『テロと対テロ戦争との、近すぎる不都合な関係』
イスラム教の預言者ムハンマドを笑いものにした報復での今回のフランスでのテロ事件に対して日本の安倍政権をはじめ欧米各国が非難声明を出しているのですが、・・・
それはそれで『正しい』とは思うが、自動車とカラシニコフを使用したならテロ(悪)で、無人機とミサイルの使用なら対テロ戦争(善)だというのも不思議である。
両方とも、憎むべき無差別殺人ですよ。(両者の違いとは実行者がビンボウ人か、それとも権力を持つ金持ちかの違い程度)
150人も犠牲者が出た、パキスタンの軍関係者の学校を襲撃したタリバン系武装勢力ですが、パキスタン軍による空爆で数十人の子供達が殺されたことに対する報復であるとの声明を出している。
パキスタンでは報復の連鎖が起きているのです。
今回フランスの襲撃事件では、手際が良いことから中東とか北アフリカで軍事訓練を受けていた可能性が指摘されているが、イスラム国とかリビアからの帰還兵(イスラム聖戦士)の可能性まであります。
フランスの対岸に有るリビアのカダフィを独裁者の汚名を着せて殺したのはフランスのサルコジや欧米諸国なのです。
NATOに空爆されたカダフィは、リビア東部の反政府勢力とはイスラム過激派勢力のアルカイダであり、フランスなどのNATOの支援は間違いだと指摘したが、結果的にサルコジよりもカダフィの言い分の方が正しかったことが今回のテロ事件の発生で証明されている。
『ヘイトスピーチと言論の自由との、遠くて近い関係』
今回襲撃された『シャルリー エブド』は60年代に創刊された左翼的『アラキリ』が前身で、当時は学生運動の中心だったアラキリはフランス当局から何度もの発禁処分を受けている。ところが一転して『シャルリー エブド』になってからは2005年のデンマークの新聞社がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画でのイスラム教徒の抗議行動が過激化する中でヘイト記事を転載して火炎瓶を投げ込まれている。2006年のイスラエル軍のレバノン侵攻では反イスラムの立場でイスラエルを支持している。
今回のイスラム過激派のテロ事件発生を大きくマスコミが取上げているが、同じ8日にはフランス全土でイスラム教寺院(モスク)に対する手投げ弾とか投石、放火が相次いだことは小さくしか取上げないか、まったく報道しない。
今回殺害されたステファン・シャルボニエ編集長の連れ合い(事実婚の相手)は、何とリビアのカダフィを殺した前サルコジ政権の女性閣僚のジャネッテ・ブグラグで、すぐさまテレビに出演して『虐殺は防ぐことが出来たはずで、政府に事件への責任がある』とオランド政権の責任を強く主張しているのです。
欧米世界が口を揃えて主張する『表現の自由』や『欧米の民主主義』ですが、言葉どうりには解釈できない汚い裏事情が有るようです。
『近親憎悪』
ユダヤとキリストとイスラムは基本構造が同一宗教の『宗派の違い』程度なのですが、これが非常に仲が悪い。
まさに近親憎悪で、これは日本でも創価学会と日蓮正宗とを見れば誰でも『なるほど』と納得する。宗教では、無関係では無くて同一だから余計に小さな違いが許せない。身内だから余計に腹がたつのです。
特に世界にとって問題なのは一神教教徒の不思議な攻撃性ですが、歴史的にも現実問題としても本当に困った話です。(ユダヤやイスラムも問題だが、日本を例外に他の先進国が全てキリスト教国家なので世界規模でキリスト教の過剰な攻撃性が問題となる)
日本ではキリスト信者は1%の少数派なのですが、何故かネット世界の限界集落である護憲左派ムラでは多数派なのですよ。
ネットのキリスト信者ですが不思議な事に何故か決してイエスがどうのマタイがどうのとは言わない。150年遅れの『隠れキリシタン』状態なのである。(たぶん口に出すと一般の日本人に嫌われると自覚しているので自粛しているのでしょう)
しかしキリスト教信者は聖書の『最初に言葉ありき』なので、普段は実に理知的であり会話が理路整然としているので民主主義とか科学の信奉者で、心優しいい人格者であると思われている。曖昧さを嫌い、人一倍論理的なのです。
ところが、唐突に『堕胎は殺人だ』とか『進化論は間違いだ』と言い出して、口汚く罵るので、口があんぐりと言うか、『此処はどこ、私は誰』状態に。本人たちには『自分たちが間違っているかもしれない』、『悪いことをしているかも知れない』との自覚がゼロなのですから反省することが無い。
