持で新聞の調査では正反対の菅8割支持の4対1なので、Wのスコアの2倍のWWスコア?の大差がついている。
そして国会議員の最大の関心ごとである、問題の次回総選挙ですが、誰が首相をやっても現有300議席確保は無理であるのですから、それなら3年後の衆参同日選の確率が一番高いでしょう。(過去の衆参同日選は与党が有利で、勝っている)
菅と小沢の争いですが、外交では違いが小さいが財務省主導による消費税増税の財政再建路線の緊縮財政の菅首相と、それに異議を唱える小沢一郎では経済政策で大きく違います。
あの参議院選挙の敗北原因の消費税10%発言ですが、財務省の財政均衡路線の財務官僚の言い分そのもので、あれは恐山のイタコや沖縄のユタと同じ現象で喋っているのは菅直人ですが、財務官僚の生霊が乗り移って菅首相の口を借りて語っているのです。
日本国に独自の『狐つき』や『犬神つき』などの異様で恐ろしげな憑依現象ですよ。

『期待外れの菅直人』

菅直人首相ですが、民主党に政権交代した意味が全く分かっていない。(1年前の自民党政権への怒りや民主党新政権への期待が理解できていない)
今の菅直人首相の言動ですが、与党民主党入りした自民党総裁谷垣貞一に変わっても枡添要一がなっても与謝野馨でも、はたまた公明党山口代表でも、それで通ってしまいそうで、何の新鮮味も個性も無い。
菅直人の中身(個性)がなんにも無い。
共同記者会見での菅直人ですが、人を見かけで判断するのは本意では無いが、なんとも気になったのは瞬きの回数の異常な多さである。
あれでは『落ち着きのなさ』があらわで、日本の最高責任者として心もとない。
あの三国人やシナ、ババア発言の東京都知事石原慎太郎を彷彿させる多さなのです。
石原慎太郎が人気があるのは数々の暴言などでも一言も反省せずに男らしさ(根性)を演出して人気を得ているのですが、・・・あれ、間違いなくニセモノですね。
必死になって自分の弱点である『小心』を隠している心算なのです。
『そう、ありたい』と本人が考えて一生懸命に『男らしさ』演技しているのですよ。
多分本当の石原慎太郎はとんでもなく気が小さいのですよ。
昔に青島 幸男に自民党入りして青嵐会加入したことに関して、言動不一致を注意されたら一言も反論出来ずに下を向いて慎太郎が『しゅんたろう』になっていたのを見たときは大笑いしました。
瞬きの多さは精神的な極度の緊張を表していますが、菅直人ですが、あの共同記者会見のようなことは今までなかったのです。
菅首相を見ていると、あの『学べば学ぶほど』など軽すぎる発言を連発した鳩山由紀夫が何故か『大人物』に見えるから不思議である。

『三年前の安倍晋三政権の参議院選挙結果との共通点』

小沢に対する金権疑惑で、謹慎して3ヶ月で復活するのは納得いかないとの意見もあるが、千人程度のインチキ臭い新聞社の世論調査ではなく、日本の全有権者が参加した2ヶ月前の参議院選挙で示された『菅内閣は駄目だ』の世論の無視は腹立たしい。
7月29日に開かれた民主党両院議員総会では『菅直人首相は辞任すべきだ』との意見が相次いだが間近に迫った9月の民主党代表選まで菅首相、枝野幸男幹事長ら党執行部はそのままで続投することになった経緯がある。
今回歴史的な参議院の大敗で『ねじれ国会』になっているのにも関わらず、菅直人首相を筆頭に、枝野幹事長や仙石官房長官など誰一人も責任を取らないでは無責任にも程が有るし、完全に国民世論を無視していることになるでしょう。