『悪意が無い悪意』ほど、始末に終えないものは無いのである。(自分の悪意を自覚していれば何らかの歯止めになる)
ネット世界の『隠れキリシタン』ですが、正気と狂気の間を瞬間移動できるさまは見ているだけで恐怖を感じます。
日本の様な1%の小数派でも、イノセント・オブ・クリスチャンの場合には『悪意なき悪意』で、態度がとんでもなく大きいのである。
それなら、これが欧米の様なキリスト教徒が圧倒的多数派なら、余計に『とんでもなく態度が大きいのだろうな』と想像出来ます。これではテロが起きてもある意味では当然なのである。
『欧米人による欧米人のための欧米人のイスラムテロ』 基本的にインチキ臭いニセモノ
去年オバマ大統領はシリアからイラク北部に侵入しイラク政府軍を蹴散らしたイスラム原理主義組織ISIS『イスラム国』を空爆すると言い出したが、その報復だとしてISIS(イスラム国)側がネット上に公開したのが欧米外国人の斬首映像である。
確かにISIS(イスラム国)に対するオバマ大統領の言い分は正しいと思うが、 しかしアメリカはISISを空爆する前年には逆に(ISISを支援する目的で)シリア政府を胡散臭い毒ガス疑惑の口実で空爆するとケリー国務長官は張り切っていたのである。
別に過激派のISIS(イスラム国)でなくとも、アメリカのオバマ大統領のように、これ程露骨に180度態度を変えられたら例外なく誰でもが怒る。
ネット上の、このオレンジ色の囚人服の欧米人はテレビ放映用のピンマイクが装着されていた。 あまりにも違和感がありすぎる。基本的にインチキ臭いのである。
最も違和感があるのは、実はこの映像には斬首の加害者と被害者の2人しか映っていないことであろう。(プロの撮影なので当然ですが、カメラマンや音声さんや照明さんなど撮影スタッフも一切写っていないが、)
ISIS(イスラム国)の残虐極まる斬首テロ映像ですが、被害者が欧米出身であるだけでは無くてロンドン訛りから加害者もイギリス出身だと思われる。
被害者加害者だけでは無くて、画面には映っていないカメラマンなど全員が欧米人であることは疑いない。
基本的に現地では公開処刑なので、このネット映像のように『2人きり』(見物人なし)はありえないのである。
偶像崇拝を禁じるイスラム教過激派では絵画や子供の人形まで禁止で、アフガンのタリバンはビデオ店の営業を禁止しているのである。
飲酒も喫煙も禁止、歌舞音曲の類も厳しく禁じているアフガニスタンとかサウジアラビアでは、庶民にとっての唯一の娯楽とは公開で行われている斬首刑なのである。(他に手足の切断とか鞭打ちも有る)
非公開で撮影されているらしいネット上で公開された欧米人の斬首ですが間違いなく『欧米人による欧米人のための欧米人のテロ』なのである。
(ネットでの公開が目的なのに、なぜか非公開で撮影するなど、基本的にまったく辻褄が合っていない)
そもそも『斬首』は見せしめとして行われるものであり、それなら公開で無いと意味をなさないのである。
(参考資料)
穏健サウジの「ぶった切り広場」ニューズウイーク日本語版
残忍な処刑はテロ組織だけじゃない。米国の同盟国で実行されている斬首刑の実態2014年12月25日(木)16時05分ジャニーン・ディジョバンニ
あなたがYouTubeの熱心なユーザーなら、イスラム教スンニ派テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)の戦闘員がアメリカ人ジャーナリストやイギリス人ボランティアの首をはねる動画を見たことがあるはずだ。あの目を覆いたくなるけれど繰り返し見たくもなる映像のせいで、世界中で彼らへの反感が高まり、彼らに対する欧米諸国の軍事的対応もエスカレートしたのだった。
どう見ても許し難い野蛮な行為である。しかし、実を言うとこうした野蛮な処刑が日常的に行われている国がある。例えばアメリカにとってアラブ圏で最大の同盟国であるサウジアラビアだ。今年だけで既に59人の首をはねている。
サウジアラビアの法制はイスラム法典「シャリーア」に基づく。シャリーアを採用しつつ、別に近代的な刑法規定を持つ国もあるが、サウジアラビアはそうではない(ただし改革を求める声は国内にもある)。
あなたがサウジアラビアで斬首による死刑を宣告された場合、どのようにして最後の日を迎えることになるだろう?