2ヶ月前の7月11日投票の参議院選挙とは、自民党の安倍晋三首相の時の3年前の参院大敗とまったく同じ、政治構造であるのです。
前の首相の遺産の衆院300議席の絶対多数と、自分の言動が原因しての参院大敗に因る『ねじれ国会』の発生なのですから、参院大敗の1ヵ月半後に辞任した3年前の安倍内閣の雪隠詰め状態と全く同じである。
それなら3年前の『選挙で否定された安倍首相は民意に従え』(辞任せよ)との国民世論の動向や新聞社の論調と今回が、『同じ』で無いと辻褄が合わない。
同じことが起きたのに、ところが今回は大違い。
まったく正反対なのです。
3年前の『安倍慎三は責任を取れ』とはまったくの正反対の『菅直人続投支持』なのですから、今回の新聞論調は何とも摩訶不思議である。
今のマスコミ各社のように、菅直人続投を『当たり前』だと考える方が、『当たり前』ではなくて『異常』である。
この菅続投の新聞論調と『敗戦責任論』との折衷案として民主党の挙党一致体制の構築の為に、鳩山由紀夫は枝野幹事長に参院敗戦の責任を取らせて(詰め腹を切らせて)決着する算段であったようです。
参議院大敗では誰かがこの敗北責任を取らないと、到底話はそもままでは収まらない。
誰でもが考える『枝野幹事長更迭案』ですが、・・・これを不思議なことに菅直人は最後まで絶対に飲まなかったようです。
鳩山由紀夫前首相でなくても、誰でも解決方としては一番正解であると思うのですが、それなら何故菅直人が突っぱねたかの原因を考えると、これはこれで興味深いですね。
何故、最悪の結果が予想されるのに拒否したのか。?みなさんは如何、思われますか。
また、所属政党が自民か民主の違いだけで、これほど色々な設定条件が3年前の参議院選挙と酷似しているのに、メディアの誰もが3年前の安倍晋三の事例を持ち出さないのも不思議な話ですね。
これは多分自分の態度が前回と今回では正反対なのを、日本の一般有権者に悟られたく無いのですよ。

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10 コメント

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大阪地検特捜部の大失敗 (一休宗純)
2010-09-10 16:06:54
マトリックスさん、コメント有難う御座います。
ブログ主が大量の誤字脱字転換ミスが出ていても『独自の主張こそ命』と一向に気にならずファジーに徹しているのですから細かい正誤は気にせずに『一番大事な主張とは何か』などの価値観の優先順位の『順番』を大事にしたいですね。ところが他のネットではこの何が一番大事な核心部分かの判断が色々問題がありそうですよ。
(人間誰しも能力には限界があり、細かいところに気が回ると、本当の大事なところには気が付かないのです)

民主党幹部の石井一議員を標的にしていた厚生省汚職事件が完全無罪で検察の捜査手法が批判されそうですが、これは今の小沢金権疑惑の検察審査会とも連動しそうです。
少し前の鈴木宗雄の最高裁判決は有罪自体は規定路線なのだが何とも政治的な期日の設定で民主党の代表選を睨んでも政治判断が働いているでしょう。

ところがここに来て、小沢一郎が大勝しそうですよ。
マトリックスさん、本当にマスコミ報道(統計、世論調査)ぐらい当てにならないものはありません。
今日の産経を見て思わず笑ってしまいました。
産経は菅支持で小沢叩きをずっとやってきたのですが、『民主代表選 ネットで人気逆転の謎 政治好きは小沢氏好き?』
2010年9月10日(金)08:00
では、新聞調査の正反対である事実を報道しているのです。 
>産経・・・・他の報道機関の調査でも、小沢氏は首相に大きく引き離されている。
一方、ウェブサイトでの調査で・・・・・・小沢氏の93%に対し、首相はわずか6%にとどまった。<
ネットと新聞と新聞の逆転現象の理由として、
>「ネットの投票者は・・・政治に積極的にかかわりたい人たちの声だ」
一方、新聞・テレビの世論調査は・・・無作為(言葉を変えれば政治に無関心層)

産経も阿呆な煽り記事ばかりではなくて時たまには本当の報道をするのですよ。
このネットでの小沢人気とは、政治への関心度の高さの現れでしょう。
それなら民主党サポーター票の行方は間違いなくネット調査と同じになり8割は小沢で菅は2割以下となり小沢圧勝となります。
今までの新聞やテレビ報道の調査と民主党員の支持動向が同じであるとの姿勢で判断しているのですが、これが同じである保障は全く無いのですよ。
政治に関心があるから自分からわざわざ党費を払って党員になるのですから、
民主党員と新聞世論とが産経やその他のマスコミの様に同じと考える方が如何かしていますよ。
返信する
最後の行 (マトリックス)
2010-09-10 12:52:12
些細な訂正ですが最後の行の、『の』を一つ消し忘れて『ののは』になってしまいました。細か過ぎる訂正でしたらこのコメントは消して下さい。
返信する
3つのウソ (マトリックス)
2010-09-10 12:40:52
イギリスの格言にマスコミの本質を突いたものがあり、さすがはジョージ・オーウェルを輩出した国だと思ったことがありました(世界は腹黒いではないですが日本人に欠落している騙されず真実を見抜く知恵というか、逆に言うと白人の支配層はどれだけ怖ろしい悪知恵を持っているか、ジョージ・オーウェルが『1984』を自分の寿命が尽きる前にロンドンを舞台の小説として完成させた理由というか)。ウソには3つのウソがある。ウソ、大ウソ、統計である。小沢一郎の支持率がマスコミの世論調査とネットの中での実際の支持率と正反対なのにマスコミが強気なのは日本人が統計を世論誘導の道具にされる危機意識がないのにつけ込んでると思われます。イギリス国内ではダイアナさんの事故?は(起きた場所はフランスですが)、大ウソというかタブーにされた事件で実態は暗殺された事が中東やイスラム圏以外のメディアでマスコミの主流として真実が知れ渡るののはいつになるのでしょうか…
返信する
菅では日本が沈没。小沢では炎上する可能性がある (宗純)
2010-09-10 11:10:35
Saitoさんコメント有難う御座います。