この世で最後の朝は、たいてい独りぼっちだ。朝早くに起床し、最後の朝食を取る。運がよければ、しかるべき鎮静剤をもらえるかもしれない。
処刑は通常、砂漠を猛烈な暑さが支配する前の午前中に、公共の広場で行われる。世界で今も「公開処刑」を行っているのはサウジアラビアとイラン、北朝鮮、ソマリアだけだ。
あなたが死ぬのを見るために大勢の人が集まってくる。イギリスの作家ジョン・R・ブラッドリーによれば、公開処刑はサウジアラビアで、サッカーを除けば「唯一の大衆的娯楽」だ。
あなたが首都リヤドの刑務所にいれば、たぶん「ぶった切り広場」という恐ろしい別名を持つディーラ広場に連れて行かれることになる。
あなたの到着前に、警察と治安部隊が準備を整えておく。好奇心で集まる見物人を下がらせるために非常線を張る場合もあるが、それでも多くの見物人が遠巻きにしているはずだ。
到着すると、あなたは広場の中央に連れて行かれる。公認の処刑人であるモハメド・サード・アルベシが03年に地元紙のインタビューで語ったところによれば、この時点でたいていの受刑者は気力を失い、極度の脱力感で抵抗もできなくなる。
「刑場に着くと死刑囚の体からは力が抜ける」と語るアルベシは、1日に7人の処刑を行った経験がある。自分は「神に代わって」剣を振り下ろすだけであり、特に陰惨な仕事だとは思っていないそうだ。
刑の執行前に被害者の家族の元を訪れ、加害者を許す気はあるかと尋ねることもある。彼らが加害者を許せば、死刑は中止になる場合もあるからだ。「受刑者が死なずに済むよう神に祈り、最後の最後まで希望を捨てない」と彼は言う。
アルベシは88年から処刑人の仕事をしている(一般に、この仕事は代々受け継がれる場合が多いが、彼は違うという)。サウジアラビアでは、処刑人の仕事は首を切ることだけではない。犯罪の種類によって、手首を切り落とすこともあれば、脚を切断することもある。
さて、あなたは広場の中央に連れて行かれ、ひざまずくよう命じられる。首をはねたときに飛び散る血を受け止めるために、周囲にはビニールが敷かれる。ちなみに、手首を切り落とす際には関節を狙うとアルベシは言う。「脚の場合はどこから切り落とすかが決められており、その指示に従って切る」
死刑を見慣れている群衆
最近では処刑人の数が不足しており、それが理由で昨年は斬首刑の廃止案も浮上した。内務省と司法省、保健省のメンバーで構成される委員会は昨年、「公式処刑人が不足していること、一部のケースで執行場への到着の遅れがあったことを考えると(斬首刑の廃止も)現実的な」選択肢だとする声明を出している。おそらく、現在も検討が続いているものと思われる。
処刑人(常に男性)は絶対に受刑者と話をしない。淡々と受刑者の罪状を告げ、コーランの一節を読み上げるのみだ。
そしてあなたは目隠しをされる。これは極めて重要な手順だが、決して人道的理由からではない。剣が振り下ろされたとき、あなたが恐怖で体を動かすと面倒なことになるからだ。一度で切断できないかもしれないし、狙いが外れる可能性もある。血がビニール袋の外にまで飛び散ったり、首があらぬ方向に飛んでいって「回収」が難しくなる可能性もある。
あなたは、首回りの肌の柔らかいところを露出した衣服を着ている。両手は背中の後ろで縛られている。こうなったら、もう身動きはしないことだ。なぜか。雇い主の生後4カ月の息子を殺した容疑で有罪となったスリランカ人のメード、リザナ・ナフィーク(24)の処刑映像を見れば分かる。彼女は体を左右に動かしてしまい、そのせいで首を切り落とすのにひどく手間取った(ナフィークは無罪を主張していたが、13年1月に斬首刑が執行された)。
集まった群衆の間から興奮した声が上がることもある。「彼らは死刑を見慣れている」と、アムネスティ・インターナショナルのサバグ・ケチチアンは言う。死刑の執行日は公式に発表されるわけではないが、それでも噂はあっという間に広まる。
広場では警備員たちが持ち場につき、遺体回収用のジープも定位置で待機する。アルベシによれば「そこで私が死刑執行命令書を読み上げ、合図で受刑者の首を切り落とす」。
たいていの場合、死は一瞬で訪れる。剣が振り落とされたときに首が真っすぐに保たれていれば、切断は驚くほど「きれいに」行われる。だが一度で終わらないこともある。
切り落とされた頭は、まるで壊れた人形の頭のように体から分離し、胴体の前か脇に転がる。それでもしばらくは心臓が動いているから、胴体はピクピクと痙攣を続ける。処刑人はここで一歩下がり、別の人物が進み出て頭を拾い上げる。また別の人物が胴体を回収し、ジープに積み込む。
さて、あなたは死んでも解放されない。公開処刑は国民に、「サウジアラビアでは体制への異議申し立ては許されない」ことを見せつけるために行われている。犯罪の内容は大音響の拡声器で告げられる。あなたの死体がすぐに埋葬されれば幸運だ。しかし罪によっては、はりつけにされることもある。
欧米諸国は見て見ぬふり
首のない死体をさらす方法はいくつかある。首なし死体をクレーンで持ち上げることもあるが、柱が使われるほうが多い。ビニール袋に入れた頭部は持ち上げられた胴体より高いところに、浮いたような状態で掲げられる。犯罪の行く末を示すグロテスクな見せしめとして、死体は最長4日間、そのままにされることもある。
ここに詳述したサウジアラビアにおける斬首の光景は、すべて筆者が多くのビデオ映像で確認したものだ。映像はある人権団体が提供してくれたもので、斬首の残忍さをアピールし、執行数の増加に警鐘を鳴らすのが目的だ。
今年の場合、6〜7月のラマダン(断食月)後、8月4日から9月22日の間に31人が首をはねられた。およそ2日に1人の割合で刑が執行された計算だ。31人目の犠牲者の罪状は「魔術を使った」ことだった。
その後の数週間は平穏に過ぎた。10月初めの時期が、年に1度のハッジ(メッカ巡礼)の期間だったからだろう。イスラム教のハッジは、信者の男性が一生に一度はやらねばならない宗教上の義務で、全世界から数百万人がメッカに集まる。だから混乱を避けるために斬首刑の執行が途絶えたらしい。
ケチチアンによれば、過去数年の死刑執行に関する統計を見ると、サウジアラビア政府が年間の斬首刑執行数を一定のレベルに維持していることが分かる。今年の斬首刑執行数はまだ昨年の総数(79件)に達していないから、これから執行のペースは再び上がるだろうとケチチアン指摘する。
「あくまでも推測でしかないのだが」と、ケチチアンは言う。「今年はゆっくりしたペースで始まり、ラマダンが終わると急に増えた。1カ月以上の間、1日1件執行された。私の推測では、メッカ巡礼の期間に続くイスラムの謝肉祭が終われば、政府は目標とする年間執行数を消化しようとするだろう」
サウジアラビアの豊かな原油と、その戦略的・軍事的な重要性から、アメリカもEUも現体制を強力に支持している。だから恐ろしい時代遅れの公開処刑にも、表立っては苦言を呈さない。ジョン・ケリー米国務長官は9月にサウジアラビアを訪れて、ISISに対する有志連合を結成するためにアラブ各国の外交官と話し合ったが、人権侵害の話題には触れなかった。
しかし、これは明らかなダブルスタンダードだ。サウジアラビアの地政学的なライバルであるイランに対しては、アメリカの政治家はよく人権侵害を非難する。だが実のところ、イランの政治過程はサウジアラビアよりもはるかに民主的だ。
ではなぜ、サウジアラビアには目をつぶるのだろうか。ISISの斬首はおぞましいが、サウジアラビアの場合は見て見ぬふりだ。
「ISISの行為を非難するサウジアラビアが、自分の国では残酷な刑罰の執行を認めていることには矛盾がある」と、レバノンの首都ベイルートにあるカーネギー中東センターのリナ・ハティーブは言う。