菅直人ですが、日本が今まで続けていた『失われた20年』をこれからも続ける心算のようなので、それなら間違いなく我が日本丸は段々沈んでいきます。
これは確実です。
これに対向しているのが小沢なのですが・・・こちらの方は日本丸が船舶火災でもっと悲惨なことになる可能制も有るのですよ。
脅かすようですが、これは可能制としては十分にあるのですよ。
イソップの寓話で蛙たちは無能な丸太の王様を馬鹿にして、それに変わった立派なコウノトリの王様を大歓迎したがこの王様は蛙を次々と食べてしまった話の類似したことが起きかねないのです。
船が浸水して徐々に沈むよりも船乗りがもっとも恐れられているのは実は火災なのですね。
元々船荷の保険から出発しているのですが、損害保険会社の名称は必ず前か後に『火災海上』の言葉が入っているのです。
陸の火災とは大きく違い、船の周りは一面水であるのですが、燃えると逆に逃げ場が何処にも無い。
それで船舶には昔から絶対に燃えないアスベストが大量に使用されていたのですが、その為に船員には肺気腫などアスベストによる死亡例が多くなるのです。
船乗りだった私の義理の兄もこの病気で死んでいますが何よりも一番怖いのは、これは絶対に火災なのですよ。
菅が丸太並みの無能なのは分かったのですが、・・・小沢一郎ですがコウノトリである可能制が・・・・時代の節目節目で民主主義とは正反対の行動を取っているのですよ。
ですから今のように護憲派のネットの諸氏がもろ手をあげて小沢一郎を救世主のごとき扱いをしているさまは異常なのですよ。
困った事ですが、何の危険性も感じてはいないのです。
この現象が何十年も前からの小沢一郎の行動を記憶しているものにとっては信じられない話ですね。何故それ程無条件で信じれるのか。
『これからの小沢一郎』はよく分からない部分があるのですが、『これまでの小沢一郎』は間違いなく『悪』ですね。

田中良昭氏ですが、それにしても能天気ですね。報道に少しでも関わっていたなら救いがたい無能としか言葉もありません。
あるいは、ネット工作員ですね。
丸っきり、今のマスコミの宣伝に踊らされているのですよ
官僚主導が悪で、政治主導が善であるとの中学生程度の子供の論ですよ。
話がまったくの逆であるのですよ。
我が日本国とは、政治は3流なのだが官僚組織は1流だったので、政治家が全くの無能でも曲がりなりにも沈没せずに、ここまでまともに来れたのです。
この事実は20年以上前なら誰でもが知っていたが今ではこの常識は正反対になるのですが、この逆転現象が政治の劣化現象と同時進行したのですよ。
官僚は幾らえらくても所詮、慣例重視で前例踏襲なので政治で決まったことしか何もしないのですよ。
『政治主導』とは(長年日本を実質的に運営してきた)今の官僚の力を奪うことではなくて、
今まで何もしてこなかった政治家が、自分の仕事である『政治』を行うことなのですよ。
『官僚が悪い』ではなくて『政治が根本的に腐っている』のです。
それなら政治主導とは、今まで何とか優秀な官僚のお蔭でぎりぎりの限界だったのものの最後の蜘蛛の糸を断ち切る行為で自殺行為に近いのですよ。

官僚制度は日本の最大の問題点か?
2009年05月03日 | 政治
日本は官僚社会か? 
(社会・歴史 / 2009年02月09日 )
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この国の実像に。。。 (Saito)
2010-09-10 03:02:50
ブログ主さま、
おっしゃる通りですね。菅体制が続けば、官僚・マスコミにとって都合がいいので、日本が沈没するまで、応援してくれる(笑)。しかし、そうなれば、自分たちも失業してしまうのですが、どうするつもりなのでしょう。

全体に占める腐敗部分が少なければ、腐敗部分がうまい汁を吸える場合もあるのですが、全体が腐敗してしまえば、汁自体が出ないのにね。

次のお言葉は、田中良昭氏の「国会探検」から:

「このように民主党代表選挙は図らずもこの国の様々な分野の実像を見せてくれる契機になった」
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/09/post_232.html

鈴木宗男の上告棄却、検察審査会の再開などなど、続々とこの国の実像に目覚めさせていただいてます(笑)。

返信する
担ぐ神輿は軽い方がよい (宗純)
2010-09-08 12:27:44
Runnerさん、Saitoさんコメント有難う御座います。

「代表選に勝っても捨てられる運命にある菅首相」
ですが、如何でしょうか。?
天木直人ですが中東問題の見識はあるとは思いますが、・・・残念ながら政治感覚や判断力は全く無いと思いますよ。
何故官僚やマスコミが小沢一郎を嫌い、その反対に菅直人を支持するかの最大の理由は『担ぐ神輿は軽い方が良い』のですよ。それなら小沢より菅が間違いなく良いのです。
大阪府知事で一番議会や府の幹部から好評であったのは、誰あろうあの救いがたい阿呆の横山ノックなのですよ。
官僚や議員など知恵あるものにとっては、ノックほど扱いやすい(思いどおりに操れる)人物はいなかったのです。
そして日本国ですが、『人生色々』だとか『自衛隊がいるところが非戦闘地帯』とか『私に聞いても判るはずが無い』だとかの数々の阿呆発言を繰り返しても誰一人もマスコミが批判しなかった小泉純一郎と横山ノックの共通点とは、見た目の奇抜さと中身の無さの段差による眼くらまし効果ですね。
マスコミや官僚が支持した理由は『軽さ』なのです。
それなら菅直人は小泉純一郎ほどではないが3年後の衆参同日選の大敗まで続く可能性あるのですね。
ただそれなら3年後の民主党大敗で今の自民党以上のダメージを受けるので間違いなく民主は消滅しますが、それ以前に日本国の経済が崩壊してしまい大変なことに成っているでしょう。
日本が沈没します。
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マスコミ独裁 -代表選に勝っても捨てられる運命にある菅首相」 (Saito)
2010-09-08 03:43:25
>Runnerさん、
「記者クラブ」問題も大きいでしょうね。「官房機密費」関係も、貰ったマスコミ幹部たちは必死でしょう。そして、下っ端の方はあまりものを考えないで「小沢憎し」で固まっているのでは。

しかし、もしこれで小沢が負けるようなことがあったら、もう完全に「マスコミ独裁」です。そんな国の首相になって何がおもしろいのでしょうか。菅さんは負けた方が、結局自分の身のためです。

天木直人のブログにこんな記事がのっていました:

「代表選に勝っても捨てられる運命にある菅首相」
http://www.amakiblog.com/archives/2010/09/07/#001663

まったく、ありそうなこと、きっと起こりそうなことです。マスコミに袋叩きにされて、結局、菅首相も退陣させられる。

他人事と思っている他の議員や政治家も目覚めた方がよいでしょう。
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菅さんもやる気がないのかも (Runner)
2010-09-07 21:43:51
これはどこまでホントなのかわかりませんが、一説によると、米国があまりにもアレコレ命令してくるので、菅さんはすっかり嫌気がさしているそうです。
もちろん、それに抗しきれない自身のふがいなさについても嫌気がさしているのでしょう。
つまり、それだと鳩山さんと同じですね。

「恐妻」として有名な伸子夫人にいたっては、「潔く討ち死にしなさい」と負けることがわかったようなことを菅さんに向かって言っているとか。

>Saitoさん

現在フリージャーナリストの上杉隆さんによると、マスコミが小沢バッシングを始めたのは、小沢さんが記者クラブ問題を取り上げた頃からだとのことですよ。
返信する
人の噂も75日とは言うが (宗純)
2010-09-07 11:46:27
Saitoさん、コメント有難う御座います。