「自国の囚人には死刑を宣告する一方で、サウジアラビア政府はISISの暴力を非難する声明を出している。つまり、彼らが非難しているのは暴力そのものではなく、その合法性の欠如だということになる」と、ハティーブは言う。要するに「国家による暴力は許されるが、国家ではない主体の暴力は許されないということだ」。
量刑は裁判官の自由裁量
斬首刑を適用されるのは殺人犯だけではない。大半は不倫や「魔術の使用」、あるいは麻薬関連の罪だ。8月には「麻薬の受領」で4人が処刑された。
「死刑は犯罪だ。あとで冤罪と分かっても、間違いを正すすべがない」と言うのは、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアダム・クーグルだ。「本当に取り返しがつかない」
サウジアラビアには近代的な刑法がなく、刑の宣告はたいてい裁判官の自由裁量に任されている、とクーグルは言う。今年、斬首刑を執行された59人のうち、20人は麻薬密売の罪に問われた人々だ。
匿名を希望するある活動家によれば、こうした死刑囚は「麻薬の大物売人ではなく、麻薬の所持で捕まった人たちだ。サウジアラビアの南部はイエメンに近く、政府に反感を抱く住民も多いため、当局は特に神経をとがらせており、麻薬の密輸も厳しく取り締まっている」。
斬首される人の多くはサウジアラビア国民だが、その他の中東諸国の出身者もいるし、パキスタンからやって来た密輸業者もかなりの数に上る。
強盗、殺人、麻薬、児童性愛に加えて、斬首刑に処せられるもう1つの犯罪カテゴリーは政治犯だ。11〜12年に立ち上がったシーア派住民のように、政府に抗議したり、改革を要求した活動家たちの場合、刑の宣告から処刑まで待たされる苦痛に満ちた期間は数カ月、時には数年に及ぶ。
12年7月に逮捕されたシーア派の聖職者ナムル・アルニムル師も、処刑を待つ政治犯の1人だ。裁判所は、演説で暴力を誘発し、シーア派住民の多くが住む東部行政区で起きた騒乱をあおったという理由でアルニムルに死刑の判決を下した(彼の18歳未満の甥も斬首刑を宣告されている)。
サウジアラビアは欧米にとって、ISISとの戦いにおける重要な同盟国だ。だからといって残忍な公開処刑を見て見ぬふりでいいのだろうか。
「アメリカをはじめ先進諸国が、ISISの蛮行を含めたアラブ地域における人権侵害を本気で問題視していることを知らしめたいのなら」と、アムネスティのケチチアンは言う。「同じ基準を、最も親しい同盟国にも適用しなければならない」
[2014年11月 4日号掲載]
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母親の勧めで、わざわざ中学受験までして、
中学・高校とキリスト教の学校に通学をしておりました。
ところが、お金持ちが集まるキリスト教の学校でもん、
(今と成っては、キリスト狂だからこそと言えますが)
イジメと体罰と窃盗が横行していており、教師の「質」も
善し悪しが極端でして、良い先生と対話をしている時は
勉学も捗りましたが、「低能狂師」のお相手をする時の
「嫌悪感」は、逃れられない悪夢のでしたネ。
卒業する頃には、
極端なキリスト狂嫌いに成っておりました。
さて、大学受験で一応は「合格」をした私ですが、
すっかり学校嫌いが身に付いてしまっていたので、
父の反対を押し切り就職をしたのでありました。
就職先には「先輩風を吹かす」人物が居り、
私に「学歴」を訪ねて来ましたので、
その頃は「素直」だった私は正直に応えました(笑)
すると、その「先輩」はなんと姉妹校の出身者で、
自慢気に、
「お前の卒業した学校よりもオレの出身校の方が上だ」
と、宣わってくれました。
大学卒ならば、イザ知らず「高卒」程度の学歴を「自慢」
とか?
キリスト狂とは、つくづくウンザリとさせてくれる、
キチ宗教なのだと思い知らされました(笑)
キリスト教など一神教ですが、これ、最近増えている高速道路を逆走する高齢者ドライバーの恐怖と同じ種類の話だと思いませんか。
高速道路を逆走する高齢者ドライバーが怖いのは、自分が間違っている(逆に走っている)との当然の自覚が無いことなのです。
自分が正しくて、それ以外の全員が逆に走っていると解釈するから、間違いを訂正出来ないのですが、・・・
困ったことに政党では、この『一神教度数』が一番高いのが日本共産党なのですね。
ほんの少しでよいから『自分が間違っているかも知れない』と考えるだけでも随分良くなると思うのですが、・・・共産党ではこれが一番苦手なのですから困った話です。
今に日本ではキリスト教信者1%の少数派であり、問題ともならない数字です。ましてやイスラムとかユダヤなどはもっと少数派であり問題とはならない。
今のニホン国での一神教問題なら、矢張り靖国神社を本山とする一神教もどきの破壊的カルト宗教の国家神道でしょう。
このインチキ宗教と言うか、破壊的カルト宗教に首相の安倍晋三とか自民党政府の有力閣僚が軒並み感染しているのですから恐ろしい。
日本国全体が病的に右傾化して、民主党を筆頭に野党が全員自民党との対決を恐れて日和見を決め込んでいる中では、日本共産党一人がファイティングポーズを取っている。
日本国のためには、ここで唯一の左翼である共産党に頑張ってもらわないと日本国自体が崩壊するが、今の志位委員長とか赤旗が何とも頼りない。発言が穏健保守程度なのですから心配です。
有難く存じます。
「是非、直接に会って色々とお話をしたい」とか?
野暮ったい事を書きたくなってしまいました(笑)
これからもよろしくお願いします。
今回のフランスのテロは ウクライナ問題でのロシアへの経済制裁を解除する方向に動いていた オランド大統領への米英の圧力という見方もある様ですが それだけでは説明出来ない根深い問題があると思います。
アメリカやフランス その他欧米諸国が今まで主に21世紀以降も中東でやってきた自らは手を汚さない空爆などでの虐殺の方が イスラムのジハードの戦士がやっている攻撃より明らかに被害が多いですし 欧米が侵略を止め手を引けばテロはかなり減る筈です。
イランラジオで イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のジョーカール委員が
「西側諸国、特にヨーロッパとアメリカは、近い将来、テロ組織の活動に対する、より多くの代償を払うことになる」
「テロ思想は、まさにアメリカやヨーロッパがこれを拡大したように、西側にも影響を及ぼす」
「アメリカ軍が地域に駐留することで、テログループの活動が活発化している」
と発言したのが掲載されていましたがその通りだと思いました。
アメリカやヨーロッパがやっている イスラム国への空爆での大量戦闘員殺害は綺麗な正義で それに対抗した これから起こり得る 裏切られたイスラム国の欧米諸国への反撃は悪とされるのでしょう。
欧米や日本は これからの世界を主導する力は残されておらず ロシアや中国・イランなどの国々に主導権を奪われ国際的地位が低下するのも時間の問題だと思います。
今回のテロ事件ですが、これは矢張り陰の主役がイスラエルとサウジアラビアと言う、アメリカの同盟国との関係です。
ISIS(イスラム国)ですが、これ、サウジアラビアの傭兵部隊のことですよ。
ISISの支配地域ですが、色々言われているが丸っきり新しい『サウジアラビア』であり、それ以上でもそれ以下でもない。
他の過激派組織との際立った特徴であるISISの不思議の第一は、その豊富な資金源であり、世界一の石油大国のサウジアラビアのピースを一枚加えれば、全ての疑問は氷解する。
ISIS(イスラム国)とはサウジアラビアの外人部隊なのです。
だから一昨年にはISIS(イスラム国)を支援してシリア政府を空爆するとケリー国務長官が張り切っていて、
去年は180度逆にオバマがISISを空爆し出したら、さっそく今回のテロ事件が発生する。
此処で問題なのがイスラエルで、ガザで何千人も虐殺しておきながら、厚かましくも『イスラム過激派に攻撃されている』と言い出した。
よくも、抜けぬけととしか言葉も無い。パレスチナ人の大虐殺で劇的に低下したイスラエルのイメージアップの可能性まで有るが、サウジアラビアとイスラエルが、この問題の主役であることは間違いないでしょう。
OPECですが1バーレル40ドル台でも減産する気はまったく無いのですよ。
アメリカのシェールオイルとのチキンレースを行ってるのですが、基本的にアメリカに勝ち目が無い。半年程度で勝負はつくが、サウジアラビアやその傭兵部隊のISISが勝つのをオバマが容認するはずも無いので、これからがカタストロフの本番です。双方とも死に物狂いで。何が始まるかは予想がつかないが、とんでもないことになることだけは間違いありません。