菅直人も民主党執行部もマスコミ各社も、無責任にも程があると思いませんか。?
2ヶ月前に、菅直人のオウンゴールでの参議院大敗でのねじれ国会の執行部の責任問題を、『9月に代表選挙があるから』との理由で、一時的に先送りしたのですよ。
ところがその9月の代表選が始まったらマスコミ各社も菅執行部も、誰一人も『選挙の敗北責任』を口に出さないのですよ。
これ、可笑し過ぎると思いませんか。?
あの当時は、たったの2ヶ月先なので物理的に2回も続けて代表選をする訳にもいかず、
9月の代表選まで、一時的に先送りされただけで『責任問題』が無くなった訳では決して無いのですよ。
3年前とは大違いで開いた口がふさがりません。
正反対なのです。
この菅直人首相ですが、総選挙で選ばれたわけではなくて、その正反対に7月の参議院選挙で国民に『NO』を出されているのですよ。
それなら理論上は、今度の民主党代表選で再選されて首相になったら、あらためて衆議院を解散して『国民に信を問う』必要があるのですよ。
ところが菅直人首相は、3年後の任期満了により同日選を既に決定して発言しているのですよ。(マスコミはこれに対する批判が無いのは異常極まる)

3年前ですが、今とは大違いで国民も全てのマスコミも、もちろんネット世論も衆議院解散による総選挙か、それとも最低でも安倍晋三首相の辞任(内閣総辞職)を求めていたのですよ。
ですから、鳩山由紀夫の枝野幹事長の『首』程度の条件は、これ以上無い温情であるのですが、それさえ蹴った菅直人の今回の行動とは無責任の極みで、
>『菅さんは、新聞・テレビなど既存メディアの力を過信した』<のだろうが、それにしてもマスコミが異常ですね。
人の噂も75日とは言うが、まだたったの55日程度で国民から示された民意を完璧に忘れるとは世も末のマスコミ全部の痴呆状態であるといえます。
誰も彼もが過去の事柄を直ぐに忘れはてて仕舞い、『歴史から学ぶ』という姿勢が全く無いのですよ。
だから何度でも同じ間違いを繰り返すのですから情け無いですね。
返信する
小沢VSマスコミ(Not菅) (Saito)
2010-09-06 23:43:27
菅さんは、新聞・テレビなど既存メディアの力を過信したのだろうと思います。さんざん小沢叩きを見てきたので、小沢はマスコミの攻撃に弱い、と見たのでしょう。菅グループは、ネット情報に疎いのでは。さらに、小沢側にいろいろ溜めがあって、自己規制していたのを甘くみたという事もある。その上で、幹事長職を小沢側に渡すくらいなら対決と選択したのでは。

記者会見などで見る限り、菅さんは、新聞・テレビの報道をそのまま鵜呑みにしているようです。自分で調べたりしたことはないようです。

その証拠に、東京に続く大阪での立会演説会で起きた「小沢コール」にかなりショックを受けているらしい(しかし、いまさら「禅定」なんて、あまりに情けなさすぎ)。

私にとっては、むしろ、既存メディアが3年前(私はまだ日本の政治に関心がなかったので、当時の状況よく知らないんですが)と正反対に、なぜ参院選大敗北の菅内閣を擁護しているのか、の方が大きな?マークなんですが。

ネット情報によりますと、既存メディアが小沢氏を恐れる理由は、

 1)記者会見のオープン化
 
 2)クロスオーナーシップの禁止

 3)電波利権の公平化

だそうです。いずれも、既存メディアの既得権益を脅かす大問題だそうです。が、もっと低レベルな理由があるという情報も。。。

これもネット情報ですが、単に小沢氏が「あやまらないから、大きな顔をしてるから」だそうです。唖然としてしまうが、案外そうかもしれませんね。小沢嫌いの知人も、似たような反応なんで。

今回の民主党代表戦は、図式でいえば、

小沢(+ネット)VS マスコミ+官僚(+菅)

くらいじゃないですか(笑)。

それにしても、小沢演説にはちょっと興奮してしまいました。やらせてみたいという気がしました。ビデオの演説では、経済問題が中心だったのですが、具体策がしっかりしています。特に、急激な円高に対する応急の金融政策は必須だか、金融政策だけでは間に合わない(「国際的」な協調が要るから)。円高を利用して(今のうちに)海外資源を買っておくべきという政策に納得です。どこかで、ケインズ理論と評価されていましが、理論などの問題でなく、現実を分析した結果だろうと思います。

来年2月にドルが新札になるそうで、何かありそうですね。国際金融市場に少しでも頼らない経済の基礎を敷いておこうという深謀遠慮を感じました。
